テーマ:ワイン大好き!(30781)
カテゴリ:チリワイン
今回はちょっと久々のチリワインです。独特なボトルデザインが魅力的なロゼになります。 カッシェロ・デル・ディアブロ・クールエディション・ロゼ。生産者はコンチャ・イ・トロです。1883年にスペインの貴族ドン・メルチョ―がブドウの苗木を持ち込んだことが始まりの、チリ最大のワイナリーです。カッシェロ・デル・ディアブロはそんなコンチャ・イ・トロの手掛けるブランドの一つで悪魔の蔵と言う意味。ドン・メルチョ―が、盗み飲みを防ぐために蔵に悪魔が住んでいると噂を流したのが始まりだとか。 セパージュはシラーズ主体。中身自体は通常のロゼと同じだそうで、昨年一昨年と夏場に冷やして美味しいロゼとソーヴィニヨン・ブランの2種類を、特別なデザインのボトルで販売したものになります。価格は、1200円程度。 色はロゼらしくピンク色ですが、少々ツヤと言いますか紫感を感じるようなところも。 香りは赤ベリーやチェリー、ザクロと言った赤いフルーツのニュアンスがよく出ていますが、流石はシラーズと言うべきか、黒ベリーやプラム、カシスといった雰囲気も少々。また、黒やピンクのコショウっぽさも感じられます。その他、ハーブ、微かな蜜やビスケット的な香ばしさ、加えて若干のオイリーさや、洋ナシ、ブドウそのものといった要素もあったでしょうか。 味わいは、やはりチリワインらしく果実味のアタックがありますが、そこに赤果実系の明るい酸がピッと入り、後口にかけてミネラル感と共に余韻を残します。また、その後口には軽くですが渋み、収斂味も。ボディはライト。クリアーさとパリッと感のある質感でした。 食事には合わせやすいです。 鰤の幼魚(こちらではヤズと呼ばれます)の刺身がありましたので、小豆島のレモンオリーブオイルとピンク&黒のコショウでカルパッチョ風にしてみますと、相性はバッチリでした。魚の旨みに果実味や酸が合いますし、2種類のコショウのおかげで香りの噛み合いもバッチリ。また、レモンオイルの風味にも行けます。 また、飲んだのがこれも昨年なのですが冬に入ってからでしたので、アンコウ鍋と合わせましたところ、アンコウの甘みと鍋出汁の旨みに合うのは勿論、アンコウの独特のプリッとふわっとした食感に対し、ワインのパリッとした質感がいいです。 あとは、ロゼと中華はやはり合うのか、肉まんをつまんだところ中の餡の部分の甘みやコク、香りが中々いい相性でした。 フレッシュかつフルーティで、親しみやすいロゼでした。その中でも、スパイシーさ等が上手く出ているあたりは流石コンチャ・イ・トロですね。クールエディションの名前の通り、よく冷やして暑い時期に楽しいワインでしょうし、今回の様に冬場の食事に合わせるのもアリです。 【12本まで送料1本分】(ただし北海道、沖縄、離島地域は除きます。配送は佐川急便指定です。)「カッシェロ・デル・ディアブロ クールエディションロゼ」(ロゼ)750ML(チリ)辛口 投稿時現在、楽天内では写真のお店で1200円です。この価格で飲めるというのもうれしいところ。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年03月08日 22時50分06秒
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