1歩1歩
今日はカウンセラーさんに会いに行ってきました。本当は来週の予約だったのだけど、捨てる神あれば拾う神あり(と言うのか?)一コマだけ時間が空いていたので、予約させてもらいました。ここ数日にあったことを話しました。彼の言葉で傷付いたこと。いい病院って何?ということ。家族とのかかわりのこと。大半は、彼とのことです。彼の言っていたことは・・・病気だから正しい判断は出来ない。もっといい医者に診てもらうべきだし、家族もそれに一緒に行くべき。探すのが大変なら家族が見つけてくればいい。これに対して私の考え。病気だから正しい判断が出来ないというのは、明らかな偏見なのだと思う。確かに、そういうときもあるかもしれない。でも少なくとも、自分の意思があって生活も普通にこなしているという今の状況ではそれはあてはまっていないと思います。しかし、そういう風な知識を与えてしまったのは私自身でもあります。私は「理解してほしい」という一心で、うつ病に関する本を赤線を引いて付箋を貼って渡したりしました。本に書かれているそのまんま、受け止めてしまったのですね。これはもう、仕方ないこと。彼も彼なりに色々と調べたそうです。それを勉強して、その上での彼の言葉だったのだと思っています。けれど、本や、メディア上のことは一般論。うつには、色々な形があります。それぞれのうつ人の数だけうつの形がある。そして、私には私の形があります。だから、仕切りなおし。病気のことは、私が選んでいきます。誰に何を頼り、相談するのかも。病院を選ぶのも。病院も、もしかしたら今の病院は私に合っていないのかもしれない。でも、たとえそうでも今はそう感じていない以上、転院する必要はない。なぜなら、これも人それぞれだから。もし、家族が「ここはいい病院だ」と見つけてきたとしても、私が行ってみて「合わない」と感じるたならその病院は私にとって、本当の意味での「いい病院」ではないから。家族とのことは、「どんなに近い関係でも他人が土足で入り込むことはしてはいけない」ということ。家族にはそれぞれの形があって、それぞれの役割があります。私は父、姉と疎遠です。けれど、父には父の役割をしてもらっているし、姉にしてもそうです。本当は、もっと近付いてゆきたいけれど、急には出来ない。少しずつ、少しずつ、見えないくらいの速度で変わってゆくのだと思います。親だから、家族だから、という考えはどの家庭にも当てはまることではない。私の考え。カウンセラーさんに補足してもらいながら、自分が思っていることにブレは余りないと思いました。「わかばさんのその考え方でいいと思うよ」と言っていただいて、今まで勉強させてもらった成果かな?だからと言って調子に乗らないように気をつけないとだけど。自信を持って、今日彼と話すことが出来ました。こんな風な話をして、こういうアドバイスをしてもらったよ、ということを(少し私の都合も合わせて)話しました。彼はうん、うんと聞いてくれました。話の内容はかなり私が(願望含め)補足してますが・・・(-_-;でも、落ち着いて、話が出来たので良かったです。私のことを信じるよ、と言ってくれました。たくさん、たくさん傷付いたし、つらかったけれど、方向が見えてきました。目指すものもぼんやり見えてきました。今は、結婚だとか、形のことは考えないようにします。ただ、お互いが心地良く、幸せだと感じられるように。支えあっていけるように。それには本当に長い時間がかかると思います。でも、私はもう覚悟しています。どんなに急ぐよりも、今は自分の足元の地盤をしっかりと固めて、一歩一歩歩いていくことが、一番私にとって必要だと思います。彼との関係についても。昨日よりも今日。私は強くなった気がする。病気だから弱いんじゃない。病気は弱さを教えてくれる。自分の弱さを見つめられるから、強くなっていける。そう信じています。