マリリンモンローのキュートさを秘めた赤(トレンサム ピノノワール・クラシック)
今日はセクシー路線? 世の中、期待どおりにいくとは限らないのね 期待か~、まずいな~。一応このブログ、ワインブログでもあるからそろそろワインコメントをちゃんと入れておかないと、「最近、さぼってね?」というクレームが各方面から出そう・・・。はいはい、かもさないよ、コメントね というわけで久々、今年初のワインコメント。でもコメントがたまっているから、これは昨年飲んだもの。12/1に飲んだオーストラリアの赤。 お馴染みの姉男が自分内で繰り広げるキャンペーンの一環で購入した、「2000円以下旨安ピノ選手権」用。(注:姉男はワインに関しては、 常に人知れず「自分内キャンペーン」で何かしらテーマを持って ワインを飲んでマス)。 で、今回のワインはコチラ。 Trentham Pinot Noir (トレンサム ピノ・ノワール(クラシック))一般的に濃いめのものも多いオーストラリアのピノの割にはカリフォルニアっぽい濃さもあり、ニュージーランドの果実味のフルーティさもあり、ブルゴーニュっぽいキレイな酸もある。世界のピノ・ノワールの味の対比については姉男の過去のブログ参照 こちら 生産ワイナリーは1988年設立の「トレンサム」。オーナーはアンソニー・マーフィー氏 こちらのワイナリーは比較的新しいものの、実はオーナーのファミリー(マーフィー家)は3世代100年以上続くブドウ栽培一家。1909年にオーストラリアのMerbeinに初めて畑を開墾したパイオニア。1960年にニュー・サウス・ウェールズ州内の南西、トレンサム・クリフと呼ばれる地区に移り、1984年に少量ながらも初めて自らの元詰めワインを試作。で、1988年にようやくワイナリーを正式オープンさせたという歴史があるのです。ワイナリーの場所は・・・自社畑は46ha。ニュー・サウス・ウェールズ州 マレー・ダーリング地区の自社畑 今回のワイン「クラシック」シリーズは、自社畑のブドウと契約栽培農家のブドウから醸造されたもの。※ちなみにピノ・ノワールはこの「クラシック」のほかに上級ラインとして、ヴィクトリア州のモーニングトン・ペニンシュラという地域で栽培されたもの(商品名も同じモーニングトン・ペニンシュラ・ピノノワール)もあり。 以下詳細●Trentham Pinot Noir (トレンサム ピノ・ノワール(クラシック)) 収穫年:2010年 生産国:オーストラリア 生産地:ニュー・サウス・ウェールズ州 マレー・ダーリング 生産者:トレンサム・エステート 輸入元:(株)kpオーチャード 購入店:ワインショップ・フジイ 購入価格:1350円 アルコール:13.5% ブドウ品種:ピノ・ノワール100% 色:濃縮感のある濃いルージュ。 粘性~中。テリあり。香り:カシスリキュール、チェリーリキュール、ラズベリージャム、梅ジャム、コーヒー、生肉、丁子などのスパイス、たまり醤油など。チェリーの甘やかな果実香と香ばしいコーヒーの風味が豊か。ブルゴーニュ用のグラスに移してやると、芳香性が増し、ブラックチェリー果肉の弾むような香りと赤いバラ、動物的なニュアンスが増し、若々しいヴォーヌロマネのような官能的で躍動感のあるイイ香り。かもしのおかげ味わい:なめらかな口当たり。ミディアムで辛口。香りと同様に、凝縮感ある完熟チェリーやプラム、ラズベリージャムなどの甘やかな果実味。ただ、土台にしっかりした酸があり、中盤からさわやかさと上品さある味わいに。タンニンは柔らかく、バランスがイイ。飲みこんだ後はエスプレッソの風味がたなびいて消える余韻は長め。華やかで官能を秘めながら、どこか弾むようなさわやかさもある・・・マリリンモンローの若いころみたいなワイン。 この味わいを(フランス)ブルゴーニュに求めたら、2~3倍の値段はしそう。とってもコスパのいいワイン!合わせたのは焼き肉。ラム以外の鳥や豚とはもちろん相性良し このワイン、マリリン以外でもシャーリーズ・セロンのこんな感じのイメージもあるんだな~。溢れすぎないキュートな色気のあるワイン!2010年と若いながらも早飲みできるし、デイリー価格でスクリューキャップだから気軽に満足感あるピノが味わえるので、おススメ! \私もマリリンやセロンには負けてないわよ/ くいくい 足跡がわりにぽちぽちっとどぞお願いします