気前の良いビュッフェ女社長
我が家は夫の給料日には「給料記念日」として外食をするのが恒例になっているが今月は給料日当日には外食ができなかった。そして気が付くと、夫の勤め先の小学校が夏休みに入ってしまった。・・・ということで「給料記念日」+「夏休み突入記念日」ということにしてお昼を外食することにした。行き先は、ずっと気になっていたFビュッフェ。ここは娘のトル(満1才)のお祝いの時に利用したがそれ以来、行ってなかったから1年と3ヶ月ぶりだ。なぜ、Fビュッフェに行くことにしたかというと最近の不景気で客足が悪いのかしばらく前から「ランチタイムは4,500ウォン」の看板が出ていたので、是非行ってみたかったのだ。Fビュッフェは本来、お肉も焼いて食べられるビュッフェでそれまでの料金は1万ウォン前後だったから4,500ウォンだったら、肉はないだろうと思いつつそれでも久しぶりに行ってみたい気になった。炎天下の暑い中、車を走らせてFビュッフェに到着。先払いなので、カウンターへお金を払いに行くとそこの女社長(だと思われる)がカウンターにいた。そういえば娘のトルの時もこの人が、あれこれと仕切ってくれたな~なんて思いながら近づいて行くと女社長さんが夫の顔を見て「あら?ここでトルのお祝いをされましたよね?」と言った。私達のことを覚えてくれたようだ。1年3ヶ月前のことなのに・・・。覚えててくれたということで、ちょっとうれしくなり簡単な挨拶などをしていたのだがその後、もっとうれしい一言が女社長さんの口から飛び出た。「今日は無料で召し上がって行ってくださいね!」わお~~~♪何て素晴らしい一言!なんて思いつつも、予想外の言葉に驚き本当にいいのかな?とちょっと申しわけない気分・・・。娘のトル祝いで利用はしたし娘が生まれる前も、何度か食べに行った事はあったけどその頃は、この女社長さんのことは知らなかったしただ1回お祝いで利用しただけでこんなサービス受けていいのか、どうか・・・。でも断る理由もないのでお言葉に甘えて、無料でいただいてきた。やはり焼肉のないビュッフェだったがタダでいただいたし、あれで4,500ウォンは妥当なところかな。美味しい方だった。夫とも、あの女社長さんは気前がいいね~、なんて話しながら商売人には、ああいう部分も必要なんだな・・・と思った。私の住んでいる地区には結婚式やいろんなお祝いのできる大きなブッフェが3個所あるからこういうサービスを地道にしながら顧客をつかんでいくのかな・・・?とも思った。サービスの裏には何か商売戦略があるのかも。帰りに女社長さんに「ごちそうさまでした」と挨拶しながら夫が「誰か、お祝いする人がいたら、ここを紹介しますよ!」なんて言ったら女社長さんは、そんなこと考えてもいなかったという感じで驚いて、喜んでいた。下心はあまりなかったみたい。純粋な女社長さんのサービスだったのだ。なんか、こういうサービスちょっと韓国的で気持ちが良かった。タダでご飯を食べれたから、当たり前だが・・・。我が家に二人目が生まれたら(いつのことやら)またトルのお祝いはFビュッフェに行かなくては・・・!(↑これがねらいなのかな・・・?)