テーマ:ワイン大好き!(30817)
カテゴリ:ワイナリーへ行って来ました
前回の記事で最後に姫路の立ち食い寿司へ行っていたのは、大阪の飛鳥ワインさんへ行く途中でのランチだったからでした。
飛鳥ワインさんへは、天王寺駅の目の前にある大阪阿部野橋駅(あべのハルカスのあるところです)から、近鉄電車で橿原神宮方面へ行く途中、上ノ太子駅の北側出口(ブドウ畑のある山が見えている方)から出まして、駅前のヤマザキストアの右側の細い路地を、お墓に沿って登っていくと到着です。 醸造施設や事務所のある建物の道を挟んで向かい側に、売店があります。飛鳥ワインは、大阪と奈良の県境に近い土地にあり、飛鳥は地名。難波から大和飛鳥へ至る道において、遠い方、つまり奈良県明日香村を「遠つ飛鳥」と、そして近い方、つまりこのワイナリーのある土地を「近つ飛鳥」と呼んだことが由来だそうです。 創業は昭和9年。この地に根付いていた、堅下本ブドウ=甲州を中心としたブドウ作りの流れにあるワイナリーのようです。 おおさかワインフェスにも毎年関わっていらっしゃいますし、今年発足しました関西ワイナリー協会のメンバーでもあります。 当日は暑かったこともあり、先ずは涼しい売店で買い物を。 可愛らしい店内です。因みに、今回はソーヴィニヨン・ブランを購入させて頂きました。28日の1日日本ワインバーでご提供させて頂きますのでお楽しみに^^ 当日は、丁度デラウェアの選果中でした。広げられたデラウェアの粒を一つ一つ選り分けていらっしゃる姿は、色々ワイナリーを訪問させて頂きましたが、今回初めて見ることが出来ました。 こちらは、果実と破砕機。デラウェアは、意図的に完熟させずに収穫し、爽やかな風味を出すような作りにしているそうです。 今回は、特別に醸造所内も見せて頂けることに。本当にありがとうございました。右のクラシカルなタンクは流石にもう使われていないそうです。 こちらは樽と醸造用タンク。樽はメルローやカベルネ・ソーヴィニヨンといったものに用いられています。ステンレスタンクは小型から中型程度。大きなものもありましたが、今は使われていないとの事。果汁の入れ方、ワインの出し方がややこしく、対応した機会が必要になるなど実はコスト面で割に合わないという部分もあるそうです。 タンクと樽のそばにはスパークリングが。こちらはロゼ。瓶の口のところにはオリがたまっていますね。現在ルミアージュ期間真っ最中との事。 こちらはデラウェア。瓶内二次発酵で、ドサージュは無しだそう。早摘みデラウェアの爽やかさを活かす作りをされています。 実は、この部屋の近くの、醗酵中のタンクも少し見せて頂けました。温度管理徹底という事で、サッとでしたが、醗酵中の香りは非常にいいものでした。瓶内一次発酵の田舎式スパークリングなどと、ちょっと似た香りだったかもしれません。 こちらは、選果の際に弾かれたブドウです。これが… こうなります。ここは堆肥を作っている場所で、この堆肥が栽培されているブドウに使用されています。化学肥料は不使用、草生栽培も実践し、大阪府からエコ農作物の認証も得ていたりします。 ワイナリーの近場の畑も見せて頂きましたが、そちらは次回の記事にて。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年08月21日 01時17分13秒
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