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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2014年12月14日
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カテゴリ:イタリアワイン

今回は北イタリアの白です。品種は、土着ではなくシャルドネになります。
ブッシアドール ランゲ・シャルドネ2010。生産者はアルド・コンテルノです。ピエモンテ州で、18世紀から続くバローロの名家、ジャコモ・コンテルノの一族です。5代目に当たりますが、ワイナリーを引き継いだのはお兄さん。その後、アルノは兄とのワイン作りについての哲学の違いから1969年に独立、自身のワイナリーを始めました。やはり、バローロを中心に生産しており、白はこのシャルドネだけになります。
価格は、写真のお店では8600円ですが、これは期間限定特価だそうで、基本的に9000円を切ることは無さそうです。

はツヤのある淡い黄色。バローロにバリックは使わないそうですが、このシャルドネには焼きは抑えてあるものの、バリックを使用しています。

香りは、オレンジや少々のグレープフルーツっぽさといった柑橘の要素や、パイナップル、それに軽いイチゴっぽさなどフルーティさしっかり。さらに、焼き栗、蜜、洋酒やドライフルーツを用いたケーキのようなニュアンスもあり、全体的に甘い雰囲気が強め。そこにヨードっぽさや白コショウ、ハーブ、微かなキノコっぽさなど複雑なニュアンスも加わってきます。

味わいは、香りの印象程果実味は突出しておらず、バランス型といっていいくらいです。果実味は確かにやや前に出ては来ますが、繊細さがありますし。そこにしっとりと柔らかな印象の酸が、拮抗する程度で加わってきます。ボディも、クリアーな質感かつ繊細さのあるもので、精々ミディアムライトといったくらい。

香りは華やかですが味わいは大人しく、単独でも飲みやすいワインですが、食事にももちろん行けます。
パプリカなどが入った鶏のテリーヌをつまみましたが、野菜の甘みや香りにワインの香りや果実味がよくマッチします。また、テリーヌのあまりきつくない柔らかな旨みにもいい感じでした。
魚介では、サワラのクリーム煮をしてみましたがちょっと違う感じ。クリーム系のものよりも、よりシンプルにグリルなどの方がよさそうです。また、お寿司ですと、サーモンや脂ののったブリに香りの華やかさと果実味がいけますし、赤身との香りの面の相性もまずまず。生魚系も結構いけるようです。

面白いワインでした。ピエモンテの白という事で、もう少し峻厳なタイプをイメージしていましたが、北の産地らしく抑制は効いているものの、華やかな香りと穏やかな飲み口で、スイスイ飲める楽しいワインでした。

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最終更新日  2014年12月15日 12時51分45秒
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