カテゴリ:環境・エコ・活動
NNA.ASIAから。
******* 三菱重工業と三菱商事はこのほど、クイーンズランド(QLD)州拠点の ゼロジェン(ZeroGen)が進める石炭ガス化複合発電(IGCC)設備の建設事業に 参画することで合意した。 二酸化炭素(CO2)回収・貯留機能を備えた商業レベルのIGCC発電所の建設は 世界初で、CO2を最大90%削減。 2015年の運転開始を目指す。 ゼロジェンの複合発電設備は、粉末にした石炭をガス化して発電する 高効率の次世代型火力発電所と、CO2の回収と地中貯留を組み合わせたもの。 従来の石炭火力に比べて発電効率が高く、CO2の排出量も低い。 さらにゼロジェンのプロジェクトでは、 ガス化炉から排出されたCO2を回収、圧縮した後、 パイプラインを通じて地中に貯留。 排出したCO2の65~90%が回収可能で、年間200万~300万トンのCO2を貯留できるという。 詳しくはこちら。 ******* 石炭は価格が安く埋蔵量も多いため発電用の需要が根強い。 通常の石炭火力発電所は、天然ガスを使った火力発電所などにくらべて 二酸化炭素の排出量が多いことから、 排出量をどのように削減するかが課題になっている。 こうした発電設備の開発は欧米のメーカーも取り組んでいるらしく、 今回、日本のメーカーが実用化に踏み出したとはいえ、 二酸化炭素の排出量を削減するための設備の受注競争は今後、激しくなる見通し。 ただ、私は二酸化炭素が温暖化の原因としていないので 何パーセント削減されるかというよりは、 どのぐらいスムーズにエネルギーへ変換できるか・・・ 「高効率の次世代型火力発電所」というところがとても気になる。 ******** 三菱重工の福江一郎副社長は22日に開いた記者会見で 「各国がCO2削減を義務付けられた場合、太陽光や風力発電では間に合わず、 原子力も時間がかかる」と説明。 ******** 二酸化炭素削減で世界が動くのはどうかと思うが 発電効率が高いという点で、良い話であると思う。 気にとめたいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 26, 2009 10:22:40 PM
コメント(0) | コメントを書く
[環境・エコ・活動] カテゴリの最新記事
|
|