戦争の夢
久しぶりに怖い夢見ちゃった。夢の中で私はパン作りを習いに行っていて、その日もパンの教室から電車で帰ってくるところ。大きなドーム状の屋根がついた建物(多分地下鉄の駅だと思う)の中から長い階段を登って外に出ると、遠くの空に鳥の大群のような黒い塊が見える。だんだん近づいてくるそれはよく見ると何十機ものジェット機で、通りを行く人たちもあちこちでジェット機を見上げて立ち止まっている。やがてその機影が轟音と共にすぐ近くまでやってきて、私の側にいたお母さんに抱かれた小さな男の子がジェット機の大群を指差して歓声を上げたのと同時に無数の爆弾が落ちてきて、、。書きながら夢で良かったと思うけど、本当に本当に怖かった。至近距離であちこちに爆弾が落ちて、爆音と逃げ惑う人々の悲鳴と怒号と子供達の泣き叫ぶ声。他に逃げ込む場所が無かったので今登ってきた階段を死に物狂いで駆け下りながら、(もっとずっと地下に行かなくちゃ。死にたくない、死にたくない。)そんな事を考えていた。どうにか長い階段を降りきると、そこは駅の筈なのに何故か病院の中のような造りになっていて、どの部屋も外から逃げてきた人達で一杯。私もその部屋の一つに入れてもらってみんなと寄り添うようにして立っていると、突然建物全体の電気が消えてみんなパニック状態に、、。というところでハッと目が覚めた。な~んでこんな夢を見たのかなあ?パンの教室に行ってるって設定は自分の願望だと思うけどw 小学生の頃に授業で原爆の話を聞いてから、しばらくの間原爆が落ちる夢にうなされてた事があったけど、戦争の夢を見たのはあれ以来かも。でも日本はここ数十年ずっと平和だけれど、世界には今この瞬間も戦争をしてる国が沢山あるんだよね。そういう所に住んでいる人達はまさに覚めない悪夢みたいな現実の中で生きているんだなあ、、。「怖い夢見ちゃった~」なんて暢気にブログなんか書いていられる今の暮らしに感謝しなくては、と思った今日の私でした。