ゆりんいたりあ日記

[イート！] カテゴリの記事

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• 栗ご飯を作る

  秋の週末、トレッキングで山栗を拾った。しかしながら家でいただくにはあまにも少なすぎたので近所のスーパーでローカルの栗をゲット。そこでどうやって食べようと考えて見た。通常は栗のお腹に切り目を入れてオーブンで焼き、新聞紙にくるんで少し冷ましてから栗を剥いていただくのだが。久しぶりに湯がいてみることにした。何十年ぶりかもしれない。ネットで簡単な方法はないかと探したら、お腹に切れ目をいれたあと、（お腹はへこんでいるほうではなくて山のある方）水にひたしておくといいというのでそうしてみた。時間は一時間でもいいらしいが私は何故か一晩。多少塩をいれたお湯でゆがく。40分くらい。冷ました栗を剥くと、かなり皮が柔らかくなっていて剥きやすい。イタリアではオリジナリオというお米がかなり小粒で日本のお米に近いようなので私はいろいろ便利に使う。（リゾットとか、チラシ寿司にも）中国製の炊飯器で栗ご飯というのも久しぶりにトライ。やはり炊き立てはなんだって美味しい。多めに作ったので、残りは冷凍してまた後日。しかしお米が日本のものと比べるとやはりちょっとぱらぱらするなと一思考。イタリアはやはりイタリア風にいただくのがベターかな、とライスサラダみたいにしていただいてみた。白米ではなくて、バリッラの５チェレアリという5種類の穀類が入ったものをゲットしたので、それを使う。これはなんとお湯にぶちこんで10分でもう美味しい穀類がプロント。（出来上がり）そこに好きなものを混ぜ合わせてライスサラダみたいにしていただいてしまう、という訳。今回は季節の栗と、ゆで卵をスライスしたもの、ツナを混ぜてオリーブオイルに塩コショウ、ツナがお魚臭いかなとミントの葉っぱを何枚か。とても美味しくいただけた。

  2022.11.11

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• にんじんの葉のペースト

  最近、０キロメートル市場に凝っているお話はしたと思う。娘に食べさせるニンジンをゲットするのだけれど、ニンジンを葉っぱ付きで売っていることに気が付いた。葉っぱってどうやって食べるの？と屋台のおばさんに聞くと、洗ってから、とんとんと切ってフライパンで炒めて食べても良いし、という。一度は、そうして卵焼きを作ってみた。悪くなかった。2度目は、少し多めにゲットして、ネット検索後、ペーストを作って見ることにした。材料は、ニンジンの葉、アーモンドの実、（アーモンドは松の実でもオッケイ）オリーブオイル、パルメザンチーズ。良く洗ったニンジンの葉を生でもいいのだが、少しゆがいてから、アーモンドの実とオリーブオイル、塩、パルメザンチーズを砕いたものを入れて、ミキサーで細かくする。パスタで今回はいただいたが、悪くなかった。こつは、ペーストをあえるときに少しパスタのお湯を入れて滑らかにすること。ニンジンの葉を使いたいときに良かったらどうぞ。

  2021.04.18

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• キロメートル0市場

  一度美味しいものに当たると、嬉しくなってしまう。噂には聞いていたのだが、先日車のタイヤを前輪と後輪交換に出かけた際、目について寄ってみたキロメートル０市場。ローマではチルコマッシモ近くにひとつ、サンテオドロ市場があり、そこは土日に賑わうのだが、知る人ぞ知るというところかもしれない。私の住む田舎は、アグロロマーノと言われる大都市近郊の農産地域になる。ブロッコリ、ウイキョウ、アーテイチョークやワインが特に有名だろうか。今の時期は、アーテイチョークの実が、つくつくと畑に出ているのを車で通りながら見て、沢山出てると思う。でももうじき時期的には終わってしまう。市場で、いくつかこのアーテイチョークに種類があるようで、値段も名前も違うので、聞いてみた。*イタリアに何十年いて、今頃気が付くというのも私らしい＊一番先に出るのが、チマロリ。だから立派で大きく、値段も張る。大体ひとつ1ユーロ半くらい。横に出てくるのが、ブラッチオリ。少し小さ目だから、値段は多少安くなる、ひとつ1ユーロ。節約したいときには、もっと小さいのが半額で後ろに控えている。お客さんが来るようなときには、やはり一番立派な奴だろうけれど、家で普通にローマ風を作る場合には2番目でも十分。パスタなどの炒めものに使う際には、安いのでもオッケイ、という説明だった。で、ゲットしたら、美味しいこと。キロメートル０の近所で作っているものだから新鮮だ。もうここで買うとスーパーのものは買えない。ということで、週一で通っているこの頃。

  2021.04.05

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• 復活祭のお昼ご飯

  今年の聖金曜日（イエスキリストが十字架にかけられたので、カトリックではとても大事な行事のひとつだが）は、コロナでどうなるのかと思っていた。いつものコロッセオではなく、サンピエトロ広場にライトが準備されて、ほとんど法王様だけの寂しい行事が放映されていた。カトリックでない我が家でも、祝日は祝日らしくというのが、私風なので、気持ちばかりのお料理を作る。昨年はヴェジタリアンのラザニアにした。というのも子供たちが皆ヴェジタリアンになってしまったから、お肉はほとんど食べないのだった。今回は、どうしようかと考えた。イタリアではお祝いごとがあると、ラザニアとか、オーヴン焼きのパスタにするから、ヴェジタリアンのオーヴン焼きパスタにしてみた。中身は、ズッキーニとベシャメルソースにパルメザンチーズと簡単に。ヴァリエイションで、バジリコの葉を加えたり、グリーンピースを入れたりというのもあるようだった。ズッキーニを5，6本ころころの小さめに切って、ワクで炒め、コップ半分のお水を加えて、くつくつよく煮る。柔らかくなったら、塩コショウ。予め固めに茹でたパスタ、今回はフジッリというくるくる撒いた短めのパスタを大きなボールに入れて、ベシャメルソース、ズッキーニをあえ、オーヴン用の入れ物に入れて、パルメザンチーズと少し残しておいたベシャメルを上に加えて、表面を整える。予め温めておいたオーヴンで180度、約25分くらい焼いて、美味しそうに焦げ目がつくまで。これ、意外に簡単で美味しいので、お奨め。ちなみに、夜はヒジキとちらし寿司で、バランス良く。

  2021.04.04

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  西洋ヤマモモの実を味わう

  山道を歩いていて、（最近少しトレッキングを始めたので）友人たちと道にコルベッツオロの実を見つけた。可愛い、まあるい赤い実なので、すぐに分かる。木は一体どこにあるんだろうね、と森の中で木を探したが見つからず。家に帰宅し、玄関の近くにコルベッツオロの木があったのを思い出し、実は一体なっているものかと見に行ってみた。少しなっていたので、さっそく赤いのだけ収穫して、食べて見た。あまり味がないと評判が良くない割には、甘味があって里の味って感じ＿？日本語ではなんていうのかと調べてみたら、イチゴの木とか、西洋やまももとか言われているよう。正式名のラテン語では、Arbustus Unedoで、つつじ科、イチゴの木属。イチゴは、バラ科なので、名前はう～んと言う感じだが、単に実が赤くてイチゴに似ているからということらしい。世界には15種あり、原産は、地中海。寒さにもわりに強く、アフリカ、南北アメリカにあるらしい。花は秋に咲き、実は翌年だとか。花は気を付けて来年見てみよう。コルベッツオロ一方、ヤマモモというのは、また似ているが、違う種類になるよう＿？調べてみた。ラテン語では、myrica rubraで、ヤマモモ科、ヤマモモ属。これも、バラ科のモモとは種類が違うとなっていた。原産は、アジアで、日本では本州から四国、九州。4月に花を咲かせ、実は夏らしい。確かに実はコルベッツオロに良く似ているが、葉が違うと思う。ヤマモモネットに依れば、コルベッツオロからジャムやリキュールを作ることが出来るとあった。また、余談だが、マドリッド市のシンボルは熊がこのコルベッツオロの実を取っている所が紋章になっているそう。ちなみに、スペイン語では、マドローニョで、私のスペイン語辞典では、西洋ヤマモモとは訳されずにマドローニヤとなっていた。

  2020.11.14

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• 昆布を買いに行く

  今年の11月は滅茶お天気が悪く、機嫌がちょっと斜め。そんな時には美味しいものを食べようと、今朝は元気のでるビターチョコとリコッタチーズのケーキを焼くことにした。先日行ったヨガでやはり食べ物の話を仲間としていて、冬はお豆類が美味しいよね～とみんなが言うので、でもちょっとお腹が膨れない？と聞いてみたら、なんと対処策があるのだそう。お豆を煮るときに昆布を入れるといいのだって。へえ～と感心して、昆布をどこに買いに行こうと考えてみた。ローマのカストローニ本店には（ヴァチカン近くのコーラ　デイ　リエンツオ通り）確かにあると思うし、テルミニ駅近くの韓国食品にもあるかも知れない。でも、強風で雷雨のときに遠くまで出かけたくなかったので、比較的近所の自然食のお店にトライ。やはりあった～！！ワカメとか、ヒジキ、とか昆布など海藻類は伝統的にはヨーロッパではアイルランドくらいしか食べないらしいけれど、最近は体にいいと言うことから売られている。一袋５０ｇで5,5ユーロ。安くないけどね。日本から輸入されているんだってさ。さっそく小さめに切って、瓶に保管。これで、お豆を煮るのが楽しみ。

  2019.11.15

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  かぼちゃをいただく

  昨日は10月最後の日。ハロウィンだからかブラックでお友達と出かける娘を車で送った。街はハロウィンの仮装をした子供たちがお店でお菓子をもらう列ですごかった。ご近所の農家で様々なかぼちゃが売られているのを見て、さっそくかぼちゃを買ってみた。こちらの西洋かぼちゃはひどく大きく、スーパーでは小さ目に切られたものが売られている。このかぼちゃというのも実は種類が沢山あるらしく、この農家に寄るとひどく楽しい発見があるのだが、私が好きな小さなかぼちゃはイタリアの北の方で作られているらしく、ピアチエンツアかぼちゃだとか、農家の方が言っていた。また、緑色のヒキガエルを思い出すようなかぼちゃはマントヴァかぼちゃというらしいが、このかぼちゃとても甘いことで有名。マントヴァ名物のかぼちゃのトルテッリーニを思い出す。娘がかぼちゃ好きなので、ひどくかぼちゃに凝るこの頃だが、彼女が言うに一番おいしいのは、かぼちゃとポテトのオーブン焼きだそう。先日はレンズ豆とかぼちゃ、ズッキーニ入りのパスタというのもやってみたが、なかなか個人的には美味しかった。ポピュラーな所では、かぼちゃのリゾットというもなかなか。農家に並べられた様々なかぼちゃ。今年の10月はかなり暑かったが、11月はどうだろうか。寒くない冬は寒がりやには嬉しいのだが、地球の温暖化が非常に懸念される。

  2019.11.01

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• ミモザの花と聖ヨセフのヴィニェ

  あまり大きな声では言いたくないけれど、今年の2月はかなりいいお天気が続いていて、昨年、降雪で大変だった＊あれは2月末だった＊のが、まったく信じられないくらい。お隣のミモザの花がほぼ満開。この小さな黄色い花を見るといつも3月8日の女性の日を＊女性に贈る習慣があるので＊思う。花粉症に悩む私の庭には植えられない木のひとつなのだけれど、黄色い花と青い海を見ながら春かなと思うこの頃。今年もお菓子屋さんで私の大好きな聖ヨセフのヴィニェ＊シュウクリーム＊を見かけるようになった。これは季節もので、この時期、イエスキリストのお父さんの聖ヨセフの日、3月19日までしか出回らない。カスタードクリームが入った（リコッタチーズの場合もたまにある）シュウクリームを揚げるか、焼いたもので、大きなものは私のこぶしくらいの大きさ。小さいものもあるので、そんなに食べられないという方はそちらをどうぞ。先日家人が近所のお菓子やさんで買ってきてくれたが、不幸にも毎年何故かこの時期はお腹の調子が良くなく。娘と大きなヴィニェを半分こしていただいのはいいけれどトイレに２回駆け込む始末。お腹を治して沢山食べたいが、うまく行くか。

  2019.02.16

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  EATALYローマに寄る

  今週はヨーロッパ中に低気圧が来ていてひどい悪天候。強風を伴う雷雨注意報が出ている。そのため学校は月曜日も火曜日も休校になるくらい。強風によって倒れた笠松のためにローマの至るところで道が閉鎖になったり、地下鉄が止まったり。コロッセオも昨日午後は入場が出来なくなったくらい。パラテイーノの丘私の白い車はアフリカからのシロッコで茶色になり、家の窓ガラスも砂だらけの昨日だったが、昨晩の雨で多少は汚れがとれたかという感じ。さて、週末は仕事の帰りにちょっと久しぶりにオステイエンセ駅裏にあるEATALYローマ店に寄った。グルメの我が家の息子が好きなヴィネガーをゲットするためだったが、さすがに週末の午後ということもあってか、すごい混みよう。やっぱりここは週末なら朝一番か、週日がベスト。ヴィネガーは、トリノ近くで作られるVarvelloという会社のもので、我が家ではここの赤ワインから作られるヴィネガーか、日本の米酢をサラダの味付けなどに使っている。そのほか、やはりグルメの息子からのリクエストで、中のお菓子屋さんに。これは、シチリアのお菓子屋さんなのだけれど、あのカンノリなどをゲット。後、野菜果物売り場に寄ってオレンジやおみかんが美味しそうだったので、それもついでに少し。ついついお買い物をして重くなりながら帰宅した午後だった。追記このEATALYローマの中に11月始めIKEAが入るそうで、ちょっと楽しみ。

  2018.10.30

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  ワイナリー訪問

  イタリアは何と言ってもワインが美味しい。暑い夏も、キリリと冷えた白ワインかロゼをいただくのがお洒落かなと思う。さて、ローマ街中には、ワイナリーがない。アグロロマーノと言われる広大な農耕地帯が近郊にあるため、そこにワイナリーがあると言うわけだ。良く知られているのが、南方にあるカステッリロマーニだが、古代エトルリアの時代から伝統のワイン作りが現在もされている北方でも多くのブドウ畑があり、美味しいワインが作られている。ワイナリーの気持ち良いお庭からワイナリー内部味わいあるワイン先日は仕事の打ち合わせを兼ねて、近所のワイナリーへ。今年はブドウの収穫が早くあと2週間でもうヴェンデミアが始まるとは、持ち主の話だった。ここでは2人のお客様からテイステイングをすることが出来るが、要予約になる。ローカルのパンとチーズなどをいただきながら数々のワインを味見するのは、ワイン通にとって最高の幸せではないだろうか。幸い、ローマからは簡単に電車で来ることができるので、是非という方は私の方までご連絡を。追伸付近は古代エトルリアにまつわる興味深いスポットが沢山。例えば、世界ユネスコ遺産になっているネクロポリを始め、近年またブームを呼んでいる海城などの観光を入れることも可能。

  2018.08.10

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  蒸留酒工場を訪ねる

  知り合いの旅行会社をやっていらっしゃる方をご案内して、我が家から遠くないアグリツーリズモを訪ねた。ここ何年か行っていなかったのだが、アグリツーリズモを経営するSは、ちゃくちゃくと新しいことに手を付けていた。例えば、彼女のもつ畑で栽培されるビオのフルーツを使ってマーマレードが作られて、そこで販売されたり、また同様にビオのトマトを使ってのトマトソースなどが売られていたり。感心したのは、彼女がもつブドウ畑のブドウは、近所のワインを作る工場に買い取られ、そこで、要らなくなったブドウのカスから蒸留酒を作っていること。こういった蒸留酒は、イタリアで作られたものに限り、グラッパと呼ばれるのだが、そのイタリア国内で８０しかないライセンスを取ったという。アルコール度数は、法律でかなり高くないと、グラッパと呼べないらしく＊37，50度以上＊、上限はない。だから、大体40度から60度はあるらしい。グラッパの他にブランデーやフルーツからのリキュールなども売られていて、グラッパを作る機械を見せて貰ったり、蒸留酒の味見をさせてもらったりした。是非見てみたい味わいたいという方は、​私までご連絡を​。ここで味見ができる。今の季節はこんな感じ。菜の花畑が広がる。ブドウの産地でもある。

  2018.04.17

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• 新年のお祝いをする

  この時期は食べてばっかりという気がしないでもないのだけれど、新年のお祝いを元旦に家でしたあとに、昨晩は近所のトラットリアですることにした。金曜日の夜だけれど、２０時頃行くとまだ人が入っていなくてあれ！と思ったら、２１時少し前になって結構人が入って来ていた。トラットリア内部はクリスマスの飾り付けでライトが綺麗だった。趣味のよい内装は重要だと思う。子供たちは１皿目パスタを注文し、私は家人とポレンタ（冬場のもので、トウモロコシの粉から作る）。白でも良かったのだけれど、トマトソースに豚肉などがついているものを注文。息子はパッパルデッレにイノシシ肉のソース、娘はフェットウチーネにラグー。２皿目男性群はお肉のローストミックス、娘はサルシッチャの焼いたものにポテトフライ、アーテイチョークのフライ。私は１皿でお腹いっぱい、付け合わせのブロッコレッテイだけ。最後お食事の締めは、若い人たちはやはりテイラミスを取っていた。今回はお祝いでとった白ワインが美味しかった。聞いたら北イタリアのトレンテイーノのものだそう。明日から摂食だな。

  2018.01.06

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• ラーメンブウム

  今ヨーロッパではラーメンが流行っているらしい。ローマでも、知っている限りラーメンバーみたいなものがいくつかできて、かなりの人気になっているみたい。先日パンテオンの近くを通った時に、カプラニカ広場にラーメンやさんがあるのを発見してふうんと思った。その後、テルミニ駅の構内に近年できたメルカートチェントラーレの中にラーメンバーが出来たのを見た。その本店は、オステイエンセにあって、先日ひどく寒かったときにお昼ご飯によってみたのだった。名前もラーメンバーアキラという。平日だったが、イタリア人でかなり賑わっていてびっくり。本当に日本のラーメンなのかと思いきや、日本人の男の子が厨房でラーメンを作っているのを見た。ウエイトレスはイタリア人の女の子たち。種類はそうないけれど、とんこつラーメン、塩ラーメン、野菜ラーメン、冷やしラーメンとかあって、嬉しくなった。野菜ラーメンをお願いしたら、野菜はズッキーニに赤ピーマンが入っていて、スープも少し辛め。イタリア風ラーメンでそれはそれでいいかも。量は少なめだけれど、値段は１２ユーロくらい。まあたまには美味しいラーメン温まっていいよね。

  2018.01.04

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• クリスマス前の買い出しに出かける

  この時期、週末は混みこみですごいことになっているのでもちろん、平日に出かける。１１月末からもうクリスマスの準備にとりかかるこの国ではなるべく早めに準備をしたいのだが、やはり最後の最後に買い物が出てきたりするものだ。まず、ローマの高級食料品店カストローニ本店、ヴァチカン近くのコーラ　デイ　リエンツオ通りに。朝食をとるイタリア人で朝はすごく混んでいるが、負けずに私も２回目の朝食をカウンターでとる。となりの男性は二人連れ。２か月前からパネトーネを食べているとかで、食事に注意して、コルネットも連れ合いと半分にしていた。反対側にいた女性は、脂肪分を取らないように、ある場合にはヴェガンのコルネットを食べるのだけれど、ここにはないしと言っていた。皆健康志向で良い傾向。カストローニの乾燥ポルチーニは家族がローマ一番だというのでここでいつも買いだめをする。それから、クリスマス用にフォアグラのパテをひとつ。今年からフォションのものが入荷しないので、アルザスのものを買う。色どりよく並んだパネトーネが素敵。でも、今年は近所のお菓子屋さんで買ったものを食べちゃったし、あとは、新年に向けてのものをEATALYで家族と買うと思うので今日は買わない。大体甘い物ばかり食べているのよね、この時期。そのあと、旧市街で用事を済ませて、テスタッチョという下町に。ここには、VOLPETTIという古い高級食料品やさんがあるのだった。通常は午前午後の時間があるけれど、今の時期はお昼も開けている。お店はカストローニ本店ほど大きくないけれど、チーズやサラミ、パンなど色々あって興味深い。ここでまた新年に使うフォアグラのムースをゲット。フォションに対抗できるものを探しているのだった。そして、最後に寄ったのが、オステイエンセ駅裏にあるEATALY.ここは世界最大の食料品ショップだが、お台処用品などもそろっていて、楽しい。今回は食べ物はまた次回にして、トイレのゴミ箱をゲットする。お洒落で機能的なものに目をつけていたのだった。ここは平日だったけれども、かなりの人が入っていた。週末はもっとだと思う。ちなみに、クリスマス２５日と２６日は祝日でEATALYもお休みになるので、注意。

  2017.12.22

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• ナポリで食べる

  気候の温暖な南イタリアは、野菜果物が安く、オイシイ。だから、食べ物も、気のせいか、味が濃くように思うし、お値段も安いのが嬉しい。さて、伝説ではスパゲッテイやマケロニはナポリが発祥とか言われているけれど、それは定かではない。ただ、イタリアは地方によって独特のお料理やパスタがあるのが、とても面白い。ナポリでは、こんな表現がある。「パンのように良い、オイシイ。」酵母が違うのか、ナポリのパンは中がふんわりしていて外が固く、確かに美味しい気がする。パスタはどうなのか、というと、パスタも特にナポリ近郊グラニャーノで作られるセモリナ１００％のパスタはコシがあって、グッド。今回特に明記しておこうと思うのは、旧市街のナイル川の広場近くにあるお店タンデム。ここは、ラグーが有名で、ラグーしか置いていない。ラグーはミートソースだけれど、ここのラグーは私が知るラグーとは違って、煮込んだ柔らかいすね肉と濃いトマトソースが面白かった。お店はとても小さいので、要予約。あと、ナポリのお菓子は有名で、街中でよく見かけるのが、とくに、ババと言われるものと、スフォイヤというもの。ババは、基本的にはキノコの形をしていて、スポンジにラム酒が沢山かかっている。スフォアイヤは、貝の形で、薄いパイ生地が何層にもなっていて、中にリコッタチーズが入っている。各家庭で使うお菓子屋さん（良く働くお母さんは自分の家で作ってしまうらしいが）があるようだが、私たちが行ってみたのは、サンドメニコマッジョーレ広場のお菓子屋さん、スカトウルキオ。リコッタチーズはとてもボリュームがあって、美味しかった。

  2017.12.06

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• ポルチーニキノコ祭りに出かける

  毎年恒例のキノコ祭りが様々な所で行われている。我が家から車で約３０分の場所、少し内陸に入った所で、オークや栗の木の森がところどころあったりするが、小さな町オリオロ　ロマーノという町に行って来た。街は細長い感じで、街のひなびた感じの中心広場に市役所があって、その前に噴水があり、広場とその近くの細い道２本に渡って屋台がでる。お目当てのポルチーニは、今年はなかなか綺麗だった。雨が降ってちょうどよくお天気が続いたせいだろう。値段はちょっと高め、１キロ２５ユーロだったが、キノコ好きの我が家ではキノコが新鮮で綺麗なだけでもウレシイらしい。今年は奮発して２キロ買い、１キロはお料理にさっそく使い、残る１キロは冷凍するのだという。恒例の屋台でチーズやイノシシのサラミなどもゲット。広場ではチケットを買って、キノコ料理を食べることもできる。が、すごい列なのと、秋の学校始業祝いで近所のレストランに行くことにしていたので、今回もパス。近所のレストランでは、またポルチーニキノコ入りのパスタやgalletti(和訳アンズタケ。黄色の小さなキノコ)と言う地元で採れるキノコと黄色いミニトマトのパスタなどを美味しくいただいて、ご機嫌の日曜日だった。食欲の秋。

  2017.09.25

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• マルメロジャムを作る

  我が家の庭には、柑橘類からいちじくに柿、梨、リンゴの木がある。毎年カラスなどの鳥との競争だが、いちじくなどの実がなるのは嬉しいものだ。柑橘類は、残念ながらアランチャ　アマラと言われる、かなり酸っぱい苦みのあるオレンジが多いので、毎冬ジャムにして食べてくれる友人に分けたりする。梨の木もいくつか種類があって、洋ナシの他に、日本の豊水に似た梨がなる。また、一見梨に似ているのだが、見る人が見ると梨ではなくてマルメロだというものがあった。マルメロは生では食べられなくて煮たりしないとダメというので長年そのままになっていたものを、今年はジャムを作ってみようと思い立ち、先日ようやくトライ。風が吹いた後だったので、半分以上は実が落ちてしまっていて少ししかできなかったが、とりあえずどんなものになるのかとかなり興味があった。マルメロは、昔ポルトガルから日本に入って来て、マーマレードの語源に当たる果実だというし。レシピは色々あって、皮ごと煮てしまっても良かったらしいが、今回は皮をむいて作ってみた。（皮から赤い色が出るので本当はむかない方がいいような気がする）中の種などを取り出して、小さく切ったマルメロを煮て、そこにお砂糖（マルメロはかなり甘いのでマルメロの３分の１くらい）を加え、好みでレモンの汁や皮を加え、出来上がり。味は、個人的にはやはり梨に似ているような気がするけれど、柔らかい優しいジャムになった。

  2017.09.21

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• クスクスを作る

  忙しかった夏の仕事も大分終わりが見えて来て、ちょっとホッとしているこの頃。といってもまだ暑いし、体力をつけなければということで、夏バテ予防のメニュウを考えて見た。ちょうど家に残っていたクスクスを片そうと思い、（クスクスは北アフリカのお料理だけど、フランスやシチリアなどの一部でも食べられているもの）クスクスのバリッラ（パスタのメーカー）の箱に書かれていたレシピでやってみることにした。赤ピーマンと黄色ピーマンと書いてあったが、少し省略して黄色ピーマンだけと、ナス、ポロねぎと書いてあったが、それもなかったので、普通の玉ねぎを使う。皆小さく角切りにして、大きなフライパン（私はワックを使った）でオリーブオイルで良く炒める。最後にふたをして蒸すような感じでさらに弱火で。塩コショウで味付けをして冷ます。クスクスはお米と同じ感じで、クスクスの分量の１０％増の水を準備する。鍋に水を入れて、塩を入れ、沸騰させる。火を止める。そこにクスクスを入れて、良く混ぜてふたをして、５分冷ます。クスクスをお皿に盛って、上にお野菜の冷ましたものをかけてお好みでオリーブオイルをかけていただく。どうかなと思いきや、かなり美味しくできたので、興味がある方は、お試しを。

  2017.08.24

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• 8月のローマから（４）

  ちょっと涼しくなったと思ったらまた暑くなって今日の最高気温は33度くらい。8月はクルマの渋滞がなく、それはすごく嬉しい。レストランが結構お休みになるので、予約を入れる際に確認する。選択幅が狭くなるけれど、幸いミシュランのレストランガイドには8月もやっているお店が出ているので便利。（でも一応電話は入れます）先日ご一緒だった方たちをユダヤ人街のゲットーにあるレストランへと思いきや、電話するとその日はお休みというので、急遽変更して、コロッセオの近く、結構私が好きなチェリオの丘にあるお洒落なレストランに。ローマではちょっと珍しい雰囲気で内装が素敵。ミシュランガイドではフォークがひとつかな。メニュウはそんなにないのだけれど、今日のオススメというのが、ナカナカ良かった。前菜で、生ハムといちじくのシャーベット、いちじくを小さく切ったものがかかっていて、下に水牛のモッツアレッラチーズ。そうそう、レストランはカッフェプロパガンダ。お昼は12時過ぎくらいからオッケイ。午後は食事時間以外はお茶もできるし、軽食もやっている。お夕食はイタリアは通常早い所で19時半から、通常は20時からなので、注意。

  2017.08.20

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• トリノで食べたもの

  今回トリノで感動していただいたのは、ジェラート。トリノは、ジャンドウイヤというチョコレートに代表されるお菓子類がオイシイ所だ。山に近いから牛乳が美味しいのかしらと思いながらジェラートをいただいた。たまたま私たちが入ってみて、感じも良く、美味しかったジェラートやさんを挙げておこう。街のメインストリートのひとつ、城広場からポー川に向って行くポー通りにある、手作りのジェラートやさん。gelateria alberto marchettivia Po, 35Bもうひとつは、城広場からすぐそばのカルロ　アルベルト広場近くにある、小さなジェラートやさんだが、今年金賞受賞したという。piu di un gelatogalleria subalpina 32tel. 345 1862428トリノは、今日本で流行っているバーニャ　カウダの本拠地だが、食べ物に関してはかなり肉中心それも、脳みそとか通常私たちがあまり食べないような物がお料理に使われている気がした。民宿近くにあった、ミシュランのフォークが１本ついているレストラン、コンソルツイオに娘と夜予約をして行って見た。お奨めメニュウというのがあって、お店の得意料理をちょっとずつ味見させてくれるもの。それにトライしてみたが、美味しく食べられるものとそうでないものがあったが、全体的にはお店の感じがとても良く、気取らないので、悪くなかった。全体的に、トリノは悪く言うと垢抜けしていない、素朴な感じが残る街で、私は結構好き。（娘はちょっと退屈かもと生意気に言っていたが）人々もスレていない感じ。ただ、冬は寒いんだろうなと、民宿のお部屋の大きな暖房を見ながらちょっと思った。

  2017.08.02

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  手作りのチョコレートショップ

  朝晩は涼しいのだけれども、日中はすっかり暑く（３０度くらい）なり、我が家がある海の近くは、週末海に行くローマっ子たちでもう賑わい始めている。こんな暑いときにチョコレートはちょっと季節外れかも知れないが、ローマにひとつ手作りのチョコレートショップがあるので（手作りのジェラートも美味しい）ここで紹介しておこうと思う。　場所はパンテオンとナボナ広場の少し北。３枚のカラバッジョの絵がある教会、サンルイジデイフランチェージ教会の前の通り、スクロファ通りをまだ北に上って行き、右手の小さな通りステレッタ通りの左にある、ジェンナロ　ボットーネ。本店と工場はナポリになるが、小さいお店ながら、店内も綺麗だし、チョコレートもとても美味しいので、興味がある方は機会があったらどうぞ。ちなみに、日曜日もお店はやっていて、１０時から２０時くらいまで。gennnaro bottonevia della Stelletta, 27tel. 06 6861703

  2017.06.04

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• ボローニャで食べる

  実はあのトルテッリーニやボローニャ風と呼ばれるミートソースの本場。街の至る所で新鮮なパスタやトルテッリが売られている。今回はミシュランでフォークがついている聖ステファヌス教会傍のダ　チェサリーナに行ったらいいというホテルのフロントのお兄ちゃんを無視して（ちょっと遠かったのもあるけど）しまったのが、ちょっとだけ悔やまれる。ホテルは駅前のスターホテルエクセルシオールだったから、（良かったですよ）あまり遠くないところで、オーバーダン通りにあるマリオ（すごい人気があるお店のようで、いつも混んでいた）と、リギ通りの結構有名なドナテッロでお夕食。悪くないのだけど、我が家はかなり食通なので、かなりのレベルでないとね～という感じ。でも、両方いたってサービスもいいし、気軽にというときには良いと思う。一方、軽食も食べられるボローニャ一古いカフェテリア、ガンベリーニは、お茶をしたのだけれど、ケーキも甘すぎず、洗練されていて良かった。このガンベリーニ近くの市場がメルカート　デッレ　エルベで普通の市場なんだけど、内部左右に食堂があって、食いしん坊の私は興味深々。こういう所って、安くておいしいんだよね。ボローニャのピアッツア　マッジョーレ近くにある、メルカートデル　メッツオ（クアドリラテロとも呼ばれる）一日中開いていて中でお食事もできるみたいだから、次回はそこにも行ってみたい。ホテル内には、レストランと、軽食ができるバールがあったけど特にロビー階の軽食が出来る所はいつも空いていて、感じもなかなか。今このホテルはEATALYと契約しているらしく、中ではEATALYで扱っているものを（イタリアの変わったビールとか）トライすることができる。地元の人や観光客でものすごく賑わうお店、スフォリア　リーナでは新鮮なパスタを買うことが出来るほか、店内でお食事も出来るように食堂が作られている。場所は、ピアッツア　マッジョーレからも近いので、並ぶのが嫌でない方にオススメしておこう。

  2017.05.04

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  テルミニ駅のメルカート　チェントラーレ

  昨年秋にオープンしていつも通る場所だが、まだトライしたことがなかった。メルカート　チェントラーレは中央市場という意味だが、ここでは食事スポットを指している。フィレンツエのメルカートチェントラーレの同じ経営でテルミニ駅構内に出来たこのスポットは結構評判がいい。友人Lが夜映画の後にここで食事をして良かったという話は聞いていたが、今回ローマに来ているKも毎日のように通っているという話を聞いて、今回家族で寄ってみた。場所は駅構内に入って24番ホームの右にあるデパートコインを抜け、しばらく奥に行くとざわざわした雰囲気のそのスポットが現れる。中は結構広く、地階（日本式の1階）に沢山のコーナーがあり、（パン屋さん、お菓子屋さん、ジェラートやさん、ワインショップ、ピッツア、お寿司コーナーなど）上１階（日本式の2階）はレストラン、2階（日本式の3階）は食べ物などを持ち込みして休憩できるスポットになっている。無料トイレも奥にあった。値段は普通。味は悪くなかった。個人的には、知っているトラットリアに行きたい気がしないでもないけれど、何を食べようか迷うときとか、グループで気軽に食事をしたいときには使えそう。時間も朝早くから夜遅くまで開いている（7時から24時）とのこと。雰囲気が楽しいけど、ざわざわした所が苦手な人は食事時間は避けたら良いと思う。（早目か遅めに）

  2017.03.14

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• アーテイチョークをいただく。

  家人がアーテイチョークを買ってきた。今年のハツモノ！と考えてみたら、今年に入ってからもうこれで食べるのは3回目になるのだった。アーテイチョークをお料理するのは今年に入ってから初めて。ローマ周辺はアグロロマーノと言われる大農作物の産地になり、特にアーテイチョークは私の住む地域の名産。最近は一年中出ているが、特に春に食べるもの。食べ方はいろいろ。先日ご一緒だった方といただいたのは、ローマのユダヤ人街の名物になるもので、丸ごと揚げたもの。カルチョフォ　アッラ　ジュデアという。また家族で先日外食したときにいただいたのは、ファンタジアデル　カルチョフォというお料理で、中身は、アーテイチョークを小さく切ったものを揚げたもの、アーテイチョークの卵焼き、生のアーテイチョークのサラダ、アーテイチョークのクリームが少しずつ載せてあるものだった。今回家人が買って来たのは元気のいい大きな4本のアーテイチョーク。2本はローマ風にお料理する。外側をきれいにお掃除してレモンでごしごししたあと（これは黒くなるのを防ぐため）、西洋パセリとにんにくで少し炒め、丸ごと茎と一緒にコトコト弱火で煮る。もう2本は、やはり外側を綺麗にしたあと、今度は薄めに切ってやはりレモンをかけ（今回はレモンがなかったので家のオレンジで）、薄く切ったにんにくとオリーブオイルで炒める。ふたをして蒸気でやわらかくする。新鮮なアーテイチョークだったらしく、ローマ風は30分くらいで、炒めたものも10分くらいでやわらかく出来た。食べてみての感想。我ながら素晴らしく美味しく出来た。やっぱり家で作るのが一番美味しいかも。

  2017.02.10

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• 懐かしい友人とお昼ご飯

  お歳暮の習慣は日本ほどひどくないにしてもイタリアにもあって、何となくお世話になっている人に心ばかりの贈り物をクリスマス前にしたりする。心ばかりの贈り物をゲットしてしばらく会っていなかった友人Ｐに会うことにした。旅行会社をしていて今でも様々なアドヴァイスを受ける人だ。ちょうどトレヴィの泉近くで見たかった展覧会をふたつみて泉前のベネットンで会う。Ｐは本当に古い友人のひとりで、私が昔ローマで語学学校に通っていたときにそこにいたフランス人の女性の彼だった人だから、何年の付き合いになるだろうか。残念ながらパリで歯医者さんをしていたフランス人の友人とは彼は結婚することにはならなかったのだけれど、今でも友人としてお付き合いが続いているようだ。Ｐは結構若いときからパーキンソンにかかってしまったが、お薬を飲みながら現在もかなり元気にしている。ただ、バランスを崩すことが結構あるので良くころぶんだよと笑っていた。心配してよりも沢山歩くし、元気だったのでちょっと安心した。今日は土曜日も学校があり４連休には全くならなかったという高校に行っている息子さんと３人で一緒にお昼を食べることになった。高校はコロッセオを見渡す場所にあり、お昼ご飯もその近くで私たちが昔からよく知っているスポットにしてみた。（でも随分行っていなかった～）カヴールどおりにあるエノテカで（ワインを試飲させてくれて軽食も出来る場所）最近はお昼も開いていて暖かい食事も出来るようになったcavour313.お昼ごはんは１２時半から。息子さんは好物のラザーニャを食べていたがとっても美味しそうだったし、私がいただいたお豆とポテトのスープも良かった。店内は木で作られていて何だかとっても落ち着ける。そのへんでお昼をという方にはオススメ。懐かしい人に懐かしい場所で会った幸せな日だった。

  2016.12.11

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• ジンジャーテイーで温まる

  地震のあった地域ではまだ余震が続いているらしい。ローマの街中に住む人も余震を感じているという話を聞いた。１１月に入ってからもローマはまだ結構暖かいのだけれども、山の方は夜中気温が下がりかなり寒くなる。家がなくなった人たちは大変だ。家族中が寒くなったり暖かかったりする気温で風邪を引いている。一人引くとみんなに移っていくのが悔しい。本当は生姜をおろしてレモンやはちみつと一緒に生姜湯で飲むのが一番いいのだが、息子は生姜は食べられないというので、家にあったジンジャーとレモンの入ったテイサーナを試す。これは行けるらしい。メーカーはイギリスのクリッパーで、ローマでは通い詰めているEATALYでゲットする。オーガニックのパッケージもお洒落で気に入っているのだが、今回の風邪騒ぎで家にあるのはなくなった。また次回ゲットしよう。

  2016.11.06

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• かぼちゃをいただく！

  いよいよハロウイーンが近くなってきたのでまあイタリアのお祭りではないけれどと思いながらハローウインの飾り付けを少しする。たまたま買い物に出かけたスーパーでヨガの先生ご夫婦にばったり会う。先生ご家族はほとんどヴェガーナなのだが、つまり菜食主義で卵も食べないらしい、先生は最近ほっぺの赤い斑点が消えないと検査をしている所だという話を聞いた。シーズンでかぼちゃが目に付く。こちらの西洋かぼちゃは馬鹿でかいので切って売っていることが多いが、今回は小さなかぼちゃや長いかぼちゃも見かけた。先生曰く、この小さなかぼちゃは最近出回り始めたもので、通常のに比べるとぱさぱさしなくて甘く、非常にオイシイとお奨め。オーブンでポテトと焼くといいわよと言われたのでさっそくトライ。日本のかぼちゃに非常に似ているが、名前はナポリのかぼちゃになっていた。あまりオイシイと私が言うので通常食べない子供たちもかぼちゃを食べることになり、結構いけるという話だった。ヨガの生徒さんたちの話ではかぼちゃと玉ねぎ、ポテトを入れての濃い目の野菜スープもいけるわよということだったが、最後に赤唐辛子をある生徒さんは入れるのだという。個人的にはかぼちゃのリゾットが好きだけど、スープも体に良さそうと思う日。

  2016.10.28

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• パスタ　アマトリチャーナ風についての考察

  8月末に大きな地震があったアマトリーチェの街は現在も余震が続いているという。家を失くした人たちはテント生活で暮らしているらしい。標高が１０００ｍ近くある街には早く冬が訪れる。一刻も早くちゃんとした避難場所に移れるといいと思うのだが、街の人たちは街の外には出たくないという人がほとんどだと聞いた。だが寒くなってきたためテントを解体してアブルッツオ州などに家を準備しているというニュウスを聞いた。ご存知のようにローマを含めてラツイオ州の名物になるアマトリチャーナ風パスタはこの町から来ているということになっている。もともとはカルボナーラの原型になるグリーチャ（カルボナーラで卵が入らないものをいう）にトマトを入れて作ったもので、簡単にお料理が出来ることからパストーレ羊飼いたちがお料理を発明したとも言われている。最近このアマトリチャーナをレストランで食べるとその代金は震災にあった街に寄付しますという所が増えている。最近2回続けて食べてみて、同じアマトリチャーナ風でもあまりに違うので本当はどうやって作るのかと調べてみた。様々なヴァリエイションがある中で最もオリジナルに近いとされるものは、まず第一にベーコン、玉ねぎ、にんにくを使わないこととされる。2番目には、グアンチャーレと呼ばれる豚の塩浸け肉を使うこと。3番目、トマトピューレと生のトマトを混ぜてソースを作ることらしい。このグアンチャーレがほどよく味を出してくれて、トマトソースにコクが出るのが秘訣なのかもしれない。好みでグアンチャーレを最初鍋で炒めるときに赤唐辛子をひとつ入れてもいいそうだ（後で取り出してもいいしね）。個人的にはグリーチャの方が好きだけれど、アマトリチャーナ風も勿論オイシイものは大好き。パスタは短いパスタでも長いパスタでもいいのだけれど、アマトリチャーナ風に欠かせないと思うのが、ブカティーニといって中に穴があいているスパゲッテイ。或は短いパスタでもいい。イタリアにいらしたら、是非このアマトリチャーナ風を沢山食べて震災で大変な街を助けてあげるのにイチヤクカウというのもいいのでは。

  2016.09.23

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• パレルモ！パレルモ！（最終回）

  シチリアで昔はじめて食べて感動したものにアランチーニがある。これは大きなお米のコロッケで中に様々な具が入っているものになり、実は家庭料理。今回は空港で食べて、マケダ通りに出来たアランチーニ専門店（いろいろな種類がある）で食べようかなと思っていたのだが、いつも混んでいたせいもあって食べず仕舞い。毎回シチリアに夏行くたびに食べるグラニタ（かき氷のようなもの）も食べず仕舞い。その代りにシチリアの友人に教えてもらったパレルモ一番のアイスクリームやさんＢｒｉｏｓｃｉaでジェラートをいただいた。滅茶滅茶地元の人で混んでいることからも分かるように美味しかった。お奨めはピスタッキオ。ピスタッキオはシチリアのエトナ山近郊で採れる。パレルモの庶民は狭い道に広げられている屋台のようなテラスのような所で良く食事をとっていた。ご一緒だった方たちと朝市で有名なヴッチリアにも出かけたが、食べ物やさんはイマイチ。アバテッリス館近くのアンテイカ　フォカッチェリアサンフランシスコは、結構有名でフィウミチーノ空港内にもお店が出来たのを見た。フォカッチャは我が家でも作る具入りピッツアのことで、お店で売っているものはそこでサービス料を払わずにお食事出来るということだったが、サンフランシスコ教会前にテラスが出ている同じ経営のレストランでは普通のお食事ができる。海の幸のパスタやシチリア名物のおなすが入ったパスタが美味しかった。そのほか、良かったのは、オペラ座のマッシモ劇場内にあるカフェテリアで簡単なお食事ができるのだが、雰囲気が静かで外の喧騒を離れることが出来る場所でなかなか良かった。

  2016.09.17

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• ロンドンで食べたもの

  ロンドンは移民が多いという感じがある。おそらく長い間植民地を沢山持っていたことにも影響しているのかと思う。今回は特に東洋人が増えたなという気がした。以前ロンドンに来ると食べていたのはイタリアン、インド料理、中華という感じだったが、今回はなるべく日本系で行こうと思っていた。Ｖ＆Ａのダイニングはセルフになっているコーナーで一度食べてみたが、ここはコールド　デイッシュなので娘はあまり美味しくないと言っていた。２回ロンドンの新聞で噂になっていたラーメンやに行ってみたが、どちらもレヴェルはそう高くなく、ヨーロッパではパリの知っているラーメン屋が一番という気がした。１度お夕食をお弁当にしてみた。娘が疲れすぎで動けなかったというのと、ホテルのレストランはあまり美味しくないのではという懸念からアールズコートの駅前にＹＯＵＭＥ寿司というお弁当屋があったのでそこを利用。悪くはなかった。やはりアールズコート駅前に小さなカフェテリアでＧＵＳＴＯという所があり、パンを焼いていたりピッツアを作っているのを見て、軽食に入ってみた。わたしはデニッシュ、娘はサーモンのサンドウイッチを作ってもらい、お兄ちゃんがハンサムなのとサービスがとっても良かったので、アールズコートをお使いの方にはお奨めしたい。

  2016.06.18

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• POMPIのニュウショップ

  ＰＯＭＰＩってご存知かしら。先日女の子たちがスペイン階段近くのＰＯＭＰＩにチョコレートを買いに行くと言っていたから、知っている人は知っているらしい。実はローマで有名なテイラミスのお店で、本店は地下鉄Ａ線のレ　デイ　ローマ駅近くにあり、そこはカフェにもなっているので、そこで座って食べることが可能。そのほかのお店はショップだけのところがほとんど。今回私が見たのはコーラ　デイ　リエンツオ通りのニュウショップで、ヴァチカン近くのリソルジメント広場にも近いので便利な場所。通りがけみただけだけど、アイスクリーム屋サンにもなっているようだったから、次回時間があるときに試してみたい。

  2016.04.21

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• カルボナーラ発祥由来伝

  先日の新聞ラ　レプッブリカで新聞記者であり、文化批評家、作家であるコラード　アウジアス氏が謎といいながらもカルボナーラ由来仮定を３つ述べていたので、ここで紹介。１．１９４４年６月４日アメリカ軍によるローマ解放後、アメリカ軍による発明。当時アメリカ軍は美味しいベーコン缶を持っていたので、それに卵を加えて、スパゲッテイにそれで味をつけた。２．木炭を作っていたカルボナーリが発明した。木炭を作る過程で簡単に出来るレシピを作り、スパゲッテイ或いはマッケローニに加えた。３．ナポリで発明された。昔のナポリのレシピに似たようなものがあることから、これが一番本当ではないかとされる。ということだが、現在はローマのレシピにすっかりなっているのが、カルボナーラ。美味しいカルボナーラを食べにいらしてね。

  2016.04.16

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• カルボナーラ！

  愛読するイタリア主要新聞ラ　レプッブリカにカルボナーラの作り方が載っていた。というのも、フランスのサイト、DEMOTIVATEURでカルボナーラのフランス風作り方があり、玉ねぎとベーコンと小さな蝶々パスタを一緒に鍋に入れて作るレシピだったのが、問題になっているということだった。イタリアではこうして作るのが正式らしい。１．豚の塩つけ肉、グアンチアーレを細かく切る。２．フライパンで１が透明になるまでよく炒める。３．ボールに生卵を入れてよくかきまぜる。４．ペコリーノチーズを削ったものを３に加える。５．４に塩、コショウを加えて味を調える。６．パスタをアルデンテに茹で、２のグアンチアーレを加える。７．火からフライパンを外し、５の卵をすばやく加え、かき混ぜる。必要であれば、パスタを茹でたときのお湯を少しだけ加える。重要なのは、卵に火を通さないこと、卵とチーズのミックスはクリームのようになっていなければならないことなど。次回のブログではこの新聞に載っていたカルボナーラの由来についてお話ししてみたい。

  2016.04.14

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• アーテイチョーク三昧

  今年は雨が少なかったので、不作と聞いていたが、ご近所のお百姓さんから復活祭のプレゼントで１５本もの新鮮なアーテイチョークをいただいた。さすがに収穫したばかりのアーテイチョークはみずみずしく美しい！どうしていただこうかなと思ったが、失敗しないようにやっぱり知っている食べ方でお料理することにした。ひとつは、ロマーナ、ローマ風でアーテイチョークを綺麗にしたあと、ことこと弱火で煮る。そうすると茎の部分も柔らかくなってポテトのようにいただける。もうひとつは、てんぷら。中の柔らかい部分だけ小さ目に切って、軽く衣をつけて揚げる。やっぱりオイシイ。ということで、春にしか食べられないアーテイチョークを今年は目いっぱいいただけたようで、幸せ。

  2016.04.01

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• 今年はアーテイチョークが不作

  お天気予報を裏切って、今日はいいお天気になった。初春の海を見に行きたくなったが、近いうちに行こうと思う。最高気温は１７度くらいで、日差しが心地よい。そういえば、近所のお百姓さんが言っていたのだけれど今年は雨不足だったので、ローマ近郊の名産になるアーテイチョークが不作だとか。ちょうどこの時期が旬なんだよね。アーテイチョークは特に肝臓に良いと言う話で、我が家でもこの時期フライやら煮物やらと大活躍するのだけれど。残念だわ。

  2016.03.01

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• ４日がかりのジャム作り

  家の庭に１０本ほどの柑橘類の木があり、長年の世話で（わたしではなくて家人）ようやくここ何年か前から実をつけるようになった。レモンやオレンジとレモンの合いの子みたいな感じなのはいいのだが、レモンとオレンジの掛け合わせは、結構酸っぱいので、オレンジというよりはレモンに近いような気がするもの。イタリアでスプレムータと呼ばれる絞ったジュースはオイシイけれど、我が家のはあまりにも酸っぱいので、お砂糖を入れて飲む。だが、酸っぱすぎると家族が誰も飲まなくなってしまったので今年はこの酸っぱいオレンジでジャムを作ることにした。私がもっているビオのジャムの本に依れば、まず皮がごつごつしているオレンジを選び、よく洗う。大きな鍋に（とりあえず２キロのオレンジで挑戦）オレンジを入れ、ヒタヒタになるまで水を入れて、オレンジが柔らかくなるまでコトコト中火で煮る。オレンジを刺してみて、すっと通るようになったところで、オレンジを取りだし、大きめの陶器に入れ、冷たい水をまたヒタヒタになるまで入れて、４８時間置く。時々、水は替えてあげるといい。最終日、柔らかくなったオレンジを４つに切って、中の種を出す。厚めの鍋に入れたら、赤砂糖８００グラムを加え、弱火でコトコト。木のしゃもじでかき回すことを忘れずに。ジャムが出来て来て、鍋の半分くらいになったら、予め準備しておいたレモン（お湯で良く洗っておき、細かく皮を切って置く）とレモン汁（１個分で大丈夫）を入れてあと５分ほど煮詰める。ジャムは大体１時間ちょっと煮込むような感じ。ガラスの容器にアツアツのジャムを入れ、ふたをして逆さに置いておく。ジャムが冷めたら、暗く涼しい所に保管する。どうなるかと思いきや、ちょっと苦めのフォションのジャムにも負けないものが出来た！

  2016.02.23

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• トラステヴェレのピザ屋さんに行く

  昨日は８時間半の仕事の後に家族と待ち合わせをして、映画、ピッツアの土曜日だった。そういえば、ピッツアの原型がピンツアというもので、同僚の息子さんが表参道にお店を開いたそうだ。ピンツアは様々な穀類を使って生地が作られるのでヘルシーと世界のいろいろな所で受けているらしい。だが、旧世代に属する私たちは、昔ながらのトラステヴェレにある、若い頃友人たちと通ったピザを食べに行った。場所はトラステヴェレ大通り。オビトーリオという別名があるのは、店内のテーブルがすべて白い大理石で作られていて、それが死体安置室のテーブルに似ているため。８時過ぎに到着すると、店内はもう満室、外に列ができていたので、さっそく、並び始める。テキパキサービスは早いので、そう待たずに店内に入れた。懐かしい。何年ぶりだろうか。店内ではピッツアを作って焼いている所を観ることが出来る。様子が分かっている私たちは、前菜になるスプリ＊お米のコロッケで中にモッツアレラチーズが入っている＊やバカラ（タラを揚げたもの）、フィオーリ（ズッキーニの花を揚げたもので、やはり中にモッツアレラが入っている）を注文し、ピッツアを３枚頼む。ローマのピッツアはいつも話しているけれど、薄いので、バリバリと食べてしまう。昔ナポリの旧市街でいただいたピッツアも美味しかったけれどローマに長く住む私たちはローマのピッツアも好き。と言う感じのサタデイナイト。

  2016.02.14

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• お気に入りハーブテイー

  クリスマス前にイータリーオステイセンセでゲットしたハーブテイー。その名もクリスマスのハーブテイーと名前がついている。クリスマスが終わってもいい香りに誘われてこのハーブテイーを飲んでいる。実はこれは先日お話した赤ワインに入れて作るグリューワインに入れるものらしいのだけれど、ワインを飲むと眠くなる私はお茶にして飲んでいるほうが合っている。何が入っているのか。グローブ、シナモン、しょうが、オレンジピール、山松など、沢山のハーブが入っていて、いかにも体に良さそうでしょう。そういえば、イータリーのエセドラショップは年中無休らしく、クリスマスもお正月も開いていて感心した。お店は小さいけれど、街の中だし、テルミニ駅の近くでもあるので、とても便利に使っている。このハーブテイーを扱っていたかは不明だけど、また良かったら使ってあげてください。

  2016.01.22

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• またまたカンポデイフィオーリへ

  朝市が開かれる場所として有名なカンポデイフィオーリ。ブログでも何度も書いているのだけれど、イタリアの野菜や果物などをマジカに見られるので、その辺にいらっしゃるときにはお奨めできる。昔に比べると屋台のほとんどがお土産やさんになってしまったけれど、少し普通の屋台も残っていて楽しい。今回は屋台で売られている石榴ジュース（その場で絞って飲ませてくれる）をご一緒だった方がトライ。コップ一杯４ユーロ。美味しい！と感動していらした。個人的には石榴って若返りという話もあって、なかなか手に入らないけれど、石榴ジュウスが好き。あと、グリューワインが大きな鍋で暖められて売られていた。コップ１杯３ユーロ。これって八角とかシナモンとか、スパイシイな香りがしてそこにいるだけでうっとりの感じ。ワインに入れてあるスパイスはそこでチェックできるように飾ってあった。北イタリアやオーストリアでよく冬売られているのだけど、体が温まるので、これもお奨め。

  2016.01.07

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• ローマで日本食！

  イタリア料理を毎日食べていてそう日本食がどうしてもということはそんなにない。たまにご飯が食べたくなると、日本のお米に似ているお米を炊いて、ひじきを煮たり、お味噌汁を作ったりしてちょこっと食べる。ローマにはパリとかロンドンのように日本食のレストランはそう多くなく、最近多いのは日本名がついた中国料理店でまがいもののお寿司も食べられることが多いようだ。私の同僚が日本食レストランを経営していて、そこは大体何でもあるので、たまに家族や友人と出かける。今回も家族の誕生日祝いで出かけた。てんぷらうどんや餃子、揚げ出し豆腐を私はいただく。娘は好物のサーモンのお寿司に大えびのてんぷら、抹茶クリーム入りシュークリームにピンクのろうそくをつけてもらって大満足。男性群は丼物、てんぷら、鳥のから揚げなどを美味しそうに食べていた。ビールも日本のビールが置いてある。ここは月曜日休業でクリスマスは今年２４日は営業、２５、２６、２７、２８日とお休み、後は３１日も営業で元旦だけお休みだとか。今はおせち料理の注文を受け付けていますとのことだった。お弁当は例えば前もって注文するとおにぎり弁当とかえびのてんぷら弁当とかも作ってくれる。ただし、原則的にはお店に取りに行くことが必要。寿司千Via Giuseppe Giulietti, 21, 00154 Roma電話　06 575 6945地下鉄Ｂ線のピラミッドから徒歩５分。

  2015.12.19

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• ポレンタをいただく

  ポレンタってご存知かしら。トウモロコシの粉で作るもので、昔は貧しい北イタリアの山で作られていたお料理。冬、このポレンタが時々無性に食べたくなる。ポレンタは水を沸騰させてあら塩を入れた所にこのトウモロコシの粉を少しずつ入れてねっとりするまでぐるぐる木のしゃもじで回して作る。最後木の板にぶちまけて、それをみんなで分けて食べる。出来れば、こってりしたトマトソースなんかがあるとそれと一緒にいただくとベスト。ポレンタは家で作っても誰も食べる人がいないので外でいただく。今日は家族の誕生日祝いで出かけた近所のトラットリア。冬のメニュウなので、冬になってポレンタが食べられるのは楽しみのひとつ。だが、今日いただいたポレンタは昨年に比べても味が落ち、ソースもイマイチ決まっていなかったのが、残念だった。ちなみに高級レストランではメニュウにないと思う。本当言うと、スキーに行って山のレフトハウスなんかでいただくのがいいんだけどな～！

  2015.12.12

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• ＥＡＴＡＬＹエセドラ広場に寄る

  すごい豪雨の中アポが入っていたのでお出かけ。無事にアポを済ませて帰りまた雨の旧市街を歩く。お腹がすいた～ととりあえず手軽にパラエクスポの前にあるカストローニ（ローマの有名食料品やさん）でトラメッツイーノ*サンドウイッチみたいなの＊をいただく。ここはちょっとした食料品をおいているほか、店内奥がバールとタヴォラ　カルダみたいになっているのでちょっと軽食というときに便利。ナショナレ通りをエセドラ広場に向かって歩き、広場に最近出来たＥＡＴＡＬＹによってみた。う～ん、オステイエンセのＥＡＴＡＬＹに行きつくしている私にはちょっとビックリというくらいのこじんまりした店内だが、一応上の階、地上階、地下になっている。食料品も少し置いているが、メインはここでお食事できるということになっている。毎日営業で時間は長い。基本的には７時から夜中１時までだから、それは便利じゃないの。オステイエンセのＥＡＴＡＬＹが遠すぎるという方はここか、カストローニ＊コーラデイリエンツオが本店＊をお奨め。

  2015.10.10

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• ローマのＰＯＭＰＩ

  イタリアに来てからあまり甘いものを食べなくなった。不思議～と考えていたが、おそらくヨーロッパの甘い物は非常に甘いのでちょっとうんざりということがあるのかも知れないと思う。ご一緒だった方のお付き合いで、ローマでテイラミスで超有名なお店、ＰＯＭＰＩに行って来た。ローマにはいくつかショップがあり、そこでゲットできるのだけれど、バールになっているのは、地下鉄Ａ線のＲＥ　ＤＩ　ＲＯＭＡ駅で降りてすぐの場所。店内はわりに広くバールのカウンターで立って食べるよりはやはり椅子に座って食べるのがグッドだろう。＊ご存知のように座ると多少料金が高くなる＊テイラミスはいくつか種類がある。クラシック、バナナ味、イチゴ味、ピスタッキオ味、コーヒー味になる。が、おそらく一番人気があるのはクラシック。ローマで是非テイラミスをと思っている方はショップがスペイン階段付近とヴァチカン近くにもあるので、良かったらどうぞ。バール　Via Albalonga 7b/9/11 tel. 06-7000418ショップ　Via della Croce 82 tel.06-69941752 Via Cola di Rienzo 313

  2015.09.28

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• パスタ　アマトリチアーナ

  家人が料理を作るというので、週末はお任せ。昨日はマアマトリーチェというローマのあるラツイオ州とお隣のアブルッツオ州の挟間にある小さな街がオリジナルで、現在はラツイオ州特有のお料理として知られるこのパスタに挑戦だった。もともとは山に住む羊飼いが食べていたものでトマトが入らなかったものらしいが、今はトマトを入れる。材料（４人分）：グアンチャーレという豚の頬肉の塩付け１００ｇパスタ（スパゲッテイやリガトーニなど）４００ｇ白ワイン少々赤唐辛子少し黒コショウペコリーノチーズ１００ｇトマトソース２００ｇくらいレシピ：１．グアンチャーレの骨を除き、細めに切っておく。２．赤唐辛子も細めに切っておく。３．深めのフライパンにオリーブオイルをいれ、１をよく炒める。そこに２を加え、白ワインを入れ、水気がなくなるまで煮詰める。４．そこによくほぐしたトマトソースを加え、よく煮込む。５．味見をして塩コショウを加える。６．同時にパスタをかなりアルデンテ＊固めに＊茹でて７．ソースをあえる。好みでペコリーノチーズをかけていただく。という感じです。お試しを。追伸：オリジナルはグアンチャーレだそうですが、手に入らないときにはパンチェッタ（ベーコン）でもいいでしょう。

  2015.08.23

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• 夏を元気に乗り切る！

  今年は湿度が高い暑さなので、気温は例年に比べて非常に高いということはなくてもしのぎにくく感じられる。そんなときには夏の軽い食事がお奨め。生ハムメロンとか、カプレーゼ＊モッツアレッラにトマトの薄切り＊などが美味しい。イタリアは野菜、果物の種類が多く、またオイシイのでサラダやフルーツを多くいただく。先日は子供たちの好きなテイラミスをまた作った。材料はコーヒー、　　　カカオ、　　　サヴォイアルデイという軽いビスケット２００ｇ、　　　マスカルポーネチーズ２５０ｇ、　　　卵３つに砂糖６０ｇ。レシピは、１．まず卵黄と卵白を分けて、卵黄は良く混ぜ、　　　　　卵白は泡を立てる。　　　　　　　　　　２．卵白、卵黄にそれぞれ砂糖３０ｇを加える。　　　　　３．卵白にマスカルポーネを加え、良く混ぜる。　　　　　　　　　　　４．卵白に卵黄を加える。　　　　　５．容器にコーヒーに浸したビスケットをひく。　　　　　６．そこに４をひく。　　　　　　　　　７．再びコーヒーを浸したビスケットをひいて、　　　　　そのあと再び４をひく。　　　　　　　　　　８．最後にカカオをまぶし、冷蔵庫で冷やす。というわけで、テイラミスの出来上がり。美味しく良く冷えたテイラミスで元気に夏を乗り越えましょう。　　　

  2015.08.08

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  お菓子カンノーリ

  日本の友人から東京で美味しいカンノーリを食べたと連絡があった。日本には最近アメリカ経由で入って来ているのだろうか。アメリカ文化に詳しい友人に依れば、映画「ゴッドファーザー」からアメリカではヒットしたお菓子だという。もともとカンノーリはシチリアのもので、シチリアで昔食べたものが非常に大きく美味しかったのに感動した覚えがある。カンナ葦を意味する言葉からカンノーリが来る。お菓子は確かにカンナのように筒形をしている。小麦粉で作られた皮は揚がっていて（オーブンで焼いたものもあるけれど）、中にチョコがひいてあり、中身はリコッタチーズ。もともとハーレムで女性たちが時間つぶしに美味しい物を作っていたお菓子のひとつがこれになるという話がある。そうそう、シチリアはアラブ人の征服していた時期がある所だった。ローマでも美味しいシチリアのお菓子屋さんがいくつかあるけれど、私が使うのはテルミニ駅近くにあるガレリア　エセドラ内にあるお菓子屋さん。良かったらお試しあれ。ＤＡＧＮＩＮＯGalleria EsedraVia V. Emanuele Orlando, 75 00185 Roma tel 064818660 fax 0648976175

  2015.05.02

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• ローマの食料品やさん

  大きなスーパーはローマ旧市街にはほとんどないので、街のいたるところにあるミニスーパーか（テルミニ駅の地下にもある）アリメンターリと呼ばれる食料品やを覗くのが楽しい。日本では高いパルメザンチーズ（これはイタリア産のものは大きく分けて２種類あり、高いのがレッジャーノ安いのがパダーノと作られる地域の名前で区別される）。最近世界で大きく出回っているのは、オーストラリアとかアルゼンチンで作られているものらしいのだが、本拠本物はこちらなので是非。ご存知の方も多いと思うけれど、サラミ、ソーセージなどの肉類肉加工類は日本に持ち込みが禁止されているので、税関で見つかると全部没収になる。ちょっと変わったものをという方は、最近流行っているオステイエンセ駅向こう側に出来たEATALYか、CASTRONIというローマの至るところにあるショップ（本店はコーラ　デイ　リエンツオにあり、ここは色んなものがある）。どちらもお食事が出来るようになっているのでお昼ごはんを食べてお買い物！ということが可能。時間がない！という方には空港にも食料品を扱っているお店がある。イタリアはやっぱりイートの国。美味しいものを沢山どうぞ！！

  2015.04.10

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• 苺のシーズンに！

  イタリアは野菜、果物が安くて美味しい。先日ご一緒だった方がスーパーでイチゴの安さに感動していらした。今安売りで一パック２ユーロしない。高くても３ユーロくらいかな。スペインのアンダルシアから入ってくることもあれば、ローマ南のラテイーナからのものがあることもある。結構美味しい。イタリア人は甘いものが好きなので、これに生クリームをかけていただいたり、マチェドニアというフルーツサラダにしていただいたり。あいにく、花粉症に悩むわたしはイチゴがアレルギー源であることから沢山は食べられないのだけれど。今週末は夏時間になるし、春を満喫！しようっと。

  2015.03.27

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• アーテイチョークをいただく

  このところ結構忙しいのだが、今日はのんびり家。家族で近所のトラットリアにお昼ご飯に出かけた。この時期はアーテイチョークがとても美味しいので前菜（生ハムにブルスケッタなど）にキノコのパスタのあと、付け合わせにアーテイチョークのファンタジーと名付けられたものをいただいた。様々に料理されたアーテイチョークが入っている。アーテイチョークの小さなオムレツ、薄く切ったアーテイチョークのサラダ、ローマ風、揚げたものと４種類だった。サラダが一番美味しかった。他はやっぱり自分で作るのには叶わない。ローマ風アーテイチョークはもうこれで２０年作っているから、年季も入ってお手のもの。ローマ近郊はこのアーテイチョークの産地だから、この時期最高に美味しいこのお野菜を是非是非お奨めしておこう。

  2015.03.22

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• 田舎風お豆スープを作る

  一頃よく作っていたのだが、ここ何年かご無沙汰していた。先日思い出してスーパーでゲットしていた豆スープを作ってみた。イタリアの特にトスカーナやウンブリア地方で食べられる豆スープ。そういえば、レンズマメはウンブリアの特産だ。この豆スープもウンブリアで作られていた。お店で袋に様々な豆や穀物が入っているのが売られている。私が特に好きなのは、穀類でもファッロと呼ばれるスペルト小麦。歯ごたえがあるものだが、良く煮ると柔らかくなるもの。それに赤いレンズマメや黄色いレンズマメ、麦、大麦などが入っていた。作り方１．予め、スープの素材は水に浸けて柔らかくしておく。２．深めの鍋に玉ねぎとジャガイモを細かく切ったものを入れ、オリーブオイルで炒める。３．よくいたまったら、１の豆、穀類を入れて、よくかき混ぜ、そこに水をたっぷり入れて、弱火でコトコト煮る。４．味付けは出来ればあら塩を入れる。５．柔らかくなったところで火を止め、食べるときに上質のオリーブオイル、パルメザンチーズをかけていただく。今回は自分でも感心するくらいに滅茶美味しかった。

  2015.03.16

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