苦労が樹木も人も育てる
空師 の熊倉さんのお話を聞きました
数十メートルもある大木や
数百年から千年も生きてきた巨木を切る仕事を空師と言います
一本のロープに命をかけて登り
生きている木を伐採するのですが
切った後も材木として生きていけるように、心を込めて切るそうです
この方のお話の中で
日当たりが良くて土地が肥沃で
環境が抜群の所の木は中がスカスカで材木としては値打ちがない
日当たりが悪く土壌も悪い場所で育った木は、目が詰まっていて材木として素晴らしい
このお話は人間にも通じると思いました
甘やかされて苦労知らずに生きた人より、苦労して生きてきた人の方が
ずっと人間として大きいですし、話にも実があると思います
もちろん腐ることもありますが