サンセット・ブールバード
子どもの頃のある時、家に月めくりのフォトカレンダーがあったんですが、それは各月ごとにアメリカの風景写真が楽しめるというモノだったんです。そのカレンダーの12月の風景写真が自分には印象的で、それは車のフロントガラスに反射して見える美しい夕焼けの空を写した写真だったんです。夕陽が水平線に沈んでしばらく後の空なのか、水平線近くの空の色がオレンジで上に行くにしたがってブルーになるそのグラデーションの美しさと言ったら・・・。写真の右下を見ると、サンセット・ブールバードってお題が書いてありまして。ブルーバードなら「青い鳥(BLUE BIRD)」って分かるけど、ブールバードってなんだろう?当時はインターネットが存在してなくて家で調べられる範囲では分からず、後日、図書館に行って調べたらブールバードはフランス語の「ブールバール」(通り:ストリートの意味)の英語読みのことで、サンセット・ブールバード(The Sunset Boulevard)とはロサンゼルスにある、美しい夕景がおがめることで有名なストリートの名称だったんです。図書館で見た説明文だけを見て(サンセット・ブールバードか。 いつか行って実際に見てみたいな~)なんて遠い空に思いをはせてみたりして。読谷村にて。18.Jan.2009そんな昔の事を思い出すサンセットでした。