それでも夜は続く。
とうとうこれで終り。なんだか時間帯が変わったり色々あったけど、こうして終わってみるとじわじわっと寂しい気分です。声が聞けないのが残念なのもありますかね。良守の覚醒は時音ちゃんがメインでしたね。この辺はヒロインの見せ場になってる。(笑)閃のサクーの動きが妙に大きかったりしてんのが、何だか可笑しい。手をつなぐ場面は二人の絆がでているようでよかったな。でも閃の立場が…。(笑); ま、サクッてしたからいいか。黒すすきの面々のそれぞれの終焉もそれなりに感慨深いですね。シオン姐さんは普通に強そうだな~。見上げた影で、松戸のことを繁じいちゃんは分かったんだろうか。姫と白の終焉は綺麗でした。白にとっては姫側の方が居心地がよかったってことでしょうか。白が人間であった時には(松戸の回想時)見られなかった柔らかな表情が、とても印象的でした。人なのに、その心の…何だろう違和感というか、人側にはいられなかったところが、松戸との対決になってしまったのか。違和感って言えばカグロもそうだった。 カグロのとはちょっと違うけど。人と隔たりがあったのは同じかな。やっぱりススキの原もカラーだと違いますね。闇に包まれた後、光が一瞬きらめいて消えていくのが、終焉を感じさせてなんとなくしんみりやるせないです。結界はつなぎ創る力でもある…とういうのはこの後にもでてくることですが、重要な意味を持っているみたいですよね。兄貴がその言葉にハッとするのが描かれていて、ここは要のシーンなのか。絶界とは対極だからな~。繁じいと時ばあちゃんの力もさすが当主って感じですよ。崩壊するところから引っ張り出されて、みんなが飛び出しちゃうところは、兄貴がさりげなく繁じいをかばっていて楽しい。 行正さんの箱田くんのフォローもまた楽しい。(笑)ぽすんと落ちてくるのがなんともコミカルでした。やっぱり時音ちゃんの良守を引っぱたくシーンは無理があるような気がしたり…;原作知らなきゃ素直に感動シーンになったかな。もう知ってしまった今では、そのあたりの感覚が分からないですが。時音ちゃんの良守を心配する涙はきれいだったですよ。寝てしまった良守を適当な感じで持ち上げる兄貴には笑えます。ここ原作よりもっと持ち方がいい加減なような…。首根っこつかんでないですか?兄貴。 猫じゃないんだからさっ。(笑)こういうシーンでも何か含みがあるのか、それとも只のギャグなのか、ついつい考えてしまいますが~。ともかく、ハトリさんツッコんでくれてありがとう。(笑)個人的には、最後の方、黒すすきを抜けるところとか、頭領との別れのところが絵がいまひとつだったところがとっても残念です。前半はがんばってたのにな~;じいちゃんに諭されるとこもあの別れのところも好きなシーンだから。時音ちゃんもそうですが、閃に無事かと尋ねるところも実は今ひとつ。文句ばっかでごめん。て感じですけど~;もともと閃がきっかけの白絶界だから、飛び起きて閃をまず確認するのがあそこのポイントなのに、なんかそこがボケちゃってる感じ。時音ちゃんを活躍させるのに、黒すすきに来ちゃうって話は面白いと思ったけど、そして、結構面白かったけど、ところどころ無理がでちゃうんだな~。それでも、最後に時音ちゃんが、私は後悔していないって言う台詞は好きです。アニメはそういう動くヒロインにしたかったんだな、と思うと同時に、そんな時音ちゃんもいいかも。って思いました。終りは大方の予想通り戦いはこれからだ、的なEND。 まぁ実際そうだしね。(笑)赤い糸の終りが限と3人だなんて、泣けますね~。色々書いてはきましたが、アニメ結界楽しんでいました。正直、アニメは最後まで微妙だったなぁ。と思わないところがないでもでもないけど…;でも、原作は知っていたけど、本格的に見始めたのはアニメがきっかけだし。声も私はよかったし。 作画もがんばってたとこあったし。やっぱり終わるのは寂しいですね。本当はこの後の兄貴の話とか金剛の話とかも見たいですが。 無理かな~;今度は初めから深夜でとか。(笑)