テーマ:ワイン大好き!(30784)
カテゴリ:ワイナリーへ行って来ました
日本ワインコンクールやジャパンワインチャレンジで、この2015年好成績を残したのが広島の三次ワイナリーです。
シャルドネ新月等で銀賞や銅賞を獲得しています。 今回、そんな受賞ワインや新しくリリースされたワインの試飲をさせて頂くべく、三次ワイナリーさんへ御邪魔させて頂きました。 今回試飲させて頂いたワインです。なお、シャルドネ新月のナイトハーヴェストや、その他の収穫は主に来週、小公子など早い品種は既に収穫を終えているものもあるとの事。例年、もう1週くらい遅いそうなのですが、今年は8月の気候の良さなどもあっての早い収穫となりました。ただ、最近雨が多いのが少し気がかりな点ではあるようです。 試飲させて頂いたワインはどれも良かったですが、シラー2013は、以前頂いたファーストリリースのヴィンテージのものよりも香り、果実味、味わいの膨らみとどれもよりしっかりしたものになったように思います。特に、香りのスパイシーさと果実味は、以前のものよりずっとはっきりしたかなあと。 また、新リリースの小公子&マスカットベーリーAは出色の出来。スパイシーな小公子のニュアンスとベーリーAのフルーティさが相まって、非常にいい香りですし、時間と共に樽のニュアンスも合わさってチョコやココアの雰囲気も出て来ます。赤果実の要素もしっかりで、先ず香りで楽しめます。また、味わいも小公子特有の強い酸にベーリーAの果実味が入ることでいいバランスに。ボディ感もあり、これはおもしろいアイテムが登場しました。 加えて、以前作られていたセミヨンが、今回は樽無しと樽熟成の2種類でリリースされていたのも興味深かったです。 樽無しのものは、フルーティさをよく感じますが、香りの中にグリス的なオイリーさがあるのが印象的。味わいも、果実味の印象の残る香りに似合ったものですが、しっとりした酸がキッチリ入っているのは見事でした。こちらは受賞ワインですね。 一方、樽熟成の方は、樽香とオイリーさが合わさってベーコンのような雰囲気が。そこに、ベジタブル感やハーブ、そして柑橘といったものが加わってきます。味わいはよりドライな印象ですが、時間と共に果実味も広がってきます。ボディは重くはありませんが、樽香に負けないハリは感じましたね。 今年は、多種類のワインを多少量が減っても作り、飲んだ人に好みを見つけてもらいたいというようなスタンスで臨まれているようです。確かに、セミヨンの樽有り樽無し、或いは小公子の単独キュヴェとベーリーAとの混醸キュヴェなど、同じ品種を用いつつもスタイルの違うもの等が多くあり、中々楽しかったなあと。 毎度、流石の面白さを見せてくれる三次ワイナリーのTOMOEシリーズでした。 ワイナリーのそばには、今年オープンした、地元の食材や加工食品等を購入できたり、バイキングランチが頂けたりするトレッタみよしが。 おしゃれな建物です。中はウッディーな雰囲気で、地元の方が作られた野菜や鮎寿司、鮎のだし醤油などが販売されていました。 トレッタの中にある、オリジナルのパン工房Green麦麦です。ここのパンを購入させて頂きましたが、天然酵母のパンながら非常にモチモチとした食感が印象的でした。ソーセージ入りのカレーを混ぜ込んだ生地のパンなどを頂きましたが、まるでナポリピッツァのようですらあります。噛みしめて甘味を感じられ、香りもよく、なるほど、個のパン屋さんは人気だろうなと。 実際、当日パンを買っているお客さんはやはり相当数いらっしゃいました。 新しい商業&グルメ施設も出来、ますます三次は面白くなっていますね。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月05日 03時24分16秒
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