映画「玄牝(げんぴん)」を観てきました☆
映画「殯の森」の河瀬直美監督の最新作、「玄牝」を観てきました。映画「玄牝(げんぴん)」オフィシャルサイトhttp://genpin.net/index.html初めて今池にある名古屋シネマテークに行きました。(他には愛知県だと、イオンシネマ岡崎でも上映中のようです。)愛知県岡崎市の産院、自然分娩を行っている吉村医院を舞台にした命と向き合う人々のドキュメンタリーです。周りの友人が出産したり妊娠したりで、「子どもを産み、育てる」という事を以前より身近に感じ始めていた今日この頃。テレビに河瀬監督が出ていて、この映画について語っているのを見て、どうしても観たくなり、上映を楽しみにしていました。いざ当日向かってみると、映画館のロビーは多くの女性(妊婦さんも)でごった返していました。夢中になって観ていたら、時間が経つのがあっというまでした。観て良かったです。帰りに受付で買ったパンフレットをパラパラとめくりながら、映画の中で印象に残った言葉や光景を思い出しながら、余韻を噛み締め、味わいながら、帰りました。自然分娩賛美ではなく、様々な視点から、客観的に撮っているドキュメンタリーだなぁと感じました。ここまで現場に密に入り込んだ監督やスタッフさんも、心を開いて、自然体でいらっしゃった妊婦さんたちも皆素敵だなぁと思いました。出産を迎えるまでの妊婦さんそれぞれの心模様、言葉、おばあちゃん、出産に立ち会ったご家族、子どもたちの様子、頼もしい助産婦さんたちの姿、そして先生の存在、木漏れ日のゆらめき、草花の美しさ、音色の切なさなどが心に残り、じんわりと静かに染みこんできています。これから出産を迎える友人、既に出産をした友人、色んな人のこの映画を観た感想を聴いてみたい、そんなふうに思いました。自分自身、またもっと時間が経った後、また再び観てみたい、そんな作品でした。河瀬直美監督の他の作品も観てみたくなりました。〇「萌の朱雀」〇「河瀬直美ドキュメンタリーDVD-BOX[5枚組]」につつまれて/きゃからばあ価格:3,591円(税込、送料別)