八公山・紅葉狩り(画)
昨晩から夫と打ち合わせをして、今日の午後は慶尚北道とテグ市にまたがる八公山(パルゴンサン)に紅葉狩りに行ってきた。八公山にある食堂の3,000ウォンのビビンバプが食べたかったので半ドンで退勤した夫の車が来るのを家の前で待ってそのまま八公山へ出発。八公山には数え切れないほどの食堂があるがこの3,000ウォンビビンパプのある食堂はいつ行っても客が多くて混雑してる。見た目は「・・・」で、サービスも「ここはセルフか?」と思うような所だが、私はここのセリのナムルが大好き。甘辛くて、少し酸っぱい。店の入り口で、いつもアジュンマ達が野菜の手入れをしているのもいい。今日はビビンパプ(3,000ウォン)と手打ちカルククス(2,500ウォン)を注文。カルククスも美味しかった~!でも多分、ここの一番の売り物は手作り豆腐(2,000ウォン)みたいでたいてい他のお客さん達は、この豆腐を食べていた。ニラのチヂムも人気メニューで、大きくて美味しい。これです↓お腹もいっぱいになった後お目当てのケーブルカーに乗っての紅葉狩りへ。土曜日のせいか、思ったよりは混んでなくてケーブルカーにも少し並んだだけで、すんなり乗れた。ケーブルカーから眺めた八公山の紅葉は本当に美しかった。赤、オレンジ、黄色、黄緑、緑、茶色・・・。まるでパレットのようだったし「山が燃えてるよう」というのは、このことかと思った。帰りは登山道を歩いて降りてくる予定でケーブルカーの切符は片道だけ買った。ケーブルカーの終点地では良い眺めも見られるし売店などもあるので、そこで一休み。登山客はおじさんやおばさん達の団体が多かったけどそういう人達は、そこで一杯やって、みんなほろ酔い加減みたいだった。不妊時代に同じコースを来たことがあるので帰りも簡単に帰れるだろうと思っていたのにちょっと道を間違えたようで、人気のない暗い山道も歩いた。道の険しい所は夫が娘を抱っこして降りたけどまともな道に出てからは、娘もランラン♪と機嫌良く歩きすれ違う人達から「良く歩くね~」と褒めてもらったりした。のんびり歩いている私達を追い越していく、おじさんのグループはたいてい赤ら顔で、お酒の匂いがしてた。韓国人って、本当にお酒が好きなんだと夫と笑った。ちょっと道を間違えた結果、降りてきた所はケーブルカーの発着点より、はるか離れた受胎谷(ステコル)だったので一瞬、私と夫は気まで遠くなったが、何とか娘を歩かせるためにアイスクリームを買い与えて、のんびりと紅葉の続く道を歩いていった。夕方になり、紅葉狩りに来た人達の帰りの渋滞が始まっていた。でも、通り過ぎる車に乗っている人達は、窓も開けながらのんびりと街道の紅葉を楽しんでいるようだった。途中、夫が娘にもみじの葉を一枚持たせたら大事そうに、ずっと持って歩いていた。もみじみたいな可愛い手が、もみじの葉を持ってるのがこれまた可愛かったので、一枚パシャリ。ずっと娘を抱っこして下山した夫といっぱい歩いた娘は疲れて、また9時くらいに寝てしまった。いつも近所の公園や、そのへんの木が色付いているのを見てたけどやはり山まで来て紅葉を見ると、気分も美しさも全く違う。最近の韓国は春と秋が短くて、春かな?と思うと、すぐ夏が来て秋かな?と思うと、すぐ冬になってしまうような感じだったが今年は秋が長いような感じがする。もっと秋を楽しみたいものだ。自然の芸術の美しさを、家族で楽しみながら一日を過ごせれたことに感謝して・・・。