べるぜバブ『嫉妬』第5話
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 「あ~、ああっ、イク。ほどいて。あっ、もうダメ。ああ~」 腰を振り乱して喘ぐ古市に夏目は 「そんなにイキたい?じゃあ、解いてやるよ。」 と言った。夏目が包帯を解くと、 「あっ。ああっ。あああ~」 古市は声を上げてあっけなく果てた。夏目は呆れたように 笑うと、古市にキスをした。ねっとりと舌を絡ませて、 イッたばかりの敏感な身体の中に欲望を放出した。 古市の身体は果ててもまだ快楽を求めているかのように 萎えることなく、酔いしれたように濡れていた。古市は長い ディープキスの後、ガラガラッと音がした方向に視線をやった。 教室の入口に息を切らして駆けつけた男鹿が立っていた。 「意外と早かったね。ひょっとして、送信する前から探してた?」 夏目が顔面蒼白になった古市を膝の上から退かして、 男鹿に聞いた。 「当たり前だ。古市を返せ。」 鋭い目つきで睨む男鹿に夏目は 「そう簡単に返すわけにはいかないな。」 と言って、ナイフを古市の顔に押し当てた。 「この可愛い顔に傷をつけたくないなら、言う事を聞きな。」 すると、ナイフに怯えた古市は泣き出して、 「男鹿、助けてくれ。」 と、懇願した。自分のいやらしい姿を男鹿に見られて、古市は 軽いパニックを起こしたのだろう。男の膝の上で腰を振る淫らな 自分はなかったことにしたいと思ったのか突然殺されかけた 被害者のように助けを求めて泣き出したのだった。 「分かった。言う事をきくから、古市を放せ。」 「随分と物分りが良いようだな。男鹿。」 夏目はニヤッと笑って、こう言った。 「お前が古市の代わりになるなら、古市を放してやる。 お前は愛する者の為に自分を犠牲にすることができるか? もちろん、たった一回だけで許してやるよ。お前が大人しく 抱かれたら、二度と古市には手を出さないって約束する。 どうだ?この条件が呑めるか?できないなら、かかって来いよ。 その代わり、お前が俺を殴る前に古市の顔はナイフで 切らせてもらう。どちらにするかはお前が今、決めろ。」 (続く) べるぜバブTCG スターター Vol.1 パック[コナミ]《発売済・在庫品》価格:1,140円(税込、送料別)