普通であることに感謝
7歳の時に不発弾の爆発で両目の視力と両手を失った方のインタビューを聞きましたこの藤野さんは、学校へ行くことも出来ず長い闘病生活を送っていました絶望の日々に、ある看護師さんが『何か私に出来ることはあるか』と聞いてくれたので『本を読んで欲しい』と頼みました読んで貰った本はハンセン病の方の話でした藤野さんはその本によって視力も手も無くても唇で読むことが出来るのを知り生きる力をもらいましたそれから、長い長い苦難な道でしたが30年間、盲学校で教職に就かれ、講演もなされ昨年は『あの夏の朝から75年』と言う本を書かれたそうです絶望の中で死にたいと思ったことは度々だったそんなお話を聞いて障害を持つ方が多く居られることを思い励ましあいながら生きる大切さを考えました普通の自分を、しみじみ幸せに思います