自然災害について調べた
2007年末から、住宅の第1候補地とした多賀城市について、災害に弱いという問題が無いかどうか調べた。ネットの情報で相当のことが分かった。また現地販売事務所でも詳しい説明を聞いた。多賀城市城南では浸水被害が起きたことがある。近くを流れる砂押川の氾濫によるものだ。しかし、河川改修が進み、宮城県作成の浸水予測マップによれば被害は想定されていない。城南の販売事務所で聞いたところ、排水設備とポンプ場を新設したので、それ以来は台風時でも浸水はしていないとのことだった。震災については、宮城沖地震が遠くない将来に予想されている。また、2000年以上の間隔で起きると言われる長町・利府断層による地震の恐れも無しとしない。宮城県の予測によるとこれらの地震では震度6の揺れを覚悟しておくほうが良さそうだ。また、液状化の被害もありうる。過去には、丘陵地でがけ崩れが起きたこともある。震度6程度であれば、今の住宅は倒壊したりしない。城南は平坦地なのでがけ崩れの心配はない。ということで、購入候補地は災害対策で大きな問題は無いと考えた。液状化については、起きたときに対策をとるしかないと割り切ることにした。この土地には、古く奈良・平安の時代に城があり城下町があったのだ。その頃の人が住み着いた場所だからそんなに悪い所ではなかろうとも思った。