映画『となり町戦争』dvd
◇DVDを借りてみました。『となり町戦争』は、2006年の日本映画です。舞坂町に暮らし始めて一年、北原修路は町の広報紙で隣りの森見町と戦争が始まる事を知る。しかし、開戦初日を迎えても町の様子に変化はなく、戦争を実感することは何一つなかった。広報紙に掲載される戦死者数を除いては…。数日後、対森見町戦争推進室の香西と名のる女性から電話があり、特別偵察業務辞令の交付式への出席を促される。監督 渡辺謙作出演 江口洋介,原田知世,瑛太,菅田俊,飯田孝男,岩松了 など愛媛県撮影ですので、期待してみました。あまりにも酷いですね。したい事はわかるけど、見せ方や討論が下手ですね。戦争をパロディにして笑い飛ばしたいのか、大真面目に戦争の不条理を言いたいのかが、わかりませんね。これでは見終わった後に何も残りません。平和ボケしている感は否めないですので、海外の方は見ないで欲しいですね(笑)。「黙っていたことは認めたことです。それが民主主義のルールです!」て言いますけど、この映画で戦争の議論や投票シーンなんかなかったと思うんですけど・・・。この映画では、新聞見て知っただけですよね。選挙で決まったからと言って何をして言い訳では無いんですけどね。独裁政権でも選挙はしてますからね。この日本で選挙に行けと言う人が国会中継を見ているとは思えません。報道に踊らされずに、国会中継を見て独自の考えが持てる人は、日本にはほとんどいないでしょうね。働いていたら、ほとんど無理ですからね(笑)。小説『銀河英雄伝説』で「戦争を始める時は命よりも大切なものがあると言い、戦争を終わらす時には命より大切なものは無いと言う」みたいな言葉を思い出しました。面白い題材ではありますので、もう少し考えて撮影して欲しいですね。撮影場所も城がある同士の昔からいがみ合ってた設定の方が良かったですね。恋愛部分も感情が入ってない設定なのかな?やりたい事はわかるんだけど、何か煮え切らない感じですね。討論や戦闘にに力を入れるかコメディにするか、焦点を合わせた方が良かったですね。愛媛県に興味がある人だけ観てください(笑)。大洲の町はわかりやすかったですね。