特別な日。
Happy Birthday to my dearest, SATOSHI.もはやこの想いは言葉に尽くせません。ただ、ただ、この時代に生まれて彼と言う人と出会えたことを、心から神様に感謝したいです。実を言えば。当時私が彼に注目した理由はただひとつ。宮本恒靖のSubstitutionだったから。ツネの素晴らしさに心酔していた当時の私、彼ほどの素晴らしい人間の替わりを代表チームで務められるなんて、一体山口智という選手はどれほど素晴らしいのだろう。そう単純に思ったのが、彼に興味をひかれたただ一つの理由でした。実際、ツネの海外移籍がほぼ決まりかけた時、ガンバがその抜けた穴を埋めるために智をピックアップしたのも、恐らく同じ理由からだったと思います。当時、ツネの替わりになれるなら、それは智しかいなかった。でも、そんな彼がガンバに移籍すると聞いた時は、ちょっと信じられない気持ちだった。私の気持ちが呼んだんだ、とまでは思わなかったけれど嘘じゃなくてね、本当に、運命を感じました気が付けばいつのまにか、ツネよりも智の方に目がいっている自分がいました理由なんて、わかりません。でも、それが愛ってものでしょ智は若い頃からそうやって、ツネの後ろから彼の背中をいつも眺めていたのだと思う。フクザツな想いも、彼なりにあったと思います。ツネの替わりが務められる人間など、どこにもいない。その事実に、打ちのめされたこともあったかもしれない。けれど、それと同じように、彼の替わりもどこにもいないことに、ようやく気付いてくれたように思いますだからこそ、優勝した2005年、この両雄は真の意味で、相並び立つことが出来たのだから。ツネの抜けた穴は、やっぱり大きい。色々な、意味で。そのことをきちんと受け止めて、自分の中で消化し、新しいチームの礎を作るために自分に出来る事を尽くす。今、智の中にはそういう確固たる揺るがない覚悟を見て取ることが出来る。改めて思います。得難い、素晴らしい人なのだと。大丈夫。ガンバはきっと、ここからもっと、強くなるそのために出来る事を、私も尽くします。智、お誕生日、本当におめでとう20代最後の年が、素晴らしいものでありますように