Der ehrliche Pfeil - Spur einer Reise

[愉快な仲間たち] カテゴリの記事

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• 部長出張直前訪問

  ご近所のお友達、Naoさんが愛息と2ヶ月も日本に行ってしまう････ということで、部長（食いしん坊倶楽部）お見送りを兼ねて、Aちゃんとともにお邪魔してきました。息子H様、約2ヶ月ほど会ってないだけなのに、なななんと、赤ちゃんっぽさがすっかり抜けて、幼児の顔に････（そして髪型は修道僧のような。Naoさん渾身の作だそうだが、だんなさんに「もうはさみは持たないでくれ･･･」と懇願されたとかされないとか･･･）周りの愛情を一身に受け、素直にもりもり育っているH様と、絵に描いたような幸せそうな家族の姿に癒され胸を打たれ、Aちゃんと共に、Naoさんから頂いた栗の袋片手にトラムに乗っていたら、寒～い一人暮らしのアパートに帰りたくなくなってしまう。どうやらAちゃんも同じ気持ちだったらしく、「何か食べに行こうか･･･」と、タイ料理屋へ。結婚かぁ･･･子供かぁ･････と夢を見ながら（ポジティブ、そしてネガティブな狭間を行きつ戻りつ）、こんな夜を共に分かち合えるお友達がいて私は幸せだわ。と思うのでした。Naoさん、Hさま、Tさん、Aちゃんありがとう。暴食したので体重計には怖くて乗ってません。食べたもの朝・パンひとつ、コーヒー昼・Schinkennudeln（卵とハムのパスタ）、サラダ間食・Naoさんが焼いてくれた、バリうまのマーブルケーキと抹茶クッキー夜・サモサ、サテ、米のヌードル（エビと野菜入り）、揚げなバナナのバニラアイス添え、ビール揚げバナナ････ぎゃ～～～～～！でも、これ････美味しいですよ、本当に･････。週末はなんとfgrちゃんと欧州某所にて再会！！！！エキサイト～～～！

  2007年10月01日

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• 再会

  小学校時代のクラスメイトが仕事関係でドイツを回っており、なんとピンポイントで私の住む街にも一泊するという連絡を受け、ドイツにて再会。小学校の時は一学年一クラスで6年間クラス替えがなく、更にエスカレーターで中学校にも上がったので、ほとんどが9年間顔をつき合わせていた子たちだけあって、未だに連絡が途切れそうで途切れず。中学校卒業以来進路はばらばらになったものの、2年前に小学校の同窓会で再会してからまた連絡を取り合うようになって今に至る。あの時サッカーボールにしか興味がなかったあの子が仕事でカッターシャツなんか着てドイツに来るんだぁ。と、それだけで感慨深い。しかも、地元で有名な和菓子屋さんの栗饅頭（私の大好物）をそっとお土産に持ってきてくれる辺り、やさしくされ慣れていなくて少々やさぐれている私のハートをわしづかみ。皆さんオトナになっていくんですなぁ…しかし驚いたのは、「あいつが今は何してる」「あの子は今東京にいる」等の昔の話題に加えて「あと3年くらいで結婚したい」などという発言をする元クラスメイト。そうか…そんな年頃か…ちゃんと大学も卒業して、それから語学留学なんかもしてサックリ就職して、家の会社を継ぐことも決まってる彼のような子は、そろそろきちんと付き合う人も決めて結婚というステージに進みたいなんていうビジョンをもつのがまあ妥当なんだろうなあ。それにしてもケッコンなどという言葉が割りとしっくりはまってきているのに驚いた。ふふふ。更に、「奥さんには家にいてほしいなあ。僕が稼いでくるから、美味しいご飯を作って待っててほしい」的発言を初めてナマで聞いてしまった！まだまだそんな人っているんですねえ。ふふふふ。まだまだ私は学生だーい！そんな彼と、今度日本に帰ったとき、私の友達も一緒にご飯などを食べる約束しちゃったよ。いい子だから誰か紹介してあげたいなあ。と、あくまでも他人事（笑）がんばれ社会人！

  2006年10月12日

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• 硬派一点ばり

  ドイツは明日、月曜もメーデーの祝日でお休みなり。しかし、私め土曜の夜は単発のお仕事で本番、今日日曜は泳いでお稽古して夜バイト、そして明日もお稽古一本（夜は食いしん坊倶楽部のつどい☆）で、えらい硬派な週末をすごしておるのです。男とフラフラ遊ぶなぞ！考えられません。（相手がいないだけ）しかし････日本の実家。今日、久しぶりに実家に電話してみると、珍しく妹が電話に出た。「ママいる～？」と聞いた私に、妹（17歳）「ちょっと待って～～。･･･････あ～～～ママ、パパと一緒にお風呂入ってる♪」あ、あなた方･････昔はなんとも思ってなかったこの家族の日常風景。まだそんな事してるんですか･････まさかのおしどり夫婦っぷりを、この人恋しい私が、なんして実の両親に見せ付けられなきゃいかんのか～！！！さすが、雨が降っても夫婦→相合傘子供→別個で後ろからとぼとぼのやまん家････今となってそんな話を聞いて、私だけが若干照れてしまい、そそくさと電話を切ったのでした･･･更に、弟（21歳東京在住）の日記には今日は彼女となんとか展に行ってうんぬん････その後水道橋まで歩いてかんぬん･･･散歩デートほにゃらら････的甘～～～～い事実のみが列記されており。も～～うお前ら皆してっ（怒）硬派なスポ根もどきは長女だけかよぉ～！これでセブンティーンの妹に彼氏でも出来ようもんなら･･･私、小姑宣言します。

  2006年04月30日

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• 久々呑み

  バイトの休みを利用して、コッコがうちまで一泊で遊びに来たので、WG仲間を全員招集してワイワイやることに。コッコが到着した後、セビーも一緒に３人で食料品を買い出し、我が家へ移動。今日のメニューは、鶏肉のはちみつ煮、野菜のオイスターソース炒め、そしてごはん。鶏肉のはちみつ煮はコッコと私のお気に入りメニューで簡単ながらウマイ。骨付きの鶏もも肉を焼いて、中まで火が通ったら、塩、こしょう、はちみつ、レモン汁、お醤油、お酒で味付けて少しくつくつ煮るだけ。日本食にそこまで精通していないセビーとマキスィにも大好評。こっちの人は、こういう濃い味付けにすると大概問題ない。ふっ、味覚音痴め（すいません）今日は暑かったので、冷たくひやした白ワインで乾杯して、調子よく２本開けたあと、最近オープンしたディスコ＆バーへ飲みに繰り出した。皆踊る気満々だったけど、何せ今日は月曜日・・・ダンスフロア、閑散としておりノリもへったくれもあったもんじゃない。結局中庭のテラス席でジン・トニックを飲んで退散。しかし、わが地元にしてはやっと私好みのディスコが出来てくれて嬉しい。さすが田舎の町だけあって、今まで狭くてタバコのにおいしかしなくて息が苦しくなるようなティーン用ディスコしかなかったけれど、最近開発されだした街の一部分にオープンしたここは、ダンスフロアもいろんな種類の音楽で４つくらいあるし、バーも素敵だし、何より広～～～い中庭にいい感じにライトアップされたオープンエアの部分が心憎い。踊りに行っても良し、まったり呑みも良し。セビーもお気に入りで足しげく通っているらしいが、私もここは合格点！今日は残念ながら踊れなかったので、またこんどはWGに帰ってワインを飲み続ける。パーティーモンスター、マキスィ、ここで退散。彼は今日のメンバーの中で唯一の勤め人なので（あと全員学生、夏休み真っ只中）０時でタイムリミット。いつもは一番最後までしぶとく騒ぐのに、明日の仕事があるから・・・とくやしげにベッドへ入ってた。残り３人でまた飲んだ後、コッコと私は我が家へ。途中、夜中１時過ぎにも関わらず、腹減った～～～！とコッコが騒ぎ出し、夜遊びのお供、ケパブをテイクアウェイ。１時で店じまいの所を、コッコヨッパライの勢いでもってムリヤリケパブ肉そがせてた辺り、あっぱれ！しかしまだそこまで酔っ払えてなかった私はただ恥ずかしかっただけである。結局私もひとつ食べ切って、さあまた飲もうか、という所でコッコギブアップ・・・速攻寝ておった。ちーん。これくらい酔っ払えると、カワイイのにさ。自分の酒豪っぷりが恨めしい・・・などと思いながら、床についたのであった。それにしても、気心知れた友達と呑むほど美味しいお酒はないわ、ほんとうに。楽しかった！

  2005年09月05日

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• 呑んだくれフライデー

  昨日からのバイト連勤、今日が中日。どれもこれも週末スイスに行くためにキツキツなスケジュール組んだのに、ここへきて相変わらずスイス中央部は復旧が遅れている様子。スイスで待ち合わせる予定だった日本の親友Tもオーストリアで足止め。彼の予定では、オーストリアからインスブルックを抜けスイスに入り、そこから更にフランス、スペインと下っていくつもりだったのに、インスブルックの辺りがもうすでに水の下。急遽ドイツ経由で南下することにしたらしい。ザルツブルグからミュンヘンへ来るということだったので、それならうちまで来てしまいなよと言ったら本当に来た。日曜から私はバイトも入れていないし、せっかく会えたしということで、スイスじゃない別のところへ行こうかという話になる。近所の行きつけビール醸造所でとりあえず乾杯。私はバイト後なもんで、仕事の後はやっぱりビールでしょう。Tもドイツは2年ぶりだし、スイスにもいけないので、名物ドイツ料理を食べさせる。私はグラーシュとフライドポテト。ビールにまた合うのよ、これが・・・友人T、なんと小学校のクラスメイトである。ミッション系私立の学校に通っていたので幼稚園から高校まである一貫教育で、今でも一番仲良くしているのはその小学校、中学校時代の友達が多い。（高校時代で今でも仲がいいのはナマステ5人組メンバーのみ・・・）彼とは小学校しか一緒じゃなかったけれど、どんなに長く会っていなくても、「よっ」ってな感じで飲める。人生においてのだいたいのテンポと生きてるレベルが似ているのであろう。今回会ったのは、こないだ私が帰省した3月以来だったので、そこまで久しぶり感もなく。こやつは私と並ぶか、もしくは更にすごい大食漢ぶりを見せる一人で酒にも強い。飲むならやっぱりTと、なのだ。今日も10時から食べにいき、結局閉店の2時までぐだぐだ飲んで食べた。二人とも0,5Lジョッキ3杯か4杯飲んだかなあ。それで更にごはん付き。お腹が膨れて死にそうだった。今回は彼の傷心旅行に付き合おう！と友達甲斐を見せていた私に対し、彼の一言「ヨーロッパに発つ直前の空港で、彼女から電話がかかってきて、やり直したいって言われた」・・・・そんであんたどうすんの？「え、俺やり直す気満々やし」なんやねん！痛みを分かち合う準備をしていたわたしだけが空回りということかい。彼氏を試す女なぞ、女の風上にも置けないのである。まあ、若いものにはよろしくやってもらおう。結局気が抜けて私はやさぐれ飲みに走ったのだった・・・・

  2005年08月26日

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• 駆け込み寺的楽天生活

  土曜の夜はサタデーナイトフィーバー・・・ではなく、仕事です。車で2時間ちょっとの街まで遠征。女の園でビートを感じる。そしてバイト代（現ナマ手渡し）を見つめながら、美容院に行こう・・・と誓う。その後、夜遅くに厚かましくも帰り道に位置するワインさん宅へ押しかける。今日はワイン亭へ泊まらせていただくのだ～。Schneechenさんとも念願のご対面を果たし、まったりハリーポッターなど読みふけっていたお二人を巻き込んで酒盛り。気づけばもう丑三つ時で、ぼそぼそと3人で寝支度などするが、当然次の日は起きられず・・・（寝る時間も惜しみつつ読書に励む人約1名除き）なんとかムリヤリ目を覚まして、気を取り直し優雅にブランチということでワインさんおすすめの中華料理屋へ。点心に飲茶、麺、お粥どっさり！これ完食は無理だろ・・・な量を、それでもほぼツルツルに食べきったわ。地元（田舎）ではなかなか食べられない本格的っぽい中国の味に感動。うまいんだ、粥がね！！その後お茶を飲みに行った所で突如私の体が悲鳴を上げだし、上からも下からもオートリバースという醜態をさらすが、小一時間ほどして落ち着く。理由はよくわからないのだけど、熱中症に仕事の疲れ、さらに強い日差しと弱った胃腸、と全ての要素がからみあって悲惨な事態を巻き起こしたのか・・・それこそ扁桃腺を取る前は、たまーにそういう事もあったんだけど、一緒にいたSchneechenさんにずいぶん心配をかけてしまった。ちょっと落ち着いた後、ふたりで（ワインさん所用により別行動）まったりコーヒーなどを飲みつつ（私は用心の上ホットチョコレート・・・）ニンゲンというものの摩訶不思議さや外国生活、うんぬんいろいろなことをしゃべくる。今回はここで解散となったのだけど、誰かと話すことで、とりとめもなくぼやっとしている自分の心がじょじょに形を持ってくるし、また誰かに話を聞いてもらうことだけでこんなに肩の力が抜けるのだなあと驚嘆した。ワインさんのカツ入れと、Schneechenさんの目ヂカラ（すっごく意思のある素敵な目を持っておられる）にパワーをもらった、本当につかの間のオアシスであった。お二人からは誕生日プレゼントまで頂いて、カンゲキひとしお。やまん☆レッドだけあって、レッドの石がきらりと光るお洒落なペンダント～～♪情熱の赤、これからもやります！！とりあえず、刺激物厳禁らしい・・・乾物を食えとの友人の助言に従い、Brezelが夕食となりました。

  2005年07月17日

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• さらば友よまた会う日まで

  歩いて2分のところに住んでいたコッコの元ルームメイト、WG（Wohngemeinschaft）の主スペイン人のイザがこの度スペインに完全帰国することとなった。9年間ここドイツに居を構え、同じWGに住み続けてきたアクティブアニメオタク・イザの出帆は私たちを少なからず動揺させた。約3年前、コッコがこの街へ引っ越してきて、私のすぐ近所に住むことになったときから彼女のルームメイトと私も親しい関係を築いてきて（あんたここに住んでるんですかというくらい頻繁に出没し、普通に他のルームメイトと夕飯の席についたりしていた私・・・）、同年代のいろいろな分野の知り合いを増やすきっかけとなってくれたWGだったのだけど、この3年の間にメンバーはどんどん入れ替わり、そして今日ついに大ボス・イザまでが引越し。コッコが住んでいた時からのルームメイト（コッコ、彼氏P、セビー、マキスィ、イザ）と私も参加して、今日はイザの大好きなピザを食い倒れようの会を開催。なんせ超インドアアクティブオタクなイザである。主食は基本的にピザかパスタ。飲み物はコーラ。この9年間で20キロ弱増量したという脅威の記録を持つ。その彼のお別れ会に、ピザがなくては始まらない。皆心して朝食を抜き、近くのイザ行き着けピザ屋で直径30センチのピザを一人一枚テイクアウト。涼しい顔でイザがあっという間に完食するのを横目に、ほかの皆は次々とダウン。マキスィもなんとか完食。身長２M近くのPでさえ3分の2しか食べられなかったそのピザを、次に根性で食べきったのはわたくし。ピューピュー口笛を吹かれ、カメラのシャッターを向けられて調子に乗り猪木の真似などしているうちは良かったが、一旦外したスカートのホックがしまらなくなったのを後から後悔しても時すでに遅し・・・食うのは遅いが間違いなく一番食べてると皆に断言され、こんなキャラでいいのかな・・・と思いながらもイザの最後の思い出作りと思って彼らをエンターテインしておいた。とほほ。まったく、ここ最近友人を見送ってばかりである。そして、次の場所へと向かってゆく友人を見ながら、自分の足の裏がむずむず、うずうずしているのを確かに感じる。焦るな、じぶん。今できることを、しっかりこなそう。道は開けている。さあすすめ！イザに幸アレ。

  2005年07月10日

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• 私を形作るもの

  それは、一にも二にも、私の周りにいてくれるいろいろな人たちなんだという事を再確認できた、素敵な誕生日となった。朝からとびっきりのサプライズで驚き喜ばせてくれたセニーにしかり、オメデトウメール、コールを送ってくれた日本を始め世界中に散らばる友人達にしかり、ここに書き込んで下さったり読んでくださったりしてくれる楽天の皆様にしかり、「我が家の織姫さん！」と電話をくれる両親にしかり。メールボックスを開けるたびに古い友人の懐かしい声（文面）に微笑みと嬉し涙が止まらない。カナダに住む心の友ダニーくんなぞ、私の生誕を祝って今日のこの日にモヒカンスタイルにしてくれるらしい。（後から後悔しても私は責任とらないが）平静を装いながらも今か今かと待ち構えていたハンガリー男からの電話は夕方5時ちょうどに入り、忘れてるのかな、忘れてるかもな、こういうときに見事にいつもスベってくれるあのお方だもんな・・と沈みかけていた私の背中をポーンと押し上げてくれたのだった。「・・・電話待ってたでしょう（ニヤ）」などと抜かしやがり、おもわず「そんならサッサとかけてくれ！」と叫んでしまったが、仕事のキリがつかなかったらしい。出先からまた会社へ戻って仕事するのだと言っていた。私を形作るたくさんの人たちへ、心から感謝の気持ちを忘れないようにしたい。

  2005年07月07日

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• 母、帰る

  朝から近くの古い街を散歩して、昼には地元のビール醸造所で1杯あおり、来たときよりお土産（ワインなんと5本！アンタ明らかに違反ですよ）で膨れ上がったトランクを抱えて母帰国。空港の出国検査をくぐって手を振りながら母がゲートに消えた瞬間、ありえないくらい落ち込んだ。寂しくなったのではなく、申し訳なくて。私が大変な時期だから、と、仕事を調整して祖父の事も放ったままドイツまで来てくれた母に、ひどい仕打ちをしていた自分に今更気づいた。もちろん楽しい瞬間もたくさんあったし、いろんな事を話したけれど、母がいた間じゅうどこか私の中で表に出せないもやもやした感情があり、母が10日間ずっと隣にいる、一緒にいるというそれだけの事がやりきれなくなって、ずいぶん彼女に対してひどい態度を取ったと思う。不思議なことに、父親が何回か一人でこちらへ来たときには楽しい思い出しかないし、それこそ「あ・うん」の呼吸で冷静に共同生活を楽しめるのだが、今回初めて母親とふたりっきりで10日を共にして、ささいなことにいちいちイライラする自分に気づいて驚く。ドイツ滞在を心から楽しんでほしいと思う反面、私も自分の仕事や勉強で両手一杯になってしまい、私を気遣う母に暴言を吐いたり、母が何か話しかけてきてもそっけない返事しか返さなかったり、ドイツ語がわからない彼女を敢えて無視したり。そういう風に接したくないのに、したくないのにという自分の中での葛藤が更に悪循環を呼んで、もはやドツボ。今一緒にいられたこの時に優しくならないで、一体私はいつ親孝行するつもりなんだろう、と暗澹たる気持ちになった。歩く活火山の異名を持つ彼女がわたしのそんな一連の態度に関して、見事に一言も触れてこなかったことにも驚くし、そこに彼女の大きさを見せ付けられた。本当にまだまだじぶんは器が小さい人間なのだ。日本のにゃーごさんに「それはあなたが大人になったというだけの話だよ」と言ってもらったけれど、確かに4年前10代で実家を出たときから、随分いろいろと私の生活は変わってしまった。前に向かうというのは、いろんなものを途中で捨てながら歩くということかもしれない。母はすべて分かっていて、もちろん私のことを怒ったりしていないと思う。それでも、もっと大きなニンゲンになりたい、ならなければ、という気にさせられた。母が実家に着いたころに電話したら、家に着いて早速その日の夕食を作ったという彼女に「いろいろありがとう、すっごく楽しかったよ」といわれた。電話ごしなのをいいことに、私も「来てくれてありがとう」といった。これを直接言いたかった。

  2005年07月03日

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• 母と二人旅

  たまたまウィーンに行く用事があり、母が来独中だったのもあって彼女も同行することに。4日間の滞在だったけど、私の用事でろくに観光もできなかったので、自由になる時間は結局丸一日のみ。私は常日頃から何回もウィーンに来ているし、母も10年前に父と一緒にウィーンには来ていて名所は見尽くしたとのことだったので、観光らしい観光は何もせずにひたすら街を練り歩く。ちょうど私が落ち込みまくっていて心から一日を楽しめる余裕がなかったので、これはもうショッピングしかないでしょうと母は考えたらしく、しかもタイミングよく街のいたるところでは夏のバーゲンが開催されており、たんまりと紙袋は増えてゆく。毎回のぞくMANGOで私はワンピースを2着（普段着用と寄席用）ご褒美？として買ってもらい、日本で待っている妹の夏物をごっそり試着。MANGOのスポーツラインはカワイイけれどシックでなかなか使える。弟にもカンペールのスニーカー（母お気に入りブランド）をゲットし、スペインづくしの買い物ツアーと相成った。私のお気に入りカフェで休憩し、ウィーンの美味しいケーキと名物コーヒーを美味しい美味しい、と言って食べる母を見ながら何故か胸をぎゅっと掴まれたような気になる。私は好き放題、わがまま放題で機嫌が悪くなってればそれでいいが、それを真横でいつも感じながら、それでも私の感情は私にしかコントロールできないことを分かっていて、それでもどうにか私を持ち上げようとしてくれてる母の大きさ優しさ。思えば今まで二人っきりで旅行したこともなくて、これからもそんなことはそんなに頻繁に出来るわけじゃないだけに、楽しいことをいっぱい一緒に体験したいなあとそんなことを考えたのだった。夜は部屋で二人で缶ビールを開けて酒盛り。今このときに一緒にいてくれて本当に良かったと思った。

  2005年06月29日

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• 体に気をつけて

  朝一番で日本の母の携帯に電話をかけた。入院中の祖父と話した。数日前、明け方自宅の廊下で転んで出血したらしく、そのまま検査入院という話は聞いていたが、脳幹のあたりにも出血の可能性があるのと、急な環境の変化で少し混乱しているらしい。御年79歳で毎朝欠かさずグランドゴルフの練習に向かい、長い1日を飄々と自分のペースで過ごしていた祖父だけに、急に病室のベッドにはりつけにされ、自分以外の意思で毎日がうごいていくということに我慢ができないようす。自分で言うのもアレだけど、私はそんな祖父のアイドルである。初孫の特権？小さいときから、祖父の愛情はやまんに始まりやまんに終わる日々であったらしい。若いときからテレビ、テント、バイクの免許、車の免許等新しいものは誰よりも早く手をつけ、祖母とともに海外旅行へ年1回は必ず出かけ、もう体がしんどいから海外はやめる、と5年前の宣言をくつがえして、わたしに会いに2年前、ドイツに来てくれた。今日もできるだけ大きな声で、「おじいちゃ～～～ん、大丈夫？」と聞くと、大丈夫なはずもないのに、点滴につながれて動けないのに、「お～い、やまんちゃん元気か？風邪ひいてないか？勉強がんばっているなあ。体だけは、壊すんじゃないよう」と。私は一体、何を好んでこんなに遠く離れた地にいるのだろう、と思った。今すぐ飛んで帰って、じいちゃんが自分の体の心配だけしていられるように、元気な姿を見せてあげたい。けれど、祖父は分かっているのだと思う。パイオニアの苦しさ、旅人が背負っていかないとダメな荷物のこと。なぜなら彼も旅人だったから。そんなわけで、私は今度の寄席を録音して日本の家族へ送ろう、と心に決めたのだった。おじいちゃん、がんばるんだ～。

  2005年06月15日

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• 次の場所へ

  今日、同じクラスだった友達にゃーごさんが勉強を終えて日本へ完全帰国した。駅まで行って見送ったけど、そのときは不思議とあまり何も感じなかった。2週間後にまたひょっこり帰ってきそうな感じ。けれど、何回も泊まらせてもらったあの家に行っても、もうにゃーごさんはいないし、とめどなく涙が出てきて一人でどうしようもなくなりそうなときに電話にも出てはくれない。そういうことだ。皆、確実に、かわってゆく。次の場所へ、向かってゆく。今いるこの場所は通過点にすぎないということをいたく感じた。私もその旅人のひとりなんだと思う。痛みをともなうことははっきりと分かっているけれど、ひたすら前へ、前へ。次は私の番なのだろう。私にさりげなく、それでもはっきりと何かを示してくれたにゃーごさんに感謝。健闘を心から祈る！次は日本で会いましょう。

  2005年06月04日

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• おかんの憂鬱

  久しぶり？に日本の家族と電話で話した。弟の誕生日にコジャレたシャツと夏に向けての派手なビーチサンダルを買ったはいいが、下宿先の住所が分からず実家に電話するも、夜9時現在誰も出ず。父が帰宅していないのはともかくとして、母と妹はいるはずなんだが・・・またフラフラと遊び歩いてるのかしら、と携帯にも電話。母・・コールするが出る気配なし。妹・・電源さえ入っておらず。何だよっ携帯の意味ないじゃんっ！と思いつつ、普段めったにかけないけれど父の携帯にかけてみた。数回のコール後、「もしもしっっ？」といつものテンションで聞きなれた声が。「おうおう、私だけど。」と言うと、向こうもびっくりしていた。「何や～～、携帯に怪しい番号出たから、応戦体勢で出たやんかっ！ドイツからでも携帯にかかるんやな？近所からかけてきたみたいに声近いぞっ」と興奮の面持ち。いや、普通に電話つながるの当たり前ですから。理系なアナタにしては珍しい興奮っぷりやね。娘からかかってきた電話がそんなに嬉しかったのか、父よ・・・父はまだ仕事中だったらしく、おまけにせっかく電話したのに弟の住所も知らず、母に聞いておいてもらうと約束して電話を切る。数時間後、母から折り返し電話が。「ごめん～～、コンサート行ってたの。」らしい。ほんなら携帯の電源切りなさいよっ。弟の住所を聞き出して、しばらくしゃべったのだけど、どうやらおかん、ここへ来てどうやら悶々とした日々を送っているらしい。うちの妹（末っ子）、年齢16歳。高校に入ったばかりなんだけど、どうやらおかん、いまどきのヤングの考えてる事がわからないらしい。特にうちの兄弟は、私→とりあえずガッツでマイウェイ爆進弟→淡々と手堅く前進としっかり者イメージが強く、特に激しい両親との確執もなく今まで楽しくやってきたのに、どうやらここへきてTHE･末っ子の妹16歳に新人類的要素を見出したらしい。もともとマイペースでふらふら生きてきた妹だが、その「まあ、何でもいいじゃん。長いものにも巻かれてみちゃう？」的な過ごし方が母には我慢ならない様子。ちなみにうちの母、家族のなかでは「歩く活火山」の異名を持ち、その名を家族のみならず幅広くとどろかせてきた豪腕の持ち主・・・父とも「この熱さ、絶対唐辛子の所為だよな（母は韓国出身）」と言い合っているんだけど、妹のグダグダさ加減に彼女のストレスは溜まるばかりらしく。まだ高校生なんだから、自分のしたいことなんてはっきり分からず毎日が過ぎてゆくのはしょうがないんじゃん、と私たちが言っても、やはり両親は妹に対して、若いなら若いなりに毎日目標を持って過ごして欲しいらしい。自分のキャパシティの範囲内で。それは決して多く要求しすぎているわけではない、と母は主張するのだけど、なかなかねえ・・・昨日も私と電話している間、急に罵声が聞こえてきたと思ったらコレ「ちょっとっ！そのパンダみたいな目なんなんですか！」・・・妹よ、高校へ行くのに目の周りぐるっとアイライン引く必要はあるのかい？？高校生のトレンドなのかしら、パンダ目・・・ようやく2人目までなんとか線路の上に乗せたと思ったら、最後の一人が思いのほか難航中。自分も親のすねをまだまだかじらせてもらっている分際でおこがましいが、両親の葛藤お察しいたします。しかし、私にだって新人類にうつる7歳下のジェネレーション・・・おかんがそれを理解できる日はくるのか？実家の戦争はまだまだ続く。

  2005年06月03日

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• 自分に小さなご褒美を。

  昨日の夜からワインさんご宿泊～。思いっきり寝坊して、朝食にも遅すぎるが昼食にはちょっと早い？みたいな微妙な時間帯にのそのそと支度して、近所のタイ料理インビスへ。タイ料理と看板に書かれているのに何故か「フォー」がメニューにあるという、極めていかがわしいお店。フォーは半透明で平べったいライスヌードルなのだが、あれってベトナムのもんではないのかい？ま、美味けりゃいいということで。アッサリスープとたっぷりのもやしとセロリ、鶏肉がうまい。麺もうまい～～。飲んだ次の日にはこういうのが一番だねえ。相変わらず天気は崩れたままで、寒い上に横殴りの雨が私たちを容赦なく襲ってくるんだけど、それにもめげずに市街地へ。ちょうどにゃーごさんが街まで買い物に出てきているということだったので、上手い具合に合流することが出来て、またまたタイミングよくこちらに着いたにゃーごさんの仕事のパートナーもピックアップした後4人で茶をしばくこと1時間と少し。ラテ・マキアート（エスプレッソの泡つき牛乳和え）、これまたうまい～。オーバーなほどにいちいちいろんなことに感動してみるが、そうすることで出来るだけ自分を自分で持ち上げるというか、幸せにしようと試みているのだ。ちなみに、にゃーごさんは私とワインさんの関係を知っているしここにも登場しているので問題ないにしても、例えば一緒にお茶したにゃーごさんのパートナーの方とか、「今日フランクフルトから友達がくるんだよね」とたまたま話した私の友達とかから「アナタたちはどこで知り合いになったの？」とか聞かれると、限りなく答えに詰まってしまう・・・・・何がどうということではないけれど、うまく説明できないのさ。私の全ての友達に「ブログやっててさあ」と触れ回っているわけではないので、（むしろごく少数だ）なかなかこの楽天ともだちとの絆をアピールしきれないのはちょっと笑える。結局いつも「（楽天）友達のそのまた（楽天）友達で知り合って・・・」とお茶を濁すことになるのよ。私的には、こんなヘボいページからそれこそ多種多様な関係がまた生まれていくのってたまらなく楽しいと思うんだけれど。もとい。カフェにどっかと居座っていろんな話をして、にゃーごさん達と別れたあとワインさんと一緒にアクセサリーを見に行って、そこで私はピアスを買った。去年の誕生日、この店（すべてハンドメイドの一点もの）のビーズのチョーカーをプレゼントで頂いたのだけれど、それに合うピアスがずっと欲しくて、やっと昨日その店にまた行ってみたらまったく同じ色のスワロフスキークリスタルのピアスを見つけた次第。小さい買い物だったけれど、すこし幸せになる。元彼に貰った銀のピアスを今でもずっとつけていて、この間泳ぎに行ったときにそれを紛失しかけた時にはそれこそ片腕なくしたみたいで、文字通り髪の毛振り乱してなりふりかまわず地面をはいつくばって探したのだけど、今日買ったピアスはわりとシックな、おしゃれした時用。私が私のために買ったピアス。気分は悪くない。ふふん。アクセサリーを買った後、ワインさんはフランクフルトに帰っていったのだけど、「ゆっくり頑張ろうね」と言ってトラムに乗っていったときの笑顔が素敵だった。自分の足で歩いているひとだけが持っている輝きっつうか、何つうか。何かしら、わたしも「よしっ」と思ったのであった・・・今日買った、クリスタルガラスのようにキラキラとしていたいもんだ。ピアスに願掛けっ。

  2005年05月07日

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• よどみなく過ぎる連休

  友人と交流した日。朝から泳ぎに。最近朝イチで顔も洗わず泳ぎにいくことに凝っているのだ。最初の200ｍくらいはダルダルなんだけれど、200の壁を越えたとたんにすっと体が動くようになる。1,5Km泳いでも45分弱、その後1日をまだ有効に使える気がして嬉しい。今日はにゃーごさんも一緒に行って、楽しかった。彼女ももりもり泳いでおった。今日も天気はがたがた・・・・一体全体何なのさ！！1週間前の天国のような暖かさはいづこへ・・・・ここ3～4日、朝起きると冬並にどんより暗い空にすっげー憂鬱になり、冬のセーターをまたゴソゴソ着込み、雨雲を気にしながら大学へ行こうとチャリに乗ったとたんにスコールのような豪雨に見舞われ天然シャワー状態、なんとか雨宿りできる場所までたどり着いた頃には小雨に戻って更に一瞬太陽まで顔を出す・・・・そんでもってまた気を取り直してチャリにまたがると、ウン分後にはまたまたスコール・・・・ごるあああ！！！天気が悪いといつもより嫌な事を思い出したり考えたりする時間が増えるんだからさ、やめてほしいねえ。私の気分も天気に左右されて、「嬉しい」と「しんどい」のハザマを行ったり来たりしてしまうのだ、はあ。けれども気を取り直して、昼はハレから遊びに（帰省？）来ていた友人とうちの家でハヤシライスを食べる。普通のグリーンサラダにじゃこと日本から持って帰ってきた和風ドレッシングをかけて、幸せな気持ちに。しょうゆ味、美味いよう。その後バイト。思いのほか忙しかったので、30分残業。夜には楽天ともだちのワインさんがうちに遊びに来てくれることになってて、本当は駅まで迎えにいくはずだったのに、残業の所為でうちの最寄の駅までひとりで来させてしまった・・・なんとか合流して、暇してたっていう昼間のハレの友人もくっついて3人で我が家へ。ワインさん初やまん家である。たいそうなおもてなしは全然できなかったんだけど、3人でまったり飲んだり喋ったり。普段けっこうクールな私の友人も、なんか私たちに合流する前に酒のちゃんぽんをしてきたらしく、べらべら調子よく喋ってて面白かった。私もけっこう調子よく飲んだ。仕事の後は酒だよ、酒・・・・。夜中までくっちゃべって、気づいたら思いっきり健康的な一日を送っていたことに気づく私。適度に動いて、食って、仕事して、好きな友人と会って。すごく幸せなことなんだと思う。辛いことには敏感になるけど、嬉しいことというものにはなかなか気づけないものなのだ。私の好きなひとにも、心豊かな毎日を送っていて欲しいと思うし、そしてそのことを私も自分のことのように素直に喜んであげられるように、はやくなりたい。まだまだ道のりは遠いけれど。

  2005年05月06日

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• 友達週末再び

  どかーんと落ち込んでる日記のあとに書きたくなかったので、新規でこの日記は投稿。そんな心の膿は溜まっていても、楽しいことだってある。この「楽しい」ことに素直に眼を向けられるようになってきたのは確かに進歩なのだと思う。楽天ともだちのfgrさんからなんとずっしり重い小包が届いた。何だろうと開けて見るとこれがまた強烈に私を持ち上げてくれるような本2冊。海外で日本語を見るだけで気持ちが楽になる、ってことを分かっててすばらしいツボを押さえたプレゼントだった。小躍りしたよ！fgrさん、ありがとーーーーう。それから今日は私のブックマークにもあるご近所Naoさんと久しぶりに再会して地元の「春の祭典」へ。（春の祭典っちゅうほど豪華なもんでもあるまいが、直訳するとこうなる・・・街の中心に屋台等が出て、そこでドイツビール片手にソーセージ食って春の到来を祝おうぜという祭り）にゃーごさんも合流し、まず軽く昼食を取ったあとにあまりにもお天気がいいのでオープンカフェに座って日を浴びながらカフェタイム。この春になって一番暖かかったのではないかしらん。日差しがすでにギラギラだった。気持ちいいーー。“オキャマの方々のバイタリティと魅力、さらにどうしたらそんなオキャマの方々とお知り合いになれるのか”という白熱のディスカッションを繰り広げ、日差しも存分に堪能したところでお開き。何をしたわけでもないのにちょっと疲れてしまい、眠くなってきたところに（まだ夜7時・・・）なんと引っ越して以来連絡がなかったコッコからTEL。「いままた元の家に戻ってきてるよーーー！」とのことだったので、すっごく嬉しくなって速攻会いにいく。彼女の元WGはゲストが多くてキッチンに入れそうになかったので、本当に久しぶりに私の家でふたりで夕食をとることに。昔は頻繁にあってこうやって手際よくご飯を作って食べていたのだけど、彼女にも彼ができたし私もなかなかそういう気分になれなかったのもあって本当にご無沙汰だったんだけど、楽しかった！パプリカのマリネとペンネのマッシュルームピーナッツソースあえを食す。誰かと食べると食欲も倍増。今日は週末だしね、とふたりで景気良く赤ワインを開けて、さらにオリーブとチーズのおつまみも抜かりなく準備してまったり呑み体勢に突入。ああ、幸せだ。何故か‘呑みたい’欲望がふつふつと沸いてきて、ウンヶ月ぶりに本当にたくさん呑んだ。今までは飲むと悲しくなったので、自制していたんだけど。夜0時前ににゃーごさんが「やまんちゃん、疲れてない？」と心配の電話をかけてきてくれて、それと同時に玄関の呼び鈴がなったと思ったら1週間前までうちにいて、その後ドイツ以南を放浪してたらしい中学ともだちダニーっちがまた登場。元気ないのさー、とメールしたところ、帰りにまた寄ってくれたとのこと。ううう、ここまで皆にしてもらって涙がちょちょぎれないわけが、ない。にゃーごさんがいなかったのが残念無念！でもしばらく3人でウォッカオレンジをあおり、コッコが「明日バイト～・・」とふらふら帰った後も1週間ぶんの積もる話（ネタ、とも言う）でダニーくんと盛り上がり、夜中の3時から「指輪物語、観ようぜ！アラゴンのように、生きようぜ！！」とLOTRエクステンディッドエディション（ノーカット版）DVDをバックミュージックにまだ呑んで、久しぶりにただのヨッパライと化して眠りについた。そのツケは確実に調子の悪い肌と翌日の体調に回ってくると分かっているのに、とりあえずそのときの楽しさを十二分に満喫した。それで良ーーし！みんなに本当にありがとう。気分いいついでに昨日購入靴第二弾も載せちゃおう。サワヤカ夏女がテーマよ。

  2005年04月22日

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• いろんな人がいる

  今日は春日和。あたたかい～。すばらしい～～～～。そして、溜まりに溜まっていたのにずっと後回し、先送りで眼をそらせながら放置プレイしていた面倒くさい事務手続き等の細かい作業を一気にバババッと終わらせることが出来たということにすごい充足感を覚える私。いかに今までグダグダ生きてきていたか、ということだな、これは。相変わらずダニーくんと合宿生活しつつ、久しぶりにアメリカに住んでいるともだちとチャットしたりした。友「コーラスの授業を取ったんだけど、あまりにウザイクラスだったから途中で行くのやめた。だって、コじゃれた黒人霊歌とか歌えると思っていったら、アフリカの遠吠え系ソングばっかり歌わされて、これじゃー人生何か踏み外しちまうと思ったから」とか言っててダニーくんと爆笑した。太鼓とかを伴奏に、メダワッササ！メダワサッサーーーーーッッ！！！とか歌わされるし、しかも学期末には生ライブがあるらしい、そしてドレスは全て自腹で買うらしい。メダワッササじゃードレスなんかじゃなくてむしろカラフルな布のかぶりもんだろ！途中で行くのをやめると成績表に「ドロップ」したというマークがついてしまい、それはあまり見た目がよろしくないらしいんだけど、それでもメダワッササは彼女にとって嫌過ぎたと見た。夜はにゃーごさんが夕食に招待してくれる。しかもメニューは皮も中身もすべて手作りの肉まん＆あんまん！！！もう、ババくそ美味かった。ありゃー55○の蓬莱もその地位を脅かされますぜ、くらいに。肉まん食いすぎで死んでももう悔いなし！くらいに。そして、私とダニー君のほかにもう一人にゃーごさんの友人が来ていたのだけど、この人がまたいちいち面白いのだ。その彼ゲンさん、初めて会った瞬間からこのひと、もしやオキャマ？？的な空気をむんむんかもし出していて、とっても正体不詳。実際はすごく才能あるミュージシャンらしいんだけど、とりあえず彼にまとわりつく空気というかバリアというか、それがすごい独特。抱腹絶倒なネタを繰り広げられている横で、わたしはずっと彼はオキャマか否かを判断しようとしてたんだけど、結局最後にはゲンさんはゲンさんで、ええやんみたいなことを思わせるような個性だった。うん、あれが個性だな。「最近別れた彼から電話がかかってきたんですよ～。」とか話す私をジッと見つめて一言「彼の負けよ、それアンタッ！！」と一喝。「うまくいってたし、振られる筋合いないんですけどね～」には「別れる別れない、好き嫌いに理由なんかないわよっ！」「どうしたもんですかね～～」には「もう、アンタのやりたいようにやりゃいいのよっ。すべて、そのまま放っておきなさい！放置よ、放置！！お兄さんの言うこと聞きなさい、放置よっ！」（お兄さんじゃなくてオネエサンなんじゃないか・・・・？）だってさー。ひゃー。しかも、ただ言い放ってるだけでなく、ゲンさんのその意見の底にはわりと深ーい彼自身の経験とか葛藤とか重いものがガツンとあって、それをこっちはむんむん感じるのである。ズバリ言うわよの細木先生の押しプラス得体の知れない信憑性と説得力っちゅうか。とにかく、ゲンさんはすごかった。帰り道、にゃーごさんのわんぽん（彼女のペット、しかし実はぬいぐるみ）を私とダニーくんが誘拐し、「人質は預かった・・」と脅迫電話をかけたときも、ゲンさんに「あんたたち、そんなことしてたらバチがあたんのよっ！」と怒られたので、私たちの最後の抵抗として「この事件の主犯は○○だ（ゲンさん）・・・」と言ってはおいたのだけど、そんなことではまだまだ彼に太刀打ちできないとみた。にゃーごさんの人質わんぽんは今我が家で昼寝中。にゃーごさん、返して欲しくば肉まんもってやまん家まで来い！わはは・・・・こーんなに面白い夜、家に帰ってメールチェックして、最後のひとネタ→電話につづき、今度はメール（タマ氏から）おいー！と思ったけど、そういや今日の朝私からメールしたんだった。（頼まれていた友人のメールアドレスを送ったんだよ！すでに言い訳くさいけど。ちゅうか言い訳だけど）けっこう大丈夫、と思いきや、次の瞬間ロココ調邸宅の前に設置された噴水なみに涙と鼻水がブァーーーーッッと出てきて、かえってそれに受けた。気持ちの問題というより、これは条件反射だな・・・ブシューーーーッッ！と涙を出し切って、すっきり寝ましたとさ。

  2005年04月13日

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• 来客万歳

  さて、我が家は昨日からお客様。中学校時代のともだちで、今はカナダに住むダニーくん（ワインさんの所でのネーミングをそのまま起用）が遠路はるばるドイツまで来てくれた。彼はお父さんがイギリス人、お母さんが日本人で12歳から7年間日本に暮らしていて、今はカナダが拠点なのだけれど、この3ヶ月間アフリカはタンザニアに行っていて、カナダに帰る前にヨーロッパまで足を伸ばしてしばらく滞在するということらしい。昨日、駅まで迎えに行ったら3年ぶりにあった彼、見事に「無国籍化」しておった（笑）さすがのアフリカ帰り、強烈なネタをあまるほど用意して来てくれる。「急にお腹下してさ～、最初は我慢してたけど、さすがに耐えられなくて病院行ったら、『人糞からのバクテリアにやられましたね～』とか言われた、料理を作ってくれるコックがう○こを手で拭くから、その手で料理した飯食ったらそりゃーやられるよね！俺はちゃんと紙で拭いてても不可抗力だよね～～～～」とか。（ほかにも、「毒グモに噛まれちゃってさ～」とかいうのもあり）もともとカナダでダイビングにトレッキング、ロッククライミングを満喫しているらしいのだけど、アフリカで更に野生児化したらしい。いいぞ、いいぞ。彼は本当に毎日を一生懸命生きていて、まっすぐで、見ていてこちらの背筋が伸びるような健全なこころの持ち主だ。そんな尊敬できる古いともだちと、このドイツの私の町で15歳のときのわたしたちにタイムスリップするような感覚、すばらしい。本当に話は尽きることなくどんどん出てきて、月並みだけれどもこれは心の洗濯なんだなあ、と思う。そういえば、7年前、こんな風に毎日毎日笑っていたなあ。そういえば、わたし、今でもこんな風に笑えるんじゃあないか。ダニーくんにとことん感謝した。1週間ほど滞在するらしい彼と、抱腹絶倒の数日間が過ごせそうである。

  2005年04月10日

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• 皆がんばるのだ。

  また急に寒くなったドイツ。まったくAprilwetterでござる。ここの4月は本当に天気が安定しない。今日も小雨でなまじ風があるもんだから、寒いのなんのって。しかも風が吹くと雨が横なぐりになって靴も服もびしょびしょだっつーの（怒）まったく、明日の天候が予想しづらいっていうのは困る。ぶつぶつ・・・・そんな中、久し振りに担当教授サンタ氏にお稽古をつけてもらいに遠征してきた。普通なら週1回ペースで会っているはずの生徒と教授の関係なのであるが、何故か2ヶ月ぶりくらいのお稽古である・・・私が日本に行っていたり、私が帰ってきたと思ったら今度は彼がインドなんかに行ってたり。しかも、インドにバカンスに行ったくせに病気になって入院してるし。インドで入院て、えらいモノモノしいんですけど・・・怖くて「どんな病気だったんですかあ？」とか聞けなかった。とにかく、お稽古をつけてもらった。明日は久しぶりの寄席なのである。ここ数ヶ月、まともに人前に出ていなかったし練習もままならなかったので、体力の落ちてること。集中力とか体力そのものの限界が15分ギリギリ・・・・2時間のソロ寄席なんか、今はどう転んでも無理くさい。幸い明日はそのギリギリライン、チョイ出の15分だけだから良かったけれど。体力って、落ちるもんですなー。わたしの仕事は限りなくスポーツに近いカルチャー活動みたいなもんなので、こりゃ数ヶ月かけて体力を戻していかないとしんどいぜ。本当は、4月中旬から2週間スカンジナビアの北極圏へ巡業へ行く予定だったのだけど、この体力なのでキャンセルすることになった。残念。とにかく明日は出来る限り体力温存して、本番15分にすべてを放出する気でいくぜー。そして夜は明日引っ越していってしまうコッコちゃんと夕食。和風ハンバーグとしじみの炊き込みご飯を作って待っててくれた。くう。泣かせるぜ・・・こないだは大人気なくてすいません・・・・彼女のルームメイトたちも本当に楽しい子達で、コッコが引っ越してしまうと私もなかなかそこには行かなくなると思うので本当に残念だ。たのしかった。今生の別れでもないのについ名残惜しくて長々と居座ってくっちゃべる。ああ、これもなかなか出来なくなるんだなあ・・・（なんせ今のコッコ家、我が家から徒歩2分）けれど、彼女の「動け動けパワー」は気持ちよかった。わたしも体力精神力をじょじょに戻してまた前をスッキリ見られるようになるぞう。コッコよ新たな大学ライフに幸アレ。（けど「貴方の彼氏によろしくね」とは口がさけても言わなかったわし。えげつなっ！笑）

  2005年04月07日

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• なんだかさあ

  今日は肌寒くさらに小雨。また気持ちが天気に左右されだす。底の底で這いつくばって泥をなめまわしてた感じの1週間前からは確かに少し浮かんできたような気がするんだけど、それでも朝起きぬけにバーーッッと駆け巡るマイナス思考と被害妄想の波からは抜けられず。これが夜なら分からないでもないんだけど、なんで朝なのかねえ。朝起きて、これから1日が始まると思った瞬間が一番しんどい。しかし、昨日の夜また驚きのニュースが。ここドイツの地元町でのココロの友、コッコが急に引越しすることを聞かされ。この日記にもたまに出ていたけれど、日本のドイツ語学校で知り合って、同い年ということから意気投合、また同じ時期に渡独して、更に偶然コッコが私の住んでいるこの町に引っ越してきて大学へ行き始めてからは支えあい、励ましあいながら数年を過ごしてきたコッコが何故に引越し？「やまんにはまだ言ってなかったけど。」と、今週末にはもう家を引き払うことを伝えられた。ちょっとそれ急すぎるって、と混乱したのだけど、確かに彼女はずっと専攻を変えたくて、いろんな大学に応募していたので今回やっと一つの大学から合格通知がきたんだという。出来ればこの町の今までと同じ大学で専攻を変えたかったのだけど、そこは残念ながら合格しなかったらしい。寝耳に水とはこのことだ。彼女もこの2週間、私が限りなく嫌う彼氏P（まだしつこく言うなんて大人げない私！）、さらに彼女のルームメイトも一緒に日本へ遊びに行っていて、私は彼女が帰ってくるのを首を長くして待っていたんだけど、昨日久し振りに電話してみたらこのニュース。引越し先はここから電車で2時間程度でそこまで遠くはないのだけど、やっぱり今までのように行き来なんて出来なくなる。しかも、金曜日にはすでに彼氏Pの所へ引っ越すそうな・・・（彼氏Pはちょうどこの町とコッコが引っ越す町との中間地点に住んでいるのだ）しばらく彼氏のところから大学へ通って、家を探すと言っていた。なんでだろう、なんだかガツーンとショックであった。私たちはみな異国に住んでるということで旅人であるし、旅人である以上ずっと同じ場所にぬくぬくと収まっているわけにはいかない。途上の過程で私たちはいろんな人に会い、いろんな人と別れてゆく。そのことは自分が旅人である以上分かりきっていることだし、来るもの少々拒んでも去るものは追わず、と今までやってきた私自身に実際迷いはなかった。けれどなあ。ひとりひとり、確実にここから去ってゆく。わたしも、いつか必ず、次の場所へと流れてゆく。けれど、なんだかすっごく寂しい。考えてみれば、今までずっと私は「去る」側にいた気がする。自分のやりたいことをするために、いつも自力で暖かい場所から抜け出していたけれど、去るものと、残されるもの、どちらの方が辛いのかしらん。分からなくなった。彼氏によりかかって、その次は友達に寄りかかって、でも結局まっすぐ立つには自分の足が一番必要なんだろう。びっくりしてしまって、素直におめでとう、と言ってあげられなかった自分を悔やむばかり。彼氏としばらく一緒に住む、と聴いただけでこれなんだから、本当にわしのニンゲンなってないぜ。反省。彼女が引っ越す前に1回会えることになった。ひねくれたままで、彼女を送り出すことだけはやめよう、じぶん。

  2005年04月05日

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• ナマステ愛を確かめる

  今日はちょっと遠征して、高校時代の友達ナマステレンジャーのメンバーと会合。一緒に美容院へ行くという、わりと女の子らしい企画だったのだけど、最初にグリーンと一緒にカットへ行き、その後パープルも合流して美味しいと流行のクレープ屋に並びだした辺りから一気にノリはオッサン化してゆき、長蛇の列に悪態はつくわ、わたしらの後ろに並んでるアホ臭いカップルに関係ないのにダメ出しするわ、カラオケではマツケンサンバ熱唱ダンスとスターの物まね大合戦に声を枯らすわ、最後の〆にはやっぱり肉でしょう！と向かう先はま迷わず「焼肉食べ放題」だわ、フルコースでした。ハイ本当にしゃべりすぎて喉ガラガラ。グリーンとパープルに「明日検査なのに、喉はガラガラやわ焼肉で口は臭いわアンタ最悪なコンディションやね」といわれてしまう始末。いやはや本当に。採血とかしても、血のなか油や悪玉菌だらけなのではあるまいか。けど、もうこれ以上は無理っていうくらい楽しくて笑いまくった1日であった。幸せだった。悔いなし！

  2005年02月21日

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• Xmasプレゼントと私の周りの人

  そろそろ本当に重い腰を上げてクリスマスプレゼント探しに奔走しなければいけなくなってきた。今年は割愛しようと思っていた日本の家族へのクリスマス小包とこっちでの親しい友人たちへのプレゼント。今頃送っててはもはやクリスマスもお正月も逃してしまうのではなかろうかと危惧しつつも街をうろうろする。今年は偶然家族へのプレゼントが皆冬グッズになってしまった。まあいいんだけど。弟にはニット帽、妹にはマフラー、父と母にはおそろいの室内履き。ここだけの話、弟はなんか色気づいて「シルバーアクセサリー」なるものをリクエストしていて、私もそのつもりで探してたんだけど、ドイツで日本のようなオシャレさを追求するのが無理な話というものであるし、さらにたまたま入ったH&M（安くてまあまあオシャレな流行ものが買える洋服屋）でなんとニット帽1ユーロというワゴンセールをしていたのだー。迷わずずんずんそこから帽子を選んだ。しかも私が買ったやつ、50セントだった・・・（でもかわいいんだよ！！！）叩き売りもいいとこだ。2つ買っても1ユーロ（140円）？で、弟のプレゼント終了・・・・ここ読んでませんように。両親への室内履きはクリスマスマーケットで売ってる屋台で買った。動物の皮でできてて、中身はもこもこの毛がむあーっと詰まっている、見るからに暖かそうな室内履き。日本はそんなに寒くないけど、実家はフローリングなので足元が冷えるんだよな。この室内履きはこないだにゃーごさんも買っていて、私も去年あたりからずっと気になっていて、今年また見かけたので思い切ってわたしにも一つ。あたたかいし、すっごく足になじむ。履いてると、ケモノの足を取って来てじぶんにくっつけたみたいな面白い感じになることに気づいた。じぶんの分も買って正解だったなあ！これを両親にもふたり仲良くペアルックで履いてもらおうと。しかも、1足7ユーロとかで一冬で履きつぶして次の冬また新しく気軽に買い換えられる値段。これ、日本までの送り賃がプレゼントの総額よりも高かったりするんだよな、絶対・・・やっぱり日本って遠いのね。夜は友人I、改めコッコから連絡がきてまたグリューワイン引っ掛けに。飲んだくれ。しかもふたりともジャンキーなものを欲していたので晩御飯は屋台でCurrywurst mit Pommes（ソーセージ・カレーケチャップがけ、付け合せはフライドポテト）・・・ときどきこういうものが食べたくなる。寒くて寒くて、風邪気味なのにグリューワイン飲んだら不思議に元気がでてあったまった。これだからクリスマスマーケット好きだなあ。コッコとは日本で一緒にドイツ語を習ってて、たまたまドイツでも街が一緒になって、お互いもちつもたれつ、仲良くしていたのだけど、彼女に恋人ができ、その彼のことを私がどうしてもどう努力しても好きになれないもんで、彼女自身とわたしのなかにも距離が生まれてしまっていた。問題なのは、彼は何故か私のことを友達として好きだと思っているらしいことである。このへん私は理解できないんだけど、明らかに私らの間に楽しい会話が成り立っているわけじゃないし、私はあんたとうまくやっていく気はありませんってことを表明してきたつもりなのに、それでも向こうはそれを「やまんって男っぽいし、厳しいこと言うけど、それだからぼくたちっていい友情を育めるとおもうんだな！」とかいうとんちんかんなポジティブさにすりかえてしまっているらしい。まあこの男はそういうやつなんだけど。そこが駄目なんだけど。幸せな鈍感さだなあ。本当に人生楽しいらしい。コッコもそういうところに惚れてるくさいんだけど、なかなかそういうのをすっと流せるまでにわたしは時間がかかった。ま、最近は彼氏も引っ越してくれたし（前いっしょにすんでた）遊びにいくたびからまれないですむし、あちらが幸せならそれで良し。それでも彼は「年越しパーティーは僕らカップルとキミ達カップルで一緒に祝うことがベストアイディアだと思うんだけど！」とか言ってるらしい・・・まだ君は私とタマと何かしたいのかよ！こんなにうちらが後ずさりの姿勢をあらわにしてるのに？！はあ、ここまでじぶんとウマが合わない人っていたのねとびっくりした相手だっただけに更に「勘弁してくれよ度」があがってゆく。。。今まで自分がきらいだった人からは十中八九自分も嫌われてるもんで、それが普通だと思ってたからなにやら不思議な状況だ。。。ま、この彼の逸話はたくさんあるんだけどそれはまた気がむいた時にしよう。タマと電話したら「またクリスマスマーケットいったの？今日はいくら使ったの？」とにやにやしながら（顔見てないがそんな感じで）言われた。近頃は年末で悩んでる暇もないほど忙しいそうだ。それでもちょっとつつくとすぐぽろぽろとナーバスになってゆくから私も気をつかう。それで昨日もまた口論になりかけたけど、いつの間にかタマ打ち明け話になりかわっていた。私が聞き役に回るというのは珍しいことなので（普段はもっぱら私が問題ふっかける）、彼も相当疲れてぐるぐるしてるんだろう。「ヤマンちゃん・・・、・・行きたいねえ、パリに。」と言い出してたからなー。パリは彼にとって夢がつまった街らしく、何かに疲れたり、つまったりしたときには必ずこの言葉をつぶやく。思わずのどもとまで「行くんだよ、パリに！」と出かかったけど、必死のおもいで飲み込んだー。チケット24日に見て驚くでしょうねえ。「そうだねえ、パリ、いけたらいいねえ。」とだけ言っておいた。もうすぐ会うけど、そしたらいっぱい話を聴いてあげよう。あと1週間、がんばれよう。

  2004年12月15日

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• プチ遠征

  今日は楽天ともだちワインさんのすむ街へと遠征したのだ！！かんがえてみれば、ひっさびさの電車。いかにじぶんがこの片田舎に埋まりかけていたか気づかされる・・・ワインさんのとこまで1時間ちょっとなんだけど、楽しかった。電車にのるという行為が。電車のドアがガタッッと閉まって、ゆっくり車体が動き出す時ってなんともいえない高揚感というかそういうものを感じる。で、ワインさんに初めて会ったのだった！これだけ私の問題をいっしょにいろいろ考えてくれたりして、お世話になってたのに会ったのは初めてというのが面白かったよ・・・わたしは駅でうろうろしかけていて、ワインさんが私を見つけてくれたんだけど、ちょっと手を振って、にこっと笑いかけてくれた彼女の目が美しかった・・・奥ゆかしい「にこ。」だった！とにかくその笑顔で一発リラックスしてしまった私は失礼ではなかったかしら・・・・笑ワインさん、じぶんもすっごく辛い毎日で決してラクではないはずなのに、それでも微笑むことができるあなたはすごいよ！ぺちゃくちゃ話しながら歩き回って（何回も言うが片田舎から出てきた私にはあの金融ビル群がとっても珍しく、完璧おのぼりさん状態で挙動不審）、クリスマスマーケットもひやかして、マイン川もみて、日本料理屋さんでランチ。すごかったよ、ここが。なにがって、鮨が。それと大将が。やっぱ都会さ来ると、アジア料理もここまでハイ・クオリティだべさーと思ったね。完敗！ほっぺたが知らない間にぜったい「ぽろり」と落ちてると思ったもん。スシってこういう味だったよなあ・・・とまたほんのりドイツで思い出すことができるなんて、本当に幸せじゃないか？！とにかく美味かった。しかも大将、すごい迫力。カウンターに座って、スシが握られ握られ次々とおさらに乗せられてゆくんだけど、スシを味わいながらワインさんとしゃべってると、大将が不意に「ごらお前！ばかたれ！イスだよイス用意しろてやんでい！ばかたれ！」とかいって従業員を叱り飛ばすの。その直前まで客と軽妙なトークを飛ばしてたりするのに、予測不可能・・・そして「ばかたれお前！ビール１杯おかわり！（←大将用）」とかまた叫ぶ。その瞬間、いつもワインさんとの会話を瞬時に中断して大将にすべての注意が向かってしまったよ、わたし。また不思議と、活気のある店内にそれが浮いてないんだよな。職人・・・・・ということばがぐるぐる私の頭の中を回っておった。というわけで、デザートの抹茶アイスまでたんまり食べて、煎茶もたくさん飲んで、ウナギで〆て、もうほくほくでお昼は終わり。そのあとはグリューワインをひっかけて、ワインさんとプチショッピング、そのあとおうちにまでお邪魔させていただいた私。彼女を励ます遠征なのにすっかり遊んでもらってしまったよ。けれど、たまに違うところの空気を吸うというのは本当にいいことだー。そういう爽快感をここ最近すっかり忘れていた。腰がおもくなってるなあ。ちょっと楽しいこと、は、本当はそのへんにころっと転がっていて、それをじぶんが見つけられるか素通りするかの差だけなんだろう。それをキャッチできるじぶんでいたいと思う。日々の訓練だよな。幸せな気分でまた帰ってきた。電車のなかではもくもくとマフラーを編むことができたし（ここ数日で驚くほど長くなったブツ。けどもう少し頑張るつもり）すばらしい。ワインさんありがとうー。ここにも襲撃してね！待ってます。

  2004年12月11日

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• これぞぐだぐだ道。

  今日はお天気もよく、こんな晴天の日はこの週末を終えればおそらくこの冬中見られることはないだろう、光合成せねば、と思いながら、実際にはそういう日に限って、しかも日が照っている日中に、バイトが入っていたりするのです。ブラボー・・・しかし夜はアジアンな友人達と我が家で飲もうという話だったので、それを楽しみにバイトだけは乗り切った。しかも今日は某韓国人友がめし作り担当してくれるらしく、私は部屋を提供すればよいだけで酒もサカナもお任せだったのでこんなに気軽なことはない。しかも彼はコックさん。期待しないわけがーないっ。サクッと我が家のキッチンを明け渡し、次から次へとできてくる酒のツマに心は躍る躍る。とうとう我慢しきれなくなって、いきなり韓国焼酎（ジンロ）をオープン。しかもまだメンバー集まりきってないのに。最初からすでにぐだぐだ。そうこうしているうちに続々と韓国人、中国人、日本人があやしく私の家に集結する。わりと圧巻なアジアン率。そして皆、いきなり乾杯から焼酎。気がついてみれば友人コックの腕をふるったメニューはす、べ、て、酒のツマであったとさ。またこの韓国料理が辛くて、うまくて、焼酎に合うんだな。たまら～ん。ジンロ焼酎ボトル４本、更に私の秘蔵麦焼酎、それでも足らずに梅酒とビール１５本を夜中の２時まで６～７人でへらへらと飲んでしまった。これをぐだぐだと言わずになんと言う？飲むにつれて皆の共通言語がなんだかおかしいことになってきたことに気づく。一応ドイツ語が共通言語として妥当だと思うんだけど、中の韓国人でやたら日本語をしゃべれる奴がいたり、私の日本語の本を読んで中国人は意味を理解していたり、私もまったくかじったことのない韓国語で何故か怪しく知ったかぶりしてみたりで、深夜の我が家は混乱のきわみであった。ぐっだぐだ。楽しかった・・・。

  2004年10月23日

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• 笑い健康法

  笑うというのは体にいいのよね。しかし、笑いすぎて声が枯れて出なくなったという経験、久しぶり（というか初めてかも）にしました。というのも、今日は高校時代の友達がうちの実家まで遠征してくれていたのだ。私が軟禁されて暇こいてるもんで。高校時代から今でも仲良しなのが私ふくめ5人。ナマステレンジャーというユニット名までついておる。しかもそれぞれ「持ち色」までもっておる。ちなみに私はレッドね。だから、「やまんレッド」なのね。もとい。この人たちと遊ぶともうなにがなんやら訳が分からんけど、とりあえず抱腹絶倒のひと時を過ごせること請け合いなのだ。今日はわざわざ電車で2時間もかけてグリーンと学校帰りのボルドーがきてくれたのだけど、なんか会った瞬間に私らの空気はウン年前にタイムスリップである。ポカリスエットを飲みながら居間で寝そべり、高校時代のビデオを見つつ無駄話を繰り広げるあたり、明らかに今時のヤングのすべき行動ではない。しかしおもしろい。いやはやおもしろい。私の仕事が終わった次の日から1泊2日でこのナマステさん達と温泉旅行に行く計画なのだけど、3人集まっただけでこの有様、あと1人増えてしまってしかも丸2日この人たちと行動をともにするなんて笑死確実。こんなに笑えてこの日は本当に「悔い無し！」であった。笑うのは健康的である。喉はからからであるがパワーが今もみなぎっておる。ナマステよ、待っておれ。11日までに腹筋鍛えておくからさ。

  2004年10月04日

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• 友人続々登場

  日本に帰ってきて、本当は仕事で帰ってきているのに体調がよくないのをいいことにのほほんと暮らしている。そして友達がまたからんできてくれること！！！嬉しい限りだ～。昨日は小学校時代からの腐れ縁、幼馴染の「殿下」登場。こいつはアホだ。ただのアホではなく、アホを極めているので見ていてすがすがしさまで感じる。殿下、老舗料亭の息子で実は金持ちボンボンである。なので大学生の分際でＢＭＷの車体低めな車などを乗り回しているのである。そしてこの男、私が日本に帰るともう至れり尽せり。電話1本でどこでも迎えにきてくれるし飯にも連れて行ってくれるし。私が実家に帰って昼寝をしているといつのまにかうちにあがりこんでこたつの横に寝ていたなんてことはザラなもんだ。この殿下がさっそく遊びにきてくれた。沖縄土産を持って。もちろんウチの家族も殿下はおなじみなので、「今日殿下が沖縄土産もってくるらしい」と母にいうと、すかさず彼女「殿下のことだから絶対パイナップルハ○チュウとか買って来るんでない。そしたら馬鹿にしてやろう」とか言う。私はまさか事前に彼の沖縄行きを聞いて「おみやげはパイナップルハイ○ュウね！！」とか言ってしまったことなど言えず、ここは殿下にすべての罪をなすりつけようと黙っていたのだが、アホの殿下は思惑通りハイチュ○を持ってきて、母に「やっぱりね！」といわれ、黙ってりゃいいものを「だってやまんのリクエストだぜ！これは！！！」とか意味も無く強く主張とかする。結局アホは私かい。ほかにも今日来てくれた（台風の中ありがとう）高校時代の仲間の一味ピンクちゃん。ちゃっかりケーキまで持ってきてくれたけど、しっかりうちで夕飯まで（ちゃんこ鍋っ）食べていったし。どうもうちの母がフレンドリーなのか、ウチの家には常に誰かが。普段の食卓で微妙に1人や2人増えていてもわからんのではあるまいか。。。。いやはや、しかし日本語でネタをして笑うというのはいいね。いいよ。友人様様である、ほんと。私の友人たち、本当にオモロイ人ばかりなのでこの日記にも忘れないうちにネタの数々をしるしてゆかねば

  2004年09月29日

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• 家族たるもの。

  なんだかんだとバタバタしてるうちにもう6月なのですね。日本は梅雨かいな。昨日は弟の誕生日＆父母の結婚記念日ということで、グリーティングカードをメールで送り、なんと健気な娘＆姉だこと。と自己満足に浸っておりました。まず弟からの返信：「もう20歳だなんてへこみます。訳の分からないメールを送ってくるだけではなく、カワイイ弟（自分で言うか。）に至急素敵なものを贈るよう。住所は下記。。。云々」そして父から電話：「いやー、巷で問題の迷惑メールかと思って消しそうになった。あとで何万円も請求来るって言うしさ。ウッハッハ。」なんなのだ、この家族。更に弟からの情報によると、「おとんとおかん、誕生日プレゼントとか言うて焼酎送ってきた。」20歳になったというのは分かるが、すすんで酒を送る親があるかしら。しかも焼酎。母曰く、弟はオッサン臭いのでワインという柄ではないと考えた末の決断だったそうな。哀れ、弟。何はともあれ家族みな健やかにマイペース、これが一番。

  2004年06月01日

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• 大学生と酒の関係。

  久しぶりに日本の家族とコンタクトをとってみた。気まぐれで電話してみたのに、ちょうどタイミング良くやまん家ジャパン本部では酒盛り開催中。妹の誕生日会と銘打って、やまん母の弟家族、祖父母まで巻き込んで飲んでいたらしい。もちろん妹は未成年なので、もはや形だけの主役である。。。順番に母、父、おじい、おばあ、いとこ、叔父・・と受話器は勝手に回されテンションについてゆけず。しかしうちの家族は皆お酒に強い。両親ともに酒豪。なので私も弱い方ではないと思っている。妹もまだ未成年の癖にけっこうイケルし、何より好きな食べ物がタコ足とか枝豆とか酒のツマばかりである。しかし、弟だけは弱い。チューハイ２缶でハイテンションになれる経済的な男である。そんな彼も大学生になってから何かに目覚めたらしい。一人暮らしをしているのだけれど、こないだいきなり私に「日本酒の味がわかってきました・・・」というメールを送ってきた。姉としてはやっと仲間に入ってきてくれてありがとうという感じだった。これが本当の「大学生デビュゥ」というものなのかしらん。そもそも日本の大学生ってどんな生活をしているのだろう。私は日本で大学生というものを経験したことがないので、友達が言うやれコンパ、やれサークルという世界は本当に未知数でちょっと覗いてみたかった気もする。けど、この次弟から「芋焼酎の味がわかってきました」というメールが来たら、ちょっと引いてしまうかも。

  2004年04月25日

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