ゆりんいたりあ日記

[イート！] カテゴリの記事

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• 田舎風お豆スープを作る

  一頃よく作っていたのだが、ここ何年かご無沙汰していた。先日思い出してスーパーでゲットしていた豆スープを作ってみた。イタリアの特にトスカーナやウンブリア地方で食べられる豆スープ。そういえば、レンズマメはウンブリアの特産だ。この豆スープもウンブリアで作られていた。お店で袋に様々な豆や穀物が入っているのが売られている。私が特に好きなのは、穀類でもファッロと呼ばれるスペルト小麦。歯ごたえがあるものだが、良く煮ると柔らかくなるもの。それに赤いレンズマメや黄色いレンズマメ、麦、大麦などが入っていた。作り方１．予め、スープの素材は水に浸けて柔らかくしておく。２．深めの鍋に玉ねぎとジャガイモを細かく切ったものを入れ、オリーブオイルで炒める。３．よくいたまったら、１の豆、穀類を入れて、よくかき混ぜ、そこに水をたっぷり入れて、弱火でコトコト煮る。４．味付けは出来ればあら塩を入れる。５．柔らかくなったところで火を止め、食べるときに上質のオリーブオイル、パルメザンチーズをかけていただく。今回は自分でも感心するくらいに滅茶美味しかった。

  2015.03.16

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• 弥生３月

  明日はまた雨予報らしいが、今日はまだ晴れている。３月に入って春らしくなってきた。花粉症が始まるまでの短い期間を楽しく過ごしたいと思う。さて、トレビの泉のバールでカプッチーノを飲みながらバリスタのＤと話をしていた。朝ごはんに何を食べるかという話だった。彼はお砂糖抜きの紅茶にフッテ　ビスコッターテという乾パンみたいなものを５，６枚が朝食。イタリア人は午前中が結構長いので、メタ　マッテイナータつまり午前中の真ん中くらいにおやつを取る。（人が多い）彼の場合には緑茶にパネ　インテグラーレのパニーノつまり、穀物入りパンのパニーノ（サンドイッチ）で緑茶をこよなく飲んでいると、緑茶を見せてくれた。中国人の友人がくれたという緑茶は葉っぱの大きな緑茶で、しっかりお茶入れを使ってお茶を出していた。＊私はすっかりテイーパックで出しているのかと思っていたのだった＊最近こういった変わったイタリア人が多くなった。緑茶は癌予防にもいいし、と砂糖抜きで緑茶を飲むＤに今朝はびっくりだった。（ふつうのイタリア人は緑茶にサトウを入れる）

  2015.03.01

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• 

  そば粉のパスタ、ピッツオケリをいただく

  北イタリア、ヴァルテッリーナ地方の特産になるそば粉のパスタ、ピッツオケリをいただいた。名前が変わっているが、これは短い押しつぶしたパスタの形からともロンバルディア地方の表現で美味しい物を意味する言葉から来るとも言われている。そば粉と小麦粉をミックスして作られるパスタなので、色が黒っぽく変わっている。ＥＡＴＡＬＹなどで手に入るようなので、変わったパスタが食べてみたい方はお奨め。典型的なレシピを紹介しておこう。材料：ビート小さ目一株　　　ジャガイモ中くらい３つほど　　　パルメザンチーズ　　　オリーブオイル　　　バター少々　　　（大体２人分）　　　パスタ２００ｇほど作り方：１．深めの鍋に湯を沸かし、あら塩を入れる。　　　　２．ビート、ジャガイモは１ｃｍ大の大きさに　　　　サイコロ切にする。　　　　３．１の鍋に野菜を入れ、５分ほど茹でる。　　　　４．３の鍋にパスタをいれて１２から１５分ほど　　　　茹で上げる。　　　　５．穴のあいたしゃもじですくって皿にあける。　　　　６．熱いうちにパルメザンチーズとバター、オリーブオイル　　　　をかけていただく。　　　　　　

  2015.02.25

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• カーニバルのお菓子

  街を歩いていて仮装の子供がいたり、コリアンドロという色紙をちぎったものが撒かれていたりするこのごろ。そう、カーニバルに入っているのだった。「febbraio corto e brutto」２月は短く、天気も悪いと言われるように、一年で一番寒いこの時期にわざと人が楽しくなるようなカーニバルが設けられている気がする。子供たちの仮装は卒業したけれど、この時期楽しいのが、カーニバルのお菓子。イタリアは南北に長い国なので地方によって食べ物がかなり変わる。わたしの住むローマ近郊では、まずフラッペという小麦粉の軽いお菓子から、カスタニョーレという丸い小さなケーキの小型版みたいなもの、それから私の大好きなヴィニェ　デイ　サン　ジュゼッペというお菓子なんかがある。このヴィニェは、普通のシュウークリームを揚げたようなものなんだけど、揚げてあるのと揚げずにオーブンで焼くものがある。中にたっぷりクリームが入っているのが特徴。いいのは、この時期しか食べられないこと。私は、美味しそうなものをバールとかお菓子屋さんとかパンやサンで見つけたらさっそく買って食べてみる。（どこにでも売っているわけではない）今年は既に美味しいものを２回食べた。イタリアの父の日になるサンジュゼッペの日（キリストの養父になる聖ヨセフ）３月１９日までいくつ美味しいものを食べられるだろうか。

  2015.02.11

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• 生姜湯で温まる

  先週の雨がようやく上がって今日は晴れ。その代りに気温が下がって寒いこと。ローマ最低気温が０度、最高気温が１２度くらい。今朝は地下鉄の中でスキーウエアを着ている人を見た。あれだと、確かに暖かいかも。先週の雨で風邪を引いた人が多い。わたしもしっかり負けずに風邪気味。喉がひどく痛いので、のど飴をなめていたがなかなか治らず、母の助言に従って生姜湯を作ってみた。生姜はゼンゼロとイタリア語でいう。最近は大きなスーパーで売っているのでそれを買って、ごしごしおろし、自家製のレモンを絞りはちみつを入れて、熱湯を注ぐ。これを一日何回か飲むと体が温まるし、喉の痛みは一日で吹っ飛んでしまった。単純なわたし。そういえば、生姜もレモンもウイールスをやっつけてくれる働きがあるみたい。母に依れば、生姜はおろしておいて、冷凍庫に保存出来るとか。母の知恵はありがたい。

  2015.02.08

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• ポレンタに失敗！

  おおざっぱな所がある私は時々失敗する。今日は先日家人がうまく作ってくれたポレンタに挑戦してみた。水の量はいい加減でいいのかと思ったらやはりそうではないみたい。今日は水が多すぎて随分ゆるめのポレンタになってしまった。とほ。正式レシピを一応紹介しておこう。水１リットルに対してポレンタのトウモロコシの粉３００ｇくらい。粉５００ｇで約５、６人分くらいのポレンタになる。１）水を沸かしてあら塩を入れ、スプーン一杯のオリーブオイルを入れると味が良くなるという。２）沸騰する水にパラパラとポレンタの粉を少しずつ入れてかき混ぜる。３）これが大変だけど大体４５分から１時間くらい木のしゃもじでかき混ぜる。４）ポレンタを皿にのせて、別に準備しておいたトマトソースを上にかけて出来上がり。余ったポレンタは小さく切って揚げて食べても美味しいと言う話だが、私はまだしたことがない。次回は気を付けよう。

  2015.01.25

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• バースデイデイナーに出かける

  冬の夕暮れは早い。２１日の冬至まで日が一番短いこの時期。イタリアも南北に長い国なので場所によって日没の時間が異なるが、私の住むローマ近郊で大体今は１６時半くらいに日没になる。ある程度の年になると誕生日を迎えるというのは感慨深いものになり、小さい頃のようにとても嬉しいというものではなくなる。無事ここまで元気で生きて来れてラッキーだったけれど、これからも元気で充実した人生を送りたいなとは思う。バースデイには毎年親友や家族とべったり過ごすことにしている。そこでお昼はアサリのスパゲッテイと付け合わせにグリーンサラダと茹でジャガイモを準備。ケーキはリコッタチーズとブラックチョコが入ったものを作った。お夕食は近所にある馴染みのレストランでイタリアン。そこは手打ちのきし麺フェットウッチーネが美味しいのだが今回は冬で寒くなって来たこともあって私はポレンタを注文。ポレンタはイタリアの山間部で作られるもので、通常はトウモロコシの粉を塩水を沸騰させたものに入れていく。本当のものは一時間くらいこねていないといけないのだが最近はプレコットと言って短時間で出来るものも出ている。そのポレンタに今回はサルシッチャと豚肉のあばら骨の入ったラグ＊ミートソース＊が掛かっているもの。ポレンタは色々な食べ方があり、きのこのトマトソースとか或はビアンコ（何もかけないで）小さく切って揚げて食べるとかされる。家族はきし麺に男性群は様々な種類の肉を焼いたものを食べていた。付け合わせはポテトフライとチコリ。デザートは子供たちがミッレフォリで今回も美味しくいただいた。

  2014.12.14

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• テルミニ駅周辺を歩く

  テルミニ駅からヴィットリオ広場まで久しぶりに歩いた。ヴィットリオ広場は地下鉄のＡ線が走っている。（そういえば、先日地下鉄Ｃ線がオープン、といっても郊外なので旧市街のＣ線オープンまではまだちょっとかかりそう）この辺は現在ローマのチャイナタウンとも別名呼ばれていて、中国人をはじめとして、インド人などがお店をもったり、住んだりしているところ。足を踏み入れると「え！ここはどこ？」みたいな感じ。でも、昔からローマは色んな人が住んでいたのを思い出す。今回は駅近くになるメルカートに足を入れてみた。外国人が経営しているお店が全て、普通の野菜果物からチャイナドレスとか、インドのサリーとか、面白い。ここは野外でないから雨が降っても元気に中を動けるし、冬駅でちょっと時間があるときにいいかもね。（テルミニ駅のなかは地下も上の部分も沢山お店が入っているから困ることはないんだけど）昔からローマの有名なアイスクリーム屋さんはジオリッテイでナボナ広場近くにあるんだけど、現在ローマで一番と言われるアイスクリーム屋さん実はこのヴィットリオ広場近くになっている。名前はファッシ。Fassi:もし近くを通ることがあったらお試しあれ。Palazzo del FreddoVia Principe Eugenio, 63/67, 00185 Roma電話06 446 4740

  2014.12.05

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• トルティーヤ、ニュウレシピ

  古い友人で最近イエンガーヨガ仲間でもあるＬがお茶に来てくれた。子供の話、最近家にセットしたペレットストーブの話や彼女が凝っている演劇工房について話が弾んだ。ペレットストーブは最近日本でもヒットしているが、イタリアでも大人気。彼女の家の寒かった地下階がペレットストーブのおかげで一気に暖かくなってと嬉しそうだった。最後に彼女の得意なトルティーヤのレシピを教えてくれたのでここで＊わたしのとはまたちょっと違うので＊紹介しよう。（材料）じゃがいも数個玉ねぎ数個西洋パセリ少し卵数個塩コショウ（レシピ）１． まずじゃがいもを皮ごと茹でる。茹ったら皮をむいてから小さ目に切る。２． フライパンにオリーブオイルをひいてから、みじん切りにした玉ねぎとパセリをよく炒め、そこに１のじゃがいもを加え、まだ少し炒め、塩コショウで味を調える。３． 形を整えたうえで、よく溶かした卵を入れて、焼き上げる。彼女曰く、これが本来のスペイン風トルティーヤ。

  2014.11.30

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• 赤レンズ豆のスープ

  先日雑誌にレシピが載っていた赤レンズ豆のスープを作って見たら結構いけたので紹介しよう。イタリアではレンズマメというと年末のお料理を思い出してしまうが、素早く料理ができ、植物性のタンパク質を摂ることが出来るのと、お腹のお掃除という点でお奨め。日本では健康食品関係で手に入るようだ。＊材料＊４人分赤レンズ豆２００ｇニンジン１本、玉ねぎ１個赤唐辛子ひとつ月桂樹の葉２枚固形スープの素半分＊レシピ＊１．赤レンズ豆を洗って水気を切っておく。２．鍋にオリーブオイルをひいて、細かく切った玉ねぎとニンジンをよく炒める。赤唐辛子も加える。３．野菜を炒めた鍋に赤レンズ豆を加え、よく混ぜた所に予め作っておいた固形スープを溶かしたブロード約７００ｍｌを入れる。４．弱火でコトコト２０分から２５分ほど、レンズ豆が柔らかくなるまで煮る。５．赤唐辛子を抜いておく。６．冷めると豆が固くなってしまうので、暖かいうちに召し上がれ。付け合わせには香りのいいタイ米をサフランで炊いたものなどもグッド。

  2014.11.03

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• ローマのピザについて考える

  用事があったのでテルミニ駅から急行バス４０番に乗りナボナ広場に行く途中、ゴヴェルノ　ヴェッキオ通りで懐かしいピザやの横を通った。名前はバッフェット（小さいひげ）という。昔は夜しか開いていなかった気がするが、昼も開いていますとの張り紙があった。ただ、ここは予約できないので、結構夜は混んで並んで食べる所だ。（旧市街では人気がある場所のひとつ）ローマのピザはカリカリとかなり薄く、食べ盛りの男の子はちょっと足りないくらい。それに比べてナポリのピザは柔らかく厚いし、ジェノヴァのものも結構厚いのが特徴になる。アメリカで食べるピザはナポリのものが入っていったのではないかと思う、だから日本のピザもかなりアメリカに近い物が出ている気がする。上記のバッフェットは現在ふたつあるようだが、老舗を紹介しておこう。Baffetto Via del Governo Vecchio, 114, 00186 Romatel. 06 686 1617

  2014.10.22

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• ローマの古いビヤホール

  あ～懐かしい！ここも独身時代に友人たちと夜飲みに来た場所。お盆のお休みが明けてビヤホールも再開。今日はお昼ご飯に行ってみたが、相変わらずすごく繁盛していた。場所はローマのヴェネツイア広場から遠くないところでトレヴィの泉からも歩いて５分くらいの所になる。時間は１２時から２４時までお昼休みなく開いているので、ちょっと食事時間帯を逃した！と言うときにでも便利。ペローニというイタリアの古いビールホールで、ビールは軽め。ジョッキは小、中、大とある。私も飲めるくらいだから、お酒にそう強くない方もオッケイ。食事は、昔とちょっと変わって最近は普通のイタリアのトラットリアのようになっている。つまり普通のパスタとかも食べられると言うわけ。店内は昔風の木造でそれも雰囲気があって素敵。Antica Birreria PeroniVia di San Marcello, 19, Romatel.06' 679 5310

  2014.08.22

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  チラシ寿司を作る

  永谷園本舗　すし太郎 五目ちらし（黒酢入）　4人前（2人前x2）夏休みに入った家人がよく食事の支度をしてくれるので助かっている。が、たまには私も頑張らなければと今日はご飯を炊いてチラシ寿司を作った。皆が好きな卵ときゅうりは別に細く切って準備し、海苔も細く切って海苔は息子が嫌いだというので別にしておく。きゅうりはこちらでは皮はむいて使う＊苦いので＊この永谷園のチラシ寿司セットは母が持ってきてくれたものだが、わたしのように無精者にはぴったり。その代り、ちょっぴりイタリア風で付け合わせはトマトと玉ねぎのサラダをつけた。夜は今晩はパルミジャーナに決めたので、昨晩から塩水につけてあく抜きをしていたおなすを揚げたり、じゃがいもを揚げたりと忙しい。パルミジャーナとラザーニャはわたしが自慢できる数少ないイタリア料理のひとつで、どこにも負けないと実は思っている。

  2014.08.10

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• トルティーヤを作る

  トルティーヤはスペインでポピュラーなジャガイモと玉ねぎの入ったオムレツ（ケーキの形をしている）。メキシコでは同じ名前でトウモロコシの粉で作られた皮を指すのが面白い。昔NHKのスペイン語講座を見ていたときにマドリッドに行く飛行機で当時講座を担当していたスペイン人の女性メルチェサンチェスさんに会った。サンチェスさんのファンだった私は彼女と（席が隣だったと思う）話していて、その時にトルティーヤの作り方を教わった記憶がある。先日イタリアの主要新聞ラ　レプッブリカの付録にトルティーヤの作り方が出ていたのを見て、「そういえばずいぶん作っていない」と作って見た。スペインで食べるものはとても大きく作ってあるものを小切れにして売っている。家庭では卵１２個なんてちょっと大変すぎるので、ここでは家族４人で１食分という感じでのレシピを紹介しよう。材料：卵６個　　　ジャガイモ３・４つ　　　玉ねぎ２つ　　　塩少々作り方：１．まず玉ねぎとジャガイモを細かく切る。　　　　２．大きめのフライパンにオリーブオイルをひいてから　　　　玉ねぎとじゃがいもをよく炒め、塩コショウで味付け。　　　　３．大きなボールを準備し、そこに卵を割って入れて　　　　よくかき混ぜ、２の玉ねぎとジャガイモを加え、良く　　　　混ぜておく。　　　　４．フライパンに３を流し入れ、均等になるように　　　　整える。　　　　５．弱火で焼いて、片面が焼けたら裏返して出来上がり。家族にもとても好評だったので、お試しあれ。付け合わせにはグリーンサラダを。

  2014.08.01

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  ローマの有名コーヒー屋さん

  明治生まれの私の祖父は珈琲をひどく好んでいた。高いコーヒー豆を買って、大きなドリップで珈琲を作っていたのを時々思い出す。あれはひどく苦かったような記憶があるが、砂糖は入れたのか。ローマにはいくつか有名なコーヒーショップがある。ちょうどパンテオンの近くになるこのお店は、タッツア　ドロ（黄金のカップ）という名前。店には、ラ　カサ　デル　カッフェ（コーヒーハウス）と看板が大きくかかっていて、黄金のカップという看板は小さいので注意。ここで普通にコーヒーを頼むと小さなカップにエスプレッソが本当にちょっぴりだけ入っている。ここに砂糖をどっさり入れて飲むのがイタリア風。牛乳をちょっぴり入れて欲しい場合にはカッフェ　マッキアート（汚れたコーヒーという意味になるが）をお願いする。勿論、最初にレジでお金を払ってレシートを見せながらカウンターでもう一度欲しいものを言う必要がある。カップッチーノはもう日本でも普及しているから問題ないと思うが、イタリア人はコーヒーに関してはひとりひとり好みがあり、うるさい。「ウン　カップッチーノ　センツア　スキューマ」（泡なしのカップッチーノ）「ウン　カップッチーノ　テイエピド」（ぬるいカップッチーノ）或は、入れ物もカップでなくてガラスのコップとか、注文をつける。ローマの暑い夏にはカッフェ　フレッド（アイスコーヒー）もいいが、これは最初から砂糖が入っているし、日本のように氷は入らない。そうそう、お店ではコーヒー豆も売っているので、お好きな方はお試しを。　　LA TAZZA D-OROVia degli Orfani, 84, Roma(39)06 678 9792時間：７時から２０時まで

  2014.05.29

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  野生のアスパラガス

  確か日本でも北海道では見ることが出来たような気がするのだが、野生のアスパラガスはこのシーズンのもの。イタリアでは内陸部、森の中などで見ることが出来るが、これを摘みに行ければいいのだけれど、売っている所を見つけるのもなかなか難しい。先日はたまたまイースターのお祝いで家族で出かけたトラットリアで野生のアスパラガスのリゾットを堪能。このアスパラ大ファンの家人はローマのオステイエンセ駅裏にあるＥＡＴＡＬＹで見つかったと大喜び。値段は５００ｇで１５ユーロと安くはないが、大ファンにはそれでもひどく嬉しいものらしい。これを今晩はリゾットにオムレツにと入れてアスパラふんだんのお夕食にしようと計画中。

  2014.04.23

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• 私のカンポ　デイ　フィオーリ

  ローマのナボナ広場から大通りヴィットリオエマヌエレ２世を横切って、カンポ　デイ　フィオーリに行く。この近くに昔親友Ｃが住んでいたせいもあってここは思い出深い場所のひとつ。カンポ　デイ　フィオーリは、現在旧市街で数少ない朝市の場所になったためか観光客向けの屋台がとても増えた。だが、この広場でフリージアなどの花束を抱えて歩く男性を見ると今でも何だか嬉しくなってしまう。この広場には昔よく行った映画館ファルネーゼが今でも残っている。（昔ながらの映画館って少なくなった）また、カルボナーラ発祥の地と言われる（本当かな）レストラン、カルボナーラ。昔も列を作ってピッツアを買ったパン屋さん、フォルノもきれいになったけど未だに列が長い。パン屋さんは大繁盛して、現在通りの反対側にも昼休みなしで夕方まで開けているもう一軒のフォルノを開いた。そのもうひとつのフォルノがある通りは、ヴィコロ　デルガッロというのだが、通りに入って右側にラッテリア、牛乳屋さんがある。ここでは、カフェラッテを注文して友人たちとおやつをした場所。内部はとてもレトロで今も昔のまま。懐かしい場所が今でも残っていることに感動。フォルノ　カンポ　デイ　フィオーリforno campo di fioriCampo De' Fiori, 22 - Tel.: 06.68806662時間7:30-14:30 16:45-20Vicolo del Gallo, 14時間10:30/16:45７月８月は土曜日午後休（通常日曜日休）

  2014.04.03

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• またＥＡＴＡＬＹでお買い物！

  ローマのオステイエンセ駅裏に１年半前に出来たＥＡＴＡＬＹ．日本にも入って来ているようだが、ここは世界一大きなスローフードショップになるそう。すっかりおなじみになり、個人的にたまに買い物に来る。まず入ってすぐ左にあるブックショップを覗く。お料理関係の本を中心に小さいが、なかなか楽しいものが入っている。それからその裏にあるお菓子とお茶、コーヒー売り場。ここではお菓子の材料とお気に入りのフィレンツエのお茶屋さんラ　ヴィア　デル　テのハーブテイーをゲット。今回ゲットしたのは、森のフルーツ（野ばらとカルカデ入り）フレーバーとシナモン、オレンジの皮（これも野ばらとカルカデ入り）フレーバーの２種類。カルカデって何かというと、ハイビスカスになるらしい。真っ赤な色が美しいのだが、エジプトのクレオパトラが美容のために飲んでいたそうで、美容だけでなくビタミンＣとクエン酸を多く含むので疲労回復と肌荒れ回復に良いという。野バラもビタミンＣを多く含み、疲労やストレス回復、抗体作り、アレルギー、喘息や風邪、インフルエンザに良いという。どちらもかなり酸味の強いハーブティーだが、これに私はレモンを加えたり、生姜を下したものを少し加えたりした後に、はちみつをたっぷり入れていただいている。ケーキはさっそくゲットした材料でチョコケーキを焼いた。コツは卵を加えるときに書いてなくても白身と黄身を分けて白身は良く泡だて器を使って白身を立てて材料に加えるとほっこりしたケーキが出来るのでお試しあれ！そうそう、このＥＡＴＡＬＹは年中無休。ローマでお時間があったらお奨めスポットのひとつ。

  2014.02.25

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• 冬のお野菜

  今年の冬は悪天候のためにお野菜の値段がアップ。ローマ周辺はアグロ　ロマーノと言われる広大な農耕地になっている。私が住むカウントリーも野菜畑が沢山。何が植えられているのか。まず、この時期はウイキョウ。日本でも最近は売られているのかしら。これは、サラダにしても、茹でても、グラタンにしても美味しく、値段もそう張らない。それからもうじき旬になるアーテイチョーク。これも、芯を細く切ってサラダにしたり、炒めたり、天ぷらにしたり、あるいは、ローマ風に煮込んだりといろいろ使い道があるし、肝臓にいいという。あと、ローマ風ブロッコリ。これローマ特産で、茹でて炒めていただいたり、フォカッチアに入れたり。菜の花。これは花が咲かないうちに収穫して、さっとゆがいて炒めて、そのまま食べてもいいし、パスタにしても美味しい。今はまだ小さいけれど、初夏に食べるソラマメ。これも、好きな人は好きで、生でいただいたり、茹でたり。ローマではペコリーノというしょっぱい羊のチーズと一緒に食べるのが伝統。

  2014.02.17

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• ツナ缶をシチリアに注文する

  このツナ缶を食べ慣れると他のものが食べられなくなってしまった。これはスーパーでは手に入らない。たぶんそうたくさん作っていないのだろう。我が家では義母がいたときに毎年のように行っていたシチリアで買いだめしていたもの。だが、義母がいなくなってしまった今、ツナ缶だけを買いに行くのもな～と調べ、家人がツナ缶の会社コールマのサイトから注文できることを発見。ツナ缶はご存知のようにまぐろから作られるのだが、シチリア近辺で捕獲されるまぐろは現在たいへん少ない。通常使われるツナは太平洋で捕獲されるまぐろから作られ、黄色の尻尾と呼ばれる。シチリア近海で獲れるまぐろは赤い尻尾と呼ばれ、稀少価値がある。シチリアのトラパニにはこのマグロ漁をチェックするために日本人が住んでいるという話だ。そこから日本で使われる最高のまぐろが送られるらしい。サイトで注文したツナ缶は先日無事に我が家に配達され、これで何年かはツナ缶を買わずに済むかもという話。

  2014.01.22

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• チョコムースを作る

  イタリア人の朝ごはんは簡単。カッフェ　ラッテにお菓子みたいなものでお終いということが多い。その代り、お昼ご飯の時間まで長いので通常おやつを午前中にすることが多い。我が家では朝ごはんはみなそれぞれだが、子供たちには冬の間ホットココアを作っている。これだと牛乳は普通飲まない娘も喜んで飲んでくれる。昔は母が日本からバンホーデンのココアを送ってくれていたが、最近はこちらで売っているココアの粉を入れて使っている。甘い物には目がない子供たちのリクエストでチョコムースを作った。スーパーで売っている箱入りのチョコムースの粉をミルクに入れるだけ。よくかき回して、入れ物に入れ冷蔵庫に２時間で出来上がり。メーカーはいろいろあるのだが、私はカメオという北イタリアのメーカーのを使っている。昔々ローマで出会った男性のツアコンが「これって美味しいんですよ！」と言ってスーパーで買っていたのを思い出した。

  2014.01.18

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• カルボナーラを作る

  先日から美味しいカルボナーラを作りたいなと考えていた。どうも通常作るのは違うような気がし、サイト黄色いサフランでレシピをチェック。やっぱり、ちょっと違っていたのでここで正式のを紹介しよう。材料：ベーコンかグアンチャーレ（塩漬け豚肉）　　　スパゲッテイ３５０ｇ　　　卵４つ　　　塩、コショー　　　ペコリーノ少々（羊乳のチーズ）作り方：１．まずフライパンに油をひかずに細かく切った　　　　ベーコンを炒める。　　　　２．卵は一つは全卵、あと３つは黄身だけ使い、　　　　ボールに入れてよくかき混ぜる。そこにペコリーノと塩、コショー　　　　を加えてまだよく混ぜる。　　　　３．スパゲッテイをアルデンテに茹でる。　　　　４．出来立てのスパゲッテイを２に加えて出来上がり。ペコリーノチーズはかなりしょっぱいので、嫌いな人はパルメザンチーズでも可。

  2014.01.12

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• ロールキャベツを作る

  この時期になるとロールキャベツをよく作る。キャベツの種類もイタリアは日本より多いが、私が使うのはヴェルツアという種類で、日本で使っていたキャベツよりも葉がチリチリしている。日本のキャベツも売られている。１．まず、キャベツを蒸して葉を柔らかくする。２．中に入れるのは、牛ひき肉と玉ねぎのみじん切り。３．巻いたキャベツは干瓢があれば、干瓢で巻き、ない場合には爪楊枝でとめる。４．深めの鍋にオリーブオイル、ニンジンの薄切り、プチトマトを入れ、巻いたキャベツを並べていく。５．ひたひたに水を入れて、コトコト弱火で煮込む。６．塩、コショーで味付け。好きな人はキャベツの中にモッツアレラチーズを入れることもあるらしい。また、鍋で煮込む代わりにオーブンでという人もある。

  2014.01.10

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• お勧め！ねぎと鶏肉スープ

  私の風邪が娘から息子と順番に回って、今日は息子がついにダウン、家人は学校占領は疲れるものらしいとからかっていた。そこで、風邪にも効くようなレシピにトライしてみたのだけれど、すっごく美味しかったのでここで紹介。例によって最近の暮らしの手帳に出ていたレシピを参考にしている。材料：ねぎ（イタリアのチポッラ　ビアンカでも可）　　　ポロねぎ少々（あれば）　　　鶏肉は脚の部分を２００ｇくらい　　　塩、コショー　　　（オリジナルでは赤唐辛子を入れていたが私はなしで）作り方：１．鶏肉は食べやすい大きさに切って、深めのフライパンで　　　　　オイルをひかずに焼く　　　　２．こんがり焼き目がついたら、ねぎとポロねぎを細かく　　　　　切ったものを入れて、よっく炒める　　　　３．全部がひたしたになるまで水を加え、中火で煮込む　　　　４．最後　塩、コショーで味を調える　　　　（私はちょっぴりお醤油も入れた）　　　　５．我が家ではこれにダデイーニという小さなパスタを入れて　　　　　いただいた。グッド。パスタはどちらでもいいけど、体が温まっていいよ！

  2013.12.06

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• お勧め！玉ねぎのグラタン

  先日母が送ってくれた暮らしの手帳には美味しそうなレシピがたっくさん。ひとつトライしてみたらとっても家族に好評だったのが、玉ねぎのグラタン、正確にはオニオングラタンスープとあるので、スープの一種になるのかしら。材料＊２・３人分玉ねぎ大２個にんにくチーズ（私はパルメザンチーズを使ったがオリジナルはエメンタル）パネカサレッチョ、田舎風パン　少し（ちょっと古めのパンがいい）オリーブオイル月桂樹の葉２枚塩、コショー作り方１．玉ねぎは薄切りにして、フライパンで中火で茶色になるまでよっく炒める２．別の鍋にカップ４杯分の水と月桂樹の葉、にんにくを入れて（オリジナルは煮干しを８本入れるがないので、なしで）ふたなしで中火で１５分ほど煮る。水が半分くらいになったら塩、コショーで味を調える３．オーブンを２００・２５０度に温め、耐熱皿に２を入れて薄切りにしたパン、チーズ、の順に入れて１０・１５分ほど焼くあったかいお料理をどうぞ！玉ねぎは冷え性やストレス解消にもいいし、血液をきれいにするという。＊昔母が試験の前の日に必ず玉ねぎのお味噌汁を作ってくれたのをまた思い出した＊彼女の解釈では脳みその働きが良くなるということだったが。効果はあまりなかったようだ！？

  2013.12.04

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• レモンジャムを作る

  レモンが沢山獲れたので、毎朝はちみつれもんでハイビスカステイーに入れて飲んでいる。色がとてもきれいなので、心も安らぐ。まだたくさん獲れるので、どうしようかなと昨日はオリーブオイルと絞ったレモンでビステキにかけるレモンオイルを作成。まだ残っているので、冷蔵庫に入れて保管してもいいのだが、まだまだレモンは収穫できそうなためジャムを作る。１．レモンはビオロジーで、農薬などが使われていないものを用いる。外側をきれいに洗って、乾かす。２．細目に切って、サトウを加え、薬２時間保存しておく。３．鍋に入れ、弱火でコトコト煮る。４．好きな濃さまで達したら火を止める。５．予め良く洗っておいたビンに詰めて、逆さにしておく。６．ビンが冷めたら出来上がり。冬の間はたくさんビタミンＣをとるように心掛けたい。

  2013.11.17

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• テイラミスに挑戦！

  イタリアに住みながら、テイラミスを作ったことがないというのも珍しいかも知れない。私自身、そんなに好きではないからかもしれない。が、子供たちのリクエストと、冬時間になってから家にいるのが多くなったということで、今回はついに挑戦。材料（４人分）：マスカルポーネチーズ２５０ｇ　　　　　　　　コーヒー　　　　　　　　サボイアルデイビスケット２００ｇ　　　　　　　　砂糖６０ｇ　　　　　　　　卵３つ　　　　　　　　粉状の苦いカカオ作り方：１．卵の卵黄と卵白を分ける２．卵黄をよく混ぜ、砂糖３０ｇを加え、良く混ぜてからマスカルポーネを入れて良く混ぜる３．卵白を泡立て機で良くたて、そこに砂糖３０ｇを入れて混ぜる４．サボイアルデイにコーヒーを浸けて、入れ物に並べていく５．マスカルポーネのクリームに卵白を加えたものを、その上に敷く６．再びサボイアルデイのビスケットをコーヒーに浸けたものを並べる７．マスカルポーネを再び敷く８．最後にカカオで覆い、出来上がり９．冷蔵庫に入れて冷やしておく子供たちはとってもおいしいと言っていた。ちなみに、テイラミスは、わたしを上に上げてという意味があり、落ち込んでいるときに食べると気が晴れるということらしい。

  2013.11.07

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• 玄米でかぼちゃのリゾットを作る

  先日Ｋさんのお宅にお邪魔した際に昼食に作ってもって行ったズッキーニとじゃがいもの玄米のリゾットがとっても美味しかったので、最近また時々玄米を食べている。こちらではスーパーでも売っているし、自然食のお店でもまあまあのものが手に入るが、今回は母にもらった、母の友人の方が作っているという玄米。今回は季節のかぼちゃを使ってみた。材料：かぼちゃ、玉ねぎ、玄米、西洋パセリ、塩、お醤油１．かぼちゃと玉ねぎを細かくしてオリーブオイルで炒める。２．予め鍋は圧力鍋を使い、そこで炒め、よっくいたまった所に玄米をバラバラ入れていく。３．野菜を炒める際に西洋パセリも細かくして入れてみた。４．玄米の３倍の量のお水を入れて、塩を多少入れ、約３０分。圧力鍋のふたをして、炊く。５．３０分後、お米がまだ固かったらもう少し煮詰める。６．最後に少々お醤油を落とす。滅茶滅茶美味しかった！かぼちゃって目にもいいらしいし、沢山ビタミンがあるので冬は時々食べたいもの。圧力鍋で作ると玄米もお野菜もそのままビタミンが多く残るので是非お勧め！友人Ｃはマクロビオテイックで難病を克服している。試す価値あり。

  2013.11.06

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• シーサイドランチ

  ローマから海は約２０キロなので、交通渋滞に合わなければ３０分ちょっとでもう海沿いに出る。空港のあるフィウミッチーノにも有名なレストランがあるけれど、わたしたちはもうすこし北のサンタ　セヴェラからサンタ　マリネッラのレストランが好き。サンタ　セヴェラのイゾラ　デル　ペスカトーレというレストランは浜辺にあり、ちょっとインで、有名人がよく来ることでも知られている。（サッカー選手のトッテイのサインや写真がある）だが、ちょっと感じが悪く、値段の割に美味しくないので私たちはもう行かない。今回はもう少し北にあるサンタ　マリネッラの中心でありながら海沿いになるレストランに挑戦。海が見える場所って何でこう気分がいいんだろう。名前はアクアマリーナ、海水という意味。レストランは小さいので、週末は予約をお勧めする。海を見ながらの食事も可能だし、季節がいいときには庭での食事もできる。今回食べてみて、感想としてはプリもを飛ばして前菜と２皿目に絞った方がいいのではという感じがした。ドウルチェ、デザートもなかなかだった。L'acquamarinaVia Trieste, 8, Santa Marinella Roma電話：0766 511715

  2013.11.05

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• 獅子唐辛子をいただく

  本当は夏のものらしいのだけれど、たまたま自家農園で作っている友人に獅子唐辛子をいただいた。わたしはそれほどでもないのだが、家人はピーマンが大好き。ただ、なかなか消化できないのが難という。故郷のシチリアでは大きな赤や黄色のピーマンを網焼きにして義母が焼いていたのを思い出す。焼いたものは外側の皮をとってから、細く切って、一緒に焼いたトマトとオリーブオイルで味付けをしていただく。今回獅子唐辛子は、まず細く切ってからニンニクとフライパンで炒めてみた。コツは消化しやすいように良く炒めること。まだたくさん残っている獅子唐辛子は軽く天ぷらで揚げていただいてしまおう。最近どうも食べてばかり。

  2013.10.28

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• かぼちゃのリゾット

  家族でお夕食は近所のトラットリアへ。間違いなく美味しいのはプリモ、一皿目の手打ちパスタ。手打ちと言っても田舎風にごついパスタでなく薄目のパスタが美味しい。今回は秋を満喫したかったので本日のお勧めメニュウにあった"かぼちゃとスペックのリゾット"。家族で私以外かぼちゃは食べる人がいない。たまにひとりで作ってひとりで食べることになるが、そうそう作らない。西洋かぼちゃは日本のかぼちゃに比べるととても水気が多いので、リゾットにすると結構食べられる。私は通常玉ねぎとかぼちゃをみじん切りにして炒めそこにトマトを多少加えて煮てからお米を入れていく。日本のかぼちゃが懐かしい。イタリアではオルト菜園で作る日本人もいらっしゃるということだが。付け合わせには何と、ポルチーニきのこのアロースト丸ごと焼いたものをルコラというお野菜とアチェト　バルサミコと一緒にいただいた。秋の味覚、満喫！追伸：雑誌を読んでいたら、イタリア人バレリーノのロベルト　ボッレが好物はかぼちゃのリゾットという話をしていた。ふふふと嬉しくなった次第。

  2013.10.20

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• ＥＡＴＡＬＹでジェラート！

  オステイエンセ駅でちょっと時間があったので、ハーブテイーを買おうとまたＥＡＴＡＬＹに寄った。ここのテイーコーナーは結構楽しい。今回は森のフルーツのテイーを２種類ゲット。ついでに前回友人のＡさんが食べたジェラートがやけにおいしそうだったので、今回はトライしてみた。フレーバーは思ったよりもあまりない。ピスタキオ、クリーム、チョコレート、レモン、桃という感じ。私は桃とクリームにして、パンナ生クリームをホイップしてもらう。生クリームが美味しい！というのは珍しいんだけど、真剣にここのは美味しかった。クリーム味もヴェリーグッド。北イタリアのクーネオ近くの牛乳を使っているらしい。一方桃味はイマイチだったので、次回はチョコレートにしてみよう。こんなに美味しくて２つのフレーバープラスパンナで２ユーロ５０はいけるんじゃないの。

  2013.10.16

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• キノコ三昧の秋

  このところちょっと悪天候だが、しばらくずっとお天気だったせいか今年はやけにポルチーニキノコが目につく。ポルチーニキノコは春と秋にお天気がいいと出てくる。そのほかの季節はびんつけか乾燥ものを使うが、やはりフレッシュなものは香りも良く、ポルチーニキノコファンはたまらないらしい。大ファンの家人が大型ポルチーニキノコを６本ほど買って来たので料理してみる。レシピ１）天ぷら：細く切って揚げたてをいただく。　　　２）にんにく、オリーブオイルで炒めてフェットチーネ。　　　３）リゾット。これもにんにくとオリーブオイル、プチトマトで炒めてお米を加える。どれもキノコが新鮮であればあるほどおいしい。あ～食欲の秋。雑誌でキノコとかぼちゃのフェットチーネのレシピを見た。それもそのうち試してみたい。

  2013.10.08

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• 巻きずしを作る

  食欲の秋。何か美味しいものが食べたくなるのは季節のせい。今日は家族のリクエストで巻きずしにトライしてみた。母と一緒に作ったことはあったけれど、今回はアシスタントに娘がいるだけ。中身は、干瓢を味付けしたものと、卵焼き、きゅうり。御米は炊飯器で炊いて、お酢は自然食のお店で見つけたものに塩と砂糖少々を入れて温める。すのこを回していくのがちょっとコツが要る。まあまあの出来上がり。付け合わせにお味噌汁とひじきを作ってみた。たまにはこんなごはんもいいだろう。

  2013.09.22

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  日本で評判のローマ、ロッシオーリに行く

  ご一緒だった方がとてもイタリアンフードに詳しく、「カルボナーラの会」というのも日本ではあるというお話。日本のほとんどのガイドブックに紹介され、しかもテレヴィでも放映されて有名になったというローマのトラットリアの名前がロッシオーリとか。わたしは全く聞いたことがなかったけれど、住所を聞くとカンポ　デイ　フィオーリ付近のジュウボナーリ通り。あれ、結構あの辺歩いているんだけどな、気が付かなかったと考える。それが、トラットリアを見つけて分かったのは昔からある小さな食料品や。食料品を売っていたのは知ってたけど、奥がトラットリアになったのは気が付かなかった。トラットリアはお店の奥と地下になっている。だから、５０席あるかないか。お昼ごはんだけなので、注意。ご一緒していた方とカルボナーラとマトリチャーナを注文してみる。一皿９０ｇなので、そんなに量はない。前菜代わりに小さなリコッタチーズを食べさせてくれ、パンかごの中には美味しそうなピッツアも入っていた。さて、問題のパスタだが、うーん。そんなに評判になるくらいの美味しさかというと。カルボナーラはいいとしても、マトリチャーナはアルデンテすぎてちょっと固かったし。８５点という感じかな。だって、一皿１５ユーロもするのよ。まあ店内はおしゃれだけど、店員たちはすっごく忙しそうで、あまり応対は親切ではないし。お会計を頼むと、デザート代わりにビスケットと熱いチョコレートを持ってきてくれた。食料品屋ロッシオーリsalumeria RosioliVia dei Giubbonari, 21 00186 Roma06 687 5287８時から２０時までトラットリア部門はお昼ご飯だけ１２時半から１４時半興味がある方は予約をお勧め

  2013.08.13

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  ローマの古いビヤホール

  そういえば、ローマには古いビヤホールが数少なくなった。私はお酒をあまり飲まないのだけれど、古い感じの場所がかなり好きなので、先日からちょっと考えていた。ひとつ、昔からあって今も残る、ローマの古いビヤホールを思い出した。ローマのおへそヴェネツイア広場にもトレビの泉にも近い所にある。昔友人たちとここに夜来ていたころ、そういえばここにヴァチカン勤務のスイスの衛兵さんたちも飲みに来ていた。（もちろん制服なしで）ローマでは数少ない昔ながらのビヤホールというのか、ビールを飲むパブの雰囲気があるところなので、美味しいビールが飲みたい方は寄ってみるのもいいかも。ちなみに普通の簡単なイタリア料理から美味しいソーセージなども味わえる。アンテイカ　ビッレリア　ペローニAntica Birreria Peronivia di San Marcello 19Romatel.06-6795310日曜日お休み１２時から２４時まで

  2013.07.30

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  ＥＡＴＡＬＹでのランチ

  今日はＶ夫妻と待ち合わせをしてローマのオステイエンセ駅裏にある世界最大スローフードストアーアンドレストランになるＥＡＴＡＬＹに。オープンしたのが昨年の６月末だから、ちょうど一年になるスポット。昔昔は空港に行くターミナルとして使われていた所を再利用している。今日はＶ夫妻を待ちながらまず地階のＩＬＬＹカフェバーでカップチーノ。お食事場所で一番混むのは１階のピッツアコーナーとパスタコーナーか。前回お話したように、お買い物をするときには入り口にあるレジでお会計になるが、食べ物はそれぞれのところで席について注文、支払いになる。ただし、食べ物は他のコーナーに持っていくことも可能なので、そういうときにはそれぞれのコーナーでお会計をして持ち出しということになる。今日はＶ夫妻のご意向もあって、揚げ物コーナーへ。やっぱりイカリングと小エビのフライになった。それに今日はポテトとブロッコリの揚げ団子。美味しかったけど、２回目となると感動もちょっと薄れた。デザートはイリーカフェの隣にあるお菓子屋さんで。娘は好物のテイラミスを食べていた。次回はアイスクリームを食べてみようっと。そうそう、ローマは今カロンテという（地獄の川を渡る船こぎの名前）熱風が入ってきていて、最高気温３８度。来週の水曜日まではこんな感じという予報。

  2013.07.27

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• アサリのスパゲッテイ！

  簡単にアサリと言っても大きいもの、小さいものと色々ある。本当は小さいほうが美味しいらしいのだが、たべがいがないと子供たちに文句を言われそうだったので大きいほうをゲット。材料：アサリは４人分だったら１キロ。　　　　にんにく、パセリ、プチトマト少々　　　　スパゲッテイ、白ワイン作り方：１．まずアサリの砂抜き。水につけて洗う。　　　　２．大きなフライパンにオリーブオイル、にんにく　　　　パセリ、トマトを入れて炒める。　　　　３．そこにアサリをいれ、白ワイン少々を加え、　　　　ふたをしてアサリが開くまで。　　　　４．塩味をつけておく。　　　　５．同時にパスタを茹でる。（コツはアルデンテ）　　　　６．フライパンにパスタを入れてなじませ、出来上がり。ということで栄養満点アサリのスパゲッテイ、ボナ　ペテイッ。

  2013.07.24

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• お米のサラダ

  夏のレシピのひとつにパスタ　フレッダとお米のサラダがある。今日はお米サラダの簡単なレシピを紹介。いろいろなヴァリエイションを楽しめるので好きなものを入れて試してもいい。材料：サラダ用のお米４００ｇ（４人分）　　　トマト４，５個　　　きゅうり２，３本　　　エメンタールチーズ少々　　　卵４個　　　マヨネーズ作り方：１）お米をあらかじめゆでて冷ましておく（多少塩味をつけておく）　　　　２）同様にゆで卵を作り、冷ましておく　　　　３）トマト、きゅうり（こちらのきゅうりは皮をむく）、チーズを　　　　　細かく切っておく。　　　　４）お米が十分に覚めたら、大きなボールに入れ、細かく切った　　　　　材料を加えて混ぜる。　　　　５）最後にゆで卵を半分に切って、そこにマヨネーズをのせる。　　　　６）冷蔵庫に入れておく。ということで、簡単でしょう？暑い日のお食事にもってこい。ブオナ　ペッテイ！

  2013.07.16

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• おなすの季節に

  おなすのシーズンになり、我が家では割と頻繁におなすを使った料理を作っている。まずこのブログでも紹介しているパルミジャｰﾅが挙げられるが、これはいろいろヴァリエイションがある。我が家ではシンプルにポテトとおなす、パルメザンチーズを使ったものを作る。それからシチリア風のパスタ、これも確かブログでお話済みだけれど、通常はアッラ　ノルマと言われるもので、おなすを揚げたものをトマトソースにあえていただくもの。もう一つ今日紹介したいのは、おなすをやはり揚げたものだけれど、揚げる前にもちろんあく抜きをしておき、軽くゆでてから、卵とパン粉をつけて揚げるもの。コツはゆで方。ゆですぎるとくなくなしてしまうのでちょっとだけゆでておく。ということで、今年も沢山おなすを食べよう。

  2013.07.10

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• イタリアのスイカ

  先日からスイカを食べている。息子の大好物で、時々買ってみる。最初に食べたのは長い大きなスイカで、冷蔵庫に入れるのが大変だったけれど、シチリアから来ているだけあってとても美味しかった。２個目のスイカは小さ目の丸いスイカで、これはローマの南ラテイーナから来ていた。味はううんという感じで、まだ甘さが足りなかった。日本で見かける種無しスイカというのはイタリアではまだ見たことがない。一度黄色いスイカを買ったことがあるが、これはズッケリーナとも呼ばれるのだと義母に教わったのを覚えている。比較的珍しいもので、そうそう見かけない。夏の風物詩として、ローマのトラステヴェレではスイカの屋台が出る。そこに夜（イタリアの夜は遅くまで賑やか）人がスイカを食べに来る。夏友人たちとジェラートを食べに夜歩きしたのも、トラステヴェレのバールでかき氷、グラニタを食べたのも今思うと（今は夜歩きしないのだ）非常に懐かしい。

  2013.07.09

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• ベネデッタ風シチュウ

  イタリアでベストセラーの一つに入るというベネデッタの料理を時々テレヴィで見る。ベネデッタ　パローデイはクリステイーナパローデイの妹。クリステイーナ　パローデイはテニス選手として活躍し、現在はテレヴィ番組の司会者として活躍する綺麗な女性。ベネデッタのほうは綺麗という感じよりはイタリア語でいうシンパテイカつまり感じがいい女性。彼女の番組でしていた、シチュウにトライ。材料：シチュウ用の肉３・４００ｇくらい　　　玉ねぎ２個　　　じゃがいも３・４個　　　セロリ、ニンジン何本か　　　固形スープの素作り方：１）肉に小麦粉をまぶしておく　　　　２）深めの鍋にオリーブオイルを入れ、薄切りにした　　　　　　玉ねぎを炒める。　　　　３）角切りにしたセロリにニンジンを加え、炒め続ける。　　　　４）肉を加えて、まだしばらく炒める。　　　　５）別の鍋に用意しておいたブロード（コンソメのもとを　　　　水に溶かしておく）をそこに加えておく　　　　６）ジャガイモを入れ、ふたをして、肉、野菜が柔らかくなるまで煮込む　　　　７）最後、塩、コショウで味を調えるという感じで簡単にできるのでお試しを。

  2013.05.08

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  オリーブオイルの効用

  先日のＮＹタイムズから概要だけ。最近の調査では、オリーブオイルは心臓にいいだけではなく、満腹感を与えるためにダイエットにも大変効果があるという。地中海料理では欠かせないオリーブオイルだが、最近は日本でもファンが増えているようだ。イタリアに住んでいるからといってオリーブオイルを宣伝したいわけではない。これはオリーブオイルの香りが満腹感などに影響があるのではないかということだが、実際にオリーブオイルを入れないものと入れたものを食べてもらって比較すると、入れてもらった人の方が満腹感があったという調査結果らしい。ロウカロリーとか言って売っているものを買って食べても、結局お腹が一杯にならないために逆に変な物を後で沢山食べてしまって逆効果になるが、オリーブオイルを加えるとそういった満腹感を与える効果があるというから、気になる人は試してみるのもいいかも知れない。イタリアではオリーブオイル、食べる他にも爪に塗ったり、（丈夫にし艶を与えるとか）乳児の頭皮に出来るかさかさを取ったりと実はいろいろ使い道が多いもの。

  2013.04.18

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  ソラマメのカレーを作る

  今年は雨が多かったせいか、アーテイチョークもまだまだ美味しいが、肝心のソラマメがなかなか出てこない。と思いきや、ようやく新鮮なソラマメを見つけたので家人にと買ってみる。イタリア人はこのソラマメを生でチーズと一緒にパンと食べるのが好き。ソラマメが固い場合には、玉ねぎとパセリを入れてくつくつ煮て食べる。そのソラマメが少し残っていたので、思いついてソラマメカレーを作ってみた。作り方は、簡単。１）鍋にオリーブオイルをしいて、そこに、玉ねぎとそらまめ（もちろん、むいたもの）とじゃがいもを角切りにしたものを入れて、しばらく炒め、水を加えて２０分ほど煮る。２）カレールウを入れて、火を止め、良くルウを溶かす。３）弱火で良く煮込んで出来上がり。４）わたしは、勿論お米を炊いて、カレーライス！カレールーバーモントカレー中辛 小 【ハウス】ボナペテイ！

  2013.04.17

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• またまたロールキャベツを作る

  そろそろシーズンオフになるかなと思いながら、昨日はまたロールキャベツを作ってみた。それが、すっごく美味しかったので、ここでまた紹介。材料：ちりめんキャベツ　小さめひとつ　　　かんぴょう　　　牛ひき肉150グラムくらい　　　サルシッチャふたつ　　　玉ねぎ　小さ目ひとつ　　　塩、コショウ　　　プチトマト　３、４つ１）キャベツをまるごと鍋に入れて、水を3分の１くらい入れて 葉っぱが柔らかくなるまでゆでる。２）冷ましてから、キャベツをひとつひとつはがして、そこに ひき肉とサルシッチャ、玉ねぎをよく混ぜたものを小さく手で まとめ、包み、かんぴょうでしばる。３）深めの鍋にキャベツを少し入れ、プチトマトを半分に切ったもの を加え、ロールキャベツを並べていく。４）水はキャベツを茹でたときのものを使い、ロールキャベツがひたひた になるくらいまで入れて、弱火でコトコト。５）味見をしながら、塩、コショウで味を調え、最後少しだけ、お醤油　　を加える。６）食べるときに、オリーブオイルをかけて、ボナペテイ！

  2013.03.26

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  ローマお勧めお菓子屋さん

  昔からあるお菓子屋さんである。場所は、ローマの繁華街になるナショナレ通り。テルミニ駅からも近い。デイオクレテイアヌス帝が作らせた大浴場の大きなエセドラ（回廊のある半円形の広場）が現在も使われ、エセドラ広場或いはレプブリカ（共和国）広場と言われる場所に、ガレリア　エセドラ＊アーケードになっていてショップが集まる場所＊がある。ここは、面白いショップがちょっとあって楽しい。例えば、家庭用品ショップ、ナイフショップなどだが、いいものを扱っている。そのガレリア内にあるのが、このお菓子屋さん。シチリアのお菓子やさんなので、アーモンドから作られるお菓子や、リコッタチーズのお菓子が特にお勧め。ゆっくり座ってお茶もできるので、その辺を歩いて休憩というときに覚えておくと便利。ちなみに、ローマ一番の高級ホテル、サンレジスグランドホテルもすぐ傍。サイトＤＡＧＮＩＮＯ住所：via Orlando 75, Roma電話：０６・４８１８６６０日曜日定休

  2013.03.24

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• 乾燥ソラマメのクリーム

  先月も作った、乾燥ソラマメのクリーム。材料：乾燥ソラマメ２５０ｇ　　　にんにくひとかけ　　　ローズマリー少々１）一晩乾燥ソラマメを水に漬けて、ふやかしておく。２）ふやけたら、外側の固い皮を全部とって、　　深めの鍋ににんにくとローズマリーを入れて　　多めの水をいれ、弱火でコトコト煮る。３）豆がやわらかくなっても、弱火で煮詰め、クリーム　　状になるまで。４）塩味をつけて、出来上がり。５）食べるときに、薄く切った玉ねぎをのせるとグッド。　　オリーブオイルをかけてボナペテイ！

  2013.02.25

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  ローマ巡礼者通りを歩く

  このところしばらく忙しかったのだが、昨日は、ブラジルから帰宅した古い友人Ｄと会うことが出来た。お気に入りのブックショップ、フェルトウリネッリで待ち合わせし、繁華街ナショナレ通りからヴェネツイア広場を通って、アルジェンテイーナ広場、ナボナ広場から巡礼者通りとして知られるバンキヌオヴィ通りを歩く。ここは、現在おしゃれなブテイックが沢山ある通りになっているが、昔はローマに来る巡礼者たちがぞろぞろ歩いていたところになる。（昔は、現在のようなメインストリートはなかった）お腹がすいたので、お昼は趣のある気軽なトラットリア。木つくりの内部はいつもながらほっとするものがある。メニュウはそう多くないのだが、どれを食べても美味しい。一皿目は、マトリチャーナかカルボナーラ、或いはアーテイチョークのラザーニャ、エジプトマメのスープ。２皿目はパスして、セルジョ（店長）のお奨め、ワイン味のチャンベッラをいただく。Da Alfredo e Adavia Banchi Nuovi, 14tel. 06-6878842日曜と月曜休み

  2013.02.21

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  ブロードの季節

  こう寒いと、やはりブロードが恋しい。ブロードは、我が家ではこう作っている。材料：ブロード用の肉　　　　玉ねぎひとつ　　　　にんじん２本　　　　セロリ２本　　　　じゃがいも作り方：材料を深めの鍋に入れて、大目の水をいれ、　　　　ことこと弱火で２時間ほど煮込み、最後塩味をつける。作ったブロードで、トルテッリーニを作ってもいいし、小さめの卵入りパスタを作ってもいい。特に作ってから２日目が美味しくなるので、２日目はお米を入れてお米スープにするのもグッド。私の好きな、バルセロナ出身のカルロス　ルイス　サフォン作の「風の影」には冷え切った体を温めるために主人公がこのブロードを飲む場面がいくつか出てくる。ブロードを作って寒い冬を乗り切ろう。風の影（上）著者：カルロス・ルイス・サフォン価格：780円（税込、送料込）楽天ブックスで詳細を見る風の影（下）著者：カルロス・ルイス・サフォン価格：780円（税込、送料込）楽天ブックスで詳細を見る

  2013.02.12

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  赤ワイン味のチャンベッラ

  イタリア語でチャンベッラというと、ドーナッツもそうだし、スポンジケーキもそう、また今回のようにビスケットのようなものをさすこともある。先日、友人Ｃの家で知り合ったＵは、現在年金生活をしていて、趣味である古美術市場めぐりをして暮らしている。出身はローマ北にあるブラッチャーノ。おしゃべりが始まるとなかなか終わらないのだが、色んな楽しい話をしてくれる。若いときに、出演した映画の話とか、たまたま買った古美術が、結構いいもので、修復をして家に飾っているとか。また、もうひとつの趣味はワインつくりで、家のワイン蔵はすごい大きさとか。そのＵに教わった、赤ワイン味のチャンベッラは、赤ワインに漬けて食べるそう。材料：赤ワイン　コップ一杯　　　　砂糖　　コップ一杯　　　　小麦粉　コップ一杯作り方：材料を良く混ぜ合わせ、程よい硬さになったら、細長くして、　　　　くるりと輪の形にする。　　　　１８０度のオーブンで約３０分ほど。今回も、やたら朗らかなＵの話を聞きながら笑い転げて、お菓子のレシピも増え、楽しいひと時を過ごせてハッピイ。

  2013.02.06

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