干し芋づくり
干し芋作りに初挑戦しました。茨城県は干しいもづくりが盛んです。でも、干しいもは買うと結構高いのです。なので、自分で作ってみることにしました。干し芋の原料の芋は、スーパーなどでよく見かける「ベニアズマ」ではありません。「タマユタカ」という品種を用います。しかし、タマユタカは市販されておらず、生の芋を手に入れるのは難しいです。去年の春、ホームセンターで「タマユタカ」の苗を見かけました。20本ほど購入し、畑に植えました。ベニアズマも20本植えました。そして収穫の秋、残念ながら芋はほとんど実りませんでした。タマユタカが5本ほど、ベニアズマは3本ぐらいしかできませんでした。原因はおそらく、土が合わなかったのと、土の量が少なかったためと思われます。とりあえず、収穫できた5本のタマユタカを干し芋にすることにしました。芋をよく洗い、1時間ほど蒸します。蒸した芋を5ミリほどに切ります。切った芋をザルに並べていきます。切ってみて気づいたのですが、タマユタカはベニアズマに比べ、水分が多く、モチモチしています。この性質が干し芋になったときに独特の粘りを与えるのでしょう。干してから4日ほどが過ぎました。あと3日ほどで干し芋ができるはず。楽しみです。