[スピリチュアル]の記事一覧 | シュナ太太の『こんなんで台北生活してます』日記

無茶苦茶怖かった～！！！

何でこんな夢を見たのか、、？生まれて初めて凄くリアルな怖い夢を見た。私が若い男に拉致監禁されている。何故、どうやって監禁されているのかは分からない。何処かの集合住宅。一寸古い巨大な団地みたいだった。何をされているわけでもない。縛り付けられている訳でもない。自由にしている。ただひたすら怖い。人の気配が全くしない。でもどこかにその男が居る。自分が殺されるって事だけは分かっている。どうしても逃げ出したくって私はどうやってそこから逃げ出そうか必死に考えている。着の身着のまま、お金も携帯も何も持っていない。暖かい日差しが部屋に差し込んでいる。でも、怖い。痛めつけられて殺される。死ぬ事は怖くない。でも、苦痛を与えられて殺されるのが怖い。痛いのは嫌だ！って思ってパニクっている。男の姿が見えなくなったので、私は逃げる為に室内をそろりそろりと歩き、逃げ口を探していたら、ある部屋に布団が敷いてあって、そこにはめのくりっとしたパーマをかけた髪の毛の短い若い女性が頚部をばっさりと切られて出血多量で布団の中で死んでいた。その女性は人形みたいに小さくて凄い顔で死んでいた。ビックリした私は見つけた玄関から靴を抱えて、足音を立てないように逃げ出して、長い長い階段を下りて逃げた。電車の線路伝いに走り逃げる。後ろを振り返り、振り返り逃げる。人っ子一人居ない。少しでも人が多い所へ行かなきゃと思って必死で逃げる。気が狂いそうに怖い。漸く人ごみの中に紛れ込み、逃げ続けていた。大きな太ったおじさんが私の様子を見て心配してくれている。「助けて下さい！私は殺されます！変な男に監禁されて逃げ出したんです」と訴えるとおじさんはビックリして私を見た。すると、後ろに監禁した男が立っていて「すみません。彼女は精神を病んでいるんです。気にしないで下さい、、、」と。周りに居た人達は、皆その男の言う事を信じて私を精神病患者だと思っている。そして逃げた甲斐も無く又連れ戻される。気が狂いそうに怖い！！で、はっと目覚めた。時計を見たら７時前。心臓がバフバフしていた。あまりにリアルで気分が悪い。こんな夢は初めて。洗面の為に鏡を見たら顔色が真っ青で何時に無く凄いクマが出来ていた。あまりの顔色の悪さに夫がビックリして「気分が悪いのか？」と心配して声を掛けてくれる始末。頭が痛い。肩がバンバンに張っている。気持ち悪い。今日は朝１０時から３つも授業があるのに、、。行きたくない。でも、キャンセルは出来ない。どよよ～んとした気持ちで頑張って授業はこなしたけれど１日中気分が悪くって食事も食べられない。お腹は空いているのに、全く受け付けない。何なんだろう？あまりの頭痛と肩こりで、我慢が出来ず鎮痛剤を半分量だけ飲んでみた。胃が痛い。今の所全く効果なし。困りました、、、。はああ～。以前こういう感じで、いきなり手がしびれて首が動かなくなった事があっててあまりのひどさに何も出来なくなった。病院まで行ったけれど、異常なし。原因が分からず。薬も全く効かなかった。それは原因がわかって治りましたけど。憑依だった！！！らしい。（信じる人は信じ、信じない人は信じないでね～）人生の師匠の所でとってもらいました。しかも父だった！私に伝えたい事があったらしくって、、。「来てくれるのは構わないけれど、勘弁して下さい。こういう苦しい伝え方するのやめてけれ～！」とお願いしました。（笑）昔はこんな体質じゃなかったんだけどな、、。今回もそうなのか？一体なんなんだあああああああ～！！！はあ、、。苦しいっす。気持ち悪い、、。今回も薬が全然効かないっていうのが怖い私です、、。

前世療法

今回、日本に帰って心と体の師匠の所で５時間ほど治療を受けてきた。そこで、前世療法なるものを受けたのです。１５年ほど前にご縁があって霊能者の方が私を見て下さった。その時に言われたのが室町時代、岐阜の能面師の娘だったと。その時のその女性の性格、生き方、母親との関係が全て、今を生きている私と違わなかったのには驚いた。でも、その時はあまり信じる事が出来なかった。話を聞いている内に、私は混乱してしまった。なぜなら今を生きている私も同じ事を考え、同じ事をして、母親に対しても同じ問題を抱えていたから。厳しすぎた教育、躾の反動で、反抗する自分。今を生きる自分と何も変わっていない。思わず、「今の私の話をされているのですか？前世の私の事を話されているのですか？」と間抜けな質問をしてしまったくらいに混乱してしまった。今を生きる私自身ではなく、何百年、何千年と生きている私の魂の癖が残っているのか？そして今回、師匠の所で前世を知る。「何故私がこの世に生まれてきたか」を知る為に前世療法を受けてみた。催眠術というわけでもなく、寝てしまうわけでもなく、意識がなくなるわけでもなく、ただ気持ちが良い。そうなるまで結構大変。意識を集中させるのに時間がかかった「見られない人もたくさん居るから安心して」と。最初に見た私。時代は分からない。性別も分からない。着ている洋服も、自分の顔も分からなかった。綺麗な大きな川で魚を取っている。水に浸かった両足しか見られなかった。場所は行った事もないのに、「四万十川」と勝手に答える。孤独な感じ。人が居ない。家族の気配もない。そこからは何も得られなかった。次に、１８００年位のイギリス。ここにも行った事がない。でもはっきりイギリスって分かる。何でだろうか？不思議な気持ちになった。私は女性、大きなお屋敷に住んでいる。地味な長いロングドレスを着ている。（鹿鳴館で踊っていた女性が着ていたようなドレス）髪はブロンド。大きなシニヨンにまとめている。そばには７，８歳の男の子が。子供なのかも分からない。大きな出窓の所に腰をかけて物思いにふけっている。寂しい。悲しい。孤独。そんな気持ちが感じられた。何不自由ない暮らしなのに満たされない心。いつも、「私は何の為に生きているの？」と考えている。何もトライせず、ただ毎日を過ごして生活している女性のように見えた。自分の最後を見た。ベッドの上で、きちんと両手を組み、乱れることなく静かに死んでいった。「何もしなかった。怖くて何も出来なかった。失敗しても何かをすべきだった。ちゃんと生きるべきだった」そう思いながら死んでいった。涙が止まらなく流れた。次に綺麗な光が見えた。優しくって、温かくって、綺麗で気持ちが良い。その後、長くて白い薄地の服（神父さんが着るような感じの服）を着た７，８０歳の男性が現れた。知っている、、。見た事がある。でも誰だか分からない。彫りの深い顔。髪の毛は白と黒が混ざっっていた。白髪の方が多かった。レオナルド.ダ.ヴィンチみたいな顔つき。でも彼じゃない。彼の顔は怒っているよう、怖い顔つき。でも、私の心は怖くない。「恐れるな！」と言われた。「人の為に生きなさい。人を助けなさい」「勇気を持ちなさい。そして行動しなさい」これがメッセージだった。「勇気を持ちなさい、そして行動しなさい」これが私の魂の琴線に触れてしまった。とにかく泣けて泣けて仕方なかった。私の心は悔しくて、悲しくて仕方ない。終了した後、気持ちが軽く、とても気分が良かった。何かパワーアップしたみたいな気持ち。治療中に見たもの、聞いた事全てクリアーに残っている。私の今世での課題は【人の為に尽くす。勇気を持って行動する。何事も恐れない】って事のようです。看護師という職業を選んだのも必然だったのですね、、、。こういう事、信じてくれる人の方が少ないですよね、きっと。でも、これは笑わずに読んで下さい。お願いします。信じても、信じなくてもいいので。これが今回とても大切な私が学んだ事なのです。だから昨日、夫が送ってくれた言葉に強く反応してしまったんです。「自信」「信じなさい」これはただの偶然でしょうか？夫には前世療法を受けた話は全くしていません。そして、台湾に戻ってきてから急に色々と道が開けてきた。先ず、習いたかったサルサ、ピラテスのクラスが見つかった。これは台湾人の友人に頼んでおいたけれど、なかなか決まらず６ヶ月ほど待っていた。昨日からスタートしました！！！（今日は、一寸筋肉痛）夫とも毎週土曜日にサルサダンスを習う事にしました。天母にある孤児院の話。これは私の台湾在住のカナダ人の友人（カナダでは小児専門看護師をしていた）がライフワークとして、活動している。ここ３年間で７人の台湾人の孤児の里親を探して海外養子縁組させている。その他に、カンボジア、トルコ、フランス、等でも活動している。３年前にボランティアの話があった。でも、私はどうしても不安が先立ってしまってなかなか話にのれないうちに海外を飛び回っている忙しい彼女とも連絡が滞ってしまった。子供達もいなくなり、孤児院も少しの間閉鎖していたよう。それが先週、行く予定じゃなかった夫の友人の送別会で彼女にばったり再会。授業が終って自宅に帰ろうとした私に、何時になく夫が何回も電話を掛けてきて「シュナおいでよ、、、」と。近くだったので急遽行った。結果１０月、彼女と一緒に孤児院に行く事になった。３年前に獣医さんの所で会ったイギリス人男性Ｓ。彼の故郷が夫の父方の先祖が住んでいた場所。たまたま父方の祖父の親戚達を探したいと夫が話して矢先の事でこれには夫もビックリ。Ｓさんは「僕の周りに＄＆＾％＃＠（私達のファミリーネーム、結構めずらしい名前です）って家が沢山あったから絶対親戚がいるはずだよ。ネットで調べてあげる」との事で、お互いメール、電話番号を交換して別れた。その後、彼も私達も、お互いの連絡先をなくしてしまった。なくす前に連絡さえしておけば良かった。と後悔しきり。それから３年。先日、私の犬友達友人Ａさんの友人がノラ犬の里親を探していた。連絡を貰った私は、犬を助けたい～！という一心で夫の友人経由で伝手を探し、結果台湾のアニマルレスキューグループを紹介されて連絡した。そのグループのまとめ役をやっていたのが３年前出会った彼、Ｓさんだった！！！今ではちゃんと、連絡先もゲットしてメールで連絡取り合っています。そして、これが私にとって一番嬉しい事。台湾に来て、私がやりたかったのは野良犬、野良猫の為の何かの活動。サイトで情報を検索しまくり、情報があれば電話して。台湾人の友人達も「何かできる事があったら手伝うからね」って応援してくれていた。なのに何故か全て上手くいかなかった。原因は、、。「中国語が出来ない」「英語に自信がない」「忙しくってこの時間動けない」言い訳だらけ。何故言い訳するか、、？【新しい事をするのが怖い。人の目を意識しすぎて、悪く評価される事が怖かった！失敗したくない。ちゃんとできるのか不安】だったから。チャンスがあっても自ら放棄していた。自分の勇気のなさに負けてみすみすチャンスを逃がしていた。１０月１４日、夫（私の最大の協力者！）を含め、カナディアンソサエティーのメンバー、友人達が力を貸してくれたお陰で、台湾のアニマルレスキューグループ団体に募金するパーティーを開ける事になった。そこではＳさんにもスピーチをして頂ける事になった！嬉しい！嬉しい！どれだけの人が集まって下さるのかは分からない。でも、もう、怖がらない。これからはチャンスを放棄せず前向きに行動していく勇気と自身を持っていこうと思っている。自分を信じて頑張るぞ～！！！私がリンクしている放浪の達人さんが前に書いていた言葉。【失敗しない人は成功もしない】

人との繋がり

今回、台北ー成田、成田ー台北間はユナイテッド航空を使用した。行きに乗ったUA８９０便の話は昨日の日記を参照。行きと帰り、１人だけ同じＦＡの方がいて、彼女も私もお互いに顔を覚えていた。太陽のごとく、ひまわりのような優しい、気持ちよい笑顔の持ち主。会った瞬間【この人が乗っていて良かった～！】と思ったくらい。行きは、私の席の隣にアメリカ人のキャリアウーマンが座った。着陸前にちょこっと話をした。お孫さんがいる年には見えなかった。ご主人はすでにリタイアして、彼女をサポートしてくれていると。年に、４、５ヶ月は海外出張なのだそう。かなりお疲れの様子。帰りも私はオーダーしてエマージェンシードアのそばの席を予約。足元が楽ちんなので大体この席を頼む。何か緊急事態があった時にはＦＡのヘルプをしなければならないので、全く言葉が分からない人は座れない。私の場合、下手くそながらも英語がちょこっと出来、ナースだった事もあるので、『そういう方が座って下されば心強いです。これから毎回この席に座って下さい』と言われる。ひょんな所で重宝がられ、お互いに利益が一致。ありがたや～。と言う訳で、帰りの飛行機も同じ席。ＦＡさんは、荷物を何処に入れようかとうろうろしていたら私の荷物を乗務員用のキャビネットに入れてくれて、おまけに「これ読むでしょう？」と、日本の新聞をすす～っと先に持ってきてくれた。何か嬉しかった。で、で、、、。日本出発間際に私の隣の席に乗ってきたのは女性。日本語を話したので、てっきり日本の方と思いきや台湾人だった。私は飛行機に乗る時、話しかけられる事はあっても滅多に話しかける事はない。なのに、何故か私は「台湾にお住まいなんですか？」なんて話しかけちゃったのです。すると「私、台湾人ですよ～」と。結局、お互いに気が合って、フライト中いろんな事をずっと話し込んでしまった。気分はすでに旧知の友。仏教の話、太極拳の話、食べ物の話、日本と台湾の文化の違い、人間関係などなど。しかも！お互いの友人が同じ人物だったのだ～！『ええええええ～！○○さんと友達～？』と、ビックリ仰天！の私達。こういうのってありですかね？彼女は翌日その友人と会うとの事。彼女に「私の事話してみてね、絶対にビックリするよ、彼女」と言った。それを見ていたＦＡさんが「何、何、、、、」と話に参加。私が事のいきさつを説明すると彼女もビックリ！すると、数分後ＦＡさんが、、、。ファーストクラスからシャンパン＆ケーキを持ってきてくれた。私達は？？？？？【ユナイテッドエアーの中で、こんなに素敵な出会いがあったから、私も嬉しいです。お祝いして下さいね～】と。彼女と私はお互いに手を取り合ってはしゃいでしまいました。今まで何回も飛行機には乗ったけれど、こんなに素敵な出来事は初めて！私達はお互い、住所とメールアドレス、電話番号を交換してお別れしました。しかも、彼女の日本の住所は、私の体のメンテをしてくれる【体の師匠】の診療所がある駅の隣駅！！！しかも！彼女の家は、昔良く遊びに行っていた親友が住んでいたマンションのそば！ひょえええええ～！なのでした。そして、日本では久し振りに日本語教師養成学校時代の同級生が４人集まって、横浜は石川町駅のすぐそばにある【梅の花】と言う豆腐懐石のお店を予約していてくれてそこで合流した。個室を取って、大いに盛り上がったのです。食事の説明、食べ方の説明等などを決まった担当の女の子が付いてくれてそれはもう、すんばらしい接客サービス。とにかく使う言葉が美しい。完璧な敬語。「今時の若い人は～」なんて言えません！私達一同は感動のあまり、何故か彼女に色々と質問してしまった。（勿論プライベートな事）そして、分かった事。彼女は何と！！！私が卒業した看護学校の生徒さん！看護師のタマゴちゃんだった！その子も私も【ひょええええ～！】と。本当に、人のご縁って分からないものです。思わず婆くさく「ナースはサービス業でもあるから、今のこの言葉使い、サービススキルを活かして、患者さんに優しい看護師になってね～」な～んて説教までしてしまった。本当に、どんな人との出会いも大切にしなきゃってつくづく思いました。今日はダンナが出張でいないので、私１人。日本酒の小瓶を買ってきたので、これから残りの切干大根の煮物、漬物で、ちびっとやります、、。嬉しいなあ～。本日借りてきたＤＶＤを観ながらね、、。因みに、１、わらう伊右衛門（唐沢寿明、小雪）２、スキャンダル（ヨン様）←やっぱり女１人で観るべきでしょう～。３、INTO THE SUN（スティーブン.セガール）山口組とＣＩＡの戦いらしい、、。何故借りたのか、私にも分かりましぇん、、、。

戦争で亡くなった私のおじいちゃんを思い出して。

昨日は終戦記念日。なのに偉くくだらない日記になってしまった。昨日、オーストラリアの友人達とランチを食べに行ってひょんな事から私の父方の祖父の話になった。後から考えて「今日終戦記念日だったんだ！」と。おじいちゃん、思い出して欲しかったのかな～？私の母方の祖父母は健在。祖父８１歳。祖母８９歳。祖父は第二次世界大戦に参加して中国で戦った。小さい頃から「戦争の話を聞かせて～」とせがんでも一度たりとも聞かせてくれなかった。今でも絶対に話したがらない。中国が大好きで、よく旅行に行っていた。今から思うと贖罪の旅だったのかもしれない。旅行の話も詳しくしてくれなかったし。だから無理やりには聞かない事にしている。父方の祖父は戦死。祖母は現在９４歳で健在。少々ボケてはいるが昔の記憶は驚くほど鮮明だ。その祖父は、昭和１３年５月１９日午前２時２０分、中国江蘇省銅山県大北望という所で戦死。防空壕に住民を避難させた後に、出てきた所を敵に撃たれたそうだ。眉間に銃痕が残っていたと。即死。確か３０歳位ではなかったか？祖母は晩婚で、父は祖母が２７歳の時の子供だった。祖父も祖母も新潟の生まれ。昔ながらのお見合いで、初めて会ったのが結婚式だったそうだ！！！祖父は、お酒もタバコも賭け事も、女もやらない潔癖な人。真面目で優しかったと。祖母は子供の頃足に大やけどを負って、広範囲にケロイドになっている。多分、その為に婚期が遅れたのではないかと思う。祖父との結婚生活はトータルで数ヶ月だったらしい。戦争が始まって、祖父が召集された時、祖母は父を身ごもっている事が分かった。妊娠３ヶ月だったそう。出征の日、祖父は祖母に「男の子が生まれたら、○○と、女の子が生まれたら○△と名付けて、しっかり育てて欲しい」と言い残して戦地へ。その時の祖父はきっと生きて帰れないと思っていたのだろうと祖母は言った。祖母は妊娠を知った時、病院で泣き崩れたと。「私１人でどう育てて行けばいいのか、、、」そればかり考えていたと。その時に、祖母の母は「あんたがしっかりしないでどうする！」と渇を入れたと。「誰も慰めてはくれなかったんだよ、、」と言っていた。そういう厳しい時代だったのだろう。一緒にメソメソ泣いてもどうにもならない状態、だからお互い叱咤激励して生き抜かなくてはならなかった。そして翌、昭和１４年祖父は父の顔も見ず亡くなり、父も祖父の顔を知らずこの世に生まれた。祖母は一度も再婚せず、女手一つで働き続けて父を育てた。父を知らない私の父は、祖母を困らせる事もあったようだけれどしっかり育ち、有名企業にも入リ、地位もお金も手に入れた。父は子供が出来てもどう接してよいか分からなかったのだろう。父たるお手本もなく、自分も子供のまま、、、みたいな所があった。私には、父との良い思い出は全くと言っていい程ない。物心ついた時から、お酒を飲んで暴れる怖い父しか知らなかった。私は祖父を写真でしか知らない。たった１枚の写真でしか知らない。サーベルを差して勲章を付けた軍服を着て、馬にまたがっている写真。優しそうだった。そして若い。会いたかった、、。一回だけでも生きているおじいちゃんに会いたかった。去年、私の母が「シュナは本当に小さい頃からじゃが芋が好きだよね、、不思議だね」と。私は？？？？？戦死した祖父は代のじゃが芋好きで、田舎からじゃが芋を送ってくると、祖母に「じゃが芋だけは他の人にやらないでくれ、、」と言っていたそうだ。その位にじゃが芋が好きだったらしい。昨日私はじゃが芋料理を食べた。これは偶然なのか？きっとおじいちゃんが食べたがっていたのかもしれない。今、じゃが芋を食べる時には必ず、会った事はないけれどおじいちゃんを思い出して、美味しく食べるようにしている。毎年、何故か９月にお墓参りするようになってしまう。用事を入れてもキャンセルになってしまい、何処にも行けず、何故か日本に帰るようになる。今年も９月に、急遽日本に帰る事になった。父と、夫に先立たれた祖母に会いに、亡くなった私の祖父、父のお墓参りに行き、そして今でも元気な母方の祖父母に会ってこようと思っている。帰る度に、父方の祖母は「シュナちゃん、いつもお墓参りに行ってくれてありがとう」と言う。私はお墓参りもするが、祖父と父の仏壇も綺麗にぴかぴかに磨き上げる。祖母は嬉しそう、「シュナちゃんおじいちゃんもお父さんも喜んでいるよ、、ありがとう」と言う。「二人がいなかったら、私は生まれてくることが出来なかった。ありがとうございます」と言う気持ちで私はお墓も仏壇も掃除する。年を取ってからの祖母の口癖は「ありがとう」凄く素敵な言葉だ。私の大好きな言葉。こんな風に、ありがとうって言えるおばあちゃんになりたい、、、、と、思う。もうすぐ９月が来る。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、ご先祖様、待っていて下さい。会いに行くからね！！！

人生の師匠の事

Ｍさんは憑依というか、仏様が身体に入り、声が聞こえるそうです。3年前に、初めてお会いした時、私はドキドキ、ワクワクしていた。Ｍさんの友人に紹介して頂いたのだけれども、電話で「あんた、凄く、Ｍさんに会いたいって思っていたでしょう？」「そうだけど何で？」「彼女から電話があって、シュナさんって本当に私に会いたいみたいで、、。時間作るわ、、、って、言ってきたのよ～。Ｍさんは忙しい人だから滅多に会えないけど、これご縁だよ」と。初めてお会いした時、観音様のような方だと思いました。神様が入られたら、声も顔も変わって、本当に穏やかな、神様って、きっとこんな顔なんだろうな～って思ってしまった位。とにかく、雰囲気が変わってしまいます。Ｍさん曰く「私が凄いんじゃあないの。仏様に身体をお貸ししているだけだから。たまに余りにも難しい言葉を言われて、口が勝手にしゃべっているけれど、私にも何の意味なのか分からない事もあるのよ、、」と。映像は、額にある、チャクラの部分から見るそうです。普通の映像を見るように見えると仰っていました。Ｍさんは子供の頃から霊感が強く、誰が亡くなるとか、霊を見るのは当たり前。隣にいる人が「この人、これから事故で死んでしまう、、」なんて事も分かってしまうと。テストの試験問題も分かってしまって大変困ったと仰っていました。その力を世の為、人の為に使うべく今現在も精進、修行なさっています。これは本人にしたら本当に辛く、苦しい事なんだと思います。そして自分、自分の家族の事は全く見えない、感じないそうです。「自分達の事が分かったら、他の人達に不公平でしょう？」と、笑っていらっしゃいました。そして彼女はその力を全てボランティアに注いでいます。一切、お金、モノなど受け取りません。お礼の為にと言っても、クッキー1枚でも辞退されます。「この力は仏様から頂いた大切な力、それをお金儲けの為に使う事は、許されない事なの。ひたすら、人様の為に使わなければいけないの」霊能者としての彼女の力は凄いです。本当に、やっと会えた本物の方と、自信を持って言えます。出会いだけでも嬉しい。会うだけでパワーがもらえる気分になります。そして彼女の話が、心の襞まで染み入るような、愛にあふれたものばかりです。話はそれてしまったのですが、、。私は今では何事も、直感で決めている。それが良いとか、悪いんじゃなくて私自身一番気持ちのよい選択だから。私には何かを見る、聞く、霊能者のような力は１００％ない。ただ子供の頃から凄く直感の鋭い子供だった。そして殆どが、その直感で間違いがなかった。とりあえずどんな事も受け入れる。嫌ならその後に、捨てれば良いと思っている。Ｓ君の事も偶然ではなくて、何か意味があるものだと信じている。ひたすらに誠意を込めて、見返りを求めずに、人の為に何かをする事、時があっても良いかもしれない。そう思っている。そして、そこからきっと素晴らしい経験が出来るんだと思っている。Ｓ君が来てくれて、こういう気持ちを、また呼び戻してくれた。感謝。

子供と関わる。

今日、Ｓ君は台北市内１日観光に１人で出掛けた。と言っても、私の台湾の父が連れて行ってくれているから安心だ。昨日は一緒に晩御飯を食べて、、後片付けをしていると「僕やりますよ～」と。「いいから、いいから、、、」と。既にアマアマモード全開！夜９時半夫と一緒にゴミ出しへ。「ゴミ出しの仕方ちゃんと、覚えてきてね～」と送り出した。「ゴミ出しの仕方分かった？面白いでしょう？」「はい！」汗だくになっていた。ご飯を食べている間、夫と片言の英語で、なんやら、かんやら話をして盛り上がっていた。ご両親の写真を見せてくれて、色々と話を聞かせてくれた。なかなか鋭く、人の心を観察できる子なんだな！と。感心。何だかあったか～い雰囲気。夫とも結構仲良く、気が合っているような感じ。今朝、朝ごはんに簡単なピザトーストを作って食べさせたら、「母が良く作ってくれましたよ～」と。「シュナ夫さんと僕って境遇って言うか、なんか凄く似ています、、、。不思議ですねえ～」と言っていた。やはり、彼とは会うべくして出会ったのかもしれない。人との出会いって、本当に不思議な事が多い。私の場合、特に強く感じる。私達夫婦には子供が居ない。そう選択しているのではないのだが、、。とにかく居ない。以前、私の人生の師匠Ｍさんに言われた言葉。「この世の中の子供は全て、自分の子供、そしてみんなの子供」？？？？？「自分の先祖の事を考えてみて、、。あなたの両親の、その両方の両親、、そして、、、、。ずっと、続けて考えたいったら、その凄い数のご先祖様のお陰で今、あなたがここに生まれているのよ。そしてこれは、世界中の人皆がどこかで繋がっているって事なの」「自分の子供だけって考えないでね、、、」そして、おととしの夏に言われた言葉。「あなた達夫婦は、子供と関わる事をしなきゃならないみたいよ、、、」私は「犬を助けるとか、動物関係じゃないんですか？」と尋ねたら、Ｍさんはきっぱりと首を振って「子供ね、、」ナースだった私は、「病人とかでもないですか？」と聞いたら、「病気をしている人でもない」と。「あのね、私は海外に行った事がないんだけど、何処かな？台湾なのかな？台湾に原住民みたいな、色の黒い、一寸眼のパッチリしたような、、そういう人達は居るかしら？子供達が居る。靴は履いてない、はだしだわ、、、その国の人達とは全然違うみたい、価値観が。とても貧しいの。そして、余り知られていない人達でかなり孤立して生活してる、、。でも、彼らは幸せに暮らしているのよ。彼らの常識の中で。何処だろう、、。でね、、。何で？凄く綺麗な色んな色の紙が見える、、。包み紙が見えるんだ、、。凄く綺麗、、、」と。それから私は、そういう事になったら、なるように受け入れようと、自然に思えた。その年、冬、１１月中旬、不思議な事に、施設に入っている子供のボランティアとか、【台湾原住民の子供達】にクリスマスプレゼントを贈るボランティアの話とか、が舞い込んできた。クリスマスプレゼントのボランティアは【買ったプレゼントを色々な綺麗な包装紙で包装するボランティア】。これはアメリカ人＆日本人のハーフの友人から連絡を受けた、ボランティアだった。その時夫と私は鳥肌が立った。半年前にＭさんが見えたっモノってこの事？！私達はこれから何かこういうことに関わっていくかもしれないし、いかないかもしれない。私達にも分からない。でも、私達を必要としてくれる人が居るのなら、子どもでも、大人でも、出来る事はしていくつもりだ。ただ見返りは求めず。、、、。凄く難しいけど、ひたすら与える人になれたら本望だ。この先の人生、人様の為に何かをする。ただひたすらに、誠実に、心を込めて何かをするって日々があって良いと思っている。もしかしたらこういう事をする為に、私達には子供が居ないのかもしれない。そう考えると少し心が軽くなる。人生に起こる事は全てに意味があるって思っているし。必然って事なんですけど、、、。だから、今、Ｓ君が来てくれて感謝だ！また、こういう気持ちを思い出させてくれた。文中、「原住民」と言う言葉を使用しましたけれど、言われた言葉をそのまま表現したもので、差別などの意図は１００％ありません。不適切、不快になられた方がいらっしゃいましたら心よりお詫び申し上げます。そして、この話を信じる方も、信じない方両方いらっしゃって当然だと思います。ノンフィクションとして、面白いフィクションとして、理解して頂いて結構です。

世間は狭い。マジで、狭い。

今日は。わんこ友達？Ａさんが来て、我が家で一緒にランチをした。相変わらず、料理に関しては大量生産してしまう学習してない私。Ａさんは一生懸命食べてくれたけど、「量が、、、」多すぎたらしい。御免ねＡちゃん！お腹壊してないかな？心配だ～。本日のお題、、。世間は狭い！私が結婚したのは１９９８年２月８日。IN HAWAII。で、、。日本での披露宴は横浜。２月１４日バレンタインデー。顔と身体に大きく反比例してロマンティストの我が夫が１４日に決めた。（そしてその日は珍しく、雪が降った！！！。素敵～！）私達は派手じゃなく、簡単な、暖かいパーティーをしたいって考えていた。（年も年だったし、、）時は前年の秋、、、。結婚式場特集をやっていた某有名雑誌を買い込んで下調べをしていた私達。とりあえず、場所は横浜って決めていた。雑誌に載っている式場、レストラン等は何百とあった。凄いページ数だったし！で、、、。調べていたら、松田○子状態に【びびび～】っと感じる場所が１件見つかった。例の居酒屋さんでの事。ご飯を食べながら、夫とあ～でもないこ～でもないって意見を戦わせていた。私達の２，３席隣にはダンディーで有名、そしてマダムキラーと言われていた夫の友人Ｉ氏が渋～くお酒を飲んでいた。私が「ここが良いよ～！ユーミンがミュージックビデオを撮ったんだって！建物も新しいし格好良いし、何と言っても場所も最高じゃない？」とミーハー丸出し。勿論夫は私の意見に反対できる訳もない。（既にその時から、私達の上下関係は決定していた）「ここにしよう！」と決まり、「明日にでも電話してみるよ」って事で話は終了。で、その後にＩ氏と話をし始めて、話題は結婚式場の事になった。私が雑誌を取り出して、「Ｉさん、ここどう思います？私達ここで披露宴パーティーやりたいんですよ～」何百件もの中から選んだその場所を指差して見せてみた。それを見たＩ氏は「ここおおおおおお～？」と大声を上げた。そしていきなり笑い出した。私達は？？？？？。何と、Ｉ氏は、そこの取締役だったのだ！！！しかも、なりたてホヤホヤ。Ｉ氏は長い事、不動産関係の仕事に従事していた。私達はそのお店であまり仕事の話はしないので、てっきり彼が土地開発とかの仕事をしているのだと思っていた。お互いに信じられなかった！そこでＩ氏は「任せておいて、ウエディングケーキは僕からプレゼントするし、ドレスは知り合いの提携しているワタ○ウェディングさんに話をつけておいてあげる～」等など、本当に何から何まで大変、大変お世話になった。素晴らしい披露宴パーティーになったのは言うまでもない。ここで改めてＩ氏に深くお礼申し上げます！！！ずっと仲良くさせて頂いていますが、この話は今でもビックリ話の１つとして出てきます。私はとっても、とっても、こういう事が多いのです。驚きも大きいけれど感謝ですよね、、やっぱり。こんな出会いもあまりないと思います。現在彼は某マリーナで結婚式のプロデュースをしています。頑張れ～！あれ以来こんな不思議な事あったのかな～。杏里さんの再婚って言うニュースを見て、一寸思い出した私です～。杏里さんも幸せになって欲しいな～。でも、ん年前に私が点滴して、車椅子押したの忘れちゃってるよね、、、きっと。

宝くじ不思議編

昨日は友人達を招いてＦ１レースを見ながらＢＢＱしよう～！って事で大盛り上がり。夫は得意のチリビーンズを２日間かけて煮込み、鍋将軍ならぬＢＢＱ将軍と化し巨大な肉を焼く、焼く、、、。私は、初めてのかぼちゃのサラダに挑戦。上手く出来ました！トマトとモッツァレラチーズとバジルのサラダ、散らし寿司を作りました。大好きなアロンゾが４位だったのでちょとガックリ。何が好き？そりゃあ、彫刻のような堀の深い美しいお顔です。運転技術なんて関係ないも～ん。（きっちりしたＦ１ファンからは怒りの声が飛んできそうだけど、、、。基本的にＦ１は興味ないんです。）今日は久々に会う友人とランチをして喋りまくり、食べまくり。その後、日本から台湾に遊びに来ている友人に会った。（はしご状態）水分の取りすぎで、おなかの中はチャップ、チャプ。帰りのタクシーの中では、トイレに行きたくなって冷や汗。よってかかってくる犬達を蹴散らし、間一髪トイレに駆け込んだ。そして本日の本題～！帰りのタクシーの中で、運転手さんが（セクハラ運転手じゃなかった！ほっ）「ロト、ロト」と言う。「ロト？」と聞いたら、「ロト買ったか？」と。はは～ん。宝くじ。こちらでは彩票と言う。結構な倍率になっているらしい。そういえば今日は沢山の人が売り場に買いに来ていたな～と。運転手さんは、「もし当たったら、タクシーの運転なんか辞めるんだ～」と。世界各国世の人々は同じ事を考えるんだ～。一寸おかしかった。所で、結婚前年９年前の１１月だったか、私は生まれて初めてロトシックスなるものを購入した。はっきり覚えているが、前日に、【超、鮮やかカラー】の夢を見た。日本が誇る、めでたい象徴富士山が凄い勢いで噴火して、大量の溶岩がドロ～リと流れてくる。何故か私はお台場にある、建築物としても有名な、某テレビ局の屋上に居た。余りの恐怖におののいているのだが、反面、その美しさに見とれている自分。凄くリアルな夢で、今でも良～く覚えている。で、、。翌日父のお墓参りの後、何故だか、ふっと「宝くじを買ってみたいな～」と思ってしまった。私は基本的に宝くじには余り興味がない。電車に乗っていたら、ふっと、数字が出てきて「これってやっぱり買ってみるべきかな、、、」と思って横浜駅地下の有名宝くじ売り場、、、、のそばにあったちんまい売り場へ。買い方、やり方が分からない私。売り場の親切なお姉さん（と言う事にしておきます）に色々と聞いて、頭に浮かんだ数字を８枚（末広がりの八って事で）購入。お姉さんは「お客さん、同じ数字を８枚も買うの？そういう買い方する人あんまりいないけど、、、良いんですか～？」「良いんですよ～、初めてだから。遊びです。それに、この組み合わせの数字以外に全然思い浮かばないから、面倒だし」「はあ～、、そうですか？」そして１枚１００円のロトカードを８枚分８００円購入した小市民の私。１２月も暮れに押し迫り、ロトを買った事をすっかり忘れていた私は、買い物帰りに屋台のような宝くじ売り場を見つけた。で、、。「あ～、忘れてた」って事で、そのロトくじを出して「これまだ大丈夫ですか～？」と聞いた。お姉さん（この方もそう呼ぶ事にします）は愛想良く、「大丈夫ですよ～、見せて下さいね～」と８枚のロトを手にして機械でガチャガチャやっていた、、様な気がする。「おめでとうございます！！！当たっていますよ～」初めての私はひゃあああ～！！！！って感じ。１万？２万？「今日は彼にご馳走してやるかああああ」と。彼氏だった現在の我が夫も、大きな目を更に大きくしてわくわくしていた。「いくらですかね～？」お姉さんは「お客さん、すぐ先の第一勧銀さんに行って貰えますかああ？」「だい、、いち、、かん、、、ぎん、、、、、、、、、ですか？」「はい」「どうして？」「当たり金額が大きいんで、、、」「あた、、、り、、？あたりきんが、、、くうううう？」私も夫も心臓が口から飛び出しそうだった（そんな事ある訳ないんだけど）８００円のロトが６７万円になっていた！！！！！！！ビギナーズラックって言うんですかねえ～？即、銀行に行って換金してもらいました。皆様の視線を感じながら。その日は豪勢に、、、って行っても１、２万円位だったのだが、祝杯をあげに、夫の親友を誘って飲みました。で、、。残りの６５万円全額使って翌年のハワイ挙式の足しにしました。来てくれた方達のホテル代、結婚指輪代（ハワイのＪＣペニーで買った１つ４０００円のゴールドのハワイアン彫金の指輪が私達の結婚指輪！）、夫のタキシードにインターネットで見つけた神父さん、カメラマン、リムジン＆運転手さん、サムチョイレストランでのランチ代。おめでたい事なので、皆にもお裾分けって事でぱ～っと使っちゃったのです。あのリアルなカラーの夢は一体何だったのか？？？？？何故あの数字がぱっと私の脳裏に焼き付いたのか？？？？？そして、不思議な事とは、、、、。１８年前年に車を買う為の頭金に、父に借りたお金が６７万円だったんです。恥ずかしながら、私の人生の中で後にも先にも借金踏み倒したのがこれ、、。とうとう父に返しませんでした。馬鹿だけど父に反抗していたんです。でも、偶然というには余りにも凄すぎるし。我が父は私の結婚式を目の前に、９月に心筋梗塞で病院で亡くなった。享年５９歳。水を飲みたかったらしく、病室内の洗面所の前で倒れたらしい。同室の患者さんがナースコールを押してくれたが、その時はコト切れていた。夫が父に初めて会ったのは、亡くなった日、お棺の中でが初対面。仕事場から急遽駆けつけてくれた。遺影の前で、泣きじゃくる私の肩を抱いて父に「娘さんを頂きます」と報告してくれた。私達親子は全くと言っていい程上手くいっていなかった。色々な家庭的事情があって長い事話もしなかったし、会ってもいなかった。勿論、結婚の話も伝えてはいなかった。父はそんな私に自分を忘れて欲しくなくって、６７万円と言う金額のロトを買わせてくれたのだろうか？それで私が父を思い出すと。それとも、結婚式に出られない父がお祝いの為に授けてくれたのだろうか？こんな事を思い出させてくれた、今日の運転手さんとのロトの話。今は亡き父の為、お墓参りにだけは日本に帰るし、他の用事で日本に行った時も必ずお墓参りをしています。御免ねお父さん。そしてありがとう。私、今はとっても幸せだよ～！！！！！