テーマ:ワイン大好き!(30824)
カテゴリ:ワイナリーへ行って来ました
前回からの続きです。
テイスティングの後少し自由時間がありましたので、春訪問時には開いていませんでしたワイナリーの売店へ。ワイナリー等の歴史がパネルで展示されています。 売店内はウッディーな雰囲気。そこに、ワインやグッズなどが売られており、さらに有料試飲も。売店内は勿論、外にも試飲できるテーブルがあり、外の席からは天気が良ければ富士山も望めます。 ジャパンプレミアムシリーズも色々と揃います。 そして、やっぱりありますワイナリー限定のレアもの。左は、甲州三尺とメルローを交配した「山梨27号」というブドウに、さらにマルベックを掛けあわせたというビジュ・ノワール。そして、右はカベルネ・フラン100%。 上記二つ、さらに、リースリング・イタリコのやや辛口もテイスティングメニューにありましたので勿論オーダー。 リースリング・イタリコは、フルーティな味わいと、細身ながらも硬質な質感でしなやかな口当たり、ミネラルや柑橘、そこに加わる軽いハーブっぽさなどが感じられました。 この品種、ドイツやオーストリアではヴェルシュリースリングという名前で知られているブドウで、それらの国のワインも飲んだことがありましたが、成程、香りにも雰囲気出ているかなと。因みに、リースリングとは特に関係のないブドウになります。 ビジュ・ノワールは、しっかりした色合いで、香りはブルーベリーヨーグルトや赤ベリーのコンポートなど結構フルーティ。味わいも、果実味のアタックがあり、そこに酸やタンニンが加わる感じ。焼き肉やら焼き鳥(タレ)辺りと合わせてみたいワインでした。 カベルネ・フランは、やや赤みのある色合いに、黒や赤のベリー、それに土っぽさが感じられ、味わいは勿論日本的な軽さはありますが、それでも目の詰まった印象を受けるカベルネ・フランらしいワインでした。 3種どれも面白かったですが、価格面まで考えますとリースリング・イタリコ結構良かったかなと。この品種は基本的に貴腐ワイン用のようですが、こういったやや辛口、あるいはいっそ完全辛口にしてみても、面白い存在になりそうな気はします。 サントリー日本ワイン販売ページはこちらです。 ただ、流石にこの辺のワイナリー限定ものの扱いまではありませんが…。 さて、見学終了後は、甲府市内へ移動してのお楽しみの食事会です。会場はてっぱん 秀さん。甲府で人気の鉄板焼きのお店だそうです。 乾杯は登美の丘シャルドネの2014で。まだ若さを感じるフレッシュな味わいでしたが、ナッツ系のニュアンスなども出ており安心のクオリティでした。コースターは、今回の為に特別に作って下さったというもの。ありがとうございます、家で使っております^^ 先ずは水菜や九条ネギのサラダから。最近野菜不足でしたのでしっかり頂きました。シャルドネとの相性も、みずみずしさと果実味がよく馴染んでくれるいいものでした。 続いては地鶏。シンプルに焼いたものをタマネギのソースで。塩コショウで旨みが引き出された鳥肉に、甘みのあるタマネギのソースがよく合います。 こちらはバーニャカウダ。色々なバーニャカウダ頂きまして、最近はソースに味噌が入っていたりと和風なものも見かけることがありますが、こちらは直球な味わいでした。 白との相性は勿論、テイスティング時に残っていた登美の丘赤との相性も中々。特に根菜+ソースはいいですね。 続いてはベーコン。香ばしく焼けていますし、脂もあるので赤かなと思いきや、やっぱり豚肉には白の方が馴染みますね。ロゼがあればなおよかったでしょうか。 ローストビーフも。最近はやっている感のあるローストビーフですが、ワインのつまみとしても赤白どちらにでも行けるので重宝しますね。特に、今回はポン酢系でしたし、ワインもシャルドネでしたので白にもよく馴染みました。 鉄板焼きと言えばやっぱりお好み焼きですね。ソースの味わいが赤ワインともまずまずですが、軽めの味わいでしたのでそのままでスッと頂いてしまいました^^ ここらあたりでなんと登美の赤2012が!紫感のある色合いらしく、やや閉じた印象も受けましたが、しなやかで目の詰まった、凝縮感も感じる味わいでした。香りは、黒系果実とスパイス感が強かったかなと。 鉄板焼きということで、やはりお肉がメインです。こちらはハンバーグ。秀さんのスペシャリテの一つのようです。ソースが3種類から選べるというのもうれしいところ。 今回は、トマトデミソースでお願いしました。デミグラスソースに、ゴロゴロとフレッシュトマトが入ったソースです。ハンバーグはフワフワと柔らかい食感ですが、肉汁しっかり、肉の味わいしっかりなタイプでした。 このハンバーグ+デミソース+トマトですから、赤ワインに合わないはずがないですね。登美の丘は勿論、力強い登美とも行けてしまします。 最後は勿論ステーキで。甘味のある、上品な脂と肉の味わいを楽しめました。色々とタレもありましたが、塩でシンプルに行くのもいいですね。 特に、塩系ですとどうしても登美と比べると軽めになる登美の丘赤は勿論、シャルドネでさえ結構いい相性で楽しめてしまいます。 なお、お肉の下に敷いてあるパンは、お肉が終わった後チーズトーストにして下さいます。今回は電車の時間が危なかったので、チーズトーストはお土産にして頂きました。 鉄板焼きという事で、やはりお肉をしっかり頂くという感じでしたが、基本的に和風な感じで頂けましたので、ワインとの相性も幅広く楽しめました。特に、シャルドネが野菜からステーキまで思いのほか汎用性が高く、今後のマリアージュの参考にしたいところです。 今回もとてもおいしいお店でした。ありがとうございました! サントリーの日本ワインイベントなどのページはこちら。ブロガーイベントのレポート記事などもまとめてくださっています。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年10月24日 02時54分34秒
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