詩と映画と日記

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  死ぬのが怖くなった

  いろいろな苦労が、どんなにたくさん有っても死ねば終わり、キレイさっぱり終わりと思っていたのにこの本を読んだおかげで、死後もあるのかもしれないと思えてガッカリです雨が止んで、荒々しいこんな空も好き

  2015.03.19

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  文句なしに楽しい映画　『サファリ』

  監督　　ハワード・ホークスキャストジョン・ウェインエルザ・マルチネリハーディー・クルーガーレツド・バトンズ「ハタリ !」大作ばかりのハワード・ホークス監督の傑作ですタンガニーカで現地ロケされた楽しいサファリ・アクションです私が観たたくさんの映画の中でも、これより面白い映画は、ちょっと思いつきません広々としたアフリカの大自然の空にパオバブの木が枝を広げキリン、サイ、シマウマ、豹、象、猿など野生の動物たちが生き生きと描かれています世界中の動物園に依頼されて猛獣を捕獲するトラツパーと呼ばれるハンター達のお話です多彩で個性的でタフでユーモラスな男たちの中に或る日美しい女性カメラマンが登場します動物園からの指示で生け捕りのシーンを撮りに来ました長い竿にロープがついている道具を持ってハンターは、トラックのフェンダーに座わり猛獣と並んで疾走しながら猛獣を捕らえようとしますまさに命がけですさすがハワード・ホークス監督の作品ですこの頃のようなCGではなく、全て本物です今なら撮影の許可がおりないでしょうロマンスに不器用なジョン・ウエインをエルサ・マルチネリ演ずる女カメラマンが見事に射止めるでしょうか・・・・・ヘンリー・マンシーニの｢小象の行進｣はどなたもお聞きになっていることでしょうあんまり好きなのでまた見てしまいましたゼッタイお勧めの作品です

  2015.03.18

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  今年はじめての外気浴

  １月は入院中２月は退院したものの圧迫骨折の痛みでさんざんどうなることかと案じた頑固ジイサマですが今日は暖かでしたし痛みがおさまったので服部緑地公園まで出かけてみました写真は撮りませんでした白梅も、紅梅も、満開で、梅の下で寛ぐ人々が長閑でした庭にも、こんな可憐な花が名前は忘れました

  2015.03.17

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  暖かになってきました

  辛夷の蕾がふくらんできましたまだ小さかった孫たちが元気に遊んだ公園に春の陽が穏やかです

  2015.03.15

• 戦い済んで

  祈りがなんだ願いがなんだゆうべの私は腸も肺も真っ黒な岩になっていた寝苦しくて目を覚ましてはその度に、夢ではなかったと呻いたひとには、明日が見えないので人生の分岐点で悩み立ちすくむけど後になって振り返ってみればあの時、あれで良かったそう思うことが多いものそんなこと分かっているけど可愛くて辛い

  2015.03.14

• 通院疲れ

  ジイサマの病院の日でしたレントゲンと血液検査の結果を待っての先生の診察なのですが毎回ここで１時間ほどは待ち時間があります(検査のため必要な時間なのです)ところが、頑固は、ガンコですから必ず何度も『まだかいな～』と文句を言います先生からずっと酸素を吸いなさいと何度言われても聞かず"""もう知らん!"""と怒られる先生との間で気をもんで付き添いも、なかなか疲れます腹が立って、私が先に死んでやると言いましたら頑固ジイは、遠慮せんでもええでと言いました

  2015.03.12

• 東日本大震災記念日

  東日本大震災から4回目の記念日を迎えましたまだまだ復興のならない東北の皆さまの苦しみを思います安倍首相は犠牲者に哀悼の意をささげ「健康、生活支援、心のケアも含め、被災された方々に寄り添いながらさらに復興を加速してまいります」と述べられました多くの方がまだ仮設自由宅で暮らされいますしいつ家に帰れなるか分からない方々も居られますどうか、早く復興が進みますように力を尽くしてもらいたいです昨夜から、どんどん気温が下がって夜半に大きな音がしました出てみると我が家のゴミ箱が突風に吹かれてお隣まで飛んでいっていました仮設住宅の不便と寒さを思います

  2015.03.11

• 看護師さんと理学療法士さんの訪問をお断り

  訪問看護師さんと訪問リハビリの理学療法士さんをお断りしましたお医者さんも、ケアマネージャーさんも、私もジイサマが寝たきりにならないことを願ってきましたけど本人は、いろんな人が来るのが煩わしくてイヤだと言いせっかく来てもらっても不機嫌では仕方がないのでジイサマの意思を尊重して嫌なことはやめることにしました1日も長く生きることよりも機嫌よく生きてくれますこと願っています

  2015.03.10

• 介護保険更新の認定調査

  今日は、頑固ジイさまの介護保険更新の認定調査でしたが本人には介護を受けている自覚が全くないので調査員の方の質問に真面目に答えません名前をおっしゃってくださいと言われてもアホラシイ　そんなこと分かってるやろと言い不機嫌で協力せず困りました老いても男としての誇りがありますからなるべく傷つけないようにと常々気を使っているつもりですけど(つもり)却って裏目に出ているかも知れません毎日を機嫌よく過ごしてほしいと思いますが行き届かないと情けない思いをさせますし世話をし過ぎると、それが当然になりますこちらも機嫌よくお世話をするにはどうしたら良いかな～と思う今日です

  2015.03.09

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  たのしみに待っていました

  近くの植木畑に白い椿が咲きました大好きな花です気持ちが晴れました

  2015.03.08

• 老いるということ

  眼科の定期検診で緑内障が有ると判明眼圧は、いつも11～13で異常なかったのですけどだんだん視力が悪くなってくるようには感じていました眼圧を下げる点眼薬をもらってきました原因を尋ねましたら先生曰く、加齢でしょうでした

  2015.03.07

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  雲雀のさえずりが聞こえました

  対岸に梅田のビル群が見える淀川の河川敷ですあたたかな日差しを受けて散歩をする姿がのどかです春らしい日差しの下淀川の河川敷には、ひばりの声が聞こえましたうららかに平和な景色ですが惨いことが行われた河川敷があることを思いますと幸せな気持ちになれませんでした

  2015.03.06

• 「エキマルシェ新大阪」

  長いこと工事中で不便だった新大阪駅ですが待望の「エキマルシェ新大阪」が3月4日(水)にオープンしたそうです今日は、歯医者さんに行きますのでちょっとだけ見てきたいな～と思っています

  2015.03.06

• クロネコさん郵便局から叱られたのかしら?

  クロネコさんのメール便が３月いっぱいで廃止になるそうですね困ったなと思います親書は入れてはいけない決まりなのに守られないことから廃止になるようですが郵便局に行くよりコンビニの方が近いし駐車場もあって便利郵便より、安くて、早くて、確実ですから愛用していたのに代わりに4月1日より「宅急便コンパクト」と「ネコポス」とかのサービスがはじまるらしいのですがどんなのでしょうね～

  2015.03.05

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  頑固、我がまま　困り者

  一日ずつ、冬を脱いでいくような、空の模様と山の移ろいがきれいです頑固ジイサマは、その名の通りの頑固ぶりを復活させましたいつもお世話になっている理学療法士さんが少しでも体を動かすようにと久しぶりに、朝から来てくれましたのにジイサマは、まだ痛いから要らんと断ってしまいましたそれなら、きのう、断るのが常識でしょうに来てもらってから、要らんはないでしょうほんとうに申し訳なく思いましたこの、自分勝手、ワガママは理解できません勝手にしたらと思ってしまいました今日は、私、とっても気になることが有って気が立っていたのにジイサマは、好き勝手するしまぁ〜 たまにはこんな日も有ります

  2015.03.04

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  私も、髭剃りの練習をしなければ

  ジイサマは、今日、しばらくぶりに髭を剃りました私は、まだ一回も髭剃りをしたことがないので手伝えませんでした練習しなければと思いますジイサマの骨折の痛みが減ってきて何より嬉しいです箕面の滝道への入り口です山の色に少し変化が見えます暖かになるのももうすぐですね箕面の駅交番の前のポストなんか老老介護の味方みたいな感じ年代物でしょう古ぼけています

  2015.03.03

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  老いと若きと

  生後10ヶ月のピーの若さが光る対比ですこれから　どうなるんだろう?とかいろいろ心配をしてみてもなるようにしかなりませんきょうも、力いっぱい出来ることをして気を病まず明るく暮らそうと思います有るがままを受け入れるです

  2015.03.02

• 今日から３月

  夜明け頃から降りはじめた雨ですが雨音もやさしく３月だなと思います４度目の圧迫骨折を病んでいるジイサマきのうは痛み止めの座薬を使いませんでした可哀想に、我慢強くなりましたはやく直りますように

  2015.03.01

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  たんぽぽが咲きました

  昨日も探したのですがタンポポは一輪も見られませんでしたそれが、どうしたことでしょう今日は、あちらにも、こちらにも咲きはじめました曇っていた私の心も晴れました畑の落ち葉を集めて燃やしています野焼きというのでしょうか薪でお風呂を焚いていた頃の懐かしい匂いが漂ってきましたもうすぐ春ですね

  2015.02.25

• 老老介護日誌　その5

  ジイサマの圧迫骨折は少し痛みが楽そうになったので昨夜は寝る前に座薬を使いませんでしたら夜中に何回も起きていました今朝も、痛みがつらいようですちょっと、へこたれていますでも峠は越えましたあとは日にち薬と思いますので気をつけて見守ろうと思います私も、病院があるのですけどまぁ～いいか又にしましょう

  2015.02.25

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  元の顔に戻りました

  頑固ジイサマの圧迫骨折は少しマシなようですまだ痛み止めの座薬は使っていますが表情が楽そうになりましたガマンガマンの痛い顔を見続けていた私も今朝はホッと力が抜けました『銀のみち一条』の下巻を読んでいますとても良い作品ですこの中に家族の医療費の為に娘が身を売る話がありますそんなに遠くない過去のことです現在の私たちは十分な治療を受けられてありがたいことと思います国があり政府が機能していて本当に恵まれていると思います世界には国が乱れ難民にならずにいられない人々がたくさん居ます日本に生きている幸せを思いますいろんなところで水仙を見られて嬉しいです

  2015.02.24

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  若くて元気で、愛らしいです

  頑固ジイサマの圧迫骨折は痛いながらも峠を越えつつあるように見えます一日ずつなんとか辛抱して回復を待つよりほかありません在宅酸素を始めて以来本人はもとより私も病院と買い物以外はほとんど出かけませんがそんな暗くなりそうな日々にもピーの愛らしさが笑いを与えてくれますオハヨウピーチャンジイチャンサブイナ～言うてみ～それから孫たちの名前も上手に言いますチグサコウスケ頑固ジイの膝に乗っておしゃべりする若々しい元気な声に笑わされ癒されます

  2015.02.23

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  『銀の道一条』玉岡かおるさん著

  頑固ジイサマの圧迫骨折はまだ痛さの峠を越さないようで朝夕、座薬を使ってなんとか凌いでいますはやく楽になりますように昨日から、この本を読み始めています気持ちに余裕がないのかなかなか集中して読めないのですが良い作品と聞きましたのでしっかりと読んでみたいと思っています今日の大阪は雨で割合と暖かな朝です皆さまのご健康をお祈りします

  2015.02.22

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  お肉屋さんに可愛いお客さん

  頑固ジイサマの圧迫骨折はいつも(情けないことに４度目)１か月ぐらいかかるのでいま痛みは、峠というか、折り返し地点に来たようです少しずつ回復に向かってくれるようにと願っていますお肉屋さんの前に、毎日遊びに来るというかわいらしい小鳥に逢いました近くに水場がありますしお肉の切れ端をもらって食べるそうですセキレイだそうです箕面の山の近くなので降りて来るのでしょうね

  2015.02.20

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  『おじいちゃん戦争のことを教えて』

  ジイサマは、退院時に主治医の先生からのご指示で入浴時、トイレには、必ず酸素を使うことになりましたので酸素のフクダさんの担当者に来てもらって酸素のチューブーを延長してもらいましたこの方には、定期点検などで、いつもお世話になっていますがとってもやさしい人柄で、会うとホッとします病気の方にとって、この笑顔は、きっと癒しでしょういろいろな方のお世話になって生きている自分を思い今日も感謝ですこんな素晴らしい本に出会いました日本の全部の方々に読んでもらいたいと思いました◎どうして日本はアメリカと戦争をしなければならなかったのか◎敗戦で日本が失ったのは、日本の精神と誇りだ◎天皇陛下の存在について◎極東軍事裁判の大きな過ち　パール博士は『東京裁判は、裁判の名を借りた復讐である』と◎日本はアメリカによって、精神的に『カルタゴの平和』状態にされた無知だった自分が胸にこたえました

  2015.02.19

• 在宅酸素の使い方について

  肺気腫を患らう頑固ジイサマが在宅酸素を使うようになって２年半になりますが今までは、掛かりつけの先生から『シンドイことをした後は酸素を使いなさい』と指導されていましたのでその言葉を信じ切ってお風呂に入った後とか、少しシンドイ時だけ使っていましたところがです、今回、呼吸器専門の刀根山病院で酸素の使い方が、今まで間違っていたことが分かりましたしんどくなってから酸素を吸っても手遅れで動作を始めると同時に酸素を使わなけれは効果がないそうですでも、ご飯を食べながらお風呂に入りながら顔を洗いながらトイレに行くたびに酸素を付けてというのが簡単ではないのですシンドイことをした後で酸素を吸うのが習慣になっているので急には頭が切り替わりません少しずつ頑張っているところです

  2015.02.18

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  取り戻しました　平常心

  庭にパンジーが咲きはじめて、少し暖かい今日でしたなにもかも放り投げて気もそぞろで過ごした３週間頑固ジイサマの入院生活が終わってやっと、平常の生活に戻りました今朝は、担当のケアマネージャーさんが新しくお願いすることになった看護師さんと一緒に来てくださりいろいろとお話をしました入院中のジイサマは、怒りっぽく攻撃的でもしや! 人格が壊れたのかと案じたりしましたけど退院と同時に、元の機嫌のよい姿に戻りましたやれやれです

  2015.02.17

• 老老介護日記

  ずっと肺気腫で通院し時には入院もしていた頑固ジイサマですが今回の入院では『正常圧水頭症』もあることが判明しましたその上、背中の圧迫骨折も起こり退院は出来たものの、痛がっています肺気腫も、正常圧水頭症も、少しずつ進む病気だそうですどんなになるのかな～と心配ですが先のことは思うようにはなりませんし予想もしないことも起こるものですからあまり案じたって仕方がないです一日ずつ、出来ることをしてなるべく仲良く過ごそうと思います

  2015.02.16

• 頭に水が溜まっていました

  頑固ジイさま、入院して一週間肺、お腹、頭、血液などいっぱいの検査をした結果今日までに分かったことは肺機能は、そんなに悪くなっていない〔タバコをやめた成果もあり〕担当の先生はその割に脚の衰えがヒドイのを不審がられて頭のMRI検査を指示されましたビックリ！です頭に水が溜まっていることが判明しましたそれを、どうするかはまだ決まっていませんが水を抜いたら脚が良くなるならこんな嬉しいことはありません入院して沢山の検査をした甲斐があったと思います

  2015.01.31

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  刀根山病院で検査

  頑固ジイサマ、ちょっと不調でかかりつけ医の指示により昨日、呼吸器専門の国立刀根山病院を受診しましたレントゲンCT肺機能の検査その結果を見てのお医者さんの診察でしたがカルテには、前回の入院のときにリハビリをイヤがって無理に退院した記載があり最初から、今回の担当の先生の印象が悪いようで困りました先生は「やる気がないんなら止めといたら良い」と言い本人も「止めときますわ！」と答えなにしに来たのやらと思いましたがここは、妻の出どころと頭を低くして、先生のご意見を伺いましたら今の酸素の使い方は間違っているからそれを習うために、短期入院を勧めるでも、やる気ががないならやめなさいとのこと私が、まだひとりになりたくないからがんばってよ！！！と、頑固さんを説得しましたそして部屋が空き次第の入院の手続きをしてきましたワガママ者で、相部屋は無理なので入院の度に、難儀をしますまぁ そんな訳で、病院からの電話を待っています

  2015.01.21

• エリザベス一世は、メリー女王の首を打ち落とした

  昨日の『メリー・スチュ-アート』の続きです17歳のメリー・スチューアートの頭上には、ふたつの王冠がありました第一の王冠は、生れて6日目に、スコットランドの女王として受けたもの第二の王冠は、フランス王位継承者の王太子が与えた王妃の冠そして、イングランドのメリー女王が死去し妹のエリザベスが女王になったときメリーの頭上に、第三の王冠が妖しく煌めき始めますエリザベスの父イングランドのヘンリー八世はエリザベスの母アン・ブーリンとの結婚を無効としてアンを断頭台に送り娘のエリザベスは庶子と公表しています庶出の子には王位を継ぐ資格がないのですからエリザベスが王位を継げないならヘンリー七世の曾孫であるメリー・スチューアートこそイングランドの王位を継ぐ者ですしかし、このとき、メリー・スチューアートのしたことは家紋の中にイングランドの王冠を加えてフランス、スコットランド、イングランド、アイルランドの統治者と自称するだけでエリザベスに対して堂々とイングランドの王位を要求することをせず軍隊を送って戦争もしませんでしたメリーの病弱な夫も、なにもしませんでしたこのことが、ずっと、尾を引きますイングランドのエリザベスにとってメリーは絶えざる目の上の瘤というか、首に突き付けられた刀だったでしょうふたりの女王の長い戦いがはじまります

  2015.01.13

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  『メリー・スチューアート』　　　ツヴァイク 著

  1542年の12月メリー・スチューアートは、父王の死後6日目に誕生し揺りかごの中で、なにも知らぬままにスコットランドの女王になりました当時のスコットランドはヨーロッパの端の小さな貧しい国で隙あらばと、イングランドとフランスに狙われていましたスコットランドとは、平和に縁のない国でいまだに先だってのようなことがあります少し前に、イギリスから独立するかどうかで選挙がありましたねメリー・スチューアートが生まれたころのスコットランドはまるでシェークスピアの「マクベス」の世界でした約束、義務、正義、名誉等は、重んじられず野蛮で凶暴な国でした幼い女王メリー・スチューアートには財産も権力もなく、ただ王冠を持つがためにイングランドやフランスの王家から婚姻を迫られます両国の陰険な策謀の果て5歳8ヶ月のメリーは5歳にもならないフランスの王太子の花嫁となりますまるで品物のように周りの人間に左右されて一生を生き、死んだ女王ですがひととき、ほんの数年の間激しく燃えて、自分らしく生きた時期があり心打たれます読むのは今回で何度目でしょう数えきれない程ですが生ぬるい普段の生活に倦むとき読んで自分に喝を入れたくなりますこれを、原語で読みたいというのが一生の夢私を前向きにさせてくれる夢です

  2015.01.12

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  今日の一冊は　『アメリカの秘密』

  うっすらと白いものが道も屋根も覆っていて、とても寒い朝です孫達も帰ってしまったし、映画でも見ようかと思いフランシス・フォード・コッポ゜ラ監督の傑作『ゴッドファーザー』を取り出してきましたそこで、この本の『ゴッドファーザー』を開いてみますとゴッドファーザーのドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)が死ぬ間際に後を継ぐ息子のマイケル(アル・パチーノ)に言った言葉は『裏切り者はすぐ傍にいるぞ!』事実そのようになり、マイケルはこの父の言葉で身を守り、裏切り者を抹殺しましたが過激な内容を書く著者も『裏切り者はすぐ傍にいるぞ!』を日々心に刻んでおられるそうです裏切りについて、著者の副島さんは言っていますマフィアには、『オルメタ』と呼ばれる沈黙の掟があるがマフィアばかりではない大企業であれ政党であれ、人類のあらゆる集団、組織において幹部として生きていこうとするならば生涯をかけて組織に忠誠を誓わなければならないこの地上に愛と友愛の共同体などないどこの国でも本当の権力は背後に凄まじい暴力装置をかかえている『権力とは、つきつめれば、武力である』日本のヤクザとは、暴力団の幹部たちだと考えてはならない日本の政財界の闇の部分でつながっているほんもののヤクザは、決して社会の表には出てこない山口組が潰れないのは○○○○がしっかり守っているからだなんとも怖いことです今まで何度も『ゴッドファーザー』を見ましたけど間抜けな私は、マフィアの話ではあるけれど主には家族の愛の物語だと思っていましたところが、副島隆彦さんの本を読みますと随分と違った断面が見えてきます映画とは、映画監督とは、なにを言おうとしているのか隠されているものを考えて見るようになりますほんとうのマフィアは誰でしょう ?知りたくなかった恐ろしい事柄がたくさん有るのですね

  2015.01.03

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  衝撃の一冊　『』ハリウッドで政治思想を読む　副島隆彦さん著

  ウソでしょうと思いましたそんな筈がないと思いましたところが、読むほどに、この過激な内容が真実味を帯びてきましたまず、日本は、アメリカの属国である人間に平等などない人権、平等の甘い言葉の裏には、差別がある電車に乗る権利とか選挙権とか諸権利が平等なだけで人間が平等なのではない差別は歴然とあるイギリス人から見たアイルランド人、スコットランド人は被差別民である世界は、金持ちと貧乏人からなる階層社会である絶対平等主義などというものは人類には有り得ない『市民ケーン』の市民とは?一般の人ではなくお金持ちで、社会的有力者で、名声のある人という意味(ローマ時代でも市民は名誉のある人々の意味だったと思う)ボーイスカウトとは、軍属の哀れな乞食の少年のことである兵隊達にくっついて食べ物にありつき戦いになると真っ先に前線に出される『スター・ウォーズ』の中で日本は悪の帝国の一員であり、尖兵である『怒りの蒲萄』の葡萄とはなにか?それは踏みつけにされた貧しい人々の怒りを表すシャリー・マクレーンの弟であるウォーレン・ビーティは『レッズ』や『ブルワース』を制作、監督、主演してなにを言いたかったのか?ハリウッドのパトロンは、ユダヤ系財界人であるアメリカ国民を支配しているのは1)ワシントDC (政治)2)ニューヨーク(金融)3)ハリウッド(メディア)であるショックを受けた一冊です

  2014.12.31

• 『嵐が丘』　翻訳者の違う二冊を読み比べてみました

  阿部知二さんの翻訳で1960年、発行の『嵐が丘』と鴻巣友季子さんの翻訳で2003年発行された『嵐が丘』を並べて読んでみました以前から安倍さんの翻訳を繰り返し読んで親しんでいたので読み始めた頃は洗練されて都会的な感じの鴻巣さんの翻訳にところどころ違和感を覚えたりしましたがだんだん慣れてくると、少し田舎っぽい阿部さんの訳に比べて滑らかで品格のある鴻巣さんの翻訳も好きになりました下は、病床のキャサリンの呟きの場面の鴻巣さんの翻訳ですがキャサリンがヒースの荒野を恋うる情景が目に浮かんで胸が震えますモミの枝を鳴らすあの風の音を格子窓の外に聞けたらあの風にあたらせてーーームーアをまっしぐらに吹きおろしてくるあの風ーーー少しでいいから吸わせてよ!キャサリンとヒイスクリフが最後に逢った場面では鴻巣さんは、"""旦那さまは、その身を気づかうあまり妻の浮気相手のことは忘れてしまいました"""と表現されています一方、阿部さんは"""エドガは、彼女のことを心配するあまり妻の友である憎い男のことも忘れていました"""となっていますこれは、決定的な解釈の違いと思います原文は、どうなっているのでしょう翻訳によって内容が大きく変わるひとつの例だと思いますどちらにしても、今回、お二人の翻訳を読み比べることによって何度もちがった解釈に出会えてへ～～～　そうだったのかと思ったりもしてよい経験をさせてもらいましたこんなに気を入れて本を読んだのは久しぶりです

  2014.12.25

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  便利です。電動ダイヤモンドシャープナー

  足は痛いし、手も痛い体力は減るのに、家事は減らず包丁を研ぐにも力が足らなくなりましたところで、この頃軽い。錆びない。お手入れ簡単がうたい文句のセラミック包丁を愛用していますが研ぐのはどうしようと考えていましたらこんな良いものを見つけましたセラミックでも、ステンレスでも研げるそうです≪電動ダイヤモンドシャープナー≫です今日届いたのでさっそく家に有るだけの包丁を研ぎましたうれしい

  2014.12.23

• 続きのつづきです　『嵐が丘』は、翻訳者によってどう違うか

  安倍知二さんが50年以上前に翻訳された『嵐が丘』と鴻巣友季子さんの新しい翻訳を読み比べて一番感じたことは安倍さんの『嵐が丘』は方言で話されているように感じますが鴻巣さんの翻訳は、時代が現代に近く言葉も標準語に近い気がしてすっと滑らかに読めますでも、悪いですが、私は阿部さんの訳が気に入りですこの物語で重要な位置を占めているヒースは日本ではエリカと呼ばれていますがイングランドの北の果ての荒れた丘陵地帯に茂る灌木で作者のエミリは自身の一部のように思っていたと感じますそれで、キャシイ(母)と、ヒースクリフにとっても荒涼としたヒースの曠野は天国だったのでしょうキャシイは荒野と、荒野を具現するヒースクリフを熱愛しながらやさしく理性的な紳士の夫のリントンをも愛し心は引き裂かれていくのですこのように、激しく情熱的で、粗野な物語には田舎っぽい言葉使いや、方言が似合うように思えますそれは、私が阿部さんの訳を何度も何度も読んで愛着を持ち親しんでいるせいかもしれないですいま、３分の１位のところを読んでいますので読み終わると又違ったことを感じるかも知れませんけど今回、新訳があることを教えてもらったのでめずらしく本気で読んでいますありがたい刺激を受け触発されました

  2014.12.22

• つづきです 『嵐が丘』　翻訳者によってどう違うか

  10代の頃から繰り返し読んだ『嵐が丘』を安倍さんと鴻巣さんと、両方の翻訳で読み比べていますが嵐が丘で生まれ育った粗野で情熱的なキャサリン・アンショーとスラッシクロス・グレンジ育ちの、本当の紳士、エドガー・リントンが結婚して(鴻巣さんの翻訳では、スラッシクロス・グレンジが鶫の辻となっていますがご苦心の訳と思います)一女キャサリン・リントンが生まれリントン家でお嬢様として大切に育てられましたなのに、境遇が変わったとき、古いほうの阿部さんの翻訳では『厭らしい、くたばりそこないの猫かぶりめ!』などと平気で汚い言葉を吐き散らすので、なんで急にこんなに下品になったのかと以前から違和感を持っていましたそれが、新しく翻訳された鴻巣さんの訳文を見ますと『このぉ猫っかふりの悪たれジジイ!』となっていて全体敵にキャサリン・リントンの悪口は和らいでいますこれは、鴻巣さんの心に映ったキャサリン・リントンの印象と安倍さんの印象の違いなのでしょうどちらが正しいとかではなく、読んだ人の理解の仕方でしょうけど原文はどうなっているのでしょうね読めたら良いのにと思います

  2014.12.21

• 『嵐が丘』　翻訳者によってどう違うか

  翻訳をお仕事とされているうっちーさんのブログに刺激されてエミリー・ブロンテの『嵐が丘』を新旧二冊並べて読み比べてみようかとボケ防止に挑戦しはじめています旧は、1960年発行です翻訳者は阿部知二さん定価は￥300・－新は2003年の発行です翻訳者は鴻巣友季子さん定価は、￥705・－まずは、新しい鴻巣さんの主人公ヒイスクリフの描写の翻訳から≪風貌は色の黒いジプシーのようだが装いや物腰はジェントルマンーーーまぁ田舎地主のおおかたに引けを取らない紳士という意味だ。身なりはだらしない部類だろうが、背筋のすっと伸びた男前ときているから衣服にかまわなくても不体裁ではない。ただかなり気難しそうではある。この男、ちょっといやしい思い上がりがあるのではと感じる人たちもいそうだ。≫次は、古い阿部さんの翻訳から同じ場面を≪その風貌は、ジプシだがその服装や身のこなしは、紳士であるとにかく、そこいらの田舎紳士並みの紳士であるいささかふしだらだが、しかし端正で秀麗な容姿なのだからその無とんじゃくのところがそれなりに板についている。だが、いささか陰うつにすぎる。おそらく、ある人々は、彼がいくらか無礼傲慢であると思いかねないであろうが≫翻訳者の違うものを並べて読んでみますとこんなに違うのかとビックリします何度も見て良くよく知っている映画の場合にも翻訳者の違う字幕にエッ!と驚くことは何度もありますけどう～ん原作を読んでみたいです原語で読めたら作者の本当の心が読めるでしょうに今から勉強しても間に合わず、残念です全く別の話ですが新聞も、2紙読むと興味深く驚きます同じ出来事を報道するのに記者によって、或いは新聞社によって逆の取り方もあるようなのです『嵐が丘』は若い頃からの愛読書で共に人生を歩んできましたので翻訳にもとても興味を持てますぼつぼつ楽しんで読み比べてみますまずは、ヒイスクリフの人物描写でした

  2014.12.20

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  ピカピカです　　タカの爪

  お世話の甲斐あってこんなキレイなタカの爪を収穫されたと聞いてついつい、良いな〜と羨んでしまいましたら思いがけず郵便が届きました中には採れたてピチピチの美しいタカの爪が光っていました今朝、さっそく大根と人参を細切りにして炒めてタカの爪を半本、種を除いて輪切りにして大根と一緒に炊きました少し、ピリッ！とするのも嬉しく友の真心の香りが立ちました（友だちなんて言って言いすぎかも）寒さの今日ですが気持の温かさを感じています

  2014.12.18

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  膝痛にピタリ ! 　名医　

  爆弾低気圧来襲でもの凄く寒い朝ですねピーも、さぶいな～～と言っていますずっと前から、そうですね50歳ぐらいから膝が痛かったり治ったりしていました正しくは変形性膝関節症とかいうらしいのですがそれがだんだんひどくなって最近では夜に痛んで眠りにくい日もあり湿布と塗り薬と四頭筋の体操ではもうダメかと、先生に相談をしました先生は、そろそろ手術をと言われますが家庭の事情で入院は無理それでは、良いお薬がありますと言ってトラムセット配合剤を処方してくださいました(麻薬ではないけど麻薬のようお薬だそうです)その夜、それを一粒飲んで眠りましたら膝は痛まず、ぐっすり眠れて嬉しかったのですところが、トラムセツトを飲んだ結果翌朝から何度も吐いてしまいました水を飲んでも吐くのです先生に、このことを言いに行きましたらこの薬にはそのような副作用がありますと言われて吐き気止めの錠剤をもらいましたでも、夜になっても吐き気が恐ろしくてトラムセットを素直に飲む気になれませんどうしようか～と考えた末に包丁を持ち出して錠剤を半分に切りましたそして半分に切ったトラムセットと吐き気止めを一緒に飲んで、急いで寝てしまいましたよく眠れた翌朝は、吐き気はわずかです良し、シメシメ、これで行こうと思いました先生に、このことを報告しましたらトラムセットを半分に切るのはちょっとね～配合剤なので、半分にまんべんなく成分があるか???では、トラムセットと似たもので容量の少ないトラマールを使ってみますかと言われその上なおトラマールを半分に分けるように先生が薬局にお願いしてくれましたトラムセットが37・5mgですから半分にして約19mgトラマールは25mgそれで、トラマールも半分に切ってもらい効き方次第で、自分で判断して二つ飲んでも良いと言われました長い説明ですねそんなわけで昨日はトラマールの半分を飲みましたが痛みはなく、よく眠れて吐き気もナシです最初に飲んだトラムセットは37.5mg次の日のトラムセットは約18mg昨日のトラムセツト約13mgこれを見ると最初の約3分の1の量で十分効いたことになりますなににしろ膝の痛みが消えてとても楽々です今まで何人ものお医者さんのお世話になりましたが膝が痛いのは年を取ると普通みたいな扱いであまり力になってもらわなかったように感じていますが今の整形外科の先生は若くて親切で勉強家です私も、自分の膝のことをたいへん勉強させてもらいましたありがたいと思っています

  2014.12.17

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  今日の一冊は『手紙』　やっぱり大好き　漱石

  あんまり寒いので久しぶりに漱石全集を読み返そうと頑張っていましたらとても心惹かれるものを見つけました明治43年、修善寺温泉に滞在中の漱石は胃潰瘍で大吐血をして30分間も人事不省になり漱石危篤の電報が飛び交ったそうですその時に、たくさんの方に見舞ってもらった感謝の気持ちを永日小品、想い出す事などで著して病床で執筆されたそうですがその中に味わい深い短編の『手紙』があります漱石の家に、重吉という漱石曰く身内とも厄介者とも片の付かない青年が居ました大学に入ってからは他の場所に下宿をしますがそれでもしょっちゅう漱石宅にやってきて漱石夫人の遠縁の娘さんと顔見知りになりそして、このふたりに縁談が起こりましたこの結婚について娘さんの両親はただひとつ条件をつけます『道楽をしない保障がほしい』漱石の目に映る重吉には道楽くさいという面はまるでなかったので大丈夫と請け合いますあるとき、青年の住む町を訪れた漱石は留守中の青年の部屋に坐して一通の手紙を見つけましたここからの展開が漱石らしいところですたいして特徴のなかったモノクロの青年の重吉がいきなり総天然色となって見えてきます漱石の短命がとても惜しいです今なら胃潰瘍で亡くなることはなかったでしょうに

  2014.12.13

• 選挙に行ってきました

  はじめて不在者投票をしてみました場所は市役所の7階の広い部屋でしたたくさんの方たちが投票に来ておられていつもは広々として余裕のある駐車場も満員でへんな言い方ですが真面目な雰囲気ながら賑わっていました頑なに決められた日に、決められた場所でなくても権利であり義務でもある投票が出来るのですね以前からもっと柔軟に考えれば良かったと思いましたさぁ～　どんな結果になるのでしょう投票をすると結果が気になります皆さま、どうか棄権などされませんようにと念じます

  2014.12.10

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  今日の一冊は　『雛を飾る』細見貞子さん箸

  101歳のお母さまを見送られご主人と娘さんを病気で亡くされた悲しみを短歌に託して耐え抜きこの度、出版の運びとなられましたので拝読してみました『ふるさとへ向かう車窓に見る雪の一駅ごとに深くなりゆく』『真夜中にベルなりわたり受話器を取れば義姉は短く母の訃を告ぐ』『今年にて年賀を失礼するという乱れし文字の友の賀状は』『旅支度せんと母にふれし瞬その冷たさが母娘へだてる』少ない言葉が想像を広げて状況が目に浮かびます短歌の魅力に引きつけられました

  2014.12.05

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  今日のおすすめ映画　『クレアモントホテル』

  監督 ダン・アイアランド出演 ジョーン・プロウライトルパート・フレンドアンナ・マッセイゾーイ・タッパーロバート・ラング夫に先立たれた老婦人サラは娘の保護を避けて自立した生活を送るためこの長期滞在型のクレアモントホテルにやって来ましたずっと、誰かの妻であり誰かの母であり誰かの娘だったサラは今度は自分自身のために生きることにしたのです血の繋がりは心強いものですが避けがたい大きな束縛でもありますから解放されたい気持ちは良くわかりますジョーン・プロウライトは品のある老婦人をとても愛らしく演じていて私もこんなおばあさんになりたいと思いましたふとした縁で孫のように仲良くなった青年をルパート・フレンドが演じていますがそれはそれは清々しく若さと清潔さに輝いています今日は良い映画に出会えて幸せでした

  2014.11.30

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  冬支度の自然界

  もうすぐ、12月ですが暖かな日差しで散歩が楽しいです近くの山々は見渡す限り衣替えをしたように冬支度とても美しいです自然にひき比べ人間界は選挙支度で大わらわピンポンの音に呼ばれて出てみると「⚪️⚪️党の××をお願いします」と顔見知りの方戸別訪問は良いのかな〜ジジババふたりと、インコは意味の有るような無いようなお喋りをしながら甘酒を作って呑みましたどなた様もお元気ですようにお幸せですようにとただ祈りを込めて日々を暮らしています

  2014.11.29

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  ハッピー・バースディ

  人生最大の栄光は、1度も転ばないことではなく転ぶたびに立ちあがるあことにある大切なのは何が起こったかということよりもそれをどのように受け止めるかということだ明日、誕生日を迎える大切なひとに上のネルソン・マンデラの言葉を贈ります ピーは、もうひとつ、私の口癖を覚えました""" さぶいな～　"""　です

  2014.11.17

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  今日の一冊は　『破裂』久坂部羊さん箸

  むエリートの心臓外科医の香村は心臓病を治す画期的な研究のペプタイド療法に心血を注いでいますがこの研究には致命的な欠陥があり突然死の副作用が起こることが判明しています一方、厚生省のマキャヴァリと言われる佐久間は日本は凄まじい勢いで老人国になりつつあり高齢者医療費と介護保険費用で国が危機的状況にあるのは何故かと考えそれは、無統制に進歩した医療のせいだと思います佐久間は考えます老人を減らせばすべての問題は解決する老人を減らすためにペプタイド療法を利用しようと画策し上司の弱点を掴んでいる佐久間は暴走します高齢者医療費と介護保険費用の高額なのはほんとうに身近に思えますし安楽死の報道にも心揺れます非常に身につまされました大学病院や医師の世界の醜さにはゾッ!とします

  2014.11.12

• セキセイインコの羽切り

  ４月生まれのピーは、順調に育ってひとまわり大きくなったようです胸のあたりも、むっちり太ってものすごく飛び回るようになりました飛び回るのは良いのですがどこに行ったかわからなくなったり頭の上をビュンビュン飛んだりしてどうも、困ってしまうこともありしばらく悩んだのですが風切り羽を切ることにしましたなにも知らずに抱かれているのにごめんね〜と言いながら思い切って切りましたなにか辛い今日でした

  2014.11.09

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  　　『ハリウッドと日本をつなぐ』 すばらしく楽しい一冊

  この頃、本を読むのスピードが遅くなってきました途中で嫌になって、ほりだしてしまったのもあり読書力が衰えたのを残念に思っていたところこの本に出会って、本を読む楽しさが復活しました著者の奈良橋陽子さんはキャスティング・ディレクターが本職ですが演出家、監督、作詞家、プロデューサーと幅広い活躍をされていて、お話がすごく楽しいのですガンダーラ、銀河鉄道999の作詞をされたと聞いてビックリ!キャスティング・ディレクターとは、『ローマの休日』の、オードリー・ヘップバーン『卒業の』の、ダスティン・ホフマン『めぐり逢えたら』の、メグ・ライアン『アラバマ物語』の、グレゴリー・ペック監督やプロデューサーの依頼でこのような絶妙なキャスティングをする仕事だそうで著者が手掛けられた映画には『ヒマラヤ杉に降る雪』の、工藤夕貴『ラスト・サムライ』の、渡辺謙と、真田広之、中村七之助、小雪侍役は400人以上もオーデションしたそうです『SAYURI』は、どうしてチャン・ツィイーなのか『バベル』の、菊池凜子『終戦のエンペラー』の、片岡孝太郎『マッサン』の、シャーロット・ケイト・フォックス等々スゴイ作品があり、驚きましたアメリカには全米キャスティング協会というものがあるそうですさすがに日本とは違うのですねオーデションとはどんなものかマネージメントとエージェントの違いについて脚本の翻訳の難しさについてトム・クルーズの人間性について知らなかった映画製作の裏側がたくさんわかってとっても、楽しかった一冊です

  2014.11.06

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