[本]の記事一覧 | シュナ太太の『こんなんで台北生活してます』日記

やっと読み終わった本。

昨日は午後から友人３人と圓山大飯店の近くにあるアメリカンクラブという会員制のソーシャル＆スポーツクラブへ。レストランが３店舗、スポーツ用品を売っているお店にプール、テニス＆スカッシュコート、ジムが設備されている。私は会員ではないけれど、会員の友人Ｍさんと一緒だったので入れた。入るとすぐに携帯は切って下さいと掲示板が。なるほど、ええシステムや。ゆっくり静かに会員の皆様は過ごされるんですもんね～。イタリアンレストランへ。ベジタリアン用に特別にランチセットを作って頂いた。メニューは、野菜スープ。野菜サラダ。クリームリゾット。トッピングには、茄子ときのこを素揚げしたものをバルサミコスでマリネしたものが乗っていてボリューム＆味は抜群！昼間から白ワイン２杯（２本ではありませんから！）飲み良い気分。熟女？４人話題は尽きず、笑ったり、ため息をついたり、ビックリしたり。忙しかった！とても素敵な私の大切な人達。３人は海外生活が長く、さっぱりした性格の上に、精神的にとても自立している。社会常識を持ち、きちんと自分をわきまえている人達。決してSnobではない。きちんと距離を持って真剣に大人の付き合いが出来る人達だ。だから、とっても能天気な私は毎回いろんな事を学べる。ご縁に感謝。そして、すっかりＭさんにご馳走になってしまいました。Ｍさん、ご主人様、本当にありがとうございました！！！美味しかったです。ワインまで飲んじゃってすいまへん！！！ぺこり。ここ数日前から、本を読んでいた。昼間時間がないので毎日午前２時～３時まで読み耽っていた。で、睡眠時間３時間。昨日は朝５時半に起きて、夫のお弁当を作りコーヒーを入れてポットにつめて、６時１５分に出張先の高雄へ。いつもの山姥姿で送り出し、そのまま頑張って起きていたのだ。こうやって老化が進んでいくんだわ、、。頭はごま塩になってきてるし。しわもシミも気になる。とほほほ、、。おまけに夜は夜で、旧正月に旅行に行ってしまう友人達１４人がトルコ料理のレストランに集まって食事会。（ここでは実にいろんな経験を。次回書きます）食べられないはずだったのに、またがつがつ食べてしまって、、。今朝からＰひゃらＰひゃら～。ちび丸子ちゃんのテーマソングになったのです。食べ盛りはとっくに過ぎたはずなのになあ、、。ここ最近やたらにお腹がすく。どうしたんだ、私の満腹中枢！困るんですけど。もっと動かにゃあ、絶対に太る。動け！動くんだシュナ！（って言うか、そんなに食うな！）で、、、。今日漸く読み終わった本は【ねじれた絆】という。奥野修司著、文春文庫発行。去年日本に帰国した友達から頂いていたもの。昭和４６年に実際に沖縄で起こった赤ちゃん取り違えの実話。しかも作者は、２５年年間もその取り違えられた２家族の追跡調査をしている。両家族の葛藤、家族を取り巻く親戚や社会の構造。病院側の対応、そして当事者の子供の心の揺れと、親の気持ちを丁寧に見事に書いてある本。結局今朝も午前３時近く迄読んでしまった。何やってるんだ私！本を読み出したら「もう、どーにも止まらない」山本リンダ状態になってしまう私。（でも、腰振って踊りながら読みませんから、、、）この本を読んで、感じた事。子供はいかに親から愛される事が大切か。無茶苦茶に子供を愛して、可愛がって悪い事はない。産む事も素晴らしい大仕事だけれど、子供を育てる事はもっと奥深い。親の愛情は執念に近いほどの激しさがあるものだ。と感じた。愛する、可愛がるというのは甘やかす、躾をしないという事ではない。私は子供を持たないから、偉そうに薀蓄は言えない。親の苦労や愛情の深さは、子供を持ってみて初めて分かるのかもしれない。読み終わっても切なく、苦しく、でも、暖かい気持ちになった。やっぱりお母さんて凄い。亡くなった父は、私が（長女）が生まれた時、「女だったのか、、、」と言ったきり１週間も面会に来なかったと母から聞かされた事をふっと思い出した。今日は父の写真にご飯をあげなかった。悪いね、とーちゃん。思い出しちゃって。（笑）リンクしているスピリチュアリストの藤壺さんが今日もとっても素敵な日記を書かれているのでご紹介しますね！読んでみて下さい。昨日の日記に通じる話だと思います。藤壺さんの日記

活字中毒

タイトルの通り、私は活字中毒。藤沢周平著【半生の記】を読み終わり、何となく小説家の人生っていうものを知りたくなって、今読んでいるのが、これ。瀬戸内晴美著【いずこより】彼女の波乱万丈な自叙伝。赤裸々に、彼女の辿ってきた人生の全てを曝け出している。上梓するまでにどんなに苦しい工程を辿ってきたのだろうか、、。考えさせられた。そして彼女の聡明さ、潔さ、愛情の深さを感じている。昭和４９年９月に発行されてから平成１４年の間に３８刷されている。大ベストセラーだ。この本の一説にこんな文が書かれている。「私は人間の味わされるあらゆる苦痛は、その最中よりも、傷の癒えかける時の方がはるかに苦痛だし、危険を伴うことをたびたび経験させられた」何故かこの言葉が私の心にどかん！と入ってきた。どんな事も、自分がした事は自分が責任を取るしかない。人を傷つけたり、裏切ったり、利用したり、、。してはいけない事をしてしまった後、何年か経って振り返ってみた時に、「自分は何て事をしてしまったのか」「何故あんな事を言ってしまったのか」と、冷静に振り返り、反省出来る人間性を取り戻した時の苦悩や苦痛が表わされている言葉だと思った。完璧で、間違いを犯さない人間なんていない。振り返って苦しんだとしても反省し、同じ間違いを二度と繰り返さないように努力する。そして、してしまった事の責任は潔く、正面立って受け入れる。そんな人でありたいし、そう努力したい。と、、。まあ、こんな事を感じたわけであります。今回、夫に頼んで購入してもらった本。大石圭著【親切なクムジャさん】角川ホラー文庫韓国では映画化されて大ヒットした。無実の罪で１３年間刑務所に入れられた、親切で、優しい笑みを絶やさなかったクムジャが、出所後に自分を陥れた男に復讐する話。瀬戸内寂聴著【釈迦】新潮文庫ブッダの最後。ブッダが涅槃に入る前の言葉の数々を書き綴った入魂の１冊。高瀬広居監修【地図とあらすじで読むブッダの教え】青春出版社ＮＨＫ英語でしゃべらナイト別冊シリーズ４【出来る人の英単語帳＆ノート術】アスコムまだまだ英語の勉強が足りない私。人様の勉強方法を盗んじゃおうかと。パラパラ～っとしか捲っていないけれど、結構面白そう。自分で勉強していけそうな気がする。多分気がするだけだろうけど、、。今回、カンボジアの旅で影響されたのか、仏教の勉強をしたいと思っている。いい師匠に出会えたら、仏教徒になりたいと思っている。多分宗教チックな人にはなれないと思うけれど、、。我が夫が、いきなり「仏教徒になろうかな、、」とか言い出したし。先ずは勉強してきちんとどんな教えなのか知って、納得した上で考えようと思っている。所で、先日書いた孤児院病院での話。皆さん、素敵なコメントありがとうでした！問い合わせも頂き、不要になった物や、役に立ちそうな物を送れないか、差し上げたいという申し出もあり嬉しい限りです！そして来週、是非ボランティアに参加させて欲しいという方から連絡があり、早速来週一緒に行く事になりました。。４児の母で、子育ては終っているのですが、昔から「子供を抱きしめるボランティア」をしたかったそうで、即行で決めて下さいました。これも不思議なご縁です。よだれ掛けを作ってくれるという申し出もありました。「このボランティアの話をとにかく皆に教えるから、、」という方。何か急な展開にビックリしています。心より感謝致します。私のボランティアの鉄則は、１、無理をしない２、自分がボランティア活動を楽しむ３、人には絶対に強制しないです。協力して頂きたい事もあります。何かをお願いする事もあります。でも、「出来ない」、「どうしても興味が湧かない」、「何となく嫌だ」って言う人の意見も尊重したいのです。皆同じ考えの人ばかりだったら世の中面白くない。実際に、外国人の友人は「子供駄目～！出来ない～！」と言っていましたし。それは、それで笑い飛ばしました。それで良いと思います。話がそれましたが、皆さんの気持ちに感謝を込めて。心からありがとう！

読書の秋！

今日は日本語授業。一寸気合が入って疲れた。久し振りに脳みそ使ったからかな～？午後からお天道様が出てきて凄く気持ちが良かった。曇り＆雨模様の日が続いたので本当に気分が良かった。曇りや雨の日があるからこそ、お天気のありがたみが分かるってもんだ。納得！所で、私は本が好きだ。本を愛している。私は絶対に本中毒だ。月に最低１０冊は読む。日本に帰ると２,３万円分は本代に消える。許せ夫！ブック○フにもお世話になる事多し。だから許して～！（笑）今回読んだ本。読書の秋ですからね～。いっひっひ、嬉しいなあ～。横山秀夫著【ルパンの消息】【震度ゼロ】はっきり言ってこの人上手い！読者を落とすツボが分かり過ぎてる！そして泣かせる。繊細な筆使い。緻密に計算されたストーリー。落とされます。絶対に。半落ちじゃなくて。山崎朋子著【女の生き方４０選　上下巻】【サンダカンまで】彼女の作品【サンダカン８番娼館】で大ファンになった。往年の大女優田中絹代さん主演で映画にもなった。女性史研究作家ノンフィクション作家。凛とした高潔で聡明な作家だと思う。そして女性らしい強さを持っている。彼女の本は女性ならば絶対に読んで欲しいと思う物ばかり。岩美隆夫著【陛下のご質問】岩見さん（元政治部記者、毎日新聞東京本社編集局特別顧問）の文章って思ったよりも簡単に簡潔に書かれているので誰でも読みやすいかも、、。私は右翼でもなんでもないけれど裕仁天皇好きでした。歴史の本を読んでいく中でお人柄を理解できるようになって。裕仁天皇がどんな事に興味を持っていたか、どんな事に胸を痛められていたか、その素顔を側近や、ご進講役の人達の肉声で綴っている。皇室のあり方や戦後の天皇と政治の関りなどがリアルに伝わってきた。現人神ではなく人間天皇という事を親身に感じます。重松清著【その日の前に】懐かしい悲しさ。ノスタルジックなストーリー。作者は私と同年代くらいの人じゃないかな～？とにかく自分の心の中から懐かしいような、切ないような悲しさが出てきました。ストーリー展開の意外性。思わず１日で読み終わりました。お風呂の中で読んでいて鼻水＆涙でぐちゃぐちゃになるのも構わず読みきった！登場人物の心境を細かく、そして現実的に描写されていました。これ移動中には読んではいけません。（特にひろりんさん！）私が好きなのは潮騒、ヒア.カムズ.ザ.サンそして、その日の前に、その日に、その日の後で。読み終わって、自分はどう死にたいのかって事凄く考えちゃいました。そして家族の大切さ。命の大切さ、友情。内田百けん著【百鬼園随筆】面白い！頭のいい人が書く文は面白い！今こういう文体のエッセーが流行っているけれど、百けん先生が書き始めなんじゃないかな～？ぷっと吹き出しちゃう。何故って？だってこの人裏表も無く正直に書きたい事書いてる。ありのまま。自然体。人間って面白いって痛感させられる。必読！！！（けんは門構えに中は月です）中村うさぎ著【屁たれどもよ！】友人から頂きました。彼女もきっと読み返す事はないんでしょう～。（笑）下さった友人様へ！《頂いたのに本音を書くけどごめんね！》私、うさぎさんって凄く苦手です。内容的に。だって読んだ後に何も残らず、ただ｢時間の無駄だった、、、｣としか思えない。うさぎファンの皆さんごめんなさい。シモネタ嫌いじゃないけど、この人は私の中の限界超えてるんです。汚いって思っちゃうんです。私の個人的な一意見ですからスルーしてね～！前にも何冊か購入して読んだ事があるけれど、今回もやっぱり感想は変わらずでした。平池来耶著【前世あなたは誰だったのか】スピリチュアルについての入門書としては結構分かりやすく幅広く書かれていると思いました。江原啓之著【スピリチュアルワーキングブック】【幸運を引き寄せるスピリチュアルブック】スピリチュアルの大御所。本当に説明が上手い。どんな人が読んでもすっとなじめると思います。私にとって彼の著作はバイブルみたいなもの。素直に心に染み入ってきます。辛くなったり、苦しくなった時、絶対に読み返す本です。ブライアン.ワイス著【未来世療法】あの前世療法で一世を風靡した精神科博士の最新版。これは読まなきゃ、、。読んでみて下さいね。ハロルド.シャープ著【ペット達は死後も生きている】イギリスの有名な心霊家、霊能者であり動物愛護家。亡くなっている方ですが。ボランティアを始める前に読めて良かった。もし、動物を飼っている方で、スピリチュアルな事に興味があったり、信じていたり、あるいはペットロスになっている方、そうなると思う方必読です！で、、。待機中の本。松江香子著【ドッグホリスティックケアDOG】これは友人が日本から買ってくれた。ボランティアを始めると考えていなかった時に頂いた。これから絶対に活用すると思われる本。小次郎ママ感謝！いつもありがとう！何清連（連にはさんずいが付きます）著【中国の嘘】今年の２月からずっと読みたかった本！日本でやっと手に入れました。奥野修司著【ねじれた絆】赤ちゃん取り違え事件の１７年。ノンフィクション。友人がくれました。高尾慶子著【ロンドンの負けない日々】中井貴恵著【ニューイングランド物語】久家義之著【呆然！ニッポン大使館】今回母が持ってきてくれた本。｢全部面白かったから読む事！｣だそうです。荻野定樹著【皆さん、これが敬語ですよ】私も勉強しなきゃ！！スーザン.ヘイワード著【聖なる知恵の言葉１,２】ビビビ、、ときたので衝動買い。佐藤初女著【おむすびの祈り】ぱらぱらとめくって読んで、はまりました！こんな女性になりたい、こんな年のとり方をしたい！藤沢周平著【蝉しぐれ】なんだか無性に藤沢さんの時代劇モノが読みたくなって、衝動買い！エリコ.ロウ著【アメリカインディアンの書物よりも賢い言葉】私の前世はインディアンだった事がある気がするのです。ずっと昔から。子供の頃から今に至って西部劇が観られない。悲しくなって泣けてきて観られない。子供の頃インディアンが殺されるシーンを観て、両親に｢こんなの嘘だ！白人が悪かったんだ！インディアンは悪くない！｣って叫んだ事を思い出します。おまけに何故か初めてのアメリカ旅行がテキサス。もう、１５年前でしょうか？テキサス在住の知り合いに連れて行かれたのがサンアントニオという所にある【アラモの砦】無茶苦茶西部劇じゃないか～！！！それに、なぜかいつもインディアン関係の本を買いたくなって仕方ないんです。乗馬大好き、ターコイスの石が大好きだし。だからそう思うのかな、、。こじつけかな？（笑）松井計著【ホームレス作家】友人より頂いた。清水義範著【やっとかめ探偵団と鬼の栖】友人より拝借。夢枕獏著【神々の山嶺　上下巻】友人より拝借。村上和雄著【サムシンググレート】筑波大学の名誉教授なのですが、この方の理論に裏づけされたスピリチュアルな考え方も好きです。この方の著書【遺伝子オンで生きる】は素晴らしい内容でファンになりました！元気もりもり出ます！そして、こういう方の素晴らしい話を子供達にも実際に読んで欲しいと思います。これまた友人より拝借。神渡良平著【マザーテレサへの旅路】これも友人から！ジョエル.サーナウ＆ロバート.コクラン著【２４シーズン４　１,２巻】早くＤＶＤが観たい！待ちきれずに本を買ってもうたああ～。ムラマツエリコ＆なかがわみどり著【旅のコーフン】可愛いイラストがまた良い！友人より頂いた。以上！頑張って読みます。１１月に旅に出るので数冊持っていく予定、何にしようかな～？？？

愛新覚羅家の末裔？

昨日、夫と会社の同僚達とで光復南路にある、我が夫婦お気に入りのイタリアンレストラン【OSTERIA RIALT】で、ワインも赤白しっかり頼み、お腹１０分目までお料理を頂きました！美味しかった。面子は、夫を台湾に引っ張ってきたＮ氏＆奥様Ｔさんと、その部下Ｋ氏、夫と私。ここ３日間は久々なので、ずっとＴさんと一緒に居る。初めて会ったＫ氏は帰国子女。英語とスペイン語が堪能な、なかなか気配りも上手で頭の回転も速く面白い～。体はＫ－１アスリート系。「格闘家の角田さんに似てませんか？」そう言ったら、結構受けてくれた。しかも。「カミさんも俺に似てるんですよ～」と、凄い発言。何とリアクションしてよいものか、一寸固まってしまいました。Ｋ氏の奥様も本が大好きで、彼曰く、「あれは病気ですね～」と。私と同じかも、、。一寸嬉しかったりする。同じく読書フリークのＴさんとも、本の話題で盛り上がる。帰宅後、お風呂に入りながらお腹の抜くを引っ張ったり、つまんだりしながら本を読み始めたら止められずに就寝は３時半。朝から授業なのに～！！！【半落ち】で大ブレークした横山秀夫さんの【深追い】を読みきった。一寸はまって、ここ最近彼の本を読んでいる。各章、刑事が主役。結構どこにでもありそうなリアルな日々の風景。絶対こういう事ってあるんだろうな～と思わせる、ごく日常の話。その中に、読む人の心をきゅっとつかむエッセンスが入っている。人間の心の良心、機微をしっかり書き表していた。横山さんの本の良さは、そのストーリーの「重要な鍵」がたった数行で簡潔に、しかも、『ぐさっ』と心にその鍵が入りこむような、悲しいほど読者を切なくさせる文章力。無駄がなく読みやすい。読んだ後、少しぼ～っとして余韻に浸れる。私のココロの琴線に触れたようだ、、。ココロの底がじーんとあつくなった。イサムノグチを読み終わって、女性には不自由しなかった彼が、唯一結婚をした李香蘭さんの本がどうしても読みたくなり、今回日本で買ってきた。【李香蘭を生きて】。これもあっという間に読んでしまった。ページ数も多くなく、李さん（山口淑子さん）本人が執筆して上梓した。彼女の数奇な運命と、交友のあった数々の有名人や知識人、歴史上の人達が登場する。彼女自身の言葉で、正直に書き込まれていました。彼女がロシア語、英語を話せるのは全く知りませんでしたし、ジャーナリスト、動物愛護家としての活躍もこの本で知りました。（まあ、私も幼かったからね、、）今日からは、かの有名な、愛新覚羅　浩著【流転の王妃の昭和史】を読み始めました。彼女は旧公爵家のお嬢様。満州駐在の関東軍の軍部が仕組んだ政略結婚で、清朝最後の皇帝、愛新覚羅　溥儀の弟、溥傑と結婚した。日本と中国の架け橋となり、戦後は誰も想像が付かないような波乱万丈な人生。竹之内豊と常盤貴子主演で、テレビドラマがあったような気がする。浩さんの、余りにも美しい言葉使い、結婚前の優雅な生活。一寸興奮気味の私。今日も寝不足になりそうな予感、、。所で、、。私の台湾での妹Ｋちゃん（台湾人）は２０歳前半。モデル並みの容姿。（一緒に居るといつも殆どの人が彼女に振り向くので、一緒に居る私はとっても居心地が悪いです、、恥ずかしいよ～。）ビジュアル系の顔（XーJAPANのヨシキとガクトを合わせて２で割ったような顔）縁があって、彼女は台湾での最初の日本語の生徒さん。お化粧も、格好もかなり凄い。（普通に、ＴバックがＧパンから見えてたりとか、、、体の線が、すけすけの洋服着てたりとか、、。）最初に会った時はかなりぶっ飛んでしまいました、、私。しか～し。性格が最高に良い。若いのにしっかりしている、心が美しい女性でした。外見と中身の余りの違いに戸惑ったくらい。本当にあっという間に仲良くなって、呼び名もすぐに「シュナ先生」から「姉さん」に変わった。今では可愛い、私の妹。日本語を教えていた時、彼女に「Ｋちゃんの家族を日本語で紹介して下さい」という話から、家族の名前を話し始めた。彼女の父方の祖母の名前は「愛新覚羅、、」と。私：「はあ～？」Ｋちゃん：「愛新覚羅、、、」私：「Ｋちゃん、、。愛新覚羅ってさ、あの清ダイナスティーの皇帝関係の、、、、？」Ｋちゃん：「父方の先祖が、、清時代の皇族でした。私の父は中国人です。母は台湾人です」私：「今、おばあちゃんは？」Ｋちゃん：「元気です、叔母さんと香港に住んでいます。私のおばあちゃんは凄く綺麗で上品です。そして頭が良いです。尊敬しています。大好きです」と。そりゃあ、、そうだと思うよ。皇族の末裔でしょう、、。生きた歴史の証人にもなれるんじゃないのかしら～。その時は本当に、興奮してしまった。でも、びっくりしましたよ。世界は狭い。もし、チャンスがあれば、おばあさんに是非色々と歴史的な話を聞かせて頂きたい～。と、切に思う私です。現在、Ｋちゃんはニューヨークに留学中。早く帰ってきて欲しいです。で、話しは変わって、、、。夜は久々にカレーライス（今日はマンゴーをつぶして入れてみた！大正解）を作った。それに、キャベツの千切りを塩もみして、ピーナッツオイルで揚げたカシューナッツを砕いて入れて、マヨネーズ（一応気にして、キュー○ーカロリーハーフ）＆白味噌＆白ゴマで和えて、チェダーチーズをトッピングしたサラダ。チェダーチーズの代わりに、ラッキョウのみじん切りも結構いけます！これはいつも大好評のサラダです。沢山作ってもすぐになくなってしまいます。簡単よ～！是非お試し下さい。

日本から持って帰ってきた本。

今日も主張授業。その前にお腹がすいたので。私が気に入っている素食（ベジタリアン）の餐店へ。５０元！（約１５０円）で食べ放題。料理の種類は大体４０種類もある。ダイエット～と思っていたのに思い切り満腹になるまで食べてしまいました。あ～、やっちゃったって感じです。でも、あるおばさん（お客）は皆が食べているのに、残飯を入れるバケツにか～っぺっと、痰を吐いていました。私は丁度最後に一口、、、て言うところで目が合ってしまい、全て見てしまいました。マジで吐きそうになった、、。勘弁してよ～、ばばあ～！！（下品ですみません）あの残飯は確か豚さんたちの餌になるんですよね？あのおばさん、病気持ってないよね、、。何だか不安になってきた。とにかくキモチ悪い！！！そして授業から帰ってきて、来週する生徒さんへのテストを作りました。今ほっと一息。ウーロン茶飲んでます～。所で、今回、またまた日本で本を買ってきました。欲しかった本を全て買う事は出来ませんでした。時間も無く又、全部購入すると凄い金額になってしまっうので、、、。でも、台湾で買うよりはう～んと安いですけど。１：本当に幸せに出会うスピリチュアル処方箋　江原啓之著（王様文庫）２：「李香蘭」を生きて　山口淑子著（日本経済新聞社）３：ハリウッドの懲りない面々　マックス桐島著（講談社＋アルファー社）４：世界遺産旅がらす　岡崎大五著（角川文庫）５：沈まぬ太陽１～５　山崎豊子著（新潮文庫）６：未練　乃南アサ著（新潮文庫）７：１３階段　高野和明著（講談社文庫）８：血脈　上、中、下　佐藤愛子著（文春文庫）９：幸せの原点　ビリー.ミルズ、ニコラス.スパーク著　加藤諦三訳（大和書房）１０：イギリスウフフの年金生活　高尾慶子著（展望社）１１：英語で話す「日本」Ｑ＆Ａ　（講談社インターナショナル編）１２：英語で楽しむ日本の家庭料理　（講談社インターナショナル編）１：江原さんの今の活躍ぶりは皆さんご存知かと思います。信じる信じないは別にして、本当に心に染み入る、素晴らしい摂理が簡単に書かれています。疲れている時に読むと癒されるのは私だけではないと思います。２：この間購入して読んだ、「イサムノグチ」ドウス昌代著で、奔放に女性と付き会っていた彼が生涯で１度結婚した李香蘭（山口淑子）と言う人のことに触れており、どうしても読みたかった。私は山口淑子さんが彼と結婚していたとは知らず、今のご主人（再婚相手の外交官の方）が初婚の相手だと思っていました。又ロシア語、中国語英語に堪能な才媛とも知らず、、、。芸能界の人、、と言う認識だけだったので。どんな事が書かれているか、興味深いです。３：偶然手にした本。帰りの成田＆飛行機の中で読みました、軽く読み流すにはもってこい。（時間つぶしに）ジーン.ハックマンの奥さんが日本人だったって知っていました？私は全然知らなくてこれには驚きました～。ハリウッドスターの語られない本当の裏の話が満載でした。４：著者岡崎さんの添乗員旅行記シリーズ。私はすっかりはまってしまい、シリーズを揃えてしまいました。涙あり笑いあり、怒りあり。自分も一緒に旅をしているような感じになります。彼の文章力も素人さん？とは思えないものがあります。（でも、本を上梓したら皆プロの作家になるんでしょうか？素人なんて失礼かも）５：これはゆっくり、じっくりと読みたかった本。楽しみです。山崎さんは正統な社会派作家さん。鋭い観察力、無駄の無い力強い文章力で大好きな作家の一人です。「白い巨塔」も再テレビ化されて話題になりましたね。６：私の好きなサスペンス物（おどろおどろしい物ではなく、心にじ～んと余韻を残すようなサスペンス）を得意とする作家さんです。婦警音高道子シリーズ。これも揃えてしまいました、、、。きっと１日で読んじゃうだろうな～。７：大好きな宮部みゆきさんが推薦する本だったので、、、。どうでしょう？８：平成１３年上梓。この時はハードカバーで１冊３千円近くして買うのを躊躇っていました。図書館に行ったら、３ヶ月先まで待ち。文庫本になるまで待とう！と。長かったです、、、。ＮＨＫでドラマ化されてたそうですね。見ていなかったので。残念！９：なぜか吸い寄せられるように買ってしまった本です。理由は分かりません。私はたまに本に吸い寄せられてしまいます。どんな内容か読むのが楽しみです。１０：大、大、大好きな高尾さんの最新作。映画監督リドリー.スコット邸で、日本人初プロのハウスキーパーとして働いていた経験を持つ女性。これもシリーズで揃えています。竹を割るようにすがすがしく話を進めていき、なおかつ厳しい事も誰にへつらう事も無くしっかり書く。とにかく聡明な人です。芸能界のご意見番なんて気取っている人達に、「ご意見番というのはこういう事を話す人を言うんです！！」と言いたい位。余談ですが、３年以上前に出版先の展望社の方に、高尾さんに手紙を出したい、、という旨のはがきを出しました。すぐに展望者の方から直筆のお返事（お手紙を出したら高尾さんも喜ばれると思いますと言う事が書いてありました）と高尾さんの住所が、、、。しかし、その後に私は台湾への引越しでバタバタし、すっかり忘れていたのです。台湾にイギリスに居る高尾さんから直接お手紙が来ました！感動でした。展望車の方が手配して下さったのかもしれません。高尾さんにも、展望社の方の対応にも本当に誠意を感じられて、嬉しかったのを覚えています。１１と１２：これも私の好きな英語で～しましょうシリーズ。外国人の友人にとっても好評。日本料理のレシピ本はいけるお土産になります。すでに３冊頼まれて、今回購入してきました！英語の勉強にもなりますし、読んでいて楽しいです！