障害者自立支援法訴訟 福岡も和解成立!
~とぜんなか通信~より (RKBローカルニュース)4/16 :和解報道の動画あり http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/015184.html福祉サービスを利用する障害者に、原則1割の自己負担を導入した「障害者自立支援法」は、憲法違反だと訴えた裁判はきょう、福岡地裁で原告側と国の和解が成立しました。この裁判は、障害者に福祉サービスの1割を自己負担させる障害者自立支援法は、「生存権の保障」を定めた憲法に違反するとして、福岡県内に住む障害者3人が、国や自治体に負担の免除などを求めていたものです。きょうの裁判で増田隆久裁判長は、「国が、障害のある当事者が社会の対等な一員として安心して暮らすことを約束している」と和解条項を読み上げ、正式に和解が成立しました。原告側と国は、今年1月、国がこの支援法を廃止し新しい制度を作るという基本合意をすでに交わしています。これで先月24日の埼玉県での和解から、きょうまでに全国12の地裁で和解が成立しました。今月中に提訴した全ての地裁で和解が成立する見込みです。 2010年4月17日西日本新聞 法廷内で最後に傍聴席の母親への感謝の気持ちを呼びかけたという記事も素晴らしいことだなと感じました。国との基本合意に自立支援法の廃止とそれに代わる総合的な福祉法制実施が明記された。原告の仲間の方が言われているように「障害があってもなくても、みんなが明るく笑える社会」にするため、新法制定に向けて「基本合意を実現する会」が来月発足する予定です。実現できるようにみんなの応援でバックアップできたらいいなと感じます。(よし596)