映画『92歳のパリジェンヌ』と、痛みの3ヶ月
『92歳のパリジェンヌ』この映画は、元フランスの首相を務めた方のお母さんの実話だそうです体力も気力も衰えた母が人生を終えようと計画して家族に私は何月何日に逝きますと宣言します娘は苦しみながらも理解しますが、とても哀しみます息子は母の自死を認めることが出来ずに怒り混乱します私は、映画を観ながら、同感することが多かったです###################################3月のはじめのある日突然、太腿の後ろが突っ張って道路へ出る10mの坂道が登れなくなりました尾骶骨が痛み太腿の前も後ろも筋肉が棒のようにカチカチ両腕の肘と肩の付け根両方のお尻日に日に体中の痛みが増してきました持病の変形性膝関節症のせいでしょうとお医者さんは言われ、私もそうかと思いましたけどそのころ、頑固さんは手術をして入院中でしたしすぐには私まで入院することは出来にくく我慢していましたでも、あまりにも痛すぎました腕は上に伸ばせず脚は棒のようで、かがむことすら出来ません夜は痛みで眠りにくく、寝返りがとても困難昼間は一歩一歩ゆっくり歩くのが精いっぱい買物もネットスーパーで済ませたりしながらなんとか家事をしていました5月になり、いろいろな問題も片付いたので辛抱も限界だと思い膝の手術を決心しました入院と手術の日が決まりいろいろと検査をしたところ以外なことに血液と肺に問題がありました血液中の炎症反応が異常に高い数値肺には2ヶ所に影が見えるということで膝の手術は、当分中止になりました血液の再検査の結果リューマチはマイナスでしたがやはり炎症反応が異常な高さで先生は、リューマチ性多発筋痛症の疑いありと診断されてステロイドが処方されました10ミリのステロイドをはじめて服用した日2時間ほどで、少し痛みが楽になりました2日目の朝いつもの朝のように唸らずに起きることが出来ました着替えもわりと楽に出来て部屋のなかが歩き易くなりましたしトイレで立ち上がれなくなる恐怖が消え痛みは2割がた楽になった感じでした3日目、少し手を上に伸ばせて腰を屈めることが出来ましたうれしかったですステロイドを服用して今日で5日目ですが歩きやすくなりました痛みは半減したように思います明後日から2泊3日の入院で肺の気管支鏡検査をします人生が終わるのは、ちっとも厭ではないですし怖くもないですけど痛いことやシンドイことはご免ですまぁ~大好きな映画と漱石先生を思ってがんばります