ワインヲタ入門生のチラシの裏

vinoblevineyardさん訪問後、三次ワイナリーさんへお送りいただきました。

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何度か訪問させて頂いている三次ワイナリーさんですが、今回は日曜、しかもまだ休日の牡蠣焼き実施期間中という事もあってか大変な賑わいでした。
物販・試飲コーナーもかなりの混雑ぶりでしたが、それでもやはり目当てはTOMOEシリーズの試飲。何とかスタッフさんを捕まえ、試飲をお願いしました。

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試飲させて頂いたのは以下の4種です。

・TOMOEデラウェア2014
2014のデラです。2014年は非常に厳しい年で、岡山では8月の日照量が例年の3割だかそのくらいだったのですが、三次でも8月に雨が降らなかったのがわずかに2日という状況だったそうです。
その為、三次ワイナリーでは徹底した選果を行ったそうで、ものによっては例年よりいいくらいのものもあるのだとか。このデラウエアはそんなヴィンテージのワインですが、やや微発泡しており、柑橘やハーブ系などグリーンのニュアンス強めな香りと相まって非常に爽やか。やや辛口表記ですが、そこまで甘いというものではないためさっぱりいただけました。酒質も、ライトですが弱弱しい感じではなく、日本のヴィーニョ・ヴェルデといった印象。
このワインは、厳しい選果がいい方に転んだものかもしれませんね。

・TOMOEシャルドネ・クリスプ2013
今までシャルドネステンレス発酵というそのまんまの名前でリリースされていたステンレスシャルドネが、2013はクリスプという名前で、少し値下がりしての発売となったそうです。
色は淡く、果実味をしっかり感じるやや辛な印象ですが、しっとりした明るい酸が入り、ボディもしなやか、香りにも、黄色い柑橘やバナナ、パイナップルといったフルーツやミネラル感が感じられ、かなりいいなと。度数が13.5という驚きの数字です。

・TOMOEマスカット・ベリーA・ブラッシュ2013
三次ワイナリーにはベーリーAのワインのイメージあまりないかもしれませんが、勿論ちゃんとあります。こちらはベーリーAのロゼ。
色合いはかなり薄く淡いピンク色。香りはやはりイチゴ感があり、イチゴキャンディーやフレッシュベリーを感じつつ、微かなピンクグレープフルーツや酵母感もあったでしょうか。ただ、香りもやはりおとなしいです。味わいはやはりこちらもやや辛口ですが、確かに甘味は感じるもののこれも優しいです。質感はクリアーで、白ワインに近いタイプですね。

・TOMOEプティ・ヴェルド
三次ワイナリーのプティ・ヴェルドは基本的にブレンド用ですが、いいブドウが取れたのでメインで仕込んでみたという特別キュヴェです。プティ・ヴェルド表記ですが、少々のメルローもブレンドされているとの事。
色はしっかりついています。赤みのある深いガーネットで、透明度はそこそこ。香りは、ハーブっぽさが強く出つつ、茶色いスパイスや軽いカラメル感、黒いフルーツやドライベリー等を感じました。ボディは丸いミディアムで、程々のエキス分も。また、果実味、タンニン、乳酸系の酸とらしい要素をきっちり感じられました。

流石の仕上がりのワインでした。中でも、デラウエアとシャルドネはかなりのコスパかなと。プティ・ヴェルドも面白かったです。ピノ・ノワールやシラー等、このワイナリーも色々と新しいものを出してきてくれており、時々こうして訪問させて頂きたいワイナリーの一つです。

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三次ワイナリーで試飲後は芸備線で広島市へ。当日は、マツダスタジアムで黒田投手の凱旋登板の日とあってカープユニフォームの方も多く見かけました。こちらは、駅前からスタジアムへ行く途中のローソン。流石、カープの御膝下ではローソンも赤い！

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そしてお好み焼きです^^駅ビルの上で食べようかと思いましたが、案の定混んでいたので、駅前の福屋の横にある駅前ひろばへ。
ここにはたくさんのお好み焼屋さんが入っていますが、今回はその中の焼くんじゃへ。ものすごい勢いの客引きとテンションですが、中々面白いスタッフさんたちでした。
お好み焼きの方は、もやしもしっかりなのでややしっとりした感じでしたが、生麺の旨さがよく感じられましたし、天かすがまたいいコクとうまみをプラスしてくれていました。

ワイナリー→広島グルメの流れは、個人的に結構気に入っています。ワイナリー見学って、ワイナリーへ行くことも勿論楽しみなのですが、やはり「旅行」なわけですし、ご当地グルメや観光地なども楽しみの一つだよなあと思います。
特に、ご当地スーパーの魚コーナーへ行くと、全く見たことのない名前のものが並んでいたりして面白いですよ。


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