テーマ:ワイン大好き!(30842)
カテゴリ:イタリアワイン
今回はイタリアワインです。北イタリアの白になります。 チャンパニス・ヴィエリス・シャルドネ2010。生産者はヴィエ・ディ・ロマンス。北イタリア、スロヴェニアとの国境に近いフリウリのワイナリーです。赤やロゼも手がけますが、このワイナリーの本領はやはり白。ビアンキスタと呼ばれ、シャルドネやソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリージョなどで骨太なワインを造っています。ブドウは完熟にこだわり、種まで柔らかくなるくらいまで収穫しないのだとか。 セパージュはシャルドネ100%。ヴィエリスは樽ではなくステンレスタンクで醗酵・熟成させるタイプです。価格は、写真のお店で3465円。 色は薄く、淡さを感じる黄色です。 香りはミツっぽさに加え、樽を使っていないにもかかわらず焼き芋や焼き栗といった甘く香ばしいニュアンスが感じられました。その他、ハーブっぽさや白い花、オレンジや蜜柑といった柑橘、それに少々の石灰っぽさも。 味わいはフルーティかつジューシー。果実味中心で、穏やかな酸がそれを裏から支えているといった印象です。ボディは丸さがありつつも、ボリューム感、エキス分を感じるミディアムといったところ。 大柄なワインですので、合わせる食事もしっかりしたものの方がいいようです。 シーフードですと、サーモンやハマチなどが入ったサラダを合わせてみましたが、ワインのパワーに脂の乗ったハマチが一番嵌ったかなという感じです。 肉系はどうかなということで、鶏肉のポトフやフライドチキンをつまんでみたところ、ポトフの穏やかな味わいも悪くないですが、フライドチキンくらいパンチが効いているくらいで丁度よかった感じです。衣の油や肉の脂にワインのボリューム感や果実味が効きますし、肉の鉄っぽさも旨みに結び付けてくれます。 シンプルかつ味のしっかりした白い肉の料理がいいようで、他に煮豚もいいつまみになりました。 ヴィエ・ディ・ロマンスらしいボリューム感のある1本でした。大き目のグラスを用いたいところです。しかし、その中にもキレイさがあるのは流石。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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