ドラマ「3年B組金八先生」より
体から出た言葉の力ドラマ「3年B組金八先生」授業の1コマ自殺志望者と止める役の会話自殺願望者は死の理由を並べ立てる。将来への絶望、愛する人の死、受験での失敗等々。止める人は説得にかかる。楽しいことがある。両親が悲しむと説得するが心を変えることが出来ない。唯一、心に届いたのはあなたが死んだら寂しいよと命からの叫びに反応し思いとどまる。東京都杉並区の区立和田中学校で行われている授業の内容だそうだ。言葉には「頭で考えた言葉」と「体から出た言葉」があり、体から出た言葉でないと相手に届かないことがある。父親が癌と分かり余命2ヶ月と宣告されて不安に陥った家族に「祈っているから気落としちゃ駄目よ」「絶対に良くなる。一緒に題目をあげよう」と電話での「体から出た言葉」に励まされ奮い立ち救われたコラムの筆者の体験がS新聞のコラム「名字の言」にのっていた。人って普段は強気の人でも困難に直面するとプッツンと体中から力が抜けて病気状態になってしまう。がほんの些細なことで力が沸いてくることがある。「体から出る言葉」もそのひとつかもしれない。些細な言葉ひとつで人の一生を決めてしまうこともある言葉の発信にも気を使わないといけないのかな。言葉で人に元気を与えられるなんてすごいことだ。