剣山に登ろう
◇西日本第二の高峰の剣山です。こう書けば、すごい感じはします。「見の越」と言うリフト乗り場までは車で訪れる事ができます。ここまで歩いてくる人は、ほとんどいないと思います。「見の越」のリフト乗り場には、二段式の立派な駐車場があります。7,8月でなければ、この駐車場がいっぱいになる事はないと思います。200~300m下には第二駐車場も完備されています。第二駐車場に停めると、「見の越」を通らずに登るルートがあります。リフトに乗らないで登るルートに合流するだけですけどね。「見の越」駐車所に車を停めて、車道を少し下り登り口へ向かいました。「剣神社」の石段の所が登り口です。昔は看板も無かったと思いますが、現在は看板があります。石段の長さが違う石段ですが、昔ほどぼこぼこではないですね。「剣神社」で安全を祈願して、右手の境内の外れの登り口から登り始めましょう。右手にリフト乗り場を見ながら歩いていきます。久しぶりでしたので、早々と息切れしてしまいました。色々と写真を撮りながら、のんびりと登る事にしました。登山リフトの下をくぐる小さなトンネルがあります。まだリフトは動いていませんでした。トンネルをくぐって進むと、道が左右に分かれます。リフト乗り場「西島」までが、左が930mで右が1530mの看板があります。もちろん最短の近道で、登る事にしました。ジグザグを繰り返しながら登りました。先ほど分かれた道の合流地点で一息入れる事にしました。看板には「西島」まで200mでした。前回登った時には、一度も休まずに登ったのにと思いながら、岩を見ていました。岩交じりの階段を少し登るり「西島野営場」辺りまで来ると、見晴らしも良くなり、笹原も出てきます。ようやく登り始めた感じがしてきますね。「西島」リフト乗り場に着くまでに40分ぐらいかかってしまいましたね。そこの看板を眺めて、どのルートを選択するか考えました。右手が縦走路1980m80分、その上の道が大剣道1200m1時間、リフト裏の左手は尾根道40分と書かれています。たぶん右手2ヵ所は通った事があると思うので、左手の最短ルートで登る事にしました。道はほぼ一本道ですが、分岐でも高い方に進めば、その道ですね。展望もよく、疲れていても景色を見れば一息つける気分ですね。同じような写真を何枚も撮ってしまいました(笑)。「刀掛」を一気に登ると、鳥居が見えてきます。「大剣神社」です。目の前には、小さな展望スペースと望遠鏡があります。その横には、「剣山頂上フュッテ」があります。その間の階段を登ると、剣山頂上の一角です。木の通路を通り、ほとんど土を踏む事はない状態です。なだらかな木の道を200mほど進むと、剣山頂上三角点の看板です。標高1955m西日本第二の高峰剣山頂上である。展望は開けて見晴らしは良い。隣の次郎笈、そして三嶺、その後ろ側に石鎚山までが見えていました。そのルートが四国最高の縦走路だそうです。笹に覆われて、険しい道も優しそうな道に思えてきます。実際は、そうではないと思いますが・・・。今回で4回目の剣山登頂でした。1回目は子供の頃、笹があった頃。2回目は10年ぐらい前、笹の整備をし始めた頃。3回目は、木の道ができても笹が禿げていた頃。4回目は、大歩危方面の道が通行止めで訪れる事ができなかった。今回が、本当の4回目です。剣山ですが、車で片道の時間と上り下りだけの時間が同じぐらいなんですね。ほとんどドライブしている感じですね。登頂だけでは、なかなかここまでこれませんね。 昔、赤蜻蛉がいっぱいの中、弁当を食べた記憶がありますが、面影はないかも(笑)。 剣山頂上近くからの次郎笈の眺めです。次はあちらへ、お邪魔します(笑)。●剣山の歩いた道 徳島県