大琳派展-継承と変奏-@東京国立博物館
「大琳派展-継承と変奏-」 出掛けて参りました。 前日、都内激しい雷雨があって、心配したお天気も回復♪鳥のさえずりの聞こえる午前9時の上野公園、空気もいつもより透き通っているようで、雨上がりの恩寵? 緑の匂いが立ち上り、その中を歩いているのはとても気分良し♪ 開園前の待ち合わせ。前回のように、凄まじい人の数でもなさそうで、ホッ!(これって、やっぱりメディアの取り上げ方が、人足に影響大なんだろうな~…)風神、雷神様のお姿に、軽く興奮、、笑会期が長い展覧会は、その内その内と思っているうちに、見逃すこと多々あり。。。&、最後の方はメチャ混み状態になる事も多し。 で、今回は25日位が良いのでは、、、と待ち合わせたのだけれど、、、 これ、大失敗だったのです、、涙 待たずに入れたとはいえ、それなりに混み合う会場で、一点一点、順々に眺めながら数々の作品を堪能。。 今回の展覧会、友達も私も事前に何の情報も仕入れず、ま、あるがままに楽しみましょ♪とのスタンス。。で、それはそれで良かったと思うの。。それぞれの風神、雷神の違いに、、ほ~、、と見入り。。精巧な細工箱に見とれ。。意外な発見、、酒井抱一の風雅で繊細な後期の作品がとっても良くて。。 ぐるっと1周してから・・・ あれ??風神様・雷神様。。私達、肝心要の、元になる作品観てないよね?会場には、尾形光琳・酒井抱一・鈴木其一の作品が並べて展示されていたのだけれど、肝心の、俵屋宗達の屏風が、ない!!→最初は特別に別室に飾られているものとばかり、呑気に鑑賞していたの・・・が、何処にもない!!あれ?見逃した??慌てて、再度会場をぐるり。。。無い!!で、パンフをよーく読むと、、期間入れ替えの作品になっていた、、、え~~~!(T T) それまで、見応えがあるわ♪と、じっくり楽しんでいた気分が、一瞬でガックリ・・・ あ~。。大バカな私達、、、それにしても、入れ替えするにしても、、何で本家本元の作品なの・・・? (いや、確認しなかった自分たちが×なのだけど、、涙) あ~~。。観たかった。。 更には、燕子花図屏風も、酒井抱一の作品はあったけれど、こちらも本元の尾形光琳、期間が終わっていて、観られなかったのでした。。。 これから、ご覧になる方は、期間入れ替えの作品、御注意です!!(なんて、うっかりするのは、私達くらいか・・・?(T▽T)ノ) ※それにね、実はこの展覧会、友達がチケットを貰ったからと言う事で、ただで観ているの。。。文句言うのは贅沢?? 。。。これからは、観る前には忘れずチェック!! ま、ともあれ、日本人のDNA、満足出来る、とても見応えのある展覧会でありました。 ほーっと思ったのは、七福神の姿とか、とてもユーモラスに描かれているのね。風神様・雷神様もそうだけれど、現代でも充分に通用するデフォルメの形。風神様なんて,CMに堂々登場してるしね、、笑数百年彼方の日本人のユーモアが、今の私達に色褪せていないって、凄い事だな~。。いや、むしろこの絵をもし今学校の美術の時間に提出したら、フザケルナって、教師に怒られるかも?→お腹に魚の乗った神様だっているのだ、、笑で、その同じ画家が、繊細で優雅な四季の移ろいを表現したりもしているのが、懐の深さを感じるのであります。。 国立博物館を後にして、いつもなら上野公園を抜けて駅に向うのだけれど、この日は初めてのコース。。裏手へ回り、言問い通り方面へ・・・ 駅前のゴミゴミが嘘のように、閑静で落ち着けるコース。。。♪ すぐ近くにある、国際子ども図書館。ものすご~く、素敵な建物でびっくり!!子どもで騒がしいのかと思っていたら、全然そんな事なくて、一度立ち寄ろうとチェック♪ 徳川家の墓所、寛永寺を通り抜け。。 谷中の辺り、古い家並みがそのまま残っています。。看板につられて、思わずパチリ。。営業しているのかしらん?前回、迷路のような小道に迷った時に抜け出た、愛玉子近くを通り、感慨深い気分、、あ~、あの時は、一生悪夢の中から出られないかと思ったわ・・・…(ノ_ _)ノ 愛玉子はもうこりごり(笑)なのだけど、そのお向かいには、♪♪↓岡坐栄泉。。この建物も歴史を感じますわね~。。もちろんこちらで、お約束の「あれ♪」を購入♪ (うふふ。食べたらご紹介です、、)旧吉田酒店 (ここは下町風俗資料館になってます)を覗いて、、、 実は、博物館を出た時から、お腹ペコペコの私達、、この後、とーっても素敵な場所♪でお茶なのです♪♪。。(^-^)v 続く・・・★