カテゴリ:娘との会話・たとえば
娘が外の木をみながら、
「植物が人間が出した二酸化炭素を吸って酸素を出してくれてるんだよね?」と、いった。 環境問題なんかを話題にしている大人の中にいるだけに そういう風に思ったらしい。 なんだか当たり前のことだけどいい質問だなーとおもい、 学校でまだ習う歳じゃないので 習う時に必ず合わせて教える内容を、伝えた。 「植物は、朝昼の明るいときは「光合成」をしていて二酸化炭素を吸って酸素を吐く。 夜は「呼吸」をしていて酸素を吸って二酸化炭素を吐くんだよ。」 昼間酸素を出すけど、夜は酸素を吸っちゃう。 もし、出す量と数量が同じだったら、木自分の分の酸素を二酸化炭素に変えたり 二酸化炭素を酸素に変えてるだけで、酸素は増えないのでは・・・? と、質問された。(もっと子供っぽい言葉でだけどね;) そこで、家で飼っているコッパーフィンというサカナの話にしてみた。 コンビニとかスーパーにビンに入って売っている。 水草と水とコッパーフィンが、きっちり蓋されたビンの中で、 小さな生態系を維持している。 地球はそのビンの中なんだよね。 植物は明るいとき、「育つために」二酸化炭素が必要で コッパーフィンが二酸化炭素を出し、水草が吸う。 もちろん、暗い時間に水草が出した二酸化炭素も、明るい時間に吸う。 暗くなったら、水草が出した酸素を吸って、二酸化炭素を吐く。 二酸化炭素がたりなかったり、酸素が足りなかったら 水草が死んでしまう。 そうすると、酸素を出すものがいなくなるので、コッパーフィンも死んじゃう。 だから、二酸化炭素も大切。 ********************************* たぶん、植物が出す酸素は、二酸化炭素より多い。 炭素は何処に行くのか。 植物の体になっている。 植物の体になった炭素は、その植物が死んだときに かれたときに、燃えたときに、また空中に吐き出される。 植物は、±0なんじゃないかな、と思う。 そうじゃないと困る、質量保存の法則。 とても当たり前のことなんだけど、酸素だけになってしまうと、彼らは困る。 自分生まれてから死んで消えるまでに出す酸素と二酸化炭素が、 トントンになっていたら、僕達が出した二酸化炭素は、 誰も減らさないということにならない? トントンという仮定にすると 緑は「増やさないと」あまり意味が無い、ということになる。 環境問題の話のときに、植物があればいいという方向であったりする。 枯れ木は酸素を出さない。 育てて、増やさないといけない。 今ある森林を伐採して、新たな木を植えるのも話は違う。 日本の森林面積は約2500万ヘクタールで日本の国土の約67%。 人口で割るとそんなに沢山の森林じゃないのだけど、 それでも国土の67%。・・・フィンランドと同じぐらいの国土面積比。 植物が炭素を抱え込んでる状態といえるので、 森林が「ある」だけでも意味があると思う。 一生のうちに出す量と吸う量が同じでも、形になっていたり 地中に埋まった場合に、ちょっと先送りにすることができる。 ネットで調べると、森林面積は1990年と2000年との推移が多い。 10年おきに調べているのかな・・・。 オチを考えないで書き出したので、ちょっと今悩んでますが うーん。緑はあるに越したこと無い。 ただ、夜は二酸化炭素を吐く呼吸をしていることも思い出してね・・・・。という感じかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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