ゲゲゲの女房*武良布枝
ゲゲゲの女房*武良布枝*実業之日本社 あらすじ巨人・水木しげると連れ添って半世紀。赤貧の時代、人気マンガ家の時代、妖怪研究者の時代、そして幸福とは何かを語る現在…常に誰よりも身近に寄り添っていた妻がはじめて明かす、生きる伝説「水木サン」の真実!布枝夫人にとって、夫と歩んだ人生とは、どんなものだったのか…!?水木しげる夫人が、夫婦の半生を綴った初エッセイ。 独断と偏見はい、いわずと知れた今期の朝ドラの原作で超メジャーコミック・ゲゲゲの鬼太郎作者の御内儀が書かれた水木さんとの結婚からの半生記いや~~おもしろい!久々のハードカバー二時間ぐらいで読んじゃいましたわよもちろんオタク一家の頂点に立つワタクシですから以前から水木さんが変わり者(失礼)というのは知っておりましたが・・・その赤貧時代たるや・・・この原作をどのようにアレンジして映像で再現するのかそれもまた楽しみの一つです。終戦後まだまだ恋愛結婚なんてまれでしかも御式当日まで新郎新婦の顔合わせはほんの一瞬などという暴挙がまかり通った時代いまのお嬢様方には理解不可能かも・・・さらに、タダ黙ってついていくとか旦那さんのわがままというかを受け入れるというかそういった習性を「しんじらんな~~い!」といわれる方々にはこの面白さはわかるまいとも思うのですがともかく読んで欲しいかも・・・ラスト間際で「奥様はどんな方ですか?」と言うインタビューに答えた水木さんのせりふがいいんですよ~~「生まれたから生きている・・・そんな人・・・」自然体で、でも一生懸命な水木夫人を表すいいせりふです~~ところでネットで検索かけてると「ゲゲゲの娘、レレレの娘、ラララの娘」と言う本が見つかりました。この執筆者達が誰なのかすぐにぴんと来た人はオタク指数180%ですな・・・ちなみに、ワタクシを筆頭に兄ちゃんと姉ちゃんも速攻わかった上に歌ったり、迷せりふを物まねしたり賑やかなオタク家族です(笑)