薄幸な女の白い花
「五弁の花びらのふちから、細い白い糸がのびてレースのようにからみあう。 あまりにもデリケートではかなげで、 薄幸な女のため息が花になった風情」熊井明子著 『新 私の部屋のポプリ』よりこの一文から、長い間一度は見てみたいと思っていた烏瓜(からすうり)の花、ついに実現しました。「薄幸な女のため息」やはりそんなふうに見えますね。田舎の畑仕事の帰り道でみつけたんです。こんな小さな出来事でも、なんかうれしいですね。この花を見つけた道は、かつての巡見街道。当時の面影を残した薬局さんの向かい側の藁ぶき家根の家の生垣です。本日もこれから田舎に。 【送料無料】私の部屋のポ...価格:1,785円(税込、送料別)