テーマ:ワイン大好き!(30792)
カテゴリ:ワイナリーへ行って来ました
東京へ行く機会が出来たので、以前からお邪魔させて頂きたかった東京ワイナリーさんへ行ってきました。
東京ワイナリーは、練馬区大泉学園の、駅から10分程度、小泉牧場という、23区内唯一という牧場のそばに醸造所を構えています。といいましても、周りは広大な土地、というわけではなく至って普通の住宅街といった感じ。 東京はワイナリーは、東京にも多くの畑があり農産物が取れている、中でも練馬のこの近くでは「高尾」といったブドウが作られていたことから、この地元の農産物をもっと広めたい、都産都消を進めたい、との思いで、元々ワイン好きだったというオーナさんが立ち上げられました。 そういうわけで、ブドウは練馬の契約農家からのものと、量が6000Lに届かないこと及び以前から興味をお持ちだったブドウを使ってみたいという事で、都外からの購入ものの2種類を使っています。ただ、契約農家さんは結構熱心だそうで欧州系品種にも意欲をお持ちだったり、やはり、東京でも耕作放棄地があり、今は醸造販売に集中するが(オーナーさんは飲み手とのつながりをとても大切にされています)、将来的に自社農園を取得するかもということで、東京産ブドウの比率は将来的に増えていきそうな感じでした。 因みに、欧州系品種としてはやはりまずシャルドネとの事。近くに東京大学の農業研究施設があり、そこで話を聞いてもいけるんじゃないかという事だったそうです。 ワイナリーでは、醸造設備をガラス越しに見られるほか、試飲もさせて頂けます。ただ、この時期は残念ながらワインは根こそぎ完売とのことで、今販売中の青森産紅玉&ふじのシードルを試飲させて頂きました。 どちらもしっかりドライ、無濾過、火入れ無しで酵母感の残ったスタイルです。ただ、特段自然派な感じにしたいというわけではないそうで、酵母も培養のものをしっかり使われているとの事。 ふじはより酵母感が強く、ただ、時間と共にフルーティさがぐっと出てきました。一方、紅玉は最初から比較的透明感のある感じで、リンゴをよりはっきり感じられたでしょうか。 今回は、まだ歩き回る予定があったので紅玉のハーフサイズを1本頂きました。写真をご覧いただけばわかりますとおり、ありがたいことにカードにも対応してくださっています。 入り口横には果実酒製造免許を取得した、東京初のワイナリーとの記載が。 東京のワインシーンでは、日本ワインはすっかり定着していますし、地元のワイナリーが作ったワイン、さらに、それが東京産のブドウを使った地ワインとなれば、間違いなく注目されるでしょうね。そして、そんな東京地ワインを、地元の野菜などの食材と合わせていく、といった事が出来れば、食文化の幅がまた一つ広がりますね。 今後とも要注目なワイナリーがまた一つ増えました。今回はありがとうございました!とりあえず、次はワインの試飲をさせて頂けるタイミングでお邪魔させて頂かないといけませんね^^ にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年04月01日 17時28分04秒
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