A Counseling in English on lunch
先日の事。 ある語学学校が主催した「フレンチのランチを食べてテーブルマナーを学びましょう」というのに参加した。 参加はほんの偶然で、まあ、ピンチヒッターのようなものだったけど、 横浜の豪華ホテルが会場だったので、つい参加してしまったのだ。 予想以上に立派な会場(地上70階)。 予想以上に立派な料理。 学生もいたので酒が飲めないという致命的な欠点を抱えていたが、大いに楽しんだ。 ところがひとつだけ、予想外のことがあった。 それは相席が外人だったことだ。 ポーランド生まれ、イギリス育ち、フィンランドにも家を持ち、なぜか鎌倉に住んでいる彼女は やたらとしゃべった。 しかも反対隣が無口だったため(語学学校のはずなんですが・・・) 僕らはずーーーっと喋りっぱなしだった。 彼女は、僕の仕事や研究内容にも興味を示し、 ヨーグルトとケフィアの違いとか(ちなみにぼくは やずやの社員ではない) 納豆菌とヨーグルト菌の違いとか 豆乳と牛乳のどちらが体に良いかというマニアックな話をしたあとで、彼女の仕事の話になった。 彼女はセラピスト兼カウンセラーだそうで、、、 イギリスでは資格を持っているらしく、日本での資格をとろうとしている。 ヨーロッパ人と、日本人の悩みの違いを話していたつもりだったのだが、、、、 なぜか自分の身の上相談になってしまった。 だって"For instance, "と言い出したら、自分のことしか浮かばなかったんだ。 彼女の目はそこからプロの目になり あやしげな光をおびて、僕の顔をじっとみて、 いろんなことを言った。 人生にはいろんな障害があること。 自分のまわりにいる80%の人は、自分のタメにはならないnegative interactionの人であること。 そういう人とはできるだけ接しないようにすること。 それでも、そういうまわりの人間を理由に自分をrepress, shrinkしてはならないこと。 自分の人生に対して、自分自身が100% responsibleであることを自覚しなおす事。 not your boss, not your girl your friends, not your family , but you are 100% responsible to your life. と彼女は力強く言った。 うーーん、 さすがヨーロッパ流。力強いカウンセリングだなぁ。 こうして、思いがけずタダで英語の練習と、カウンセリングを受ける事ができたのだった。 でも、、、 英語がずいぶんひどくなったことを再確認して焦ったのと、 余裕がなくなったせいで、後半の料理の味をあまり思い出せなくなったのが残念だったけど(笑) 前菜 ピンク色のが砂糖大根だったのにビックリホウボウのポアレポアレとはフライパンで焼くという意味だそうだ。デザート。リキュールが上品でメチャメチャ美味かった。