原発を再稼働していいの?
ホントにお久しぶりです。前回の更新が5月中頃ですから、1ヶ月半近く滞っていました。ブログを開始して以来、最低月に1回は更新してきたと思うので、今日更新するとぎりぎり6月は更新できることになりますが・・・。この間、プライベートでもいろいろなことがあり、さらに仕事でも新たな依頼があるなど日々忙しさが増していることもあって、とてもブログを書いている余裕がありませんでした。特に週末は、埼玉の息子のところへ行ったり、姪の結婚式に出席したり、社労士の勉強会に参加したりと、あまりゆっくりできるような状況ではありませんでした。平日も事務所でゆっくりすることもなく、お客さんのところへ足繁く運んだり、行政との間を行ったり来たりと、落ち着くことのない期間だったと思います。そして、今日の6月最後の日にやっとブログ更新する時間がとれたという感じです。この間、政治もいろいろと動いていますね。国民生活にも影響しますし、仕事的にも影響のある「税と社会保障の一体改革」はどうなるのだろうと注目するところですが、永田町的視点ではなく国民的視点で、密室での談合ではなく国会での議論を充分に行った上で、進めてもらいたいところです。しかしこの間残念だったのは、原発再稼動をすると表明したことです。昨年の東日本大震災から1年余りしか経過しておらず、まだ福島第一原発事故も収束していない状況で、原発を再稼働するその感覚がわかりません。もちろん、いままで原発依存で電力供給を考えてきたところから転換するのには、相当のリスクと勇気がいることなのでしょうが、まず第一に考えなければならないのは国民のいのちと安全です。そして、原発が稼働されていない今だからこそ、原発について考え直すチャンスだとも思うのです。福島では、いまだに30キロ圏内には立ち入ることができず、近い将来立ち入ることができるという保障があるのかさえわからない状況です。つまり、いままで平和に暮らしていた生活基盤が一気に崩されただけでなく、将来の生活基盤さえも失ってしまう可能性さえあるのです。放射能汚染は、この先何十年も続く可能性が高いのみならず、原発で使われた使用済み核燃料については、仮に地中に埋めたとしても10万年は監視が必要だといわれるくらい、とても危険なものだといわれています。放射能による人体への影響も、今後数十年にかけていろんなかたちで出てくるとも言われているのです。野田首相は、「国民生活を第一に考えると原発稼働が必要だ」というような趣旨の説明をされたようですが、放射能の危険性を除去することこそ国民生活を第一に考えることだと思うのですが、いかがでしょうか。今どうするかよりも、将来何を残すのかが私たち大人に求められていることだと、強く思います。久々のブログで、ちょっと熱く語ってしまいましたなるほどと思った方はポチッとお願いします。にほんブログ村にほんブログ村