独立起業物語~外伝~
今日はほんの少し時間が開いたので銀行にいってきました。もちろんお金を下ろしたり入金を確認したりする・・・・わけではなく、お金を払いに(T_T)会社勤めだと、市県民税なんかは給料から天引きですが、個人事業主はそうも行きません。そして、特に口座から引き落としなんていう手続きもしていなかったので、納付書が郵送されてきます。17年度4期分で4万5千円くらい。忙しかったのと、スッカリ忘れていたのとで払っていませんでした。すると督促状が来ました。内容はこんな感じです。「オウオウ、払うもん払わないで、でかいツラしとったらあかんぞ!!5月10日までにきっちり耳そろえて払わんかったら、お前の財産差し押さえする事なるんじゃ!覚悟せえや!文句あるのやったらいつでも電話かけてこんかい!!わしは役所の税務課や!!」そんなわけで督促料がプラス400円された市県民税と、この前納付書が来た今年度分の固定資産税をまとめて払いに言ったのです。が、こんかいの話題は税金ではありません。銀行員なのです。そう、今回税金を払いに行った(というかいつも行ってますが)銀行は、アドバンス4番が独立起業しようと資金集めに奔走している時に相談に行ってものすごく粗雑に扱われたところなのです。分からない方は「独立起業物語~その6~」を参照してください。アドバンス4番は税金納付の手続きで、自分の名前が呼ばれるのを待っていました。まもなく「アドバンス4番さん」と呼ばれたのですが少し変です。窓口の人は女性だったのに呼び出しの声は男性です。「あれ?」と思い見回すと、普通の窓口ではなく融資の窓口で自分の名前を呼んでいるではないですか。何でかな?と思いつつも呼ばれたので融資の窓口へ。「アドバンスさん、お時間いいですか?税金の納付手続きが終わるまでにはお話も済みますので」というので、話を聞いて見る事にしました。「開業して半年ですが、どうですか?」「まあ、順調です」「あの時はお力になれずに申し訳ありませんでした。結局、国庫でお借入れなさったのですね。うちでは何も力に慣れませんでしたが、開業できて何よりですね。ところで、お取引されているお客さんは何社くらいになりましたか?今後も手形の割引などもありますしよろしくお願い致します。仕事の方は社員を増やしたり機械を増やす予定はありますか?そのときは、出来るだけ融資の方もさせていただきますのでよろしくお願いします」ふっ、ふっ、ふっ、ふざけるな!!!!!あの時、俺は必死だったのに「変なのが来た」みたいな態度で人を見下して、通り一遍の返答で簡単にあしらっておいて、うちが軌道に乗ってきたとたんになんだ!!いい加減にしろ!!誰がてめえのところなんかで借り入れるか!!バカも休み休み言え!!とは、もちろん言いませんでした。心の中だけにとどめておいて、顔は満面の笑みです。「ありがとうございます。これからもいろいろとお世話になります」といって帰ってきました。当然、向こうがうちを利用するならうちだって向こうを利用するまでだし、みすみす信用を得られた銀行とけんかする事もありません。仲良くしていた方が今後も選択肢が増えるというもの。それに、あの時に誓った「いつか、この銀行がうちがうまくいっているのを見て手のひらを返してくるくらいの事はしてやる!見返してやるんだ!!」との思いがほんの少しでもかなったのは爽快な気分でした。 ←よろしければクリックして下さいm(__)m