武井武雄展 幻想の世界へようこそ〜
文化の秋🍂三岸節子記念美術館で開かれている特別展「生誕130年武井武雄展〜幻想の世界へようこそ」を観に。画像は写真を撮れるコナーから本を2冊。ビニールに描かれた本はページをめくると服がだんだん脱がされていきます😄下段は、友禅染めでできた布の本。登場人物の名は武井武雄一家名は逆読みで😄至る所にユーモアを交えながらも繊細で幻想的な絵に引き込まれました✨根底には、「子どもの魂に触れる絵であること、 精神的感動を起こすものでなくてはならない」と。そのための飽くなき探究心に大人も感動しました。展示最後の「平和白書」動物たちの会議を描いた1枚。<平和とは山が狐(きつね)だけの世界になる事である>とキツネが言えば、ライオンが<馬鹿(ばか)を言え、いろんなものが居(い)てよろしい。だが俺の言う通りにしているのが平和というものだ>とほえる。<平和とはこんなにもいいものだったのか、平和とはこんなにもいやなものだったのか>と問いかけ、<平和とは?>と3度繰り返して結ばれる。まさに現代人に問われているようで、心に残りました。武井武雄 幻想の世界へようこそ [ 武井 武雄 ]