伊那サーキット5時間耐久 その3
いかさんはまあ、相変わらず淡々と走っていました。で、20分でピットイン。続いて大島さんがコースイン。大島さんは初めてのコースにもかかわらず、2本目で53秒まで出ていましたがここに来てさすがに疲労困憊か?54~56秒台にペースダウン。死にそうだ ェェェェェΣ(゚Д゚,,)ェェェェェライコッチャさらにここに来て大変な事実発覚!!現在、クラス3位につけているではないか!!レース前に立てた「淡々と走って、気がついたら表彰台」作戦がうまく機能しているではないか!!そして、4位とは一周差!!これは、下手にピットインしてライダー交代してたら抜かれるか?でも大島さんはもう死にそうだし・・・。悩んでいると、4位との差が広がっている!?どうやら4位は転倒したようで、その差が2周になっていた。これなら交代しても大丈夫だという事で、予定通り20分走ったところでアドバンス4番と交代。あとはもう、転ばないように、ペースもそこそこに走ってれば自然と表彰台だ。熱くならずクールにクールに。タイムは気にせず、自己ベストだそうとは思わず。そうそう、安全に安全に。そのうち、4位だったチームのバイクも、ストレートでアウト側に並びそのまま突っ込みでアウトから何なくパス。結構いいタイムで楽しく走れて、ガンガン抜ける。アドバンス4番もノってきました!!これで4位との差は3周はついてるよな。よしよし、安全に安全に。と思っているアドバンス4番の前に立ちはだかったのがKSR110。色んなクラスが混走しているのですが、やっぱり違うバイクって抜きにくい。こっちは2st50cc。向こうは4st110cc。ほとんどストレートスピードは同じ。コーナーリングはこっちの方が速い。立ち上がりは向こうのほうがトルクでぐんぐん進む。なので、つっこみで追い付き、中でモタモタされていらつき(そしてこちらは半クラまで使い)、そして立ち上がりで離されてつっこみで追い付き、中でモタモタされていらつき、そしてまた立ち上がりで離されるこれの繰り返し。もう、一周ずっとイライラ。しかも自分より2秒ほども遅いのに抜けない。わざとつっこみで追い付かず、中でベストなスピードとラインで立ち上がりストレートでついていければつぎのコーナーのつっこみで抜けるかと、何度か試したもののなかなかうまくいかず。これを2周もしたわけです。もう、安全に、クールになんて言っていたアドバンス4番も気が短いですからあっという間にブチッっときたわけです。くぉら~~~~!! 何度も並びかけてんのをかぶせてきやがって~~~!! スプリントでもないうえにクラスも違うんだから、そんなにむきにならずに先に行かせろや~~~~~!!! もう、コーナー中はピッタリ後ろにくっついて、半クラ当てて後ろからコール飛ばして(あの、暴○族がよくやるエンジンふかすやつね)あおりまくりです。それでもまあ、気がついてんだかバトルを楽しんでるつもりなのか知らないけど相変わらず邪魔しまくり。こうなればアドバンス4番だって、ガンガンですよ。絶対抜けなくても、ブレーキングで無理やりインにねじ込み顔を見せアウトからかぶせてはコーナー二つくらい並走し、後ろからは罵詈雑言を浴びせかけ。ふざけんな~~~~!! じゃまだっつってんだろ~~~が!! このドラミ野郎!!! (黄色いつなぎでちょっと小太りで後ろ姿がドラミだった)そしてついにこの時がきました。コーナーでミスして、ちょっとアウトに膨らんだんです、こいつ。普段なら、接触の危険を避けて無理せずこちらも距離をとるのですがこの時ばかりはコーナー中だというのに向こうがミスしたと見るやガッツリアクセル開けてインにねじ込み、横に並ぶ。それでもたちで向こうに先行される。それでもすぐ後ろにくっついて、テールトゥノーズのまま次のコーナーへ。もうこの時には決めてました。「こいつがブレーキするまで絶対ブレーキしない」と。で、本当に接触しそうなくらい近かったので、これでブレーキされたらカマを掘ると思いイン側にバイクをずらしてあとはブレーキング競争。といってもこれはもうブレーキング「競争」じゃないですね。相手がするまでしないと決めた時点でアドバンス4番の勝ちは決定なので。というか、向こうがブレーキしなければこっちもブレーキしないでお互いにスポンジバリアに突っ込むだけなので。で、当然ながら相手が先にブレーキ。しかし、こちらもその直後にブレーキをしても抜けないので、こちらが完全に前に出れるタイミングを待ってブレーキ。完全なレイトブレーキ(^_^;)いつもならシフトダウンしながら、ブレーキをするんですがこの時ばかりはブレーキに集中していてシフトダウンは出来なかった。ブレーキをガンガン握ったまま、クリップへ一直線。クリップを若干過ぎたところで一気にシフトダウン、旋回。まあ、いってみれば完全なオーバースピードの、ライン外しいの、立ちきついってパタン。これでまた、アウトからかぶされてもたまらないので、しっかりアウトまで膨らんでやり相手のラインをつぶす。くぅ~~~、きもちぃぃぃぃぃ~~~などとやっとぶち抜いてやった余韻に浸ってる暇もなくあとは、ストレートで抜かれないように、もう小さいカウルに必死に体を潜り込ませアクセル全開で逃げる逃げる。逃げたくて逃げたくてケツがぞわっとするほどの感覚が襲う。で、1周しても抜かれなかったので、もう大丈夫だなと思って後ろを見たらもうはるか後方を走っていた。ラップタイムで2秒差もあるんだから一度抜いちゃえばこんなもん。で、この後すぐゴール。大島さんにも「いいバトル見せてもらいましたよ!!!見ていてものすごく楽しかった」とドラミ野郎とのバトルの感想をいただきました。そして無事、3位ゴール。みんなそれぞれに「いや~、久しぶりの表彰台だ~~~」「おれ、いついらいやろ?」なんていいながら表彰式に出席。いや~、がんばった甲斐があった(^-^)・・・・・・ない・・・・・・・・・・3位表彰台がない。ないじゃないか~~~~~!!!! ムキィィィ(*`皿´*)/見ろ、男たちのこんなさみしい後ろ姿を君は見たことがあるか!!!!ああ、哀愁(* ̄m ̄)プッと、そんなわけで、今回のレースはしっかりオチまでついて終わったのでありました。 うちのサイトです。よろしければのぞいてみて下さいm(__)m