テーマ:ワイン大好き!(30781)
カテゴリ:チリワイン
10月のサントリーさんのサンタ・カロリーナブロガーイベントでのワイン、続いてはシラーになります。 エスト・レセルヴァ・シラー2018。個人的にチリの赤では特に好印象を持つことの多いシラーですが、栽培の歴史自体は結構最近で、1990年代からだそうです。このエスト・レゼルヴァ・シラーは、シャルドネと同じくラペル・ヴァレーのブドウを用いています。チリでシラーが作られ始めた頃は南方の産地に植えられることが多く、コルチャグア・ヴァレーを含むラペル・ヴァレーでも栽培は盛んなようです。 価格は、やはり1000円程度。 色は紫感のある黒といったところ。透明度はゼロです。 香りは、やはり茶色いスパイスがよく出ており、そこに焼きイモっぽさやチョコ、ココアといった甘さと香ばしさがあいまったニュアンスが加わります。また、なめし革や若干のグリーンペッパーといったものも。ただ、やはりフルーティさはバッチリで、ダークチェリーやプラム、プルーン、黒ベリー、それに赤ベリーやチェリーのジャムといったものが感じられました。 味わいはやはり果実味のアタックキッチリ。しかし、これまたしっとり系ながらも明るめの酸が入り、果実味と馴染んでいます。渋みはアタックよりも後口にかけて存在感を見せる感じで、印象を〆るタイプのもの。ボディはフルボディといえますが、まろやかさや柔らかさを感じる質感でもありました。 イベントでは、ブランデーでマリネした鶏肉、キノコのピュレとマッシュポテトを添えたもののところで飲みました。 鶏肉のふわっと薫るブランデー由来と思われるブドウ的な風味、塩気と肉の旨みに、ワインの果実感やスパイシーさがよく合いましたし、肉の繊維質の食感に対して、ワインの量感が丁度良かったのも面白いところでした。また、キノコのピュレの風味もよかったのかなと。また、マッシュポテトのクリーミーさにも行けます。 実は、イベントの最後に今回のワインから1つお土産にいただけましたので、このワインをもらって帰りました。そこで、家で色々合わせたところ、やはり鶏肉にはよく合い、ケンタッキー・フライド・チキンは良いつまみになりました。また、バランスのいい味わいのおかげか、脂ののったブリの刺身なんてものにもいけました。 お土産にこれを選んだところからも分かってしまうかと思いますが、個人的に今回一番良かったのはこのワインでした。チリでもより冷涼な産地のシラーではもう少しシリアスな雰囲気も出ますが、これはこれでフルーティさや柔らかさ、しかしそれだけでは無い酸とのバランスが楽しめました。食事との相性が、果実味のアタックの割に実は結構幅広く懐の深いワインなところもいいですね。 エスト レセルヴァ シラー 750ml 赤ワイン 辛口 フルボディ チリ 長S ESS 楽天内ではやはり投稿時現在で899円からあります。びっくりです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年11月20日 23時18分42秒
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