まだまだ じゃじゃ馬な赤(テラ・ノブレ・レゼルバ・ピノ・ノワール)
ボージョレー・ヌーヴォー? そこまでたどりつけません・・・ なんせ、遅れに遅れているワインコメント。先週の時点で1週間遅れが、イマ10日遅れ。コレ油断すると2年分たまります・・・。 うそじゃありません(姉男はワインを飲むと、必ずテイスティング・ノートをつけ、 一応の分類をして味を覚えるようにしています が過去に超多忙になった際、ノートだけをつけて満足していたら全く味を覚えてないばかりか、以前飲んだことも忘れ同じの何本も買っていて、2年間涙したことアリ) あわわ、あまり興味のない方にとってはどうでもいい事かもしれませんが・・・世界には飲みきれないほどの種類のワインがあるので、できれば全部を味わいつくしたい!と、なるべく毎日違うワインを飲むことがモットー。「これをリピしたい! 」と明確な意思がないままに同じのを買うと、自分内詐欺にあった思いがしてトッテモ悔しいのデス。ハイ さてさて、このワインは11/6に飲んだもの。これ、9月に楽天でレビューしたけれど、抜栓したので味のご報告。本来なら抜栓には早いが、何となく開けてしまったテラ・ノブレ・レゼルバ・ピノ・ノワール 2011姉男の行う、自分内キャンペーン「チリのピノ見直しキャンペーン」の一環で購入したもの。チリの真ん中より少し上に位置する、カサブランカ・ヴァレーで生産されたピノ・ノワール。生産者はテラ・ノブレ。1000円以下のお手軽シリーズ(ヴァラエタルシリーズ)の赤ワインや白ワインも作っている生産者。生産地や生産者の詳しい説明・画像は姉男の過去のブログでこちら 以下詳細●Terra Noble RESERVA Pinot Noir (テラ・ノブレ レゼルバ・ピノ・ノワール) 収穫年:2011年 生産国:チリ(アコンカグア地方) 格 付:D.O.カサブランカ・ヴァレー 生産者:テラ・ノブレ(Terra Noble) 輸入元:(株)飯田 購入店:うきうきワインの玉手箱 購入価格:1029円 アルコール:13.5% ブドウ品種:ピノ・ノワール85%、シラー15% (ステンレス熟成)コチラで買えますテラノブレ・レゼルバ・ピノ・ノワール[2011]年・D.O.カサブランカ・ヴァレー(ノン・オーク)(ピノ・ノワール85%、シラー15%)(V2359)Terra Noble Reserva Pinot Noir [2011] Valle de Casablanca色:輝きある紫がかったルビー。 粘性~中の上香り:チェリー、プラム、茶色い茎、煙、魚の焦げ、肉、ベーコン、丁子やカルダモン、黒コショウ系のスパイス、卵系のタンパク質、夏の草むらチェリーやプラムの甘やかな完熟果実中心で蒸れた草むらの香りと、薫香が絡む。ステンレス熟成のハズなのに、シラー種を混ぜているためか樽由来の焦げた香りが混じる不思議。味わい:フレッシュでやや凝縮感のあるブラックチェリー系の果実味。酸が太めで果実味にフレッシュさも加わり、ジャミーさはない。口あたりはなめらかだが、アルコールのホット感や焦げた板の風味も前面に出てきて、まだまだ馴染んでいない印象。タンニンはやわらか。3日目で、ようやくアルコール感と煙感がやわらぎ、果実味とのバランスがとれ、とても楽しめるものに。たった15%しか入っていないのに、かなりシラーの存在感も大きいしっかりめの味わい。ボディはミディアムアッパー、辛口で余韻ややあり。 コレに合わせたのはベーコンとピーマン、キャベツを甜麺醤で回鍋肉風にしたもの。全体に少し甘めの味付けがワインの酸味を引き立て、ベーコンの旨みがふくらむ味に。やはりワインと共通する薫香が好相性。他に合わせたホエー放牧豚のハンバーグはソースがフォンとケチャップ系の弱いものだったのでワインに負けたもう少し、力強い肉か炭火で焼いた感じがほしいところ。思っていた通り、あと1年くらい先か今開けるなら、3日目くらいが美味しい。ステンレス熟成だから、もう少し線の細さをイメージしていたら、笑顔が豪快な下町じゃじゃ馬娘、といった印象だった! 足跡がわりにぽちぽちっとどぞお願いします