詩と映画と日記

[最近の気に入りの本] カテゴリの記事

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• 徒然草より心に沁みることば

  死は前より来らず かねて後ろに迫れり 人皆死あることを知りて 待つことも急ならざるに 覚えずして来る 沖の干潟遥かなれども 磯より潮の満つるが如し 　　　　　兼好法師

  2021.01.21

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  山田風太郎さんの『人間臨終図鑑』

  今日は変形性膝関節症の為、整形外科の受診 2009年に左膝の手術は受けましたが 右膝は様子を見ましょうの段階ですので 毎月１回診察を受けています 最近では、寒さのせいも有るでしょうが 歩くのが、遅くなり、痛くなり こんな筈ではなかったのにと思います 多発筋痛症と重なっているので 膝の裏、その他、痛む箇所が多く難儀です 最近「あと千回の晩飯』山田風太郎さん著を読んで以来山田風太郎さんに凝っていまして 『人間臨終図鑑』　上、下巻 今日、これをゲットしました 楽しみに読みます 気に入りそうな本を手にして こいつは春から縁起が良いやと思っています

  2021.01.04

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  『巌窟王』

  アレクサンドル・デュマの原作 《モンテ・クリスト伯》 　黒岩涙香翻訳 こどもの頃に熱中した本ですが 懐かしくて探しました でも文庫本しかないので諦めかけていましたが、やっと単行本を探し当てました エドモン、ダンテスが、團友太郎 ダングラールが、段倉　 全ての名前がこのような日本名になっているのがちょっと馴染みにくいですが、物語は変わりないようですので、楽しみに読み始めています 昔のように気持ち若返って読めたらと 自粛の暑い毎日に ぼつぼつと楽しみに読むことにします

  2020.08.02

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  愛読書『イリアス』

  スコットランド民謡のバグパイプに浸りながら 『イリアス』を読んでいます クリュセイス ヘレネ アンドロマケ ヘクトル アキレウス オデッセウス パトロクロス アイアス アガメムノン プリアモス トロイの王子が、スパルタの王妃ヘレネを 奪い去ったことが発端で、10年間に及ぶ トロイとギリシャの戦争がおこりました ホーマー作の古代の英雄たちの物語が元です 映画化は『トロイ』 古くは『トロイのヘレン』があります たくさんの冒険と闘いと逸話があります 閉じ込められた日々に飽きて読みました 　

  2020.07.02

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  『山中静夫氏の尊厳死』

  10年ほど以前に とても気に入ってたくさん読んでいた 南木佳士さんの作品の中からの気に入りを もう一度読んでみました 末期癌で余命僅かとなった患者と 医師の真摯な心の繋がり 患者が亡くなっていく姿を見るたびに エネルギーを吸い取られていく医師の苦悩 「苦しまずに死なせてください」と頼んだ 患者の願いと家族の想いと医師としての責任 医師である著者ならではの経験からなる 心痛む名著だと思います

  2020.04.12

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  面白過ぎます『昆虫学者はやめられない』

  きのう入手したてのこの本が 面白くて愉快で、読むのをやめられません 小松　貴さんのお名前は知っていたのですが まぁ、楽しいこと、よっぽどの虫好きさんと 笑えます 昔々こどもの頃、難しいのに夢中になって読んだ『ファーブル昆虫記』を思い出します 気に入りの本に出逢う幸せを味わっています

  2020.02.17

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  久しぶりにワクワクしています

  目が衰え、根気も失せて 最近では、読書の時間がすっかり減りました 先日、塩野七生さんの 『フリードリッヒ　二世の生涯』 この本を見つけて、たまらなく嬉しく 読みはじめました 本を置くのが惜しいほど楽しみで ぐんぐん読み進んでいます こんなに楽しいのはずいぶん久しぶりです 読書の喜びが復活しました

  2020.01.27

• 『みおつくし料理帖』高田郁さん著

  数年前に読んだ『みおつくし料理帖』が 映画化されるとのことで、楽しみです 昨日は、テレビでスペシャル版を見ましたが 大阪と江戸の料理の仕方や食べものの好みの違いなど、へぇ〜と面白く、高田郁さんの 料理の知識と丁寧な時代考証が興味深く 映画が待たれます

  2019.12.15

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  愛読書を読む「イーリアス物語』

  最近は根気が衰えて新しい本に向かう気力が無いので、せめて気楽に読める愛読書をと 少しずつ朝の時間に読むことにしています 今朝はアイアースとヘクトールの闘いの場面で、ふたりの勇者がお互いに躍りかかっていくところで、ワクワクします 毎日少し散歩をして、本を読んで、映画も見て、頑固さんと、孫娘と語らい 死ぬってどう言うことかしらと考えます なにしろ、いっぺんも、死んだ経験がないので、嫌ではないけど不安です

  2019.12.08

• 吉川英治『太閤記』

  ふと思い出して 『太閤記』を読み返しています 面白くてワクワクします 若い頃に読んで感じたこととは 又違った味わいがあります 猿のような顔をして 小男で非力 貧しい生まれ なんの取り柄もない秀吉が 苦労を厭わず知恵を磨いて ひと足ずつ登っていく有様に 引き込まれて応援してしまいます 楽しいです

  2019.09.12

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  漱石『幻影の盾』

  横になってばかりいては体力が弱るので、座って、電子辞書を読んでいます 今朝は『幻影の盾』夏目漱石著 激しくも純な恋が描かれています この物語の中で、作者の漱石は、人生への自分の思いを吐露しています 100年の齢いは目出度くも有難い然しちと退屈じゃ。 楽しみも多かろうが憂も長かろう。 水臭いビールを日毎に浴びるより、舌を焼く酒精を半滴味わう方が手間がかからぬ。 私もそう思います 100年生きるのは長過ぎます

  2019.08.08

• 樋口一葉の『にごりえ』

  驚きます電子辞書 試しに日本文学の中を探しましたら ありました、有りました 『にごりえ』 貧しさの中で結核に侵され 24歳の若さで亡くなった樋口一葉 本当に惜しい天才です 一生懸命に読みました この時代の女性の暮らしを考えると 今の自分がどんなに幸せかと ありがたく思えます

  2019.05.27

• シュリーマン旅行記

  『イーリアス』 『オデッセイ』 私も若い頃から今まで何度も読んだ ホメーロスの有名な抒情詩ですが 考古学者のシュリーマンは ホメーロスの描写を事実と信じて熱中 ついに伝説の都市トロイを発掘しました その考古学者のシュリーマンの処女作で 150年ほど前の中国の様子が生き生と語られていて、非常に興味深く驚きます

  2019.03.10

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