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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年10月29日
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エーデルワインさん訪問後は一路盛岡へ。
紫波方面には紫波フルーツパークさんなどほかにも行ってみたいワイナリーがありましたが、今回は時間の関係と、リンゴワインに興味がありましたので、盛岡市郊外にあります五枚橋ワイナリーさんへ訪問させて頂くことに。

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今回は、訪問が17時過ぎとかなり遅くなってしまい、畑等を見せて頂くことはかなわず。いつか、もう少しゆっくり時間をとってお邪魔させて頂きたいものです。
場所は、盛岡駅前からバスに乗って30分程度といったところでしょうか。長岡線を利用して、門一丁目バス停を降りればすぐです。
五枚橋ワイナリーさんは、結構以前から気になっていました。と言いますのも、オーストリーとの姉妹都市の関係か、こちらは自社ワインを始められる前はオーストリーワインの輸入・販売をされていたからで、今も数は減ったもののオーストリーワインを取り扱ってもいらっしゃいます。

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こちらが入り口。結構事務所ないし個人のお宅感があるのでちょっとびっくりしました^^;

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入りますと販売スペースがあり、リンゴワインのみですが試飲もさせて頂けます。
五枚橋ワイナリーさんでは、購入したリンゴを用いたふじ、ジョナゴールド、王林の3種のリンゴワイン、それらのリンゴワインにカシスを加えたものや、南高梅を加えたもの等のフレーヴァードリンゴワインをいくつか、それに、タイミングによってはシードルも扱われています。リンゴワインが多いのは、岩手がリンゴ処だからというのは勿論、やはりオーストリーでもよく飲まれているからという部分もあるようです。
加えて、ワイナリーのすぐそば、北上川近くの、なんと数億年前に由来する、石灰、砂礫、粘土等様々な要素が混在する複合的な土壌だという大変興味深い畑で、メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培、それらのワインを作られています。残念ながら試飲は無かったのですが、何でもかなり力強いタイプのものが出来ているそう。非常に気になります。

今回はリンゴワインをあらかた試飲させて頂きました。どれも非常に香りがよく、特にリンゴオンリーのものは、思った以上にリンゴ感が強かったことが驚きでした。因みに、リンゴはヘタや芯、さらには痛んだところをも取り除き、弱めの圧力でじっくり圧搾しているとの事で、その辺の手のかけ方がこの香りの豊かさにつながるようです。
リンゴはワインはどれもやや辛口~やや甘口位。この香りでキリキリドライ、というのも面喰いそうではあります。香りの華やかさに負けないよう、少々の補糖は行い度数を上げているとの事でした。
今回は、最もリンゴ感が強く、かつ柔らかな味わいだったジョナゴールドのリンゴワインを購入させて頂きました!また、色々と興味深いお話をしていただけ、本当にありがとうございました!
シードル、やはり世界的に流行って来ているようですね~。「プリン体の無いビール的な飲み物」という需要は成程、伺って目から鱗でした。

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さて、盛岡市中心部でホテルにチェックインしました後は食事へ。エーデルワインさんと五枚橋ワインさんで色々試飲させて頂いたという事で、夜は軽めに。
という事で、盛岡名物じゃじゃ麺です。肉味噌的な味噌と麺を混ぜて頂きます。初めて頂きましたがこれ結構癖になるかも。麺の食感が味噌の塩味やコクと丁度いい感じですし、混ざっているキュウリの歯ごたえと水分がこれまたいいアクセントになります。お酢やらで味付けを変えながら食べるとの事ですが、何もいれず味噌と麺で頂くのが一番良かったかも^^

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また、お店のカウンターには生卵が置いてあり、徳島ラーメン好きとしましてはついつい麺に入れて食べてしまいそうになるのですが^^;、卵は麺を食べ終わった器に割り入れ、そこに麺のゆで汁を加えて溶き卵スープにするのが盛岡じゃじゃ麺の締め方なのだとか。
ちーたんたんという何とも可愛らしい名前ですが、残った味噌などの味わい+備え付けの醤油を加えた味わいで頂きます。最後サッパリしていいですね。
駅地下の小吃店 フェザン店というお店へフラッと入りましたが、かなり良かったです。また他にもいろいろ食べてみたいところ。

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小吃店さんの隣には、盛岡を代表する地ビール、ベアレンのお店がありましたので、やっぱり地ビールは頂きました^^なんでも、岩手は日本有数のホップの産地だそうで、地ビールも色々あるようですが、やはり一番有名どころといえばベアレンさんでしょうかね。
サイズも3種類から選べ、キャッシュオンスタイルでの注文でした。こちらは、岩手県産南部小麦を使っているという岩手ヴィット。ヴィットは、コリアンダーやオレンジピールを使ったベルジャンホワイトエールになります。
非常にフルーティな香りで、味わいにも甘味が感じられますが、苦味やキレもあり、ただフルーティなだけではない、相応の飲み応えのあるビールとなっていました。

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おつまみにはやはりソーセージで。鶏肉を使ったもので、ジューシーさはありつつもあっさりしており、ホワイトエールにはよく合いました。

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翌朝はホテルでガッツリ朝食です。岩手名物のひっつみ等、バイキング形式で郷土料理などを色々頂けていい朝食になりました。ひっつみは、優しい味わいで飲んだ翌朝には最適です^^

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なんと、ミニ盛岡冷麺までありました。朝食用という事でか、麺はそこまでゴツいものではなく、ムニムニした食感でつるっと頂けました。
出先のホテルといいますと、ただ寝られればという事も多いですが、やはりこういった郷土料理などを頂ける、朝食の充実しているホテルというのもいいものですね。今回はホテルエース盛岡さんでの宿泊でした。

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帰りは、駅中ショップで福田パンを購入。噂のあんバターは170円也。ボリューム満点で味もよく、人気も頷けます。

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さて、盛岡からいったん東京へ。目的地はここ。11月30日までの期間限定で、銀座にオープンしていますバル「Diablo」です。
その名の通り、チリのコンチャ・イ・トロが手掛けるカッシェロ・デル・ディアブロのプロモーションイベントで、ディアブロのベーシックなレンジのワインとお料理を、1階ではスタンディングで、2階では着席で頂けます。

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1階はこんな感じ。樽を使ったテーブルの他、カウンターもあります。プロジェクターではずっとディアブロのドラマティックなCMが流れていました^^

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樽のテーブルの上にはディアブロブランドの象徴である悪魔のマークが。ワインの盗難を防ぐために、蔵に悪魔が住んでいるという噂を、ワイナリー創設者のドン・メルチョーが流したのがこのブランドの始まりだとか。

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カッシェロ・デル・ディアブロは、近所のスーパーでもカベルネやシャルドネがあったりしまして、手頃な価格で、美味しいワインが、いつでも買えるというなじみ深いブランドのつもりだったのですが、スパークリングがあることは知りませんでした。
その名もデビルズ・ブリュットというこのスパークリング、シャルドネ87%、ピノ・ノワール13%というセパージュとなっています。割りにキメも細かい上品な泡で、果実味のアタックがありつつも酸もちゃんと感じられます。香りは、流石にブリオッシュ香満載、とはいきませんが、トースト的香ばしさはありますし、果実の香りがキッチリ感じられる感じでした。

合せたフードは牡蠣のソテーにパイ生地とクリーム的なものが添えてあるというもの。手頃な価格だったので、そこまで期待していなかったのですがこれが中々。牡蠣は表面カリッと中はジューシーで、牡蠣の味がきちっと生きておりそれがパイ生地やクリームによく馴染みました。そこに、ディアブロ泡の果実味やフルーティさが加わることで、味わいに膨らみが生まれ、かつ後口はスッキリしいい組み合わせだったなと。

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こちらはピノ・ノワール。チリピノらしい果実味しっかり、香りには香ばしさや黒いフルーツが見えるものですが、流石に酸の存在感や口当たりの滑らかさ、時間とともに存在感を増す赤果実などはやはり実力の高さを感じさせます。

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何故ピノをオーダーしたのかと言いますと、お店のメニューで、このイワシのマリネと合うワインとして挙げられていたからでした。
どうかなと思いましたが、確かに生臭み等全く出ず、イワシの旨みとマリネの酸が、ワインの果実味豊かな味わいに妙にカチッと嵌る感じがありました。青魚とピノ、というのはある程度頭に合った組み合わせでしたが、酸のあるマリネ、それをチリのピノと合わせるというのは流石に考え付きませんでした。マリアージュの幅を広げられる、非常にいい経験になりました。

因みに、ワインは大体600円くらいで、フードは500円からとお手頃。今回も、ワイン2杯とフード2皿で2200円という金額でした。1階はバルという事で、やはり会計はキャッシュオンスタイルとなっています。
外でも飲めるようになっていますし、待ち合わせに、軽く1杯に、中々使い勝手のいいお店ではないでしょうか。また、フードのクオリティはかなり高く、マリアージュも面白く、ガッツリここに飲みに行くのも十分ありかと思います。終了までにもう一度お邪魔するのが難しいのが残念です。

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最終更新日  2016年10月30日 00時41分54秒
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