女三代ソウル旅行記 その1
八月下旬に、母・私・娘の女三代で、三泊四日のソウル旅行に行って参りました。とにかく「旅行はただ同行者にくっついて歩けば良い」と決めてる高齢の母と、抜け加減では母とどっこいの娘、初めての街で土地勘がない、ハングル語が全く分らない・・・。ってことで、三日目だけがフリー、食事は昼・夜の二食以外は全部くっついてるパック旅行におまかせしましたわ。イヤー、若い頃はレンタカー借りて、初めての国でも平気で運転してまわった私ですが、さすがに年取ったせいか、ガイドさんに全ておまかせ出来るパック旅行は素晴らしいとつくづく思いました。私、食い意地がはっているもので、写真とらなきゃと気がついたのは、大方食べつくした後と言う始末。なのでSOUL NAVI様の該当ページにリンクを貼らせて頂きました。↑とっても便利なサイトですので、韓国旅行の際には是非。一日目。羽田発の朝便を選んだのですが、二時間前までに行かなければならないので、朝5:30に旦那さんに送っていってもらう。成田ならデューティーフリーショッパーズでも見て時間をつぶしてられるけど、羽田の国際線ロビーの方はちんまりして時間をつぶすのが大変。で、8:20出発。機内食のお弁当が美味しかったです。飲み物は赤ワインを頼む私と母。フライト時間1時間45分、近い!!。入国手続きを済ませるとガイドさんの林さんが待っていてくれました。今回は他のお客様がいないと言う事で、私達だけで回れてラッキーです。ソウルは暑いですが、湿度が低いので過ごしやすい。日陰に入れば快適です。先ずはお昼のカルククスとマンドゥを食べに「明洞餃子」へ。予約を取っていないので並びましたが、人気店らしく外までの行列。でも回転が良いので、あっと言う間に席へ。席に着くとお水とお手ふき、ナムルやキムチ、そして何故かガムが。カルククスは韓国風手打ち煮込みうどんみたいなものですが、キムチをこのスープでシャブシャブしながら食べます。なのでキムチは普通のとは違い、唐辛子とにんにくがメチャクチャ効いてる。試しにキムチだけで食べてみましたが、マジで口の中が火になりそう。このキムチを、ポットに入れたおばさんが、なくなりそうになるとバンバン追加してくれます。うーん、カルククスの方は、私は麺類は固目が好きなので柔らかさがちょっと難点でした。スープは美味しかったです。マンドゥは凄く美味しかった!!。食後は明洞散策。日本で言うと、歌舞伎町とか渋谷のセンター街って感じかな。人が多くてゴチャゴチャしている所が苦手な私達は、スタバで待ち合わせまで時間をつぶしてました。そして清渓川 へ。へ。その昔は、お洗濯もしちゃうような市民の川だったそうですが、汚染され、ついにはフタをしてしまった。それを現韓国大統領が、ソウル市長時代に復元したそうです。暑い日だったので、子供達がいっぱい遊んでました。その後は、市内観光の定番、デューディーフリーショッパーズへ。お買い物大好きの母と娘は、嬉々としてショップを見て回ってました。そしてやっとまともな観光、景福宮と国立民俗博物館。衛兵達が観光の為に、このカッコで立ってるですよ。何だか気の毒で・・・。勤政門(クンジョンムン)天井の装飾が見事。龍の爪の7本は、皇帝を象徴しているとか。皇帝の宴会場。風通し良さそうだし、こんなところで夜に宴会したら、そりゃ楽しいかと。十二支は方角を表す。うちの子は申年なもので。民族博物館の庭のトーテムポールのようなもの。(ガイドさん談)村の入り口の守りですね、国が違っても、考えることって近いことがあるんですよね。国立民族博物館では、韓国の昔の暮らしが忍ばれて面白かったです。次は東大門市場 。ファッションビルが立ち並ぶ新しいショッピン街だそうで、その中の一つに。えっと、原宿の竹下通りのビルを大きくした感じかなぁ。安い品が、とにかく豊富に置いてある。「完璧なコピー(品)あるよ。」には笑いましたが。何でもお店いっぱいに陳列してあるのが韓国風・・・だそうです。その後は、少し早めですが、サムギョッサルの夕食。厚く切った豚の三枚肉を焼いて、ごま油に塩を入れたタレにつけます。それをサンチュで巻いて、コチュジャンをつけて食べる。凄く美味しい。次の日にジーパン屋の店主さんが言ってましたが、「牛肉は日本の方が美味しい、豚は韓国の方が美味しい。」だそうです。お酒の種類が少ないんですよね、焼酎、日本酒、ビールに梅酒位。サムギョッサルはビールが合いそうですが、お腹がいっぱいになっちゃいそうなので、梅酒にしました。さすがにハードスケジュールで疲れたので、夜の街歩きはパスして、ロッテホテルソウルへ。何か飲もうかと冷蔵庫を見ると、白ワインのハーフボトルが35,000w(3600円位)もするので、母と娘がお風呂に入ってる間に、ホテルと地下で繋がっているロッテ百貨店へ。イヤ、凄い規模のデパートでビックリしました。私はデパ地下を見るのが好きなんですが、外国行ったら覘いて見るものですね。その国らしい物が色々売ってて楽しい楽しい。ワインショップに入ったらとても充実していて、私にはさっぱり分りません。高いのを買う気はないし。ってことで、ミディアムボディの赤ワインを選んでもらう。「私、ロッテホテルに泊まってる。だからオープナーがない。」(←私の英語はこの程度)と言って、サービスでオープナーをつけてもらう。美味しいワインでした、日本円で2,500円位かな。その夜は、三人とも疲れきってたので、十時前には寝てしまいました。