食品や放射能への不安、「安心」は安全と信頼のうえに
おはようございます。ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。安心は感情、安全は科学的根拠であり、「安心=安全+信頼」になるわけですが、知らぬが仏の場合もあります。中国が盛んに核実験をしていた時の東京都に降下した放射線量はチェルノブイリ原発事故より桁違いに多かったことを知っている人はほとんどいません。日本は唯一の原爆被爆国なので、放射線に対する恐怖心が根底にあり、福島第一原発事故の未熟な対応などがこの恐怖心を最大化してしまい、その被害者の一例が乳幼児の日光浴不足によるビタミンD欠乏性くる病です。日本史上最悪のカラカン政権の時に起きた事故対応は、恐怖をあおりまくるマスゴミが加担して安全=科学ではなく感情で動き、国民の不信感を大きくして放射線ヒステリーを発症させてしまったわけですが、反核・反放射線運動の裏には日本が衰退することを切望している反日近隣国がいることも忘れてはならないことです。私は311があった直後に福島第一原発に調査に行かれた札幌医科大・放射線防護学・高田純教授の講演を合計4回お聴きして福島第一原発で起きた事故による放射線被害の程度を理性的・科学的に理解して風評被害などに惑わされず、福島県産食品を好んで食べています。根拠のない不安・恐怖によるストレスが心身の不調や病気を招きますので・放射線を恐れ過ぎず、出来れば笑い飛ばす・的を射た健康・抗加齢の最善策を実践して自衛することが望ましく、私はしっかり確実に実践して安心しています。関連ブログ 新しい順放射能恐れ? 外遊び減り、乳幼児にビタミンD欠乏性くる病「原発安全宣言」という本のご紹介福島第一原子力発電所作業員を経験して「原子力災害に学ぶ放射線の健康影響とその対策」という本のご紹介高田純教授 「世界の放射線被曝地調査」 自ら測定した渾身のレポート放射線測定器、安価品ご注意 操作法不明・誤差30%「放射線を正しく恐れる」「正しい理解で冷静な行動を」 日本学術会議が緊急講演会 IAEA元事務次長 「防止策、東電20年間放置 人災だ」「東電の不作為は犯罪的」 「放射線怖い」→野菜を食べず、外で運動せず がん予防逆行も「原発は安全」判決書いた最高裁判事が東芝に天下り 司法にも広がる原発マネー汚染新茶で放射線を迎え撃つ 茶カテキンの抗酸化作用で防衛東京の地表放射性物質 1960年代と同水準 米ソ中が核実験「健康被害なし」弱い放射線、長く浴びると生物への影響は?こんな時期こそ、ストレスをやわらげるハーブ10選原爆(放射能)に勝った玄米と味噌汁心のストレス、敵は「根拠ない恐怖心」 米が放射能被害ケア「日本語版」避難所での「生活不活発病」を危惧、予防マニュアルを公表「アメリカに放射能が来る」 世界で吹き荒れるパニック報道放射性物質含んだ魚介類や農作物 健康へのリスクは?「現時点で食べても問題なし」放射性物質、あわてずに備えよう****************************【以下転載】****************************食品添加物、残留農薬、遺伝子組み換え食品、放射性物質(放射能)…。内閣府食品安全委員会のアンケートで、半数以上が「不安」と答えた項目だ。中でも放射性物質は8割近くが「不安」と回答。しかし、低線量放射線による、がん発症リスクは喫煙などに比べ、小さい。なぜ、不安に思うのか。『不安の構造-リスクを管理する方法』(エネルギーフォーラム)の著者、唐木英明・東大名誉教授(72)に聞いた。◆客観的には安全--食品添加物や低線量放射線を不安に思う人は多い私が物心ついた頃は戦時中で、家族はいつ空襲があるのかという切実な不安を抱え、暮らしていた。戦後の混乱期は、食料も仕事も将来の夢もなかった。高度経済成長期は化学物質による環境汚染が不安を広げた。客観的に見れば、時代とともに社会は安全になっている。でも、不安はいつの時代も減らない。不安が動物の本能だから。正体が分からないものや将来を見通せないことに不安を感じる。--放射線は「分からないから不安」と言われる。健康影響など、かなりが分かっているが、これほど不安に思う人が多いのは?科学者や専門家は分かっているが、一般には正体が分かっていない。教育の問題でもあり、平和教育で放射能が怖いことを勉強した。しかし、放射線の影響に化学物質と同じように「量と作用の関係」があることは教えられていない。東京電力福島第1原発事故後、政府と研究者が「低線量は怖くない」と説明しても、それまでそんな話を聞いたことがなければ、政府は正しい情報を出していないと思うだろう。--原発事故で信頼は失われてしまった政府は、科学的根拠に基づく危機管理策を取ることで実績をつくるしかない。食の安全が問題となったBSE(牛海綿状脳症)で、英国政府は感染牛をなくすため、必要な対策を取った。BSEは潜伏期間があり、実際に感染牛が減るのに5年かかった。その間、英国政府は批判にさらされ続けたが、結局は対策が正しいことが証明された。放射能に対する日本国民の不安を払拭するには、英国のBSE問題と同じか、それ以上の時間がかかるかもしれない。たとえ批判されても、政府はやるべきことをしっかりやっていくしかないだろう。◆リテラシー向上へ--漫画『美味(おい)しんぼ』では鼻血と被曝(ひばく)を関連付けた描写もあった 東大アイソトープ総合センター長をしていたとき、大学構内の放射性廃棄物保管建物の前を通ると寒けがしたり冷や汗が出たりするという職員がいた。「放射線が漏れているのでは」と訴えるため、測定したが、放射線の漏出はなかった。放射能の標識を見ただけで気分が悪くなる人がいるのは確かだが、放射線の直接の影響ではない。個人の体験談を取り上げるのは構わないが、鼻血は放射線の物理的な影響でなく、「放射能恐怖症」のためという科学的事実を説明すべきだった。--不安を小さくすることはできるのか多くの人が情報を求めるのは、知ることが不安の解消になることが多いから。それでも不安が解消しないのはリスク管理者(行政)に不信がある場合。「安心=安全+信頼」という関係を理解し、リスク管理者は信頼向上に、私たちは科学的なリスク評価を理解する「科学リテラシー」向上に努めることが無用な不安の解消につながると思う。(出典:産経新聞)