いのちのリレー
コロナ禍で、マスクは日常生活に欠かせないものになっています。不織布のものが主流ですが、一時の品切れもあり、布マスクも増えています。既製品も多いですが手づくりも多く、twitterで「#自慢のマスクを見てくれよ」で検索すると、色々な手づくりマスクがたくさん出てきます。楽しくて、見ていると時間を忘れるくらいです。さて先日、大人のおしゃれ手帖という雑誌で、女優の南果歩さんが、「いのちのリレー」というエッセイを書いておられました。とても心に響く内容だったのですが、中でも(マスクを作って販売している身として)印象に残ったのが、「無防備に捨てた使用済みのマスク」について、警鐘を鳴らしておられた個所です。誰かが無防備にマスクを捨てたら、それを始末する人には感染のリスクがある、と。ああ、確かにそうだと思いました。気をつけなくてはいけないと改めて思いました。そして、布マスクはもしかしたら不用意に捨てにくいかも、とも感じました。もちろん布マスクも、取り扱いに気をつけることは使い捨てマスクと同じです。ただ、洗って繰返し使うことが前提ですから、捨てることが少ないのです。そう考えると(私の勝手な思い込みかもしれませんが)、なんだか嬉しくなりました。今、宮田織物はアイソレーションガウン(医療用ガウン)を縫っています。次回は、そのお話を書きますね。▼宮田織物の夏マスクhttps://shop.miyata-orimono.co.jp/view/item/000000000631?category_page_id=all_items